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第6章
第62話 夜会から屋敷に帰るまで
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今日の夜会で僕が魔王復活について話した件についてや公爵閣下からの質問について個人的に思うことを話していこうと思う。
まず僕が夜会の場で神や天使の今後の計画に反するだろう、魔王復活の話を夜会で話したことに関して思うのは、夜会前の時点では夜会が終わった後、自分が魔王復活を独断専行で話したことについてもう少し後悔や反省をするかな……とは思っていたが案外そういうことは全く無かったので少し驚いた……。
この話はさっき公爵閣下に話したこととも被るかもしれないが僕が魔王復活の件を勝手に話したことに関して後悔しなかった理由の一つは魔王復活の話を公爵閣下に話すにあたり相当な覚悟を持って挑んだからだと思う、それこそ今回の件で明確に僕が神々に目をつけられて殺害なり暗殺なりの対象になってもゲオールギアー家の人間やアテナそれからポリーティカー殿……ついでにクーストーディアが僕に巻き込まれない限り悔しさもなければ悔いもない……今はそんな心情だ……。
それこそ今回の件を話さなければ身も知らない弱者やゲオールギアー家の人間それにアテナやポリーティカー殿それから一応クーストーディアも魔王や魔族の侵攻でどうなるかもわからなかったのだから、急に魔王復活の話を暴露するみたいな神々が想定していないことをした方が邪神の意表を突くことになってもしかしたら結果として良い結果に繋がるだろうとも考えた……。
とはいえある意味、伸るか反るかのこの計画……というか行動はできることなら避けたほうがいいと思うんだけどね……。
まぁ今後も必要そうなら今回と同じような行動をしていただろうが……。
次に、公爵閣下の質問に関して思うことは、まぁぶっちゃけ公爵閣下からの質問が答えられない質問じゃなくてよかったな……そんな感じのことを今は思っている。
まぁ今回の僕の発言は公爵閣下に限らずだいたい皆いろいろと思うところはあっただろうがとはいえあれが僕の割と本音に近い部分だからね……仕方がないね……。
ただ真面目な話今回の件、完全に個人的なことを考えて行動をするのであればリスクリターンがあまりにあっていないことをしたよね……今となってもなんであんな愚かな行動をしたのか、感情的な部分以外では全く説明できないんだよね……論理的にあの件を話そうと思えばどうしても採算合わない……愚かな行動をしたとしか言えないないからね……まぁ愚かかどうかは置いておくにしても、今回の件で正義感のある人間からの印象が良くなったとしても僕個人の得がそれぐらいしか無いんだからあまりにも採算が合わない……。
この話を聞いた人の中にはゲオールギアー家の人間やアテナやポリーティカー殿それとクーストーディアが僕がこのままこの件を話さなかった場合受けるだろう被害が少しでも減ったんだから、それも今回この件を話したことにより僕が得たリターンだろうと思う人間もいるかもしれないが、これはあくまでゲオールギアー家の人間やアテナやポリーティカー殿それとクーストーディアが得たものであって、僕が得たリターンとは全く関係ないからの………。
とはいえ仮にこれを僕が得たリターンだとしてもリスクとはやはり釣り合っていないんだけどね……ぶっちゃけこの件に関して
神がどんな行動を起こすかわからない時点でどんなリターンがきても切れた神が僕ごとそのリターンも全てぶっ壊していく可能性もあるならね……。
まぁとにかくこの話はこのあたりで終了することにして次の話に話を進めよう……。次はなぜこんな行動を起こしたか?だったか?
………知らないよ……そんなこと…リスクリターンを考えればぶっちゃけ論外な選択肢を今回とったと自覚しているし……そもそも神が僕より優秀だろうのにそんな神の考え……というか行動を邪魔してよかったのかなんて僕が一番知りたいくらいだよ……。
それこそ僕が公爵閣下に魔王復活の件を言わなかった世界線の未来の教科書と、今日、夜会で僕が公爵閣下に魔王復活の件を話したこの世界の未来の教科書の両方を持ってきて比べてみない限り今回の僕の行動が良い行動だったかなんてわかるわけが無いだろう……それこそ未来やパラレルワールドなんて神でもわからないよ……もしわかるのなら神は僕の行動を妨害するなり神がこれとは違う行動なりしていただろう……。
まぁ神が人間の自主性を重んじていると言われればそこまでだがその場合神は人間の前に出てくるわけがないんだよな……。
まぁとにかく話を戻そう……今回なぜ僕があんな行動を起こしたか?知らないよそんなの……としか言いようがないよね……。
最後に僕の行動原理……か…なんなんだろうね……英雄に憧れていたから僕はあんな行動をとったと公爵閣下には話したが正確なところは僕にもわからないんだよね……それがわかるくらいなら僕はこんなに迷走したりしなかったよ……今回僕が魔王復活の件を公爵閣下に話した理由は……あんまり僕自身でも言語化できないからこそ僕の行動原理の自己理解はあまりできていないという証拠になるのだろう……まぁ事実、僕は自分の行動の行動原理をあまり理解できていないのだが……もしも自分の行動原理を自分で理解できている部分を言語化する場合、昔憧れた勇者や英雄……そんな人間になりたかった……それが今回の僕の行動原理に一番近い答えだろう……まぁ…どちらにせよ……僕は…自分の行動原理なんて……、………あぁ…思い出した……そういえば今回この話を公爵閣下に話そうと思った最初の理由はアテナの件の恩返しだった……なんでこんな大事なこと忘れてたんだろ……僕の精神安定上必要なことだったからか?まぁ仮にこの話を覚えていても公爵閣下含め誰にも話せなかっただろうけどね……。
今回僕がこの理由をとった主な理由は、王国上層部や教会上層部と顔を繋ぐためだしね……まぁあとどのタイミングで魔族共が動き出すかもわからなかったからさっさと魔王復活の件を暴露すべきだと思ったからくらいかな?
