妻の望みは………貞操逆転世界

クロハナ

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9日目/運命の面会前の………

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※※※永島薫※※※5:30※※※


「クッ、夢にまで出てくるか………あの筋肉……男の癖に…」


枕が鼻血で染まっていた。





※※※山内彩芽※※※6:00※※※


端末のアラームがあと1分で鳴る………いつもの朝の目覚まし。普段はアラームの音が出るまで寝ているけど今日は違う。


今日は待ちにまった面会の日。


あの時は夢の人と思ったけど、時間が経つにつれて他人の空似だったんじゃないかってちょっと不安。


それに私が知っている彼は最後に夢に出てきた時は40代半ばぐらいだったのに、公園で見つけた時は20歳ぐらいに見えた。


もしかして私の知っている彼の10年の生活の記憶はないのかも………でも私は知っている。彼が好きな唐揚げの作り方、好きな色、優しい所に嫌いな事、ネコが好きな事、泳ぎが苦手な事、あとエッチな事………(ポッ)


私も彼と夢の中のように仲良くなりたい。

何度も夢の中で微笑みを見せてくれていたけど、あれは私にじゃないのはわかっている。私にも微笑んで欲しい………


今日彼と会って話をすれば叶うかもしれないし、叶わないとしても夢の事が何かわかるかも。


朝から面会の時間が待ち遠しい。


「お見舞いに唐揚げはダメかな?」


後でお母さんに聞いてみよっと…






※※※遠野恵子※※※7:00※※※


壁に貼られた計画書を見ながら


「指示は出した………昨日の夜に………看護婦に………5万で申込書を…………テーブルの目立つ所に………優輝君の性格なら………今日書く………遂に念願の………今日から始まる………予定通りに進めなければ………邪魔する奴は………消す………次は………」






※※※三神優子※※※8:00※※※


ランニングウェアに着替え


「目標体重マイナス5キロ!」


アパートから鈴鳴警察署まで走り始めた。





※※※鈴鳴麗子※※※9:00※※※


「うっ!もう朝か。また徹夜してしまったか………やはり生殖器だけの強化は無理があるか………副作用で精神に異常が出ては………待てよ!副作用を利用すれば………」






※※※井川直子※※※10:30※※※


「全く、山内さんの面会の事忘れて病院に連絡してないって………忙しかったからもあるけど、三神さんしっかりしてくださいよね。」


と、代わりに連絡をしていた。





※※※岡崎静子※※※12:00※※※


「あらあら………いい天気ね~♪」




※※※山内彩芽※※※14:00※※※



「お母さん!そろそろ行くよ~」


「何言ってるのまだ早いわよ。15分で着くんだから」


「だって渋滞してたら大変だし、工事で通行止めとか「大丈夫よ!お母さん毎日通ってるのよ」」

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