イミテーションアース~神々の試験場~

赤崎巧一

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17.1918年 終結寸前 1柱

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 ドイツは事実上あらゆる戦線で敗北が続いていた。そのような頃合いにブーメルハーフェル港にレヴィア伯爵として、イギリス側ではあったが長らく続く交易関係の信頼から警戒こそされているものの、無事寄港し人造薪の荷下ろし作業は順調に進み、港隣接の広場では大鍋を使った料理が振舞われている。さすがにHY人造コークスの売却は不可能であったことから、炊事や寒さ対策に使う人造薪だけであった。
 すでにハーフェル港も戦況が悪いことは伝わり、出兵した身内から戦死者が出ているなど寡婦や親を失った子供も多い。

「寡婦は料理に当たりなさい。 今回は生活用品も報酬として支払います」

 孤児については国家や港町の責任者が担当する。他国の貴族が出来る事など限られ、何よりも現在は敵国なのだ。昔からの付き合いと信頼から寄港できているに過ぎない。
 港町を守るドイツ軍の兵士達も、住民達から睨まれたり港町出身の将官などが居る事から手出し口出しまではしない。さすがに無警戒とまではいかないが、銃器を向けたり捕縛を試みるまではしなかった。
 集まった寡婦は多いことから戦死者による生活困窮は増えていくことだろう、普段通り港に面した広場に設置した大鍋に集まった寡婦たちは料理を続ける。

「材料も用意してあります。 具だくさんのスープをどんどん作ってください」

 持ち出しとなるがソーセージにじゃがいもに葉野菜をたっぷりと入れ、あらびきコショウとバターで味を整えながら、横では比較的小さな鍋で卵と小麦で練ったシュペッツレを作っていく。
 パンはおがくずかさましで嫌いになっている者が多くなり、代わりに合成した米を気前よく鍋に投入し腹持ちを確保しながら、細かい味付けは調理を頼んだ婦人たちに任せていた。

「そこの、あなた達も食べなさい。 食事をせずにまともに考えられるわけもないでしょう」

 遠巻きに監視している居る兵士達に声かけ顔見知り、この町出身の若い兵士達は遠慮しながらも受け取りに来た。

「食べたらあの者達にも持っていきなさい。 酒はやめておきなさいと言いたいところだけれど、甘いお酒擬きは用意して置くから後で受けとりに来なさい」

 断る者達には器に入れた料理を持っていくように伝え、器に入った具材たっぷりのスープとシュペッツレのバター焼きを食べたあと器を持って戻っていった。差し出されると断る素振りがあるものの、空腹には変えられず受け取ると近くに座り込み食べ終えると受け取りの列に自分で並び始める。

「さぁさぁ、どんどん作るからみんな食べなさい。 遠慮なんて要りませんよ」

 ここは前線ではなく後方の港町、まだ戦火が及ぶのにはまだ時間があるとはいえ、軍備の為の労働や食料配給制度など国民は誰しも疲弊している。優先される軍人とて前線でなければ食事の質は辛い物だった。

「さて、こちらの用意もしましょうか。 二人ほど手を貸してください」

 大鍋で温めた水に別でふかしていた米を少量入れ、かき混ぜながら大量の米麹と共にこっそり少しだけ黒砂糖と塩を入れつつ米が溶けるまで攪拌し続ける。あくまで僅かにアルコールを含んだお酒の風味を保った飲料ではある、ただ子供も大人も時間を問わず飲めるという利点と、栄養価が高いので傷病や飢えている体にはとても有用であった。同様のモノはマーマイトであるがあれは人を選びすぎる。
 戦争中で甘味が貴重品、米麹と共に入れる事で隠してはいるものの黒砂糖と塩はあくまで隠し味、米麹とお米そのものが持つ甘い匂いが漂い、まだ出来上がっていないが少しずつ人も集まり試飲を手伝った婦人二人にしてもらう。

「甘くて暖かいです。 初めて飲んだ味ですが」
「アルコールが随分と弱いです。 でもこれなら皆も飲めると思います」

 悪くはなく誰しもが飲める味であると理解はしてもらえるようであった。もとより酒ではなく栄養を整える為であることからアルコールが弱い事に問題はない。

「食事が終わった者は食後の飲料を飲んでいきなさい。 とはいえ量は多くないから一人二杯までとします」

 戦火が近付いた場合、英国所属の貴族としてハーフェル港の町に仮初の降伏をさせ安全を確保する手もある。そこまで信頼を得られているかは不明であるが、被害を抑えつつ信頼を得るにはその方法しかない。

