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第十話 意味深エルフの王様マスカットティー
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八月十九日。
この日は夕方から一件の鑑定をして欲しいとの事で、店に向かったのは昼過ぎの事だった。
タロットルームに入ると、口から出まかせのつもりの言葉さえ、真実味を帯びる事に違和感を覚えながら、照り付ける太陽の下を歩き、また、玄関から店に入る。一階のカフェはそれなりに客が入っており、奥からは二階へ行くようにとの声が、案内の如く聞こえてきた。
だが、二階の客席もそれなりに客が入っており、どういう事かと明日歌はカウンターに目を向けた。すると、そこには見慣れない男と見慣れた黒い影があった。
「やー、お疲れー」
カウンターの隅、プルートは何かを食べている様だった。
「あ」
明日歌はプルートの手にある物を見て、思わず叫びたくなった。
「そ、それ」
「あぁ、フラーラちゃんが次のクッキー焼いてくれたから、ネコちゃんは僕のおやつにしてるんだ。次はウサギクッキー作ってたよ」
「は、はぁ……」
明日歌は表情を引き攣らせたまま、プルートの隣に腰を下ろした。
「はい、どうぞ」
カウンターの奥から、冷えた紅茶のグラスが差しだされた。
「あの」
「ヌワラエリヤのアイスティー、マスカット・コンポートのシロップ風味。元々シャンパンに喩《たと》えられる香りの紅茶だから、白葡萄の香りとも相性がいいかなと思って作った試作品だよ」
「はあ……」
「さ、飲んでみて」
試作品の感想を聞きたいだけならば、と、明日歌は紅茶に口を付けた。
「……少し渋くて、葡萄みたいな感じです、お茶自体も」
「そう?」
「相性は悪くないですけど、甘いですね」
「少しだけシロップ足したんだけど、コンポートのシロップだけでいいみたいだね。お客さんにはそれを出すよ」
カウンターの向こう、淡い茶髪の男は悪びれる風にも無く言うが、明日歌は思わず眉を顰めた。そもそも、味見なら自分でするべきであり、マスカットのコンポートを使ったメニューを新作として出すには、少々時期が遅いのではないかと。
明日歌はふと、カウンターの上にあるメニューに目を遣った。丁度、ドリンクメニューを記した物であったが、見ると、昨日、気の強い女性会社員に勧めた林檎のソーダは載っていなかった。
――まさか。
明日歌はプルートを見遣る。
「あの……プルートさん、あなたは私の“命日”を知ってますよね」
「うん」
「それなら、未来も見えているんじゃないですか、本当は」
「まさか。ボクに分かるのは、魂の回収が必要な、特別な人間の事だけだよ」
「でも、お店のメニュー、行き当たりばったりに作っている様にも見えて……お客さんに何が必要か、分かっているからそうしてるんじゃないのかってそんな気がするんです、昨日のリンゴジュース、メニューには無いけど、あのお客さんは、凄く苛立っていたし……」
「もー、勘ぐり過ぎだよ。魔族が皆予知能力を持ってるわけじゃないんだよ。だから、魔族が占いに来るの」
「でも……」
「あ、それよりさ、このクッキー食べなよ。いよかんピールがおいしいよ」
プルートは小皿を明日歌の方に回した。
「ちょっと塩気も足してあるし、ちょうどいいんじゃないかな」
明日歌は納得しきらない様子で、そのクッキーを口にした。
「どう?」
「おいしいですけど……」
「じゃ、仕事の話しようか」
プルートが語るに、夕方からの依頼客は人間界で人間のふりをして暮らしているエルフで、仕事がうまく進まない事に悩んでおり、その原因から未来までを総合的に鑑定をして欲しいとの事だった。
――過去、現在、未来、その全てを読み解くならタイムライン・リーディングだね。
クッキーの山は、その方法を語った。
*
依頼主が店にやって来たのは、夏の日も少し傾いた午後五時を過ぎた頃の事だった。
乾燥リンゴスライスを煮出した物をベースにした、ストーブ・トップ・ポプリの香りに満たされたタロットルームで待っていると、その依頼主が現れた。
依頼主は小さく会釈をして、カーテンを閉めて席に着く。
「こんにちは」
明日歌はまずは挨拶かと切り出した。
一見すると、三十ほどに見える男は、一瞬、品定めをする様に明日歌を見遣り、よろしくお願いしますと言う。その視線に一抹の嫌悪を覚えながら、明日歌はご予約の方ですね、と言った。
