幸せをくれる男

yurisam

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私の始まり

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続きを見てくださってありがとうございます
では続きを話していきましょう







                ある秋 何だか変な空気だ
私は4年生になっていた。


祖父母の機嫌もよくない。
でも嫌な予感じゃない。
祖父母が機嫌悪いイコール母に関係あると
思ったからね


玄関を開ける音と
聞き慣れた「こんにちは~」

母だ!!!!


ついにこの日が来たのかな?!


「優華、瞬…おまたせ…時間かかって
寂しい思いさせてごめんな」

声を震わせ私達を腕で抱きしめる

「仕事も決まって車も買って、家も用意したから、これからは一緒に住めるんやで」

「お母さんと一緒に?」

と2人声を揃えて言う

父方祖母が玄関から出てくる

「希子ちゃん…よう頑張ったなぁ
    何も出来へんかってごめんやで」

と泣いている。

私は意地悪だと思った事に後悔した

祖母は意地悪ではなく
頑張ってお弁当や、身の回りの世話を
してくれていたんだ。
お小遣いもくれた
帰りを待っていてくれた
料理の出来ない祖母はスーパーの揚げ物を
買って並べてくれた

自分の事が嫌に思った

母と祖母は仲が良かった

2人抱き合って泣いている

弟は母の中古で買った小さな車に
もう乗り込んでいた

2人から目が離せずに
泣きそうになっていた

祖母が謝り続けている
母もありがとう ありがとうと何度も繰り返す

「優華も車に乗りな」 祖母が言う

「うん…ばあちゃん…」

「なんや?」と目を擦りながら

「ばあちゃんありがとう
   また遊びに来てかまん??」

再び祖母が泣き出し首を縦に何度も何度も振った


母も車に乗り
3人での新生活がはじまった


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