俺はモブなので。

バニラアイス

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「落ち着いたか?」

「はい...すみません....」

自分が思っていた以上にショックを受けていたようで、結構な時間泣いてしまった。


「抱き合っていた理由は聞かない。だが、むやみに誰かに触れるな。


.....私が嫉妬する。」

「はい....反省してます.....」

これからは気をつけようと、深く反省する。


「ん....分かってくれればいい。それで....」

第二皇子が俺の額にキスを落とした。


「こうやって話すのも久しぶだな。」
    
「は、はい....」

「クレノが私を避けるものだから、もう何週間も会えていなかった。正直寂しかったのだが....」

「う....すみませんでした....」

「クレノにも事情があるのだろうと思って今日まで我慢していたんだが、流石にもう限界だ。

だから....」

第二皇子は俺の服の中に手を入れ、ズボンへと手を伸ばす。


「で、殿下っ....」

ズボンを脱がされ下半身が下着一枚になった俺を見つめながら、その下着にも手をかけた。


「触らせてくれ。......良いか?」

この前とは違い、不安そうに眉を下げながら合意を求めてきた。


「っ.....はい......」

そんな第二皇子に、誰がダメと言えるだろうか。

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