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第7章
88.女神見習い、ダンジョンへ行く(4)
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11層はカーラの言葉通り、いかに最初に見極められるかが重要だった。事前にこの情報を仕入れていたので、ジョセフの後をついて行くことで問題なく通過できた。ふぅ……落ちなくて良かった。
しかし……そのゾーンを無事に抜けたスペースの床を踏むと両脇の通路が開き魔物が殺到するという2段構えだった。
流石にこの情報はなかったらしく、驚いたものの私以外はみんな冷静で……1人だけオタオタすることとなる。
メンバーは落ち着いており、ジョセフが仕掛けを見つけ魔物を倒しつつ両脇の石扉を動かし通路を塞いだ。
まぁ、私はほぼ何もしないうちにルカとジョセフが扉を塞いでたけど。カーラとステラも結構強くて、当たり前だけど私の出る幕など1ミリもなかった。
「おおー、みんな流石だね」
「事前情報になかったから一瞬焦ったけどこういうことはよくあるからなー」
「流石……ジョセフ」
ステラさんの目がハートになっている。うん、スルーで。
ちなみにこの通路、先ほどの床が抜けた場所に繋がっており強い冒険者なら踏み間違えて落ちても通路から脱出できるらしい。へー……それって弱かったら脱出できないってことでは……ぶるぶる……あ、聖域で結界張れば問題ないか。
これってメンバーがいなくて1人で挑戦とかだとかなり苦戦しそう。
石扉をふさぐことにより正面に階段と宝箱のある部屋が出現。小さな怪我などを回復しつつ小休憩し、次に進む。
12層は壁や床が希少な金属でできている。しかし、壁や床から一定以上採集するとボスよりもボスみたいなめちゃくちゃ強いゴーレムが出現するらしい。
量は日によって違うため事前情報はあてにならない。
かつての報告では小石を拾っただけでゴーレムが出現したとか、袋いっぱい採取してもゴーレムが現れなかったとか様々……
しかしその情報さえ知っていれば採掘せず、素通りしてしまえば魔物に出会わずに済む。それ以外の魔物もほとんど出現しないらしく宿泊にうってつけだとか。
今までに無いほどのスピードで攻略、うん。欲望に負けなければただのジョギングだ。あ、何回か足がもつれて転びそうになったのは秘密ね……
「ふぅ……やっとついた」
「ここではわたし役立たずだから、よろしく」
「あれ、ステラ……どうしたの?」
なんだかステラの顔色が悪い……
「この層は魔素が多くて魔力酔いするの……」
「4人の中で最も魔力が多いステラは魔力酔いになるからほとんど役に立てないってことなのよ」
「へぇ」
「休んでれば平気……」
「わかった。無理しないでね?」
「ん……」
どうも自分の魔力が乱れて気分が悪くなるらしい。わたしは状態異常無効なので平気です。あ、余談ですが魔の森付近ではこれよりも魔素が多いのでかなりの人が魔力酔いになり最善を尽くせないらしい。まぁ、ものすごく高価な魔道具で軽減できるらしいけど。
ようやくついた13層……ここが目当ての結晶が取れる層らしい。
「えっと……魔結晶を探すのよね?」
「そう……私のレシピではそれで作れるはず」
魔結晶は魔石よりも年数が経過していないもので、さらに数十年経つと魔石になると考えられている。
ダンジョン内では通常よりかなり早く結晶化するため手に入りやすいとか……ちなみに魔石は上級者ダンジョンの最下層付近で手に入れることができるようだが、そこにたどり着ける冒険者の数が圧倒的に少なくそれに加えて魔物の魔核でも代用できてしまうため流通量が少ないらしい。そのため魔石を持っているのは腕の立つ冒険者か大金持ちらしい。
「ここは床や壁を掘ることで手に入れられるはずだ」
「力仕事なら任せてくれっ」
「はい。とりあえず魔結晶のありそうな場所のチェックと魔物の対処をお願いします」
「「おうっ」」
壁や床などを掘ることで手に入るが1つ1つが小指の先ほどしかないらしいのでジャックやリディのためにもかなりの量が必要だ。今度いつここにこれるかもわからないし……
本来ならかなり時間を要するがこれがあるもんねー。ジャーン!加護付きのつるはしー
これはユリスさんの試作品を借りて、私とアルさんとメルさんの加護を重ねがけしたものである。さらには宿にちょっと立ち寄っただけの鍛治の神様に頼み込んで加護を受けたのである。
アルさん達によれば使用すると魔力と引き換えに効率が良くなったり、少しだけど採集量が増える効果が付いたらしい。
そう言われて心眼で確認したら確かにそうなっていた。
使用者限定はされていないけど魔力がたくさんいるので使用者は限られるというわけ。力自慢のルカが買って出てくれましたがそういうわけですので自力で頑張ります。
どうやらカーラとジョセフが周囲の警戒をしルカはルカであちこち採集してみるようだ。
「俺は向こうの壁をやるからエナはカーラ達からあまり離れないように」
「わかった。あ、そうだ今回のレシピに必要な魔結晶の色は黄色なので。もちろん他の色も取れた場合は持って帰りたいけど……」
「黄色か。わかった」
では早速……まずはひと振り。ガンッ
「おおー、早速見つかるとは運がいいね」
何か言いたげなカーラ達を横目に黙々とつるはしを振り下ろす。ふた振りに1回ほどポロっと出てくる結晶に気を良くしつつ必要な量を目指す。
時々魔物が出現したみたいだがメンバーが対応してくれたので安心して採掘することができる。これだけ採掘してたら採掘のスキルが手に入りそう……
必要な結晶は黄色なのだが作業を繰り返し、1時間ほどで他の色の結晶(赤、青、緑、薄茶、黒、虹色はひとつだけ)もかなり手に入った。
「お待たせしました。これだけあれば足りると思うよ」
((((早っ!!))))
