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皆ではしゃごうBBQ 第二話
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午前11時過ぎ。
具材の準備を終えた俺と奥様方は、リビングの庭に面する大開の窓から庭の様子を伺いながら苦笑いを浮かべていた。
「……なんというか、こりゃまた凄い光景ですね」
「子供達ならまだしも、夫たちもここまで盛り上がるとは思っていませんでした」
「すみません喜多さん、夫はどうも子供っぽい部分があるので」
庭にはそれはもう凄まじい光景が広がっていた。
クロエに頭突かれる青央さんと須藤さん、それをあたふたと眺めるサクラコ。地面に座り、烏骨鶏達に囲まれる松田さん。追いかけっこをしている須藤さんと清水さんのお子さん達。庭の端で雑談をしている清水さんとてんちょーと、猫村さん。……猫村さんはいつの間に来たんだ?
まだお子さん達は分かるさ。広い庭で走り回るなんて実に子供らしくて良いじゃないか。清水さんとてんちょーは何故かもう仲良くなってるし、そこに混じるように猫村さんってもう何が何やら。他の人たちももうよく分らんわ。
「さて、喜多さん。どうしましょうか?」
「どうするって……もうこのままバーベキュー始めちゃえば勝手に収拾付くんじゃないですかね?」
「そうですね、始めちゃいましょうか」
俺と奥様方は再度苦笑いを浮かべると庭に出ていき、料理場の横に作っていた焚き火台に火を灯した。
焚き火の着火剤にはよく山で落ちている松ぼっくりを使った。松ぼっくりはよく乾燥しているので着火剤としては理想的だ。油分を含んでいるからよく燃える。
あとはこの焚き火台の上に網を設置すればバーベキューの準備は完了。火が消えないように気を付けながら肉を焼けばいい。
「孝文、もう始めるの?」
火が灯ったこと事で俺が庭に出てきたことに気が付いたのだろう。サクラコが近づいてきた。
「おう、始めるぞ。皆を呼んできてくれ」
「あいっ!」
サクラコはそそくさと走り、皆を呼びに行った。
その間俺は火の管理をする。まだ火を灯したばかりなので勢いが弱い。何もしなければその内消えてしまうだろう。なので事前に用意していた薪をくべて火の勢いを確保する。
火の勢いも強くなり安定してきた頃、周りには皆集まっていた。
「おー、ちゃんと火ついたか」
松田さんが俺の横から顔を覗かせながら言ってくる。
「えぇ。これで松田さんから貰った肉いっぱい焼いていきますよ」
「焼くのはボクに任せておくれよ!結構得意なんだよ!」
青央さんが自信ありげに言ってくる。へぇ、肉焼くの得意なんだな。俺は少し苦手なので正直助かるな。俺が焼くとよく焦がしてしまう。
「それじゃ、青央さんに焼くのは任せますかね」
「承知したよっ!」
ガッツポーズをキメながら青央さんは言う。相変わらず暑苦しい人だ。
「そんじゃ……皆さーん、始めますよー。肉も野菜も大量にあるので、好きなだけ食べていってくださーい。あ、後全員手を洗うように。散々遊びまわって動物にも触れた汚い手で食べないように」
「ははっ、たーきーは相変わらずだねぇ。よし、じゃあ洗い場借りるぞー」
「洗い場はこっちだよー!」
この須藤さんに茶化される感じも懐かしいな。
外で遊んでいた人たちはサクラコに案内されながらぞろぞろと洗い場に行き手を洗って帰ってきた。
さぁ、バーベキューの始まりだ。
◇
バーベキューが始まってからは、ワイワイガヤガヤと皆楽しそうに談笑しながら食事を堪能していた。
ご家族で来ている人たちはご家族同士で話していたり、子供達は食事そっちのけで遊びまわっていたり。てんちょーやサクラコは知り合いが少ないはずなのに松田さん達と笑いあっていたり。そこに猫村さんも混じっていたり。
猫村さん、呼んでないのにいつの間にかいたからなぁ。まぁ、食材も大量にあるから人が増えても困らないどころか助かるんだがな。
青央さんは肉焼き奉行としてせっせと肉と野菜を焼いては提供をしていた。額に光る汗が清々しいな。
クロエと烏骨鶏達は庭の隅でぐったりしていた。散々皆に触られていたからな、疲れたんだろう。
「あら、喜多さん。なんだか楽しそうねぇ」
庭の外から声を掛けられたので振り返って見るとそこにいたのはご近所の飯田さんだった。
「おや、飯田さんでしたか、こんにちは。今俺の友人を呼んでバーベキューをしていたんですよ」
「この良い匂いはバーベキューだったのねぇ」
飯田さんは普段通りのまったりとした口調で落ち着くな。
「そうだ、皆さんもお時間あればで構いませんので、食べていきませんか?」
