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第十一話 魔界の小麦粉スイーツ
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八月二十日。
開店より少し早い午前十一時前、明日歌は店の玄関を開けた。
「あ、ちょうどよかった」
明日歌の入って来た気配に玄関へ走って来たのは、目を疑う様な白銀色の髪の女性。
「あんたが人間ちゃんでしょ? 丁度いい所に来たわね。上のイベント、人手が足らないから手伝って」
明日歌は首を傾げた。
「ひとまず三階に上がってよ、私はお出かけの予定があるからさ」
女はそう言うと、再び奥に引っ込み、関係者用の扉を開けて地下へと消えていった。
明日歌は事情がよく分からないまま、そういえば三階はアクセサリー工房だったと階段を上った。
「あ、来た来た」
カフェの入り口で商品案内をボードに書き込んでいたプルートは笑って明日歌を見た。
「奥に着替え用意してあるから、着替えたら蛇のおばさんの言うとおりにしてね」
明日歌が訝《いぶか》しみつつ進んだカフェのフロアは、昨日とはまるで違う物だった。
気の早い秋冬物のアクセサリー販売イベントが開催される為、什器《じゅうき》と品が出されていた。
そして、少し奥に進むと、水色のギンガムチェックの生地で作られたワンピースと、明らかに装飾過剰な白いエプロンがあった。
「今日はフラーラがピクニックに行くから、その穴埋めをお願いね。全く、あの家畜、鶏だったら今頃絞めてス ープにしてやってるところよ」
恐ろしい暴言を吐くロディアを後目に、明日歌は厨房に入る。
厨房には、酷く仏頂面な女性が一人立っていた。
その女性は明日歌を知らと見遣ると、差して興味も無い様子で厨房を出て行った。
*
服だけを見れば可愛いが、自分が着てみると、恥ずかしさしかない、水色のギンガムチェック柄のワンピースに、明らかに装飾過剰な白いエプロン姿で明日歌は三階のカフェのウェイトレスをしていた。
一方、ウェイトレスを明日歌に任せたロディアはアクセサリーの勘定の傍ら、ルーン占いのサービスをしていた。
その結果、明日歌はウェイトレスとしてフロアに立つだけではなく、アクセサリーの勘定までする羽目になっていた。
――ランチサービスご利用の方、アクセサリークーポン進呈。
高校や大学が夏休み中である為か、若い女性を中心に客入りは多かった。更に、アクセサリーの購入客にはドリンクの割引券を出している為、小さな髪止めやストラップなど、手頃な品を買い求める客が三階にも多く出入りしていた。
その出入りの中に、似つかわしく無い女性が一人流れ込んできた。
「あの、パワーストーンはありますか?」
手の空いていたロディアに声を掛けたのは、一筋の遅れ毛も無く髪を束ねた、黒いスーツ姿の女性だった。
「悪いけど、うちは石の店じゃないのよ」
「そうでしたか……申し訳ありません」
女性は頭を下げた。
「それはいいんだけど、あなた、なんだか深刻そうな顔をしているわね。何か深刻にパワーストーンが欲しい理由があったの?」
女性は慌てて首を振った。
「いえ、ちょっとしたお守りの代わりに欲しかったんです」
「その姿を見ると就職活動中に見えるけど」
「はい……実は、まだ何も決まっていなくて、今日はとあるベンチャー企業様の面接を受けさせて頂く予定なんですが……大雑把に言うと、物作りの業界で、そういう場所に、あまりにも無個性な格好で行くのは良くないって、今になって心配になってきて」
「んー、そういうお守りの石は無いけれど、あなたの運勢を占う石なら此処にあるわ。どう、占ってみる?」
「でも、お金が」
「今日はイベントだからお代は要らないわ」
「それじゃあ……」
ロディアは黒い袋の中でルーンストーンを混ぜた。
