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サクラコの学校⑥
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体育の授業ももうすぐ終わりとなる時間帯。
数本五十メートル走を走りきったサクラコは、今は鷺ノ宮先生と共にキャッチボールをしていた。
走って投げて、忙しいことだ。
俺はキャッチボールをする鷺ノ宮先生に近づき、体育の授業が終わったら帰る事を伝えた。
「あら、もう帰っちゃうんですか」
先生はキャッチボールを続けながら会話をしてくれている。
「流石にずっと見学してるわけにはいきませんからね。そもそも今日来た目的は授業参観じゃなくてサクラコ両親の連絡先を聞くためでしたから」
「私の方でも、もう少し連絡先については調べてみますね」
「はい、お願いします。何か分かったらサクラコ経由で俺に知らせて下さい」
サクラコを伝書鳩のように使ってしまうのは申し訳無さを感じるものの、これが確実だろう。
「あっ、喜多さんの連絡先教えてくださいよ。もしサクラコくんが学校内で体調不良とかになった際にすぐに連絡したいので」
「……えぇ、そうですね。ではこの授業が終わったら」
確実だろう、とか思ってたら速攻で最適解を示されてしまった。なんだか少し恥ずかしい気分だ。
その後は特に面白い展開は無く、用具の片付けとクールダウンの時間として終了五分前に授業は終わった。
サクラコは授業が終わるとそそくさと片付けをはじめ、速攻で終わらせると着替えのために走りながら教室へと向かっていった。いやぁ、元気だねぇ。
先生はまだ校庭に残っていたので、俺の連絡先を伝えた。
「では俺はここで。サクラコは走って教室戻っちゃったので、俺はもう帰った事伝えといてもらってもいいですかね」
「はい、承りました。またいつでも来てくださいね!」
「えぇ、気が向いたら来ますよ。厨二病出さずに残りの授業も頑張って下さいね。ではこれで」
俺は最後に先生を茶化すと、学校を後にした。
いやぁ、まさかこの歳で授業参観なんてするとは思ってなかったよ。良い経験をしたと思う。
先生も面白い人だったし、良い環境じゃないか。サクラコにはしっかり勉学に励んでほしい限りだ。
サクラコ両親の連絡先を知る事はできなかったけど、ひとまずはサクラコが楽しそうに勉強してるって事を知れたので良しとしよう。
家に帰ると、玄関前に猫村さんがいた。
「猫村さん、こんにちは。どうかしましたか」
「おぉ喜多くん。どこかに行ってたのかね?」
「えぇ、少しサクラコの学校に用があったので。もう終わったので帰ってきた感じですね」
「そうかそうか、学校に。表情見る限り良い事でもあったのかな?」
表情? 良い事があったと言うくらいだからそんなに良い表情をしていたのだろうか。俺としてはサクラコ両親の連絡先が分からなかったから収穫無しだったんだがなぁ。
「あぁそうだ、喜多くんお酒は飲むかい?」
「酒ですか? 飲むには飲みますね」
「そうか、ならよかった。喜多くん、これをあげるよ」
そう言うと猫村さんは一升瓶を俺に渡してきた。先程の話から察するにこれは酒なのだろう。
「畑で作ってる米で作った日本酒だよ。結構美味しいんだよ、これ」
「へぇ、日本酒ですか。あまり飲んだことなかったので是非飲んでみますね」
俺は酒をあまり飲まない。飲むのはせいぜい梅酒ぐらいで、あまり強めの酒を好んではいない。だが、今回貰った日本酒は猫村さんが美味いと言うくらいだから本当に美味いんだろう。今晩あたり飲んでみるとするか。
「なんだか貰ってばかりですみません」
こっちに引っ越してきてからこの地域の人は皆優しく、何かある度に俺に畑で採れた収穫物だったり今回みたいに酒をくれたり色々良くしてくれている。
「何を言うかと思ったら。気にしなくていいんだよ、我々も喜多君には色々貰ってるからね」
色々貰っている? 特に何かをあげたことなんて無かったと思うが。
「はっはっは、何もあげてないぞとでも言いたげな顔だね。我々はたくさん君に貰っているさ。喜多くんがここに来てからここの人達は皆嬉しそうにしていたよ。動物達とじゃれあう姿だったり、サクラコちゃんと遊んでる姿を見て皆笑ってるんだよ。その姿を見るために散歩コースを変えた人だっている。代わり映えの無い生活に変化をもたらしてくれた喜多くんは皆にとって孫みたいな感覚なんじゃないかな」