「まじか……俺ちょっとしか採集できなかったぞ」
「まあ、エナだからねえ……」
「えっと、ステラの顔色も悪いしさっき休憩した小部屋で調合しようか?」
「そうだね」
ちなみに壁や床をかなり掘ってしまったが数日で元通りの壁や床に戻るらしい。
魔結晶に関してはもう少し時間が経ってから現れるようで場所はランダムなんだとか……どうやらダンジョン内は特別らしくコアが無事な限り普通では考えられないスピードで復活。へー。
いやぁ、つくづぐパーティっていいね。ダンジョンは特にソロだと厳しいところもあるみたいだし……
階段の側で昼休憩とポーションの調合。
その後は急いで10層まで戻り帰還陣で1層へ。
ダンジョンから出たらもう夕方だった。
「なんだかものすごく久しぶりな気がする」
「わたしも初めてダンジョンに潜った時同じこと言った」
「そう?」
「流石に今から帰るわけにいかないから宿取らないとな……」
「ああ……ジャックなら待っててくれるはずだ……」
急いで帰りたいだろうが仕方あるまいと宿を取ろうとした時……
------
【交信】
《愛の女神 メルディ―ナ》から交信されています。
[はい(許可)] [いいえ(拒否)]
------
「あれ、メルさんからだ」
「ん? メルさん?」
「あ、いや、ちょっと……ごめん」
不審がるメンバーをよそにそそくさと人気のない場所まで移動し[はい]を選択した。
しかし……そのゾーンを無事に抜けたスペースの床を踏むと両脇の通路が開き魔物が殺到するという2段構えだった。
流石にこの情報はなかったらしく、驚いたものの私以外はみんな冷静で……1人だけオタオタすることとなる。
メンバーは落ち着いており、ジョセフが仕掛けを見つけ魔物を倒しつつ両脇の石扉を動かし通路を塞いだ。
まぁ、私はほぼ何もしないうちにルカとジョセフが扉を塞いでたけど。カーラとステラも結構強くて、当たり前だけど私の出る幕など1ミリもなかった。
「おおー、みんな流石だね」
「事前情報になかったから一瞬焦ったけどこういうことはよくあるからなー」
「流石……ジョセフ」
ステラさんの目がハートになっている。うん、スルーで。
ちなみにこの通路、先ほどの床が抜けた場所に繋がっており強い冒険者なら踏み間違えて落ちても通路から脱出できるらしい。へー……それって弱かったら脱出できないってことでは……ぶるぶる……あ、聖域で結界張れば問題ないか。
これってメンバーがいなくて1人で挑戦とかだとかなり苦戦しそう。
石扉をふさぐことにより正面に階段と宝箱のある部屋が出現。小さな怪我などを回復しつつ小休憩し、次に進む。
12層は壁や床が希少な金属でできている。しかし、壁や床から一定以上採集するとボスよりもボスみたいなめちゃくちゃ強いゴーレムが出現するらしい。
量は日によって違うため事前情報はあてにならない。
かつての報告では小石を拾っただけでゴーレムが出現したとか、袋いっぱい採取してもゴーレムが現れなかったとか様々……
しかしその情報さえ知っていれば採掘せず、素通りしてしまえば魔物に出会わずに済む。それ以外の魔物もほとんど出現しないらしく宿泊にうってつけだとか。
今までに無いほどのスピードで攻略、うん。欲望に負けなければただのジョギングだ。あ、何回か足がもつれて転びそうになったのは秘密ね……
「ふぅ……やっとついた」
「ここではわたし役立たずだから、よろしく」
「あれ、ステラ……どうしたの?」
なんだかステラの顔色が悪い……
「この層は魔素が多くて魔力酔いするの……」
「4人の中で最も魔力が多いステラは魔力酔いになるからほとんど役に立てないってことなのよ」
「へぇ」
「休んでれば平気……」
「わかった。無理しないでね?」
「ん……」
どうも自分の魔力が乱れて気分が悪くなるらしい。わたしは状態異常無効なので平気です。あ、余談ですが魔の森付近ではこれよりも魔素が多いのでかなりの人が魔力酔いになり最善を尽くせないらしい。まぁ、ものすごく高価な魔道具で軽減できるらしいけど。
ようやくついた13層……ここが目当ての結晶が取れる層らしい。
「えっと……魔結晶を探すのよね?」
「そう……私のレシピではそれで作れるはず」
魔結晶は魔石よりも年数が経過していないもので、さらに数十年経つと魔石になると考えられている。
