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第二十二話 悪魔の人参ケーキパセリ風味
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――卑屈になるのは、私みたいな人間がするべき事なんです。確かに、楽して稼ぎたいからって、安易に水商売や性産業に関わるのは良くない事ですけど……それでも、そこで成功するんだって、それが出来るなら、開き直って誇りに思えばいいんです。もし、それを卑しい事と思うなら……それは、全てに挫折した時にすべき事なんです。
ロディアは客相手に説教をしでかした明日歌を叱りはしなかった。自分なら、無遠慮な態度に客をつまみ出して、出入り禁止にしていたから、と。
そして、酷い目に遭ったわね、と、遅い昼食の後、プルートにかき氷を作らせた。そんな、苦いシロップの染みた氷の中に埋もれた甘い小豆餡をつつきながら、明日歌はそう言った。
「苦い様でも甘くて、甘い様でも苦い……人間の生きる世界は、面倒な物ね」
夕食後のデザートに作ったかき氷ではしゃぐ家畜達を眺めながら、ロディアは呟いた。
「私達魔界の眷属だって、似た様な物ではありませんか」
スフェーンは揺れる紅茶の水面を眺めながら苦笑いする。
「でも、私達の人生、エルフほどじゃないにしろ、人間よりは遥かに長い……たかだか三十年も無い人生に、あれこれ詰め込まれるなんて、人間は不幸ね」
「しかし、その不幸も、後十年後には終わっているかもしれない……死という形で。人間は私達よりも遥かに脆く、簡単に死んでしまう生き物なのですからね……アニマーリアよりも、あっという間に、呆気無く」
「そうね。その点、果てしない時間、業に苛まれもしないし、人間はある意味、幸せかもね」
「えぇ。そうでしょうね……ただ、不運にも、その魔界に転生する者も居りますが」
「……そうね。でも……それが幸せかもしれない。長い時間を生きていても、やり直す事は、出来るから」
――今更私はやり直せないんです……お金も無いし、使える技術も知識も無いし……ある意味では、私はあのお客が妬ましいです。水商売の世界で、十分に稼げるんですから……私には出来ません。ただ夜の世界というだけで、それその物がまるで不誠実な物に感じられて……不確かな物でも、同じ不確かなら、誠実で有りたいと願う……生きてるのが嫌になるばかりなのに。それこそ、何のしがらみも無く、じゃあ、いっそ身を売りますと言えたら、そりゃ楽ですもの……どれほど誠実に対応しようが、結局、何の意味も無いのなら……。
「……そう、魔界はまさしく魑魅魍魎が跋扈する混沌の世界……型にはまった生き方をする必要はない。むしろ、そんな物は要らないから……幸せなのよ、それは、それで」
ロディアは徐にルーンストーンを入れた袋に手を突っ込んだ。
「占いますか」
「えぇ」
引かれた手に有ったのはウィルド。宿命を示す、白紙のルーンだった。
「空白ですか」
「そう。彼女の運命は……どうとでも描ける未来が、すぐそこにある」
*
八月二十八日。唐突に始められたイタリアン・フェアの影響か、正午過ぎの客入りは少なくなかった。だが、ミエールは三階のカウンターでだらしなく座っていた。
「いいの? 今日、お客さん多いのに」
「ピクラーとラカノンが厨房に居て、クラートも来てるから、別に僕が居なくても……」
「何か嫌な事でもあった?」
ミエールはカウンターに上体を投げ出した。
「あったのね……どうせ占いの客も来ないし、占ってもらったら?」
顔を上げたミエールは後ろを振り返る。どうやら、本当に客は来ないらしい。明日歌はぼんやりとカフェの隅に座っていた。
ミエールは立ち上がり、そんな彼女のもとに向かう。
「あのー」
「はい?」
降って来た声に、明日歌はそちらを見た。
「占ってくれる?」
「は、はぁ……」
