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一生の友達だよ。
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光に包まれた二人のアリア。そして。その光が収まった時、その二つの影は一つになり。
眠っていたアリアだけがそこに残されていた。
むくっと起き上がった彼女、
「これで、よし。かな? じゃぁ俺出るから」
そう言ってまた目を閉じる。
再び目を開けた彼女はその表情からアリアのものだとわかるくらい? ほんと人ってその心次第だよね。雰囲気も、表情も、全然違う。
「ありあちゃん!」
マリアがベッドに座るアリアに抱きついて。
「まりあちゃん! ありがとう……」
アリアの瞳にも涙が浮かんでた。
いつのまにかその隣に立ってたあきさん。
「良かったよ。これで一安心かな」
そう安堵の声を漏らす。
「そうよね。もう三日も寝たきりでこのままじゃ危なかったもの。このままありあが戻らなかったらうちのラボに引き取らなきゃいけないかも? なんて話してて今日様子を見にきたんだけどね? まあうちだとお爺様の実験材料にされちゃいそうだからほんと最後の手段だったんだけど」と、麻里子。
「ああ。あの爺さんは信用できない。何にしても身体がまいっちまう前に戻ってきてくれてほんと良かったよ。あんた達、ありがとうな」
「まだ三日?」
「そうさ。ありあ。まあありあはその間に随分と魔力を上げたみたいだから、実際にはもっと長い期間だったんだろうけど?」
ああやっぱりそこまでわかるんだ。ほんとこのあきって子、不思議。
見かけは女子高生の制服なのに、雰囲気完全に男の子だし。
ちょっとアーサーと似てる? かな。
——時間、ナイヨ。もう帰らなきゃ。
え? アウラ?
——こうしてる間にも位相がずれていく。帰れなくなる前に帰ろう。
はう。
「ごめんなさいあたしたちもう帰らなきゃ」
「マリカ! ありがとう! あたしが無事に帰れたのはみんなあなたのおかげ。ほんと感謝してるね」
「ううん、アリア。短い間だったけど一緒に聖女修行できて楽しかったよ。もう会えないかもだけど、それでもあなたはあたしの一生の友達だよ」
「うん……。ありがとうマリカ……」
「なあ。ひとつだけ気になってるんだけど、お前ってマジカルレイヤーでマトリクス被ってるよな?」
え?
あたしはもちろんそうだけど、あきがそう声をかけたのはアーサーだった。
「あたしはマジカルレイヤー使えるけど、アーサーは使えないよ、ね? アーサー?」
「それってもしかして……」
え? アーサー心当たりでもあるの?
「お前、本来の身体に今の女性のマトリクス被ってるだろ? もう何年もずっと。すっかり身体に馴染んでるけど表面のレイヤーが見えるよ?」
えー?
それって……。
「お前自身でかけた魔法なのじゃなかったら、誰か別の人間にかけられたってことなんだろうけど……」
はうあう。そんな、まさか。
神妙な顔であきの言葉を聞いているアーサー。
その顔にはやっぱりそんな心当たりがあるような。
——ダメだよ! もう時間ないよマリアンヌ!
「ああ、ごめんなさいもうほんと時間ないみたい。それじゃぁね。さよなら」
あたしはアーサーの手を引いて抱き寄せる。
そのまま。
来た時と同じような赤い粒子に包まれたあたしたちは、再び時空を跳んだのだった。
眠っていたアリアだけがそこに残されていた。
むくっと起き上がった彼女、
「これで、よし。かな? じゃぁ俺出るから」
そう言ってまた目を閉じる。
再び目を開けた彼女はその表情からアリアのものだとわかるくらい? ほんと人ってその心次第だよね。雰囲気も、表情も、全然違う。
「ありあちゃん!」
マリアがベッドに座るアリアに抱きついて。
「まりあちゃん! ありがとう……」
アリアの瞳にも涙が浮かんでた。
いつのまにかその隣に立ってたあきさん。
「良かったよ。これで一安心かな」
そう安堵の声を漏らす。
「そうよね。もう三日も寝たきりでこのままじゃ危なかったもの。このままありあが戻らなかったらうちのラボに引き取らなきゃいけないかも? なんて話してて今日様子を見にきたんだけどね? まあうちだとお爺様の実験材料にされちゃいそうだからほんと最後の手段だったんだけど」と、麻里子。
「ああ。あの爺さんは信用できない。何にしても身体がまいっちまう前に戻ってきてくれてほんと良かったよ。あんた達、ありがとうな」
「まだ三日?」
「そうさ。ありあ。まあありあはその間に随分と魔力を上げたみたいだから、実際にはもっと長い期間だったんだろうけど?」
ああやっぱりそこまでわかるんだ。ほんとこのあきって子、不思議。
見かけは女子高生の制服なのに、雰囲気完全に男の子だし。
ちょっとアーサーと似てる? かな。
——時間、ナイヨ。もう帰らなきゃ。
え? アウラ?
——こうしてる間にも位相がずれていく。帰れなくなる前に帰ろう。
はう。
「ごめんなさいあたしたちもう帰らなきゃ」
「マリカ! ありがとう! あたしが無事に帰れたのはみんなあなたのおかげ。ほんと感謝してるね」
「ううん、アリア。短い間だったけど一緒に聖女修行できて楽しかったよ。もう会えないかもだけど、それでもあなたはあたしの一生の友達だよ」
「うん……。ありがとうマリカ……」
「なあ。ひとつだけ気になってるんだけど、お前ってマジカルレイヤーでマトリクス被ってるよな?」
え?
あたしはもちろんそうだけど、あきがそう声をかけたのはアーサーだった。
「あたしはマジカルレイヤー使えるけど、アーサーは使えないよ、ね? アーサー?」
「それってもしかして……」
え? アーサー心当たりでもあるの?
「お前、本来の身体に今の女性のマトリクス被ってるだろ? もう何年もずっと。すっかり身体に馴染んでるけど表面のレイヤーが見えるよ?」
えー?
それって……。
「お前自身でかけた魔法なのじゃなかったら、誰か別の人間にかけられたってことなんだろうけど……」
はうあう。そんな、まさか。
神妙な顔であきの言葉を聞いているアーサー。
その顔にはやっぱりそんな心当たりがあるような。
——ダメだよ! もう時間ないよマリアンヌ!
「ああ、ごめんなさいもうほんと時間ないみたい。それじゃぁね。さよなら」
あたしはアーサーの手を引いて抱き寄せる。
そのまま。
来た時と同じような赤い粒子に包まれたあたしたちは、再び時空を跳んだのだった。
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