「直感でひとつ引いて」
開かれた袋の口から、女性はひとつの石を選び、描かれた模様を不思議そうに見た。
「見せてくれる?」
「す、すみません、意味も分からないのに見てしまって」
「良いのよ、それで。それがあなたにとって一番大切な物なのだから」
渡された石を見て、ロディアは笑う。
「これはイング。豊穣の意味を持ったルーン文字。願いが成就する事や、努力の結実を象徴する者よ」
「豊穣……」
「何か気になる事でも?」
「実は、農業系のベンチャー企業様なんです、志望先が」
「そう。それなら、きっと良い事があるわ」
「あの」
ロディアの手元を見ていた女性の目が、その顔に向けられた。
「何か?」
「この石、頂けませんか?」
ロディアは優しくほほ笑み首を振った。
「それはあなたへのメッセージであるけれど、占いの結果について、実体にこだわってはいけないわ。そのメッセージこそが大切であって、それは単なる伝達手段に過ぎないの」
「す、すみません」
「別に謝らなくてもいいわよ。それだけそれがあなたにとって重要な結果だったと言う事。ただ……それはあなたの心に留めておくべき事よ。何かあったら、今日の事を思い出してごらんなさい」
ルーンストーンを受け取り、ロディアは幸運をと言って女性を送り出した。
*
プルートに連れられるまま、準備中の看板が出された二階のカフェフロアに入ると、大量のサンドイッチとデニッシュ・ペイストリーがテーブルに出されていた。
「これは……」
「さっきまで此処でウェイターしてたケフリーの差し入れ。サンドイッチとデニッシュだよ」
「ウェイターさんのって……いつの間に」
「朝の内に仕込んでたんだよ、サンドイッチは。デニッシュはミエールの差し入れかな?」
サンドイッチに感心しながら、明日歌は大量のデニッシュにも感心した。
「でも、デニッシュの差し入れって、パン屋さんで買ったら随分な額になりそうな量ですけど……」
「いや、ミエールは魔界のパン屋さんに知り合いが居るんだよ」
「魔界の……魔界?」
明日歌は思わず声を張り上げた。
「そ、魔界。だってミエールは獣人族《アニマーリア》だから」
「あ、あにま……」
「獣人族《アニマーリア》だよ、獣の一族」
「え、でも、そんなケモノみたいな人なんて……」
「皆人間に擬態するのは得意だから。そんな事より、早く食べようよ」
二人は適当に腰掛けると、山盛りのサンドイッチに手を伸ばした。
*
夕方になるにつれ客足は遠のき、気が付けば午後四時を過ぎていた。
「そろそろ帰っていいわよ」
一階をプルートとケフラーに任せ、三階の厨房に立っていた恐ろしく不愛想なオリヴィーニと入れ替わっていたミーリャは明日歌に仕事を切り上げるよう促した。
「良いんですか?」
「えぇ」
漸くこの似合いもしないワンピースから着替えられる。そんな安堵を覚えた時だった。
「ちょっといいかしら」
突然、ロディアが明日歌を呼び止めた。
「なんですか……」
これ以上この恰好で居るのは御免だと思いつつ、明日歌は振り返る。
「明日の昼過ぎに鑑定の予約が入ったわ。依頼主は人間の女の子。昼にルーンで占ってあげた若い子で、相談内容は恋愛の事だそうで、交際相手との将来について知りたいそうよ」
「分かりました」
「多分、使う展開法はフューチャー・ハート。手順書だけは読んで帰ってね」
「は、はい」
ロディアは言いたい事だけを言うと、足早に客席へと戻って行った。
「残業になっちゃったわね」
明日歌の後ろでミーリャは苦笑いを浮かべていた。
「まあ、仕方無いですけど……」
早く戻らなければ、バスに乗りそびれてしまう。そんな事が、明日歌の脳裏をよぎる。
「そうだ。カウンターの裏にワッフル置いてあるから、ふたつみっつ持って帰っていいわよ」
「え?」
「オリヴィーニ、厨房の助っ人のお土産よ。コリースの街でも評判のお店の物だから、ぜひ食べてみて」