明日歌は困惑気味に立ち上がった。それは、いつぞやプルートに散々失敗したあれこれを食べさせたと言われていた男である。店の関係者を占って、代金はどうするのだろう。そんな事を考えながら、明日歌はタロットルームに入った。
「それで、その、占いたい内容とは……」
ミエールは俯きがちにタロットの山を眺めながら口を開いた。
「実は、付き合っている彼女が居るんですけど、なんというか、何となく、このままでいいのかな、このままで上手くいくのかなって不安があって……昨日もデートの予定があったのに、急に仕事だからって断られて……良く考えたら、なんというか、一緒に居て、心底楽しくもないし……本当は相性が悪いんじゃないのかなって思うようになって」
――相性占いだね。解説書の上から二枚目を出して見て。ハート・ミラージュってやつ。
取り出された解説書に描かれていたのは、五枚のカード。
――右側がゲストの建前と本音、左側がゲストの相手の建前と本音。上が建前、下が本音で、中央にあるのが相性を象徴するカード。全部使った方が分かりやすいから、全部使って。
「それでは、相性占いをいたします」
明日歌はカードの山を崩した。
――山はみっつ。まず、右から上側の二枚を、ちょっと外に倒した形で並べる。次に左から下側の二枚を、ちょっと内に倒した形で並べる。中央は縦向きに一枚。上、下、中央で展開な。
五枚のカードが並べられ、展開される。
――ゲストの建前から順に、相手の建前と本音、最終的な相性について解説する。まず、彼を示すのはカップのキング、寛大な男性とみていい。しかし、本心を示すのはソードの四、それも逆位置で、彼は酷く疲弊している。
「まず、あなた自身について……あなたは寛大な方と見えますが、その寛大さを支える心は疲弊している様に見えます」
カードが示すまでも無く、ミエールは疲れている様に見えた。
――相手は表向きにはソードのクイーンに象徴される、思慮深い女性。だけど、本心は逆位置のペンタクルの四が示している様に、お金にうるさく、良くの強い女性。疲弊の原因は金かな?
「お相手の方については、思慮深い女性と見えます。ですが、本心では、経済面に厳しく、あなたの疲弊は、そこはかとなく感じられる、経済的な安定への欲求にこたえようとするあまりの物ではないかと見えます」
ミエールはカードが吹き飛びそうなほど深い溜息を衝いて机に上体を投げ出す。
「あの、まだ相性の鑑定に辿り着いてませんけど……」
「どうなのー……って、きっと良くないよなー」
――うん。良くない。
「え」
明日歌は思わず声を上げ、ネコ型クッキーになった使い魔を見遣る。
――二人の相性を象徴するのは悪魔の正位置。欺瞞《ぎまん》的な仮面カップルだろうね。悪魔の監視……世間体があるから、仕方なくカップルのふりをしているだけだ。
「……お二人の相性ですが……残念ながら、あまり良い相性とは見えません。周りの目もあって、別れるにも別れられず、しかし、あまり幸せに過ごせてはいない、そう見えます」
「あー……やっぱり」
「思い当たる事がありましたか……」
泥の様に上体を投げ出した様子に、全てが語られている様だった。
しかし、このままではらちが明かないだろうと、明日歌は適当な事を考えて口を開いた。
「一度、お互いが本当に望む事に関して、話し合いをされた方が」
「あーっ! こんな所に居たーっ!」
明日歌の言葉は、無遠慮に開けられたカーテンの向こうから差し込む光と声に遮られた。
「やっと見つけたぞミエール! 今日こそはニンジンハニーケーキパセリ風味食べてもらうぞ!」
フラーラは勢いよくルームに足を踏み入れ、カーテンが激しく揺れた。その風に、一枚のカードが山から浮き上がり、展開されたカードの上に落ちた。
明日歌は何気なくそれを拾い上げて裏返す。
カップの五だった。
――喪失を意味している。だけど、全てを失うわけではない。まだ、カップは後ろに残っているだろう?