「ええ。どうにも此処最近良い事が無いものでして。何をやっても失敗ばかりで、特に、仕事の方が」
「お仕事の行き詰まりの原因を知りたいという事ですか?」
「いえ、同時に、この先の見通しについても知りたいと」
「でしたら、過去、現在、未来の総合的な鑑定をいたします」
「お願いします」
明日歌はクロスの上でカードを広げ、踊らせる。そして、三つの山を作り、一枚ずつカードを引いて並べた。
一枚目、過去を示す左手のカードから順に、明日歌はカードを開いた。
その一枚目、ソードのキングが逆位置になっていた。
――融通の利かない事の象徴、その割冷徹で手段を選ばない強情な性格。裏を返せば頭がいいけど、こりゃ石頭で横暴って事だね。
使い魔の散々な解説に背筋が冷たくなるのを感じながら、二枚目のカードを開いた。
現状を示すのは、逆位置になった皇帝。
――頑固になって融通が利かなくなっている、あるいは、石頭を反省するあまり、かえって優柔不断になって威厳が失われている状態。なんにせよ、周りが見えなくなっていて、振り回されている様だね。
最後に開いた右手のカードは、ワンドのキング。
――正位置だけど、高圧的な性格の象徴でもあるから、注意が必要だね。反対になると、独善的で攻撃的になってしまう。他人を信頼して任せる事を覚えないと、ろくな事にならない。
明日歌は、一見、物腰の柔らかそうなエルフという男にそれをどう伝えるか悩んだ。
「……あの、こう、これが正しいと思った事貫くあまり、つい、周りが見えなくなる事はありませんか? でも、そこで考え直すと、今度はかえって判断がつかなくなってしまって困惑されたり」
「そう言われてみれば、一度決めた事を考え直そうとすると優柔不断になってしまいますね。ですから、一度決めた事は、なんとしても成立させるべく努力をしています」
「ですが、今は、何か考え直そうとされていませんか?」
「ええ。今回は問題があったので、計画の見直しをする事になり、それを実行する段に入っているのですが、尽《ことごと》く行き詰まっていて、打開策を打ち出さなければならない状況です」
「やはり……今の問題の原因は、立ち止まって考え直そうとした結果、判断がつかなくなっている為に生じているものと見えます」
「それで、その先行きはどうなるのでしょうか」
「周囲の意見を取り入れる事は大切なのですが、最終的な指導者の役割をあなたが担う必要があるでしょう。この二枚のカードを見るに、あなたは合理的な判断に基づいた行動が出来る方と見えます。ですから、時には不合理な意見にも耳を傾け、独善的な判断にならない事を心がけつつ、あなたが指導者として先頭に立つ事で、事態は打開されるものと思われます」
ソードのキングと皇帝を示しながら、明日歌は語った。
「そう、ですか……しかし、意見を通す事と変える事の匙加減が、どうも上手くいかないのです」
「どなたか、信頼出来る方は居ますか? 時には、誰かの事を信頼し、任せてみる事も功を奏するのではないでしょうか。それで上手くいかない時は、あなたが先頭に立てば良いのではないでしょうか」
「信頼、ですか……」
――多分堅物に見られているよ、ソードのキングを見るに。
「あなたは周囲から、仕事は出来るけれど、少し近寄りがたい、堅い性分の人だと思われているかもしれません。ですから、少し、職場の方と打ち解ける機会を持つのも悪くないのではないでしょうか」
「そうですね、あまり、彼等とは付き合いもありませんし……」
――どうせの事なら此処、ディナーの予約受け付けてる。
「もし、いい案が無いと言うなら、当店をきっかけにされてはどうでしょうか。ご予約のお客様には、ディナータイムの提供がございます」
「はは、営業がお上手で……しかし、私の様な者にとっては、こうした店の方が居心地もいいですし、考えてみます」
「ぜひ」
明日歌は愛想笑いを浮かべた。
――後、甘い物食って頭冷やせ。ヌワラエリヤ・マスカットといよかんピールのアイスボックスクッキー。
「それと、よろしければ、少し冷たいお茶などいかがですか? お勧めはヌワラエリヤのマスカットティーです。香り付けには、自家製のマスカット・コンポートを用いています。それに、お菓子のサービスもございます。お勧めはいよかんピールを使ったアイスボックスクッキーです。お菓子はお持ち帰りも出来ますよ」
「では、頂いて帰りましょうか」
「でしたら、二階のカフェにどうぞ」
明日歌の愛想笑いを見た男は、薄く笑った。