「レヴィア様」

 濃厚な甘酒を配り終え夕食に向け次の料理の為に物資を卸している最中、この港町に初めて来たときはまで十代半ばだった青年、いまでは大尉として部隊を任せられるまでになったものの、戦争で左腕と左目を失ったことで後方に回されていることがわかる。

「この港生まれの部下を連れてきましたが、本当に宜しいので?」

「本当のお酒と言う訳ではありません。 気晴らしになる程度の酒肴品ですよ」

 1リットル入る特大ジョッキに入れられた甘酒には、他と異なりほんの少しだけ日本酒が加えられている。調理に当たっていた婦人たちが思い思いの場所で座って食事をしている中、兵士達にジョッキを渡し飲むように勧める。
 少しの間飲む事を躊躇していたものの、料理をしていた婦人たちも気にせず飲んでいる姿に、口を付けると酒でありながらその甘さに眉間を寄せつつも甘味であることから一気に飲み干してしまう。

「眉間に皺が寄ったまま、守るべき者達と関わっていては不安をあおるだけ、ほんの少し緩めて接しなさい。 例え辛かったとしても、あなたたちはこの町で育ったのでしょう」

 この町生まれの兵士達はほんの少しだけ試みてはいるようではあるがすぐできるわけでもない。それでもやる努力をするだけでも住む人たちは不安が減る。眉間に皺が寄っているのは、何よりも肩身の狭さもあるだろう。
 マスタードガスの使用によって前線で一時的な優勢を取れたとしても、使用したという事実は自国民にとっても余り印象が良くなく一部では蔑みともなっていた。それは他国においても同じではあるが。



 1918年8月
 アメリカ軍が参加した連合軍によって各地戦線が動的に撃破され、それを機にドイツ軍の後退が始まった。モンロー主義によって閉じていたアメリカとはいえ、無差別通商破壊作戦によってアメリカ商船に被害を与え過ぎた。欧州各国は数年続いた戦争で互いに国家及び国民が疲弊しているとはいえ、アメリカはその影響はなかった。その国家が万全の戦力を持って片方に全力支援を行ったのだ、欧州側のドイツ戦線が崩壊するのは必然であった。
 独逸側の戦略的ミス。無差別通商破壊作戦とはいえ、正式に参戦していない第三国にまで手を出すべきではなかった。


 独逸 ハーフェル港
 ようやく動いた戦場、というよりも偵察衛星と諜報機から迫ってくるのは分かっていた。塹壕を突破され完全に崩壊した戦線は連合軍によって都市や村々の開放が行われていた。ただし開放と言ってもやはり住民は暴力や略奪をそれなりに受けている。最低限の統制があるだけまともではあるが、戦争という狂気に囚われながらであるために避けられぬことであった。

「レヴィア伯、ぜひお話したいことが」

 ハーフェル港周辺を担当するドイツ陸軍中佐は30キロ離れたキール軍港に海軍が集結していることをレヴィア伯に伝えられ、背信行為にともいえるがイギリス等連合海軍に一矢報いて有利な停戦条約を結ばせるために、戦闘艦をかき集め最後の抵抗を与えようとしていると。
 しかしそれは不可能に近く多くの兵士を死なせることに反対の立場であり、民間人の強制的な徴兵を行い未熟な訓練で水兵としようとしている。もし成功したとしても連合側は有利な停戦条約を結ぶどころか激怒するだけだろうと。
 国民を守るのが軍人の務めであり、無理やりな徴兵をして駆り出し戦死させていてはなんの意味がないのだと
数少ない誇りを持った軍人貴族ともいえるだろう。

「では止めるしかありませんね。 軍人貴族として、管理する土地の市民及び国家法に従い、軍規に照らし合わせる事です」

 あくまで法、それに従わずに行動を行えば如何なる高潔な意思も意味がなくなる。難しく迂遠だったとしても、軍人貴族として誇りと意思を貫くにはいかなる行動も律しなければならない。
 なんにせよ。地球の歴史では余りに任務の危険性が高く、撃沈や戦死覚悟の為に中級士官以下の反乱寸前の反対よって出航は行われなかったとある。