ダンジョン内では通常よりかなり早く結晶化するため手に入りやすいとか……ちなみに魔石は上級者ダンジョンの最下層付近で手に入れることができるようだが、そこにたどり着ける冒険者の数が圧倒的に少なくそれに加えて魔物の魔核でも代用できてしまうため流通量が少ないらしい。そのため魔石を持っているのは腕の立つ冒険者か大金持ちらしい。
「ここは床や壁を掘ることで手に入れられるはずだ」
「力仕事なら任せてくれっ」
「はい。とりあえず魔結晶のありそうな場所のチェックと魔物の対処をお願いします」
「「おうっ」」
壁や床などを掘ることで手に入るが1つ1つが小指の先ほどしかないらしいのでジャックやリディのためにもかなりの量が必要だ。今度いつここにこれるかもわからないし……
本来ならかなり時間を要するがこれがあるもんねー。ジャーン!加護付きのつるはしー
これはユリスさんの試作品を借りて、私とアルさんとメルさんの加護を重ねがけしたものである。さらには宿にちょっと立ち寄っただけの鍛治の神様に頼み込んで加護を受けたのである。
アルさん達によれば使用すると魔力と引き換えに効率が良くなったり、少しだけど採集量が増える効果が付いたらしい。
そう言われて心眼で確認したら確かにそうなっていた。
使用者限定はされていないけど魔力がたくさんいるので使用者は限られるというわけ。力自慢のルカが買って出てくれましたがそういうわけですので自力で頑張ります。
どうやらカーラとジョセフが周囲の警戒をしルカはルカであちこち採集してみるようだ。
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「わかった。あ、そうだ今回のレシピに必要な魔結晶の色は黄色なので。もちろん他の色も取れた場合は持って帰りたいけど……」
「黄色か。わかった」
では早速……まずはひと振り。ガンッ
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何か言いたげなカーラ達を横目に黙々とつるはしを振り下ろす。ふた振りに1回ほどポロっと出てくる結晶に気を良くしつつ必要な量を目指す。
時々魔物が出現したみたいだがメンバーが対応してくれたので安心して採掘することができる。これだけ採掘してたら採掘のスキルが手に入りそう……
必要な結晶は黄色なのだが作業を繰り返し、1時間ほどで他の色の結晶(赤、青、緑、薄茶、黒、虹色はひとつだけ)もかなり手に入った。
「お待たせしました。これだけあれば足りると思うよ」
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「まじか……俺ちょっとしか採集できなかったぞ」
「まあ、エナだからねえ……」
「えっと、ステラの顔色も悪いしさっき休憩した小部屋で調合しようか?」
「そうだね」
ちなみに壁や床をかなり掘ってしまったが数日で元通りの壁や床に戻るらしい。
魔結晶に関してはもう少し時間が経ってから現れるようで場所はランダムなんだとか……どうやらダンジョン内は特別らしくコアが無事な限り普通では考えられないスピードで復活。へー。
いやぁ、つくづぐパーティっていいね。ダンジョンは特にソロだと厳しいところもあるみたいだし……
階段の側で昼休憩とポーションの調合。
その後は急いで10層まで戻り帰還陣で1層へ。
ダンジョンから出たらもう夕方だった。
「なんだかものすごく久しぶりな気がする」
「わたしも初めてダンジョンに潜った時同じこと言った」
「そう?」
「流石に今から帰るわけにいかないから宿取らないとな……」
「ああ……ジャックなら待っててくれるはずだ……」
急いで帰りたいだろうが仕方あるまいと宿を取ろうとした時……
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【交信】
《愛の女神 メルディ―ナ》から交信されています。
[はい(許可)] [いいえ(拒否)]
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「あれ、メルさんからだ」
「ん? メルさん?」
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