終了し強制力の無くなった乙女ゲームの世界の悪役令嬢のその後…

クロノス

文字の大きさ
1 / 18

ブロローグ

しおりを挟む
「キャスカー・セレス・ルーティア!!!貴様の様な性悪な女等婚約破棄する!!!
何故婚約破棄されるのか分かっていような!!
私の最愛を虐め抜いた事知らないとは言わせない!!!」
卒業パーティーの会場で声高らかに叫び周りは何だ!?何だ!?とざわざわし始めていた。
その中に今名指しされた令嬢がパートナーのエスコートもされずに居るにも関わらず凛とした佇まいで王太子の話に耳を傾けて居た。
「殿下何かの間違いでは有りませんか?
わたくしは王太子妃の教育で殆どを城で過ごしてまいりました。
ですので「私の最愛を虐め抜いた」と言われましても何の事だか存じ上げません」
「ひ…酷いですぅ」
「き…貴様!!私のシャルロットが嘘を付いていると言うのか!!!
貴様のせいでシャルロットがどれ程辛い目にもあったにも関わらず気丈に振舞って居たのか…間違いなのではないのか!?だと何をいけしゃあしゃあと!!!
あまつさえ邪魔だからと言って階段から突き落とした事も全部知っているのだぞ!!」
「足の捻挫で済んでどれ程良かった事か!!!
私に寵愛をされない事で貴様は浅ましくも醜い嫉妬に駆られ私の最愛であるシャルロットを虐め抜き殺害をしようとした事は勇気を出してシャルロットが全てを話してくれたのだ!!!
最早言い逃れが出来ると思うな!!!」
「そうですぅ…シャルロット本当に怖かったですぅ…
でもぉキャスカー様が謝って下さるなら許してあげますぅ」
「私の最愛のシャルロットなんと慈悲深いんだ…
それに比べて貴様ときたら自分がした数々の愚かな行いを認めて謝罪する訳では無く認める事もしないとはこの性悪の悪女め!!!
バッカ・ターレ・フェッリサムの名において貴様を国外追放とする!!!
私の婚約者と言う身分を笠に着て悪行の数々許し難い!!!
貴様の様な性悪等何処へでも野垂れ死ぬがいい!!!
だが私の最愛のシャルロットにこの場で土下座し詫びるのであれば…「承りました」
「貴様もやっと謝罪をしょう…な!!!何が「承りました」だと!!!」
王太子は顔を更に真っ赤にさせわなわなと震えていた。
それは怒りによるものだった
「ですから婚約破棄と国外追放承りましたと申し上げました。
やってもいない罪をでっち上げられる様な方の元に嫁がなくて良くなったのはこちらとしてもとても助かります。
そもそもこの婚約は王命なのにも関わらず全く理解をしていない殿下を何度も注意するのはとても苦痛で御座いました。
それと殿下の仰る最愛?のご令嬢も今日初めてお会いしましたのに、何故虐めないといけないのでしょうか?
そもそもわたくしは殿下を愛して等おりませんし、政略結婚であっても相手を想いやれない方を何故愛さなければなりませんの?
馬鹿も休み休みにして下さいな。
愛してもいない方の最愛?の方を虐める程暇など御座いません。」
と凛とした声が会場中に響き渡った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢となって復讐をっ!

杏仁豆腐
恋愛
公爵家の娘でありながら庶民の出身だった母の子として生まれたわたくしを蔑んできた令嬢たちに復讐するお話。 不定期更新となります。色々と見苦しい文章が続きますが暖かく見守ってくれると嬉しいです。感想お待ちしております。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

悪役令嬢のビフォーアフター

すけさん
恋愛
婚約者に断罪され修道院に行く途中に山賊に襲われた悪役令嬢だが、何故か死ぬことはなく、気がつくと断罪から3年前の自分に逆行していた。 腹黒ヒロインと戦う逆行の転生悪役令嬢カナ! とりあえずダイエットしなきゃ! そんな中、 あれ?婚約者も何か昔と態度が違う気がするんだけど・・・ そんな私に新たに出会いが!! 婚約者さん何気に嫉妬してない?

悪役令嬢ですが、兄たちが過保護すぎて恋ができません

由香
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢・セレフィーナに転生した私。 破滅回避のため、目立たず静かに生きる――はずだった。 しかし現実は、三人の兄による全力溺愛&完全監視生活。 外出には護衛、交友関係は管理制、笑顔すら規制対象!? さらに兄の親友である最強騎士・カインが護衛として加わり、 静かで誠実な優しさに、次第に心が揺れていく。 「恋をすると破滅する」 そう信じて避けてきた想いの先で待っていたのは、 断罪も修羅場もない、安心で騒がしい未来だった――。

私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~

あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。 「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?

婚約破棄されたので辺境伯令嬢は自由に生きます~冷酷公爵の過保護が過ぎて困ります!~

sika
恋愛
「君のような女と婚約していたなど、恥だ!」 公爵嫡男に突然婚約を破棄された辺境伯令嬢リーゼは、すべてを捨てて故郷の領地へ戻る決意をした。 誰にも期待せず、ひっそりと生きようとするリーゼの前に現れたのは、冷酷と噂される隣国の公爵・アルヴィン。 彼はなぜかリーゼにだけ穏やかで優しく、彼女を守ることに執着していて――。 「君はもう誰にも踏みにじられない。俺が保証しよう」 呪いのような過去を断ち切り、真実の愛を掴むざまぁ×溺愛ラブストーリー!

悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。

香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。 皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。 さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。 しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。 それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?

処理中です...