「それにしても……珍しい人間が居るものですね。魔界のタロットを扱える人間なんてね……」
意味深な微笑みを残し、男はタロットルームを出て行った。
この日は夕方から一件の鑑定をして欲しいとの事で、店に向かったのは昼過ぎの事だった。
タロットルームに入ると、口から出まかせのつもりの言葉さえ、真実味を帯びる事に違和感を覚えながら、照り付ける太陽の下を歩き、また、玄関から店に入る。一階のカフェはそれなりに客が入っており、奥からは二階へ行くようにとの声が、案内の如く聞こえてきた。
だが、二階の客席もそれなりに客が入っており、どういう事かと明日歌はカウンターに目を向けた。すると、そこには見慣れない男と見慣れた黒い影があった。
「やー、お疲れー」
カウンターの隅、プルートは何かを食べている様だった。
「あ」
明日歌はプルートの手にある物を見て、思わず叫びたくなった。
「そ、それ」
「あぁ、フラーラちゃんが次のクッキー焼いてくれたから、ネコちゃんは僕のおやつにしてるんだ。次はウサギクッキー作ってたよ」
「は、はぁ……」
明日歌は表情を引き攣らせたまま、プルートの隣に腰を下ろした。
「はい、どうぞ」
カウンターの奥から、冷えた紅茶のグラスが差しだされた。
「あの」
「ヌワラエリヤのアイスティー、マスカット・コンポートのシロップ風味。元々シャンパンに喩《たと》えられる香りの紅茶だから、白葡萄の香りとも相性がいいかなと思って作った試作品だよ」
「はあ……」
「さ、飲んでみて」
試作品の感想を聞きたいだけならば、と、明日歌は紅茶に口を付けた。
「……少し渋くて、葡萄みたいな感じです、お茶自体も」
「そう?」
「相性は悪くないですけど、甘いですね」
「少しだけシロップ足したんだけど、コンポートのシロップだけでいいみたいだね。お客さんにはそれを出すよ」
カウンターの向こう、淡い茶髪の男は悪びれる風にも無く言うが、明日歌は思わず眉を顰めた。そもそも、味見なら自分でするべきであり、マスカットのコンポートを使ったメニューを新作として出すには、少々時期が遅いのではないかと。
明日歌はふと、カウンターの上にあるメニューに目を遣った。丁度、ドリンクメニューを記した物であったが、見ると、昨日、気の強い女性会社員に勧めた林檎のソーダは載っていなかった。
――まさか。
明日歌はプルートを見遣る。
「あの……プルートさん、あなたは私の“命日”を知ってますよね」
「うん」
「それなら、未来も見えているんじゃないですか、本当は」
「まさか。ボクに分かるのは、魂の回収が必要な、特別な人間の事だけだよ」
「でも、お店のメニュー、行き当たりばったりに作っている様にも見えて……お客さんに何が必要か、分かっているからそうしてるんじゃないのかってそんな気がするんです、昨日のリンゴジュース、メニューには無いけど、あのお客さんは、凄く苛立っていたし……」
「もー、勘ぐり過ぎだよ。魔族が皆予知能力を持ってるわけじゃないんだよ。だから、魔族が占いに来るの」
「でも……」
「あ、それよりさ、このクッキー食べなよ。いよかんピールがおいしいよ」
プルートは小皿を明日歌の方に回した。
「ちょっと塩気も足してあるし、ちょうどいいんじゃないかな」
明日歌は納得しきらない様子で、そのクッキーを口にした。
「どう?」
「おいしいですけど……」
「じゃ、仕事の話しようか」
プルートが語るに、夕方からの依頼客は人間界で人間のふりをして暮らしているエルフで、仕事がうまく進まない事に悩んでおり、その原因から未来までを総合的に鑑定をして欲しいとの事だった。
――過去、現在、未来、その全てを読み解くならタイムライン・リーディングだね。
クッキーの山は、その方法を語った。
*
依頼主が店にやって来たのは、夏の日も少し傾いた午後五時を過ぎた頃の事だった。
乾燥リンゴスライスを煮出した物をベースにした、ストーブ・トップ・ポプリの香りに満たされたタロットルームで待っていると、その依頼主が現れた。
依頼主は小さく会釈をして、カーテンを閉めて席に着く。
「こんにちは」
明日歌はまずは挨拶かと切り出した。
一見すると、三十ほどに見える男は、一瞬、品定めをする様に明日歌を見遣り、よろしくお願いしますと言う。その視線に一抹の嫌悪を覚えながら、明日歌はご予約の方ですね、と言った。
「ええ。どうにも此処最近良い事が無いものでして。何をやっても失敗ばかりで、特に、仕事の方が」