その味には自信があるとでも言わんばかりの勢いに、明日歌はぎこちなく笑った。
「じゃあ、頂きます……」
開店より少し早い午前十一時前、明日歌は店の玄関を開けた。
「あ、ちょうどよかった」
明日歌の入って来た気配に玄関へ走って来たのは、目を疑う様な白銀色の髪の女性。
「あんたが人間ちゃんでしょ? 丁度いい所に来たわね。上のイベント、人手が足らないから手伝って」
明日歌は首を傾げた。
「ひとまず三階に上がってよ、私はお出かけの予定があるからさ」
女はそう言うと、再び奥に引っ込み、関係者用の扉を開けて地下へと消えていった。
明日歌は事情がよく分からないまま、そういえば三階はアクセサリー工房だったと階段を上った。
「あ、来た来た」
カフェの入り口で商品案内をボードに書き込んでいたプルートは笑って明日歌を見た。
「奥に着替え用意してあるから、着替えたら蛇のおばさんの言うとおりにしてね」
明日歌が訝《いぶか》しみつつ進んだカフェのフロアは、昨日とはまるで違う物だった。
気の早い秋冬物のアクセサリー販売イベントが開催される為、什器《じゅうき》と品が出されていた。
そして、少し奥に進むと、水色のギンガムチェックの生地で作られたワンピースと、明らかに装飾過剰な白いエプロンがあった。
「今日はフラーラがピクニックに行くから、その穴埋めをお願いね。全く、あの家畜、鶏だったら今頃絞めてス ープにしてやってるところよ」
恐ろしい暴言を吐くロディアを後目に、明日歌は厨房に入る。
厨房には、酷く仏頂面な女性が一人立っていた。
その女性は明日歌を知らと見遣ると、差して興味も無い様子で厨房を出て行った。
*
服だけを見れば可愛いが、自分が着てみると、恥ずかしさしかない、水色のギンガムチェック柄のワンピースに、明らかに装飾過剰な白いエプロン姿で明日歌は三階のカフェのウェイトレスをしていた。
一方、ウェイトレスを明日歌に任せたロディアはアクセサリーの勘定の傍ら、ルーン占いのサービスをしていた。
その結果、明日歌はウェイトレスとしてフロアに立つだけではなく、アクセサリーの勘定までする羽目になっていた。
――ランチサービスご利用の方、アクセサリークーポン進呈。
高校や大学が夏休み中である為か、若い女性を中心に客入りは多かった。更に、アクセサリーの購入客にはドリンクの割引券を出している為、小さな髪止めやストラップなど、手頃な品を買い求める客が三階にも多く出入りしていた。
その出入りの中に、似つかわしく無い女性が一人流れ込んできた。
「あの、パワーストーンはありますか?」
手の空いていたロディアに声を掛けたのは、一筋の遅れ毛も無く髪を束ねた、黒いスーツ姿の女性だった。
「悪いけど、うちは石の店じゃないのよ」
「そうでしたか……申し訳ありません」
女性は頭を下げた。
「それはいいんだけど、あなた、なんだか深刻そうな顔をしているわね。何か深刻にパワーストーンが欲しい理由があったの?」
女性は慌てて首を振った。
「いえ、ちょっとしたお守りの代わりに欲しかったんです」
「その姿を見ると就職活動中に見えるけど」
「はい……実は、まだ何も決まっていなくて、今日はとあるベンチャー企業様の面接を受けさせて頂く予定なんですが……大雑把に言うと、物作りの業界で、そういう場所に、あまりにも無個性な格好で行くのは良くないって、今になって心配になってきて」
「んー、そういうお守りの石は無いけれど、あなたの運勢を占う石なら此処にあるわ。どう、占ってみる?」
「でも、お金が」
「今日はイベントだからお代は要らないわ」
「それじゃあ……」
ロディアは黒い袋の中でルーンストーンを混ぜた。
「直感でひとつ引いて」
開かれた袋の口から、女性はひとつの石を選び、描かれた模様を不思議そうに見た。
「見せてくれる?」