「あらあら、いいのぉ?お邪魔じゃないかしら?」
「邪魔だなんて、そんな。ほら、あそこに猫村さんもいるでしょう?なので別に問題無いですよ」
俺は松田さん達と談笑していた猫村さんを指さしながらそう言うと、飯田さんも猫村さんを見つけたのか少し安心したような表情をした。
「そうね、じゃあお邪魔しようかしら」
「どうぞどうぞ、沢山食べていってくださいね」
そうして飯田さんも追加参入して、更に賑やかになっていくバーベキュー。
「やぁキタサン。引っ越したばかりとは聞いていたけど、ご近所さんともうこんなに仲良くなっていたのかい?」
先ほどまで松田さん達と話していたてんちょーがやって来た。
「やぁてんちょー。皆優しいからね、良くしてもらってるよ。それに、俺みたいな歳の人がここに来ること自体が珍しいからそれもあるんじゃないかな」
「確かに、キタサンの家に来るまでに何人かここの人達とすれ違ったけど、みんな結構な歳の人ばかりだったからね」
この地域の平均年齢はとても高い。一番若くてサクラコ、その次で俺だろう。そりゃあ世間は少子高齢化と騒がれるもんだ。この先10年でどっと人口が減りそうで心配だ。
「そういえばてんちょー、もう皆と仲良くなってる感じがしたけど」
「あぁ、そうだね。松田さんとかちょっと顔が怖くてビビっちゃってたけど話してみると良い人だね。キタサンの前の職場の人だっけ?」
やはり初見の松田さんフェイスは怖いよな。わかるわかる。
「そうだね、一緒のグループで仕事してたんだよ。本当に、良くしてもらったよ」
「はははっ、いいねぇ。そういう職場だと働きやすそうだね」
「何話してるの?」
俺とてんちょーが話してるのを見て、サクラコがやってきた。
「おぅサクラコ。今な、皆いい人だね、って話してたんだよ」
「そうなんだ、確かに皆いい人!」
「サクラコちゃんもキタサンと仲良しだねぇ」
「うんっ、わたしと孝文仲良しだよー!一緒にクロエ達のお世話してるのー!」
サクラコ、もう人見知りしてないな。子供の対応の早さというか、成長とでも言うのか。こういったのは見てて嬉しいな。
「動物達とも仲良さそうだし、上手くいってるようで本当に良かったよ。仕事を辞めたって聞いたときは心配したんだからね?」
てんちょーとは時折ゲームをしながらボイスチャットで会話していたからな。そういえばその時に仕事を辞めたとか色々言った覚えがある。
「心配させちゃってすまんな。見ての通り、今は毎日楽しく過ごしてるよ。金にはなってないけどな。はははっ」
毎日やりたい事をただやるだけで充実した日々を過ごしているが、少し心配にもなってきている。今は十分すぎるほどに貯えがあるから大丈夫だが、20年後どうなっているかは分からない。何かしら稼ぐ手段を見つけなきゃだなぁ。
「だったら、今やってることを動画に収めて投稿でもしてみたら?バズれば多少は稼げるだろうし、僕もどんな事やってるのか見てみたいし」
「ほぅ……?楽しそうだね、それ」
動画投稿か、楽しそうだな。編集とかも楽しそうだし、やってみるのもアリだな。
「本当に稼げるかはキタサン次第だけど、楽しそうだよね。僕も手伝える事あったらやるから言ってね」
「それはありがたいな。ひとまず、この件は前向きに検討しておくよ」
「孝文何かやるの?」
サクラコは今の会話の内容を理解していないようだな。
「これから楽しい事をしていこう、って事だ」
「楽しい事ならわたしもやるー!」
楽しい事って言えばサクラコであれば食いつくと思ったが、こうも簡単に食いつくとはな。
「喜多くーん!野菜無くなりそうだよー!」
おや、青央さんが叫んでる。野菜が無くなりそうか。まだストックは大量にあるから持ってくるか。
「すまんな、てんちょー、サクラコ。ちょっと行ってくるわ」
「はいよ、いってらっしゃい」
動画投稿の件はまた今度にでもしっかり考えとくか。
俺はてんちょーとサクラコを後にし、俺は青央さんのもとへ駆けていった。
具材の準備を終えた俺と奥様方は、リビングの庭に面する大開の窓から庭の様子を伺いながら苦笑いを浮かべていた。
「……なんというか、こりゃまた凄い光景ですね」
「子供達ならまだしも、夫たちもここまで盛り上がるとは思っていませんでした」
「すみません喜多さん、夫はどうも子供っぽい部分があるので」
庭にはそれはもう凄まじい光景が広がっていた。
クロエに頭突かれる青央さんと須藤さん、それをあたふたと眺めるサクラコ。地面に座り、烏骨鶏達に囲まれる松田さん。追いかけっこをしている須藤さんと清水さんのお子さん達。庭の端で雑談をしている清水さんとてんちょーと、猫村さん。……猫村さんはいつの間に来たんだ?