「お仕事の行き詰まりの原因を知りたいという事ですか?」
「いえ、同時に、この先の見通しについても知りたいと」
「でしたら、過去、現在、未来の総合的な鑑定をいたします」
「お願いします」
明日歌はクロスの上でカードを広げ、踊らせる。そして、三つの山を作り、一枚ずつカードを引いて並べた。
一枚目、過去を示す左手のカードから順に、明日歌はカードを開いた。
その一枚目、ソードのキングが逆位置になっていた。
――融通の利かない事の象徴、その割冷徹で手段を選ばない強情な性格。裏を返せば頭がいいけど、こりゃ石頭で横暴って事だね。
使い魔の散々な解説に背筋が冷たくなるのを感じながら、二枚目のカードを開いた。
現状を示すのは、逆位置になった皇帝。
――頑固になって融通が利かなくなっている、あるいは、石頭を反省するあまり、かえって優柔不断になって威厳が失われている状態。なんにせよ、周りが見えなくなっていて、振り回されている様だね。
最後に開いた右手のカードは、ワンドのキング。
――正位置だけど、高圧的な性格の象徴でもあるから、注意が必要だね。反対になると、独善的で攻撃的になってしまう。他人を信頼して任せる事を覚えないと、ろくな事にならない。
明日歌は、一見、物腰の柔らかそうなエルフという男にそれをどう伝えるか悩んだ。
「……あの、こう、これが正しいと思った事貫くあまり、つい、周りが見えなくなる事はありませんか? でも、そこで考え直すと、今度はかえって判断がつかなくなってしまって困惑されたり」
「そう言われてみれば、一度決めた事を考え直そうとすると優柔不断になってしまいますね。ですから、一度決めた事は、なんとしても成立させるべく努力をしています」
「ですが、今は、何か考え直そうとされていませんか?」
「ええ。今回は問題があったので、計画の見直しをする事になり、それを実行する段に入っているのですが、尽《ことごと》く行き詰まっていて、打開策を打ち出さなければならない状況です」
「やはり……今の問題の原因は、立ち止まって考え直そうとした結果、判断がつかなくなっている為に生じているものと見えます」
「それで、その先行きはどうなるのでしょうか」
「周囲の意見を取り入れる事は大切なのですが、最終的な指導者の役割をあなたが担う必要があるでしょう。この二枚のカードを見るに、あなたは合理的な判断に基づいた行動が出来る方と見えます。ですから、時には不合理な意見にも耳を傾け、独善的な判断にならない事を心がけつつ、あなたが指導者として先頭に立つ事で、事態は打開されるものと思われます」
ソードのキングと皇帝を示しながら、明日歌は語った。
「そう、ですか……しかし、意見を通す事と変える事の匙加減が、どうも上手くいかないのです」
「どなたか、信頼出来る方は居ますか? 時には、誰かの事を信頼し、任せてみる事も功を奏するのではないでしょうか。それで上手くいかない時は、あなたが先頭に立てば良いのではないでしょうか」
「信頼、ですか……」
――多分堅物に見られているよ、ソードのキングを見るに。
「あなたは周囲から、仕事は出来るけれど、少し近寄りがたい、堅い性分の人だと思われているかもしれません。ですから、少し、職場の方と打ち解ける機会を持つのも悪くないのではないでしょうか」
「そうですね、あまり、彼等とは付き合いもありませんし……」
――どうせの事なら此処、ディナーの予約受け付けてる。
「もし、いい案が無いと言うなら、当店をきっかけにされてはどうでしょうか。ご予約のお客様には、ディナータイムの提供がございます」
「はは、営業がお上手で……しかし、私の様な者にとっては、こうした店の方が居心地もいいですし、考えてみます」
「ぜひ」
明日歌は愛想笑いを浮かべた。
――後、甘い物食って頭冷やせ。ヌワラエリヤ・マスカットといよかんピールのアイスボックスクッキー。
「それと、よろしければ、少し冷たいお茶などいかがですか? お勧めはヌワラエリヤのマスカットティーです。香り付けには、自家製のマスカット・コンポートを用いています。それに、お菓子のサービスもございます。お勧めはいよかんピールを使ったアイスボックスクッキーです。お菓子はお持ち帰りも出来ますよ」
「では、頂いて帰りましょうか」
「でしたら、二階のカフェにどうぞ」
明日歌の愛想笑いを見た男は、薄く笑った。
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