まぁ今回、僕が魔王復活の件を公爵閣下に話した理由はこんな感じだ……。
あぁ……あと…今回の夜会で僕が魔王復活について話した件についてや公爵閣下からの質問について個人的に思うことについての個人的に思うこともこんな感じだ……。
まぁただ一つ言うことがあるのなら、アテナの件の恩返しや、王国上層部や教会上層部と顔を繋ぐことが全部僕の予想通りの結果になっていたとしても、僕が被ることになるリスクの方があまりにも多いだろうがね……まぁそれを覚悟して魔王復活の件を公爵閣下に話したんだけどね……。
「………アレス?もしお前がヘンティル卿と話したいのたら、反乱加担者たちの処断が終わった後であれヘンティル卿を我が領に招待できると思うがどうする?」
考え事をしていたらお祖父様が僕にそう話しかけてきた。
「………はい、ヘンティル卿と話してみたいのでヘンティル卿をゲオールギアー家に招待できるのなら招待してほしいです」
こんなことをお祖父様が提案してくれるとは思わなくてお祖父様の言葉に対して驚いて少し言葉に詰まってしまったがそう返事をした。
「………あぁ、反乱加担者の処断が終わった頃にヘンティル卿を我が領に招待する……いつヘンティル卿が我が領に来るのかわかったらお前に話すことにする……」
僕の言葉に対してお祖父様はそう返答してくれた。
「ありがとうございます、お祖父様」
お祖父様の言葉に対して僕はそう言った。
「………あぁ」
馬車の中での会話はこんな感じで終わった。
まず僕が夜会の場で神や天使の今後の計画に反するだろう、魔王復活の話を夜会で話したことに関して思うのは、夜会前の時点では夜会が終わった後、自分が魔王復活を独断専行で話したことについてもう少し後悔や反省をするかな……とは思っていたが案外そういうことは全く無かったので少し驚いた……。
この話はさっき公爵閣下に話したこととも被るかもしれないが僕が魔王復活の件を勝手に話したことに関して後悔しなかった理由の一つは魔王復活の話を公爵閣下に話すにあたり相当な覚悟を持って挑んだからだと思う、それこそ今回の件で明確に僕が神々に目をつけられて殺害なり暗殺なりの対象になってもゲオールギアー家の人間やアテナそれからポリーティカー殿……ついでにクーストーディアが僕に巻き込まれない限り悔しさもなければ悔いもない……今はそんな心情だ……。
それこそ今回の件を話さなければ身も知らない弱者やゲオールギアー家の人間それにアテナやポリーティカー殿それから一応クーストーディアも魔王や魔族の侵攻でどうなるかもわからなかったのだから、急に魔王復活の話を暴露するみたいな神々が想定していないことをした方が邪神の意表を突くことになってもしかしたら結果として良い結果に繋がるだろうとも考えた……。
とはいえある意味、伸るか反るかのこの計画……というか行動はできることなら避けたほうがいいと思うんだけどね……。
まぁ今後も必要そうなら今回と同じような行動をしていただろうが……。
次に、公爵閣下の質問に関して思うことは、まぁぶっちゃけ公爵閣下からの質問が答えられない質問じゃなくてよかったな……そんな感じのことを今は思っている。
まぁ今回の僕の発言は公爵閣下に限らずだいたい皆いろいろと思うところはあっただろうがとはいえあれが僕の割と本音に近い部分だからね……仕方がないね……。
ただ真面目な話今回の件、完全に個人的なことを考えて行動をするのであればリスクリターンがあまりにあっていないことをしたよね……今となってもなんであんな愚かな行動をしたのか、感情的な部分以外では全く説明できないんだよね……論理的にあの件を話そうと思えばどうしても採算合わない……愚かな行動をしたとしか言えないないからね……まぁ愚かかどうかは置いておくにしても、今回の件で正義感のある人間からの印象が良くなったとしても僕個人の得がそれぐらいしか無いんだからあまりにも採算が合わない……。
この話を聞いた人の中にはゲオールギアー家の人間やアテナやポリーティカー殿それとクーストーディアが僕がこのままこの件を話さなかった場合受けるだろう被害が少しでも減ったんだから、それも今回この件を話したことにより僕が得たリターンだろうと思う人間もいるかもしれないが、これはあくまでゲオールギアー家の人間やアテナやポリーティカー殿それとクーストーディアが得たものであって、僕が得たリターンとは全く関係ないからの………。
とはいえ仮にこれを僕が得たリターンだとしてもリスクとはやはり釣り合っていないんだけどね……ぶっちゃけこの件に関して
神がどんな行動を起こすかわからない時点でどんなリターンがきても切れた神が僕ごとそのリターンも全てぶっ壊していく可能性もあるならね……。
まぁとにかくこの話はこのあたりで終了することにして次の話に話を進めよう……。次はなぜこんな行動を起こしたか?だったか?
