クズの異世界転生

中二病

文字の大きさ
73 / 93
第7章

第73話 平民の反乱加担者たちの処刑の少し前(2)

しおりを挟む
「えっ?ということはもしかして頑張れば平民の反乱加担者たちも死罪にならなかったかもしれないということでしょうか?」


僕の発言に対して素っ頓狂な声でフェルテ殿が聞いてきた。

そんなフェルテ殿の発言に対して何を言っているんだ?と思い、フェルテ殿との会話が面倒くさくかったから助けを求めるために周りを見渡したら、お祖父様は苦々しそうな表情をしていたから……まぁまだ良かったが、母上やフェルテ殿の従者二人もフェルテ殿と同じような表情をしていた。

そんなフェルテ殿や母上、フェルテ殿の従者二人の表情を見た瞬間、言ってはなんだがすっごくめんどくさくなった……。

なぜ僕がまいどまいど、こんな説明をしなければならないんだろう……こんなことフェルテ殿や母上、フェルテ殿の従者二人であれば簡単にわかるだろう……そういう風に思ってしまった。


「あくまでも個人的な予想ですが、平民の反乱加担者たちの判決が死罪以外の判決になることなかったと思いますよ……まぁ死罪の方法が変わることはあるかもしれませんが平民の反乱加担者たちの判決内容が死罪以外の刑罰になることはありえないと思います………もしもアテナが死罪になって今回の反乱の責任をアテナに取らせたとしても、平民の反乱に対して死罪以外の……それこそ無期刑や……有期刑……ましてや無罪やアテナのようにその罪を犯した事実すら無くなることは絶対に無いと思います……今、僕が平民の反乱加担者たちが死罪以外の判決にならないと思う理由は、平民の反乱加担者たちの親類縁者に貴族……特に高位貴族などがいないだろうことが大きいと思います……親類縁者でもない人間をわざわざリスクを冒してまで助ける理由はありませんからね……だからこそアテナが死罪から減刑……あるいは無罪になることはあっても、平民の反乱加担者たちが死罪から減刑……ましてや無罪になることは……それこそ神が直接……あるいは天使を送り込んで間接的に平民の反乱加担者たちを減刑あるいは無罪にするように命令でもしない限り平民の反乱加担者たちが減刑あるいは無罪になるようなことは、絶対……とは断言しませんが、ありえないことだと思います……」


僕はフェルテ殿の言葉に対してそう答えた。


「………相当数の貴族が平民の反乱加担者たちの減刑あるいは無罪を求めることはそんなにありえないことでしょうか………?」


僕の言葉に対してフェルテはそう聞いてきた。

ただお祖父様もそうだけど、母上やフェルテ殿の従者二人も僕の言葉に対して苦々しい表情をしていたが納得したというような表情をしていた。


「………そうですね……もしも平民の反乱加担者たちの判決に対して減刑や無罪を求めたとして、それに大多数の王族や有力貴族それと教会関係者とあとまぁ……下級貴族などが反対した場合、平民の反乱加担者たちの判決に対して減刑や無罪を求めた人間は……まぁ王族や有力貴族であればある程度の影響力の喪失で済むと思いますが下級貴族やもしかしたら教会関係者でもどうなるかわからないので……まぁとんでもなくリスクがあるのにリターンは全くない減刑や無罪を求めるなんていうことはそれこそ親類縁者でもない限り減刑や無罪は求めないと思います……。というか親類縁者でも減刑や無罪を求めるなんてこと、普通はしないと思います……」


僕はフェルテ殿の質問に対してそう答えた。


「………それは……そうですね……」


僕の言葉に対してフェルテ殿は俯きながらそう答えた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか? 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕! 異世界帰りのハーレム王 朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!

本条蒼依
ファンタジー
 氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。  死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。  大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。

処理中です...