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第5章
第42話 ザジヴレーニイからの質問(3)
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「えっ?あんなことを言われて何も怒らずに許すの?こう言ってはなんだけどヴァイゼも含めて常識的な範囲であれば怒ってもいいのよ?」
僕のさっきの言葉を聞いた母上がそう聞いてきた。
そして僕のさっきの言葉に対して母上だけでなく父上やポリーティカー殿、アテナやクーストーディアそしてアテナやザジヴレーニイも僕をさっきとは別ベクトルで奇妙な生き物でも見るような目で見てきた。
いや……別に向こう目線からしてもたかが捨て子でしかない僕の名誉がいくら傷つこうがゲオールギアー家の名誉にはなんの傷も付かないだろう?
「いや?だって姉上やザジヴレーニイは特にゲオールギアー家に敵対してるわけでは無いんだから僕自身の敵を無駄に作る可能性があることをする必要ないでしょ?ゲオールギアー家の名誉の話なら元捨て子の僕の名誉がいくら傷付こうがゲオールギアー家の名誉は傷一つ付かないだろう?それに今回のことで神の加護持ちや神の使徒の名誉が傷つくことは無いだろう?正直な話……………今回に限っていうのならザジヴレーニイや姉上の言動は道徳的な話であれば正しいと思うけど?まぁだから神の加護持ちや神の使徒の名誉を傷つけるわけでは無いから正直僕も今後、共和国の内通者へどう対応していったらいいのか考えないといけないからそれどころでもないですし……いや本当に……許すとか許さないとかじゃなくて、へー……君や君らは今回の話聞いてそう思ったたんだ……っていう程度でしかないし……正直な話父上や母上が僕に何かを期待してるのなら勘弁してほしい……内通者の件で死ぬ可能性があるのは正直な話僕だけだし……それにあんまり良くない状況になってもポリーティカー殿やアテナ、クーストーディアに父上や母上、お祖父様にあとフェルテ様もたしかに多少面倒なことになっても死ぬことは無いはずだからさ?本当に教育としてよくわからないことを教えてくるのはやめてほしい……自分の命掛け金にして行動するのはやめろとかさ………本当にそんな理由のわからないこと言い続けられる僕の身にもなってよ?ねぇ?皆もそう思うでしょ?………僕みたいな無価値な命を賭けることによって大切な人を救えるかも知れないんだからさー………(まぁそれに話せないが自分勝手で一方的な罪滅ぼしでもあるからさ……)」
その言葉にまた皆が悲痛そうな顔をした……皆視点ではまだ四歳の子供がこんなこと言ってんだからつらい気持ちになるかも知れないけどさ……僕からすれば前世含めれば二十一歳のいい年の大人が勝手に自己犠牲をしようとしてるだけなんだしほっとけばいいのにと思うんだけど……まぁ今生ではまだ四歳の子供だし無理か……しかし毎回思うんだがなぜ前世の僕のこと知ってるはずのクーストーディアまであんなに悲痛そうな表情をするんだろう?最初は演技かなにかだと思っていたが本心からあんな表情をしてるって知った時は心底驚いたよ………。しかし毎回思うんだがすっごい悲痛そうな表情してるなこの人ら……。
「ねぇ?アレス?もうそんな自分なんてみたいなことを言ったり死に急ぐような真似はやめて?もしかしたらそうしなければならない時が来るかも知れないけど……少なくとも今貴方が考えるべきことではないわ?」
母上はそう言ってきたが全く理解できない……頭では理解してるつもりなんだよ?ただ……心がそれを納得することを拒む……もしかしたら変わる必要性があるのかも知れないが……どうしたら僕自身が変われるのか……本当に……僕にはわからないんだ………。
「申し訳ありません……母上……頑張ってみたんです……頑張ってみたんですが……僕は…これ以外にどう生きればいいかわからないんです……」
なぜその言葉が僕の口から出てきたか本当にわからない……さっきも言ったが今までと変わらない方が大切な人を守れる可能性がより高まるはずだ………なのになぜ僕は………。
「そう……わかったわ………この話は終わりにしましょう。ポリーティカー?アテナ?クーストーディアさん?アレスのこと任せていい?」
僕の反応を見た後そう母上が言った。
「はい、わかりました……姉上……」
そう困惑したような声でポリーティカー殿が母上の言葉を了承した。
「わかったわ、姉上」
そうアテナが母上の言葉を了承した。
「はい……わかりました……デメテル様……アレス様のことはお任せください……」
そうクーストーディアが母上の言葉を了承した。
「アレスが良いと言ってるし怒りはしないけどザジヴレーニイとヴァイゼは少し私の部屋に来て?こんな感じでどう?あなた?」
そう母上が姉上とザジヴレーニイそして父上に言った。
「はい、わかりました……」
母上の言葉にそうザジヴレーニイは答えた。
「………はい……わかりました……」
母上の言葉に姉上はそう答えた。
「………あぁ……わかった……、話には聞いていたがアレスの精神状態がここまでひどい状況だったとは……」
母上の言葉に父上はそう答えた。
「四ヶ月くらい前のアレスの精神状態はもっと酷かったのよ……少なくとも四ヶ月前であれば私のあの言葉に心底理解できないと言いたげな表情をしながらだんまりしていたと思うわ……」
そんな話をしながら姉上とザジヴレーニイそれから母上と父上は僕の部屋を出ていった。
僕のさっきの言葉を聞いた母上がそう聞いてきた。
そして僕のさっきの言葉に対して母上だけでなく父上やポリーティカー殿、アテナやクーストーディアそしてアテナやザジヴレーニイも僕をさっきとは別ベクトルで奇妙な生き物でも見るような目で見てきた。
いや……別に向こう目線からしてもたかが捨て子でしかない僕の名誉がいくら傷つこうがゲオールギアー家の名誉にはなんの傷も付かないだろう?