……そんな事を思っていたのか。確かにこの地域は高齢の人が多いがその人達にとって俺は孫みたいに可愛がられてもしょうがないのだろう。
とはいえ、俺もずっと貰ってばかりでは申し訳ないので何かしらお返しをしたいと思っている。特に案は無いからいずれ考えておこう。
「孫ですか……まぁ、皆さんにとっては年齢的にも孫みたいな感じでしょうね」
「まさか、今まで色々良くされた分何かしらの形で返そうとか思ってないよね?」
あら図星。猫村さんにはお見通しだったかぁ。
「あはは……流石は年の功、猫村さんには敵いませんね。もしここで俺がいつか何かを返したい、みたいな事を言ったらもう受け取ってるよ、って言うんですよね」
「その通り! 流石は喜多くんだ。という訳でこのお酒もこれから色々あげる物も、大人しく貰うといいさ!」
ははっ、ここまでキッパリ言われてしまったら何も言い返せないじゃないか。本当に、この人には敵わないな。
「……えぇ、分かりました。大人しく受け取りますよ。ありがとうございます」
「うん、それで良しっ! 若者は年配者の好意を素直に受け取るべきだなっ! がっはっはーっ!」
まったくこの人は……。
ここまで豪快に笑われると、いっそ清々しいな。
とはいえ、ご近所関係は良好。
引っ越す前は田舎はご近所トラブルが多いと聞いていたので少し尻込みしていた部分があったが、いざ移住してみるとなんとも過ごしやすくとても良い環境だ。
いっそ、都会にいた時のほうが生活していてストレスを感じると思ってしまう程だ。
サクラコだったりの問題は多少あるものの、移住してきて正解だったと思う。この環境を、関係を、ずっと続けていきたいと思う。
あぁ、そうだ。その後学校が終わって帰ってきたサクラコに「なんで先に帰っちゃうのーっ!」って怒られました。
〇あとがき
皆さんお久しぶりです。
最近は投稿できず申し訳ございません。
忙しかった、というのもありますが、現在この小説とは別でハイファンタジー小説も執筆していまして。
現在6.5万字程度書けていて、そちらは10万字まで書けたら投稿しようと思っています。
書き始めたのが4月頭なので、約1か月で6.5万字なので、5月中にはそちらは投稿できると思います。
そちらが投稿出来次第、こちらも随時書いていこうと思いますので、もう少々お待ちして頂けると助かります。
また、書くモチベーションにもなりますので、続きが気になる、面白い、と思っていただけた方は下のお気に入りボタンより追加を宜しくお願いします!
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走って投げて、忙しいことだ。
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「あら、もう帰っちゃうんですか」
先生はキャッチボールを続けながら会話をしてくれている。
「流石にずっと見学してるわけにはいきませんからね。そもそも今日来た目的は授業参観じゃなくてサクラコ両親の連絡先を聞くためでしたから」
「私の方でも、もう少し連絡先については調べてみますね」
「はい、お願いします。何か分かったらサクラコ経由で俺に知らせて下さい」
サクラコを伝書鳩のように使ってしまうのは申し訳無さを感じるものの、これが確実だろう。
「あっ、喜多さんの連絡先教えてくださいよ。もしサクラコくんが学校内で体調不良とかになった際にすぐに連絡したいので」
「……えぇ、そうですね。ではこの授業が終わったら」
確実だろう、とか思ってたら速攻で最適解を示されてしまった。なんだか少し恥ずかしい気分だ。
その後は特に面白い展開は無く、用具の片付けとクールダウンの時間として終了五分前に授業は終わった。
サクラコは授業が終わるとそそくさと片付けをはじめ、速攻で終わらせると着替えのために走りながら教室へと向かっていった。いやぁ、元気だねぇ。
先生はまだ校庭に残っていたので、俺の連絡先を伝えた。
「では俺はここで。サクラコは走って教室戻っちゃったので、俺はもう帰った事伝えといてもらってもいいですかね」
「はい、承りました。またいつでも来てくださいね!」
「えぇ、気が向いたら来ますよ。厨二病出さずに残りの授業も頑張って下さいね。ではこれで」
俺は最後に先生を茶化すと、学校を後にした。