まだお子さん達は分かるさ。広い庭で走り回るなんて実に子供らしくて良いじゃないか。清水さんとてんちょーは何故かもう仲良くなってるし、そこに混じるように猫村さんってもう何が何やら。他の人たちももうよく分らんわ。
「さて、喜多さん。どうしましょうか?」
「どうするって……もうこのままバーベキュー始めちゃえば勝手に収拾付くんじゃないですかね?」
「そうですね、始めちゃいましょうか」
俺と奥様方は再度苦笑いを浮かべると庭に出ていき、料理場の横に作っていた焚き火台に火を灯した。
焚き火の着火剤にはよく山で落ちている松ぼっくりを使った。松ぼっくりはよく乾燥しているので着火剤としては理想的だ。油分を含んでいるからよく燃える。
あとはこの焚き火台の上に網を設置すればバーベキューの準備は完了。火が消えないように気を付けながら肉を焼けばいい。
「孝文、もう始めるの?」
火が灯ったこと事で俺が庭に出てきたことに気が付いたのだろう。サクラコが近づいてきた。
「おう、始めるぞ。皆を呼んできてくれ」
「あいっ!」
サクラコはそそくさと走り、皆を呼びに行った。
その間俺は火の管理をする。まだ火を灯したばかりなので勢いが弱い。何もしなければその内消えてしまうだろう。なので事前に用意していた薪をくべて火の勢いを確保する。
火の勢いも強くなり安定してきた頃、周りには皆集まっていた。
「おー、ちゃんと火ついたか」
松田さんが俺の横から顔を覗かせながら言ってくる。
「えぇ。これで松田さんから貰った肉いっぱい焼いていきますよ」
「焼くのはボクに任せておくれよ!結構得意なんだよ!」
青央さんが自信ありげに言ってくる。へぇ、肉焼くの得意なんだな。俺は少し苦手なので正直助かるな。俺が焼くとよく焦がしてしまう。
「それじゃ、青央さんに焼くのは任せますかね」
「承知したよっ!」
ガッツポーズをキメながら青央さんは言う。相変わらず暑苦しい人だ。
「そんじゃ……皆さーん、始めますよー。肉も野菜も大量にあるので、好きなだけ食べていってくださーい。あ、後全員手を洗うように。散々遊びまわって動物にも触れた汚い手で食べないように」
「ははっ、たーきーは相変わらずだねぇ。よし、じゃあ洗い場借りるぞー」
「洗い場はこっちだよー!」
この須藤さんに茶化される感じも懐かしいな。
外で遊んでいた人たちはサクラコに案内されながらぞろぞろと洗い場に行き手を洗って帰ってきた。
さぁ、バーベキューの始まりだ。
◇
バーベキューが始まってからは、ワイワイガヤガヤと皆楽しそうに談笑しながら食事を堪能していた。
ご家族で来ている人たちはご家族同士で話していたり、子供達は食事そっちのけで遊びまわっていたり。てんちょーやサクラコは知り合いが少ないはずなのに松田さん達と笑いあっていたり。そこに猫村さんも混じっていたり。
猫村さん、呼んでないのにいつの間にかいたからなぁ。まぁ、食材も大量にあるから人が増えても困らないどころか助かるんだがな。
青央さんは肉焼き奉行としてせっせと肉と野菜を焼いては提供をしていた。額に光る汗が清々しいな。
クロエと烏骨鶏達は庭の隅でぐったりしていた。散々皆に触られていたからな、疲れたんだろう。
「あら、喜多さん。なんだか楽しそうねぇ」
庭の外から声を掛けられたので振り返って見るとそこにいたのはご近所の飯田さんだった。
「おや、飯田さんでしたか、こんにちは。今俺の友人を呼んでバーベキューをしていたんですよ」
「この良い匂いはバーベキューだったのねぇ」
飯田さんは普段通りのまったりとした口調で落ち着くな。
「そうだ、皆さんもお時間あればで構いませんので、食べていきませんか?」
「あらあら、いいのぉ?お邪魔じゃないかしら?」
「邪魔だなんて、そんな。ほら、あそこに猫村さんもいるでしょう?なので別に問題無いですよ」