「やだ、パセリって、絶対やだ、絶対クリームにバジルがー」
フラーラのケーキは何やら恐ろしい代物の様だが、おそらく、ミエールはそれから逃れられないらしい。為す術も無く彼はフラーラに引き摺られ、タロットルームを去って行った。
だが、そんな様子に、明日歌は思わずほほ笑んでいた。
ロディアは客相手に説教をしでかした明日歌を叱りはしなかった。自分なら、無遠慮な態度に客をつまみ出して、出入り禁止にしていたから、と。
そして、酷い目に遭ったわね、と、遅い昼食の後、プルートにかき氷を作らせた。そんな、苦いシロップの染みた氷の中に埋もれた甘い小豆餡をつつきながら、明日歌はそう言った。
「苦い様でも甘くて、甘い様でも苦い……人間の生きる世界は、面倒な物ね」
夕食後のデザートに作ったかき氷ではしゃぐ家畜達を眺めながら、ロディアは呟いた。
「私達魔界の眷属だって、似た様な物ではありませんか」
スフェーンは揺れる紅茶の水面を眺めながら苦笑いする。
「でも、私達の人生、エルフほどじゃないにしろ、人間よりは遥かに長い……たかだか三十年も無い人生に、あれこれ詰め込まれるなんて、人間は不幸ね」
「しかし、その不幸も、後十年後には終わっているかもしれない……死という形で。人間は私達よりも遥かに脆く、簡単に死んでしまう生き物なのですからね……アニマーリアよりも、あっという間に、呆気無く」
「そうね。その点、果てしない時間、業に苛まれもしないし、人間はある意味、幸せかもね」
「えぇ。そうでしょうね……ただ、不運にも、その魔界に転生する者も居りますが」
「……そうね。でも……それが幸せかもしれない。長い時間を生きていても、やり直す事は、出来るから」
――今更私はやり直せないんです……お金も無いし、使える技術も知識も無いし……ある意味では、私はあのお客が妬ましいです。水商売の世界で、十分に稼げるんですから……私には出来ません。ただ夜の世界というだけで、それその物がまるで不誠実な物に感じられて……不確かな物でも、同じ不確かなら、誠実で有りたいと願う……生きてるのが嫌になるばかりなのに。それこそ、何のしがらみも無く、じゃあ、いっそ身を売りますと言えたら、そりゃ楽ですもの……どれほど誠実に対応しようが、結局、何の意味も無いのなら……。
「……そう、魔界はまさしく魑魅魍魎が跋扈する混沌の世界……型にはまった生き方をする必要はない。むしろ、そんな物は要らないから……幸せなのよ、それは、それで」
ロディアは徐にルーンストーンを入れた袋に手を突っ込んだ。
「占いますか」
「えぇ」
引かれた手に有ったのはウィルド。宿命を示す、白紙のルーンだった。
「空白ですか」
「そう。彼女の運命は……どうとでも描ける未来が、すぐそこにある」
*
八月二十八日。唐突に始められたイタリアン・フェアの影響か、正午過ぎの客入りは少なくなかった。だが、ミエールは三階のカウンターでだらしなく座っていた。
「いいの? 今日、お客さん多いのに」
「ピクラーとラカノンが厨房に居て、クラートも来てるから、別に僕が居なくても……」
「何か嫌な事でもあった?」
ミエールはカウンターに上体を投げ出した。
「あったのね……どうせ占いの客も来ないし、占ってもらったら?」
顔を上げたミエールは後ろを振り返る。どうやら、本当に客は来ないらしい。明日歌はぼんやりとカフェの隅に座っていた。
ミエールは立ち上がり、そんな彼女のもとに向かう。
「あのー」
「はい?」
降って来た声に、明日歌はそちらを見た。
「占ってくれる?」
「は、はぁ……」
明日歌は困惑気味に立ち上がった。それは、いつぞやプルートに散々失敗したあれこれを食べさせたと言われていた男である。店の関係者を占って、代金はどうするのだろう。そんな事を考えながら、明日歌はタロットルームに入った。
「それで、その、占いたい内容とは……」
ミエールは俯きがちにタロットの山を眺めながら口を開いた。