「す、すみません、意味も分からないのに見てしまって」
「良いのよ、それで。それがあなたにとって一番大切な物なのだから」
渡された石を見て、ロディアは笑う。
「これはイング。豊穣の意味を持ったルーン文字。願いが成就する事や、努力の結実を象徴する者よ」
「豊穣……」
「何か気になる事でも?」
「実は、農業系のベンチャー企業様なんです、志望先が」
「そう。それなら、きっと良い事があるわ」
「あの」
ロディアの手元を見ていた女性の目が、その顔に向けられた。
「何か?」
「この石、頂けませんか?」
ロディアは優しくほほ笑み首を振った。
「それはあなたへのメッセージであるけれど、占いの結果について、実体にこだわってはいけないわ。そのメッセージこそが大切であって、それは単なる伝達手段に過ぎないの」
「す、すみません」
「別に謝らなくてもいいわよ。それだけそれがあなたにとって重要な結果だったと言う事。ただ……それはあなたの心に留めておくべき事よ。何かあったら、今日の事を思い出してごらんなさい」
ルーンストーンを受け取り、ロディアは幸運をと言って女性を送り出した。
*
プルートに連れられるまま、準備中の看板が出された二階のカフェフロアに入ると、大量のサンドイッチとデニッシュ・ペイストリーがテーブルに出されていた。
「これは……」
「さっきまで此処でウェイターしてたケフリーの差し入れ。サンドイッチとデニッシュだよ」
「ウェイターさんのって……いつの間に」
「朝の内に仕込んでたんだよ、サンドイッチは。デニッシュはミエールの差し入れかな?」
サンドイッチに感心しながら、明日歌は大量のデニッシュにも感心した。
「でも、デニッシュの差し入れって、パン屋さんで買ったら随分な額になりそうな量ですけど……」
「いや、ミエールは魔界のパン屋さんに知り合いが居るんだよ」
「魔界の……魔界?」
明日歌は思わず声を張り上げた。
「そ、魔界。だってミエールは獣人族《アニマーリア》だから」
「あ、あにま……」
「獣人族《アニマーリア》だよ、獣の一族」
「え、でも、そんなケモノみたいな人なんて……」
「皆人間に擬態するのは得意だから。そんな事より、早く食べようよ」
二人は適当に腰掛けると、山盛りのサンドイッチに手を伸ばした。
*
夕方になるにつれ客足は遠のき、気が付けば午後四時を過ぎていた。
「そろそろ帰っていいわよ」
一階をプルートとケフラーに任せ、三階の厨房に立っていた恐ろしく不愛想なオリヴィーニと入れ替わっていたミーリャは明日歌に仕事を切り上げるよう促した。
「良いんですか?」
「えぇ」
漸くこの似合いもしないワンピースから着替えられる。そんな安堵を覚えた時だった。
「ちょっといいかしら」
突然、ロディアが明日歌を呼び止めた。
「なんですか……」
これ以上この恰好で居るのは御免だと思いつつ、明日歌は振り返る。
「明日の昼過ぎに鑑定の予約が入ったわ。依頼主は人間の女の子。昼にルーンで占ってあげた若い子で、相談内容は恋愛の事だそうで、交際相手との将来について知りたいそうよ」
「分かりました」
「多分、使う展開法はフューチャー・ハート。手順書だけは読んで帰ってね」
「は、はい」
ロディアは言いたい事だけを言うと、足早に客席へと戻って行った。
「残業になっちゃったわね」
明日歌の後ろでミーリャは苦笑いを浮かべていた。
「まあ、仕方無いですけど……」
早く戻らなければ、バスに乗りそびれてしまう。そんな事が、明日歌の脳裏をよぎる。
「そうだ。カウンターの裏にワッフル置いてあるから、ふたつみっつ持って帰っていいわよ」
「え?」
「オリヴィーニ、厨房の助っ人のお土産よ。コリースの街でも評判のお店の物だから、ぜひ食べてみて」
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