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一章 転移した先は
14話 ランクアップ
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「あれ?ギルマスってSSSランクだよな。こんなに弱くていいのかよ」
俺は率直な意見をギルマスと言われるこのガンドルスっていうおっちゃんに聞いた。
「弱いって言われましてもあなたが強すぎるだけです。あのデコピンだけでそこらへんの冒険者は肉片に変わります。はい」
「よく生きてたなお前」
「これでもSSSランクですし体の丈夫さには定評があるので。はい」
「ふーん。で、俺になんの用があったんだ?あと、敬語とかいらないから普通にしててくれ。俺の評判が下がりそうだ」
俺はここに来させられた理由が早く聞きたかったから話をそらして今回の目的の話に切り替えた。
「分かった。今回ここに来てもらったのはさっき言った通り、試して見たかったってのとアストのランクアップをしようかと思ってな」
いきなり素で話し始めたガンドルスに驚いたが。いやまぁ俺が普通で頼むっていったんだけどね。まぁいいや。
「そんで、どれぐらい上げてくれるんだ?」
「アストは盗賊を殺したことがあるか?」
「ああ、あるぞ」
「その盗賊の証拠みたいなのはないか?別に証人でも構わない」
「うーん。あん時は人助けで、あ、そういえばあれがあったな」
俺はすっかり忘れ去られた存在と化していた懐中時計を取り出した。
「これがその人から渡されたものだ。なんか帰って来たら褒美があるから冒険者なら冒険者ギルドにいてくれって言われたんだよ。第三王女に」
「だ、第三王女って……」
「まぁ帝国からここまで5日ぐらいだしそこまで時間はかからねぇよ」
「いや、そういう問題じゃないんだが、それにそれ徒歩の計算だし……まぁいい。今日からアストをSランク冒険者にする。これ以上はさすがに俺の独断では無理だ。悪いが我慢してくれ」
「Sランクでも上等だと思うぞ。あ、でも面白そうな依頼があったら俺に回してくれよ」
「まぁ分かった。一応優先順位は上の方にすることは約束する。どうしてもSSとかSSSランクのやつらの方が実績があるからそっちの方が頼られるんだ。まぁそれじゃあカードを貸してくれ」
「そうなのか分かった。そんでギルドカードね」
そうして俺は冒険者になって初日にSランク冒険者になってしまった。
俺は率直な意見をギルマスと言われるこのガンドルスっていうおっちゃんに聞いた。
「弱いって言われましてもあなたが強すぎるだけです。あのデコピンだけでそこらへんの冒険者は肉片に変わります。はい」
「よく生きてたなお前」
「これでもSSSランクですし体の丈夫さには定評があるので。はい」
「ふーん。で、俺になんの用があったんだ?あと、敬語とかいらないから普通にしててくれ。俺の評判が下がりそうだ」
俺はここに来させられた理由が早く聞きたかったから話をそらして今回の目的の話に切り替えた。
「分かった。今回ここに来てもらったのはさっき言った通り、試して見たかったってのとアストのランクアップをしようかと思ってな」
いきなり素で話し始めたガンドルスに驚いたが。いやまぁ俺が普通で頼むっていったんだけどね。まぁいいや。
「そんで、どれぐらい上げてくれるんだ?」
「アストは盗賊を殺したことがあるか?」
「ああ、あるぞ」
「その盗賊の証拠みたいなのはないか?別に証人でも構わない」
「うーん。あん時は人助けで、あ、そういえばあれがあったな」
俺はすっかり忘れ去られた存在と化していた懐中時計を取り出した。
「これがその人から渡されたものだ。なんか帰って来たら褒美があるから冒険者なら冒険者ギルドにいてくれって言われたんだよ。第三王女に」
「だ、第三王女って……」
「まぁ帝国からここまで5日ぐらいだしそこまで時間はかからねぇよ」
「いや、そういう問題じゃないんだが、それにそれ徒歩の計算だし……まぁいい。今日からアストをSランク冒険者にする。これ以上はさすがに俺の独断では無理だ。悪いが我慢してくれ」
「Sランクでも上等だと思うぞ。あ、でも面白そうな依頼があったら俺に回してくれよ」
「まぁ分かった。一応優先順位は上の方にすることは約束する。どうしてもSSとかSSSランクのやつらの方が実績があるからそっちの方が頼られるんだ。まぁそれじゃあカードを貸してくれ」
「そうなのか分かった。そんでギルドカードね」
そうして俺は冒険者になって初日にSランク冒険者になってしまった。
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