………知らないよ……そんなこと…リスクリターンを考えればぶっちゃけ論外な選択肢を今回とったと自覚しているし……そもそも神が僕より優秀だろうのにそんな神の考え……というか行動を邪魔してよかったのかなんて僕が一番知りたいくらいだよ……。
それこそ僕が公爵閣下に魔王復活の件を言わなかった世界線の未来の教科書と、今日、夜会で僕が公爵閣下に魔王復活の件を話したこの世界の未来の教科書の両方を持ってきて比べてみない限り今回の僕の行動が良い行動だったかなんてわかるわけが無いだろう……それこそ未来やパラレルワールドなんて神でもわからないよ……もしわかるのなら神は僕の行動を妨害するなり神がこれとは違う行動なりしていただろう……。
まぁ神が人間の自主性を重んじていると言われればそこまでだがその場合神は人間の前に出てくるわけがないんだよな……。
まぁとにかく話を戻そう……今回なぜ僕があんな行動を起こしたか?知らないよそんなの……としか言いようがないよね……。
最後に僕の行動原理……か…なんなんだろうね……英雄に憧れていたから僕はあんな行動をとったと公爵閣下には話したが正確なところは僕にもわからないんだよね……それがわかるくらいなら僕はこんなに迷走したりしなかったよ……今回僕が魔王復活の件を公爵閣下に話した理由は……あんまり僕自身でも言語化できないからこそ僕の行動原理の自己理解はあまりできていないという証拠になるのだろう……まぁ事実、僕は自分の行動の行動原理をあまり理解できていないのだが……もしも自分の行動原理を自分で理解できている部分を言語化する場合、昔憧れた勇者や英雄……そんな人間になりたかった……それが今回の僕の行動原理に一番近い答えだろう……まぁ…どちらにせよ……僕は…自分の行動原理なんて……、………あぁ…思い出した……そういえば今回この話を公爵閣下に話そうと思った最初の理由はアテナの件の恩返しだった……なんでこんな大事なこと忘れてたんだろ……僕の精神安定上必要なことだったからか?まぁ仮にこの話を覚えていても公爵閣下含め誰にも話せなかっただろうけどね……。
今回僕がこの理由をとった主な理由は、王国上層部や教会上層部と顔を繋ぐためだしね……まぁあとどのタイミングで魔族共が動き出すかもわからなかったからさっさと魔王復活の件を暴露すべきだと思ったからくらいかな?
まぁ今回、僕が魔王復活の件を公爵閣下に話した理由はこんな感じだ……。
あぁ……あと…今回の夜会で僕が魔王復活について話した件についてや公爵閣下からの質問について個人的に思うことについての個人的に思うこともこんな感じだ……。
まぁただ一つ言うことがあるのなら、アテナの件の恩返しや、王国上層部や教会上層部と顔を繋ぐことが全部僕の予想通りの結果になっていたとしても、僕が被ることになるリスクの方があまりにも多いだろうがね……まぁそれを覚悟して魔王復活の件を公爵閣下に話したんだけどね……。
「………アレス?もしお前がヘンティル卿と話したいのたら、反乱加担者たちの処断が終わった後であれヘンティル卿を我が領に招待できると思うがどうする?」
考え事をしていたらお祖父様が僕にそう話しかけてきた。
「………はい、ヘンティル卿と話してみたいのでヘンティル卿をゲオールギアー家に招待できるのなら招待してほしいです」
こんなことをお祖父様が提案してくれるとは思わなくてお祖父様の言葉に対して驚いて少し言葉に詰まってしまったがそう返事をした。
「………あぁ、反乱加担者の処断が終わった頃にヘンティル卿を我が領に招待する……いつヘンティル卿が我が領に来るのかわかったらお前に話すことにする……」
僕の言葉に対してお祖父様はそう返答してくれた。
「ありがとうございます、お祖父様」
お祖父様の言葉に対して僕はそう言った。
「………あぁ」
馬車の中での会話はこんな感じで終わった。
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