いやぁ、まさかこの歳で授業参観なんてするとは思ってなかったよ。良い経験をしたと思う。
先生も面白い人だったし、良い環境じゃないか。サクラコにはしっかり勉学に励んでほしい限りだ。
サクラコ両親の連絡先を知る事はできなかったけど、ひとまずはサクラコが楽しそうに勉強してるって事を知れたので良しとしよう。
家に帰ると、玄関前に猫村さんがいた。
「猫村さん、こんにちは。どうかしましたか」
「おぉ喜多くん。どこかに行ってたのかね?」
「えぇ、少しサクラコの学校に用があったので。もう終わったので帰ってきた感じですね」
「そうかそうか、学校に。表情見る限り良い事でもあったのかな?」
表情? 良い事があったと言うくらいだからそんなに良い表情をしていたのだろうか。俺としてはサクラコ両親の連絡先が分からなかったから収穫無しだったんだがなぁ。
「あぁそうだ、喜多くんお酒は飲むかい?」
「酒ですか? 飲むには飲みますね」
「そうか、ならよかった。喜多くん、これをあげるよ」
そう言うと猫村さんは一升瓶を俺に渡してきた。先程の話から察するにこれは酒なのだろう。
「畑で作ってる米で作った日本酒だよ。結構美味しいんだよ、これ」
「へぇ、日本酒ですか。あまり飲んだことなかったので是非飲んでみますね」
俺は酒をあまり飲まない。飲むのはせいぜい梅酒ぐらいで、あまり強めの酒を好んではいない。だが、今回貰った日本酒は猫村さんが美味いと言うくらいだから本当に美味いんだろう。今晩あたり飲んでみるとするか。
「なんだか貰ってばかりですみません」
こっちに引っ越してきてからこの地域の人は皆優しく、何かある度に俺に畑で採れた収穫物だったり今回みたいに酒をくれたり色々良くしてくれている。
「何を言うかと思ったら。気にしなくていいんだよ、我々も喜多君には色々貰ってるからね」
色々貰っている? 特に何かをあげたことなんて無かったと思うが。
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……そんな事を思っていたのか。確かにこの地域は高齢の人が多いがその人達にとって俺は孫みたいに可愛がられてもしょうがないのだろう。
とはいえ、俺もずっと貰ってばかりでは申し訳ないので何かしらお返しをしたいと思っている。特に案は無いからいずれ考えておこう。
「孫ですか……まぁ、皆さんにとっては年齢的にも孫みたいな感じでしょうね」
「まさか、今まで色々良くされた分何かしらの形で返そうとか思ってないよね?」
あら図星。猫村さんにはお見通しだったかぁ。
「あはは……流石は年の功、猫村さんには敵いませんね。もしここで俺がいつか何かを返したい、みたいな事を言ったらもう受け取ってるよ、って言うんですよね」
「その通り! 流石は喜多くんだ。という訳でこのお酒もこれから色々あげる物も、大人しく貰うといいさ!」
ははっ、ここまでキッパリ言われてしまったら何も言い返せないじゃないか。本当に、この人には敵わないな。
「……えぇ、分かりました。大人しく受け取りますよ。ありがとうございます」
「うん、それで良しっ! 若者は年配者の好意を素直に受け取るべきだなっ! がっはっはーっ!」
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とはいえ、ご近所関係は良好。
引っ越す前は田舎はご近所トラブルが多いと聞いていたので少し尻込みしていた部分があったが、いざ移住してみるとなんとも過ごしやすくとても良い環境だ。
いっそ、都会にいた時のほうが生活していてストレスを感じると思ってしまう程だ。
サクラコだったりの問題は多少あるものの、移住してきて正解だったと思う。この環境を、関係を、ずっと続けていきたいと思う。
あぁ、そうだ。その後学校が終わって帰ってきたサクラコに「なんで先に帰っちゃうのーっ!」って怒られました。
〇あとがき
皆さんお久しぶりです。
最近は投稿できず申し訳ございません。
忙しかった、というのもありますが、現在この小説とは別でハイファンタジー小説も執筆していまして。
現在6.5万字程度書けていて、そちらは10万字まで書けたら投稿しようと思っています。
書き始めたのが4月頭なので、約1か月で6.5万字なので、5月中にはそちらは投稿できると思います。
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