「実は、付き合っている彼女が居るんですけど、なんというか、何となく、このままでいいのかな、このままで上手くいくのかなって不安があって……昨日もデートの予定があったのに、急に仕事だからって断られて……良く考えたら、なんというか、一緒に居て、心底楽しくもないし……本当は相性が悪いんじゃないのかなって思うようになって」
――相性占いだね。解説書の上から二枚目を出して見て。ハート・ミラージュってやつ。
取り出された解説書に描かれていたのは、五枚のカード。
――右側がゲストの建前と本音、左側がゲストの相手の建前と本音。上が建前、下が本音で、中央にあるのが相性を象徴するカード。全部使った方が分かりやすいから、全部使って。
「それでは、相性占いをいたします」
明日歌はカードの山を崩した。
――山はみっつ。まず、右から上側の二枚を、ちょっと外に倒した形で並べる。次に左から下側の二枚を、ちょっと内に倒した形で並べる。中央は縦向きに一枚。上、下、中央で展開な。
五枚のカードが並べられ、展開される。
――ゲストの建前から順に、相手の建前と本音、最終的な相性について解説する。まず、彼を示すのはカップのキング、寛大な男性とみていい。しかし、本心を示すのはソードの四、それも逆位置で、彼は酷く疲弊している。
「まず、あなた自身について……あなたは寛大な方と見えますが、その寛大さを支える心は疲弊している様に見えます」
カードが示すまでも無く、ミエールは疲れている様に見えた。
――相手は表向きにはソードのクイーンに象徴される、思慮深い女性。だけど、本心は逆位置のペンタクルの四が示している様に、お金にうるさく、良くの強い女性。疲弊の原因は金かな?
「お相手の方については、思慮深い女性と見えます。ですが、本心では、経済面に厳しく、あなたの疲弊は、そこはかとなく感じられる、経済的な安定への欲求にこたえようとするあまりの物ではないかと見えます」
ミエールはカードが吹き飛びそうなほど深い溜息を衝いて机に上体を投げ出す。
「あの、まだ相性の鑑定に辿り着いてませんけど……」
「どうなのー……って、きっと良くないよなー」
――うん。良くない。
「え」
明日歌は思わず声を上げ、ネコ型クッキーになった使い魔を見遣る。
――二人の相性を象徴するのは悪魔の正位置。欺瞞《ぎまん》的な仮面カップルだろうね。悪魔の監視……世間体があるから、仕方なくカップルのふりをしているだけだ。
「……お二人の相性ですが……残念ながら、あまり良い相性とは見えません。周りの目もあって、別れるにも別れられず、しかし、あまり幸せに過ごせてはいない、そう見えます」
「あー……やっぱり」
「思い当たる事がありましたか……」
泥の様に上体を投げ出した様子に、全てが語られている様だった。
しかし、このままではらちが明かないだろうと、明日歌は適当な事を考えて口を開いた。
「一度、お互いが本当に望む事に関して、話し合いをされた方が」
「あーっ! こんな所に居たーっ!」
明日歌の言葉は、無遠慮に開けられたカーテンの向こうから差し込む光と声に遮られた。
「やっと見つけたぞミエール! 今日こそはニンジンハニーケーキパセリ風味食べてもらうぞ!」
フラーラは勢いよくルームに足を踏み入れ、カーテンが激しく揺れた。その風に、一枚のカードが山から浮き上がり、展開されたカードの上に落ちた。
明日歌は何気なくそれを拾い上げて裏返す。
カップの五だった。
――喪失を意味している。だけど、全てを失うわけではない。まだ、カップは後ろに残っているだろう?
「やだ、パセリって、絶対やだ、絶対クリームにバジルがー」
フラーラのケーキは何やら恐ろしい代物の様だが、おそらく、ミエールはそれから逃れられないらしい。為す術も無く彼はフラーラに引き摺られ、タロットルームを去って行った。
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