「いや?だって姉上やザジヴレーニイは特にゲオールギアー家に敵対してるわけでは無いんだから僕自身の敵を無駄に作る可能性があることをする必要ないでしょ?ゲオールギアー家の名誉の話なら元捨て子の僕の名誉がいくら傷付こうがゲオールギアー家の名誉は傷一つ付かないだろう?それに今回のことで神の加護持ちや神の使徒の名誉が傷つくことは無いだろう?正直な話……………今回に限っていうのならザジヴレーニイや姉上の言動は道徳的な話であれば正しいと思うけど?まぁだから神の加護持ちや神の使徒の名誉を傷つけるわけでは無いから正直僕も今後、共和国の内通者へどう対応していったらいいのか考えないといけないからそれどころでもないですし……いや本当に……許すとか許さないとかじゃなくて、へー……君や君らは今回の話聞いてそう思ったたんだ……っていう程度でしかないし……正直な話父上や母上が僕に何かを期待してるのなら勘弁してほしい……内通者の件で死ぬ可能性があるのは正直な話僕だけだし……それにあんまり良くない状況になってもポリーティカー殿やアテナ、クーストーディアに父上や母上、お祖父様にあとフェルテ様もたしかに多少面倒なことになっても死ぬことは無いはずだからさ?本当に教育としてよくわからないことを教えてくるのはやめてほしい……自分の命掛け金にして行動するのはやめろとかさ………本当にそんな理由のわからないこと言い続けられる僕の身にもなってよ?ねぇ?皆もそう思うでしょ?………僕みたいな無価値な命を賭けることによって大切な人を救えるかも知れないんだからさー………(まぁそれに話せないが自分勝手で一方的な罪滅ぼしでもあるからさ……)」
その言葉にまた皆が悲痛そうな顔をした……皆視点ではまだ四歳の子供がこんなこと言ってんだからつらい気持ちになるかも知れないけどさ……僕からすれば前世含めれば二十一歳のいい年の大人が勝手に自己犠牲をしようとしてるだけなんだしほっとけばいいのにと思うんだけど……まぁ今生ではまだ四歳の子供だし無理か……しかし毎回思うんだがなぜ前世の僕のこと知ってるはずのクーストーディアまであんなに悲痛そうな表情をするんだろう?最初は演技かなにかだと思っていたが本心からあんな表情をしてるって知った時は心底驚いたよ………。しかし毎回思うんだがすっごい悲痛そうな表情してるなこの人ら……。
「ねぇ?アレス?もうそんな自分なんてみたいなことを言ったり死に急ぐような真似はやめて?もしかしたらそうしなければならない時が来るかも知れないけど……少なくとも今貴方が考えるべきことではないわ?」
母上はそう言ってきたが全く理解できない……頭では理解してるつもりなんだよ?ただ……心がそれを納得することを拒む……もしかしたら変わる必要性があるのかも知れないが……どうしたら僕自身が変われるのか……本当に……僕にはわからないんだ………。
「申し訳ありません……母上……頑張ってみたんです……頑張ってみたんですが……僕は…これ以外にどう生きればいいかわからないんです……」
なぜその言葉が僕の口から出てきたか本当にわからない……さっきも言ったが今までと変わらない方が大切な人を守れる可能性がより高まるはずだ………なのになぜ僕は………。
「そう……わかったわ………この話は終わりにしましょう。ポリーティカー?アテナ?クーストーディアさん?アレスのこと任せていい?」
僕の反応を見た後そう母上が言った。
「はい、わかりました……姉上……」
そう困惑したような声でポリーティカー殿が母上の言葉を了承した。
「わかったわ、姉上」
そうアテナが母上の言葉を了承した。
「はい……わかりました……デメテル様……アレス様のことはお任せください……」
そうクーストーディアが母上の言葉を了承した。
「アレスが良いと言ってるし怒りはしないけどザジヴレーニイとヴァイゼは少し私の部屋に来て?こんな感じでどう?あなた?」
そう母上が姉上とザジヴレーニイそして父上に言った。
「はい、わかりました……」
母上の言葉にそうザジヴレーニイは答えた。
「………はい……わかりました……」
母上の言葉に姉上はそう答えた。
「………あぁ……わかった……、話には聞いていたがアレスの精神状態がここまでひどい状況だったとは……」
母上の言葉に父上はそう答えた。
「四ヶ月くらい前のアレスの精神状態はもっと酷かったのよ……少なくとも四ヶ月前であれば私のあの言葉に心底理解できないと言いたげな表情をしながらだんまりしていたと思うわ……」
そんな話をしながら姉上とザジヴレーニイそれから母上と父上は僕の部屋を出ていった。
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