俺は松田さん達と談笑していた猫村さんを指さしながらそう言うと、飯田さんも猫村さんを見つけたのか少し安心したような表情をした。
「そうね、じゃあお邪魔しようかしら」
「どうぞどうぞ、沢山食べていってくださいね」
そうして飯田さんも追加参入して、更に賑やかになっていくバーベキュー。
「やぁキタサン。引っ越したばかりとは聞いていたけど、ご近所さんともうこんなに仲良くなっていたのかい?」
先ほどまで松田さん達と話していたてんちょーがやって来た。
「やぁてんちょー。皆優しいからね、良くしてもらってるよ。それに、俺みたいな歳の人がここに来ること自体が珍しいからそれもあるんじゃないかな」
「確かに、キタサンの家に来るまでに何人かここの人達とすれ違ったけど、みんな結構な歳の人ばかりだったからね」
この地域の平均年齢はとても高い。一番若くてサクラコ、その次で俺だろう。そりゃあ世間は少子高齢化と騒がれるもんだ。この先10年でどっと人口が減りそうで心配だ。
「そういえばてんちょー、もう皆と仲良くなってる感じがしたけど」
「あぁ、そうだね。松田さんとかちょっと顔が怖くてビビっちゃってたけど話してみると良い人だね。キタサンの前の職場の人だっけ?」
やはり初見の松田さんフェイスは怖いよな。わかるわかる。
「そうだね、一緒のグループで仕事してたんだよ。本当に、良くしてもらったよ」
「はははっ、いいねぇ。そういう職場だと働きやすそうだね」
「何話してるの?」
俺とてんちょーが話してるのを見て、サクラコがやってきた。
「おぅサクラコ。今な、皆いい人だね、って話してたんだよ」
「そうなんだ、確かに皆いい人!」
「サクラコちゃんもキタサンと仲良しだねぇ」
「うんっ、わたしと孝文仲良しだよー!一緒にクロエ達のお世話してるのー!」
サクラコ、もう人見知りしてないな。子供の対応の早さというか、成長とでも言うのか。こういったのは見てて嬉しいな。
「動物達とも仲良さそうだし、上手くいってるようで本当に良かったよ。仕事を辞めたって聞いたときは心配したんだからね?」
てんちょーとは時折ゲームをしながらボイスチャットで会話していたからな。そういえばその時に仕事を辞めたとか色々言った覚えがある。
「心配させちゃってすまんな。見ての通り、今は毎日楽しく過ごしてるよ。金にはなってないけどな。はははっ」
毎日やりたい事をただやるだけで充実した日々を過ごしているが、少し心配にもなってきている。今は十分すぎるほどに貯えがあるから大丈夫だが、20年後どうなっているかは分からない。何かしら稼ぐ手段を見つけなきゃだなぁ。
「だったら、今やってることを動画に収めて投稿でもしてみたら?バズれば多少は稼げるだろうし、僕もどんな事やってるのか見てみたいし」
「ほぅ……?楽しそうだね、それ」
動画投稿か、楽しそうだな。編集とかも楽しそうだし、やってみるのもアリだな。
「本当に稼げるかはキタサン次第だけど、楽しそうだよね。僕も手伝える事あったらやるから言ってね」
「それはありがたいな。ひとまず、この件は前向きに検討しておくよ」
「孝文何かやるの?」
サクラコは今の会話の内容を理解していないようだな。
「これから楽しい事をしていこう、って事だ」
「楽しい事ならわたしもやるー!」
楽しい事って言えばサクラコであれば食いつくと思ったが、こうも簡単に食いつくとはな。
「喜多くーん!野菜無くなりそうだよー!」
おや、青央さんが叫んでる。野菜が無くなりそうか。まだストックは大量にあるから持ってくるか。
「すまんな、てんちょー、サクラコ。ちょっと行ってくるわ」
「はいよ、いってらっしゃい」
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