 ハーフェル港に滞在し取引をして一週間。
 件の艦隊はハーフェル港に軍船と共に訪れ、他の都市と比較して食料や燃料が安定し住民も不健康と言う訳ではない。だからこそ当然のようにドイツ海軍将校が強制的な徴兵を起こそうとした。
 正規徴兵から外れている14歳未満の男児と戦傷や事故によって不適格として判断された成人男性達、銃を突きつけ暴力を持って引きずっていこうとしている中、町の防衛任務にあたっている中佐が部下を連れて制止に入った。

「やめていただきたい。 司令部からの命令書にはこの町での徴兵は禁じています」

 艦隊司令となると大佐以上であり、中将という立場であることから中佐は言葉を選ばなければならない。

「国家のためである!」

「お言葉ですが、総司令部からこの港町での徴兵免除の確認しております」

 陸軍中佐は司令部と連絡を取り、レヴィア伯と交易を続けるための人手はすでに限界であり、これ以上徴兵などされては最低限の薪や食料などを入手する事が難しくなると訴え、警護する為の軍人を派遣する余裕もないが陸海軍による徴兵免除の命令書を得るに至った。

「海軍に供給されているメットヴルストも、あのレヴィア伯が非常に安く売却してくれているのです。 徴兵されてはその荷下ろしや警護さえ出来なくなります」

 ハーフェル港から食料は各地に送られ、最低限の食事にメットヴルストを追加できるだけの供給がされている。徴兵して流通する食料がなくなっては事だと司令部が認めていた。メットヴルストは微生物から作った人造肉ではなく、他国との交易で購入したものを香辛料で味付けし戦地で不足する栄養素をある程度付加していた。
 正式に陸軍海軍の双方の司令部から出された命令書、この強制力はかなりのものなのだが。

「貴様は売国奴か! 敵国の貴族など捕え食料を供出させればよい! 船を拿捕しその女を捕えよ!!」

 司令部からの命令書に従わず、協力者を捕えろとの発言には共に付き従って港まで来ていた水兵達も顔を見合わせ、港の住民は睨みつけ一部は陸軍駐屯地に人を呼ぶために走っていった。
 敵国とはいえ飢餓は辛いとし食料を安く売却、種類によっては無償提供している昔から関係のある相手に対し、捕えて本国に食料を寄こすよう要求させれば良いというのは短絡的過ぎた。

「いい加減にしたまえ! 国家の面子どころか国民に飢餓をもたらすつもりか!」

 陸軍中佐は余りの発言に声を荒げ、命じなくとも部下達は肩に担いでいたライフル銃を手に移動させている。
 飢餓は辛い。第一次大戦前にも何度となく天候不良で軽度とは言え飢餓は発生し、海上や前線でも供給不足や補給線途絶で苦しんでいる。
 男手が減ったことで農作物の収穫量も減っている最中に、飢餓の辛さを理解し供給している相手に対しての不義理。そして例え捕え拷問し当主に食料を供給するよう命じたとしても、現当主を切り捨て敵対視されれば供給が止められる。それは下士官や一般兵ならまだしも、艦隊司令官に従い上陸していた参謀や士官達も理解していた。
 そのような事を判断できないほど、艦隊司令は戦争の狂気に侵され正気を失っているともいえる。

「たかだが中佐の分際で!」

 頭に血が上ったのか腰に下げていた銃を抜き、中佐の胸部に銃弾が撃ち込まれた。
 立場上、艦隊司令官の中将と陸軍の中佐は命令系統が異なり、海軍中将とはいえ意見の相違程度で射殺などして良い軍規などない。紛れもない越権行為であり軍規違反、一方で常軌を逸した行動に共に上陸していた参謀も異常行動であると判断するには十分であった。

「司令官を取り押さえよ! 司令は乱心している!」

 近くにいた水兵達は指令の銃を取り上げると地面に押し付け、腰のベルトを利用して手を縛り上げる。
 元より多くの損害を覚悟した任務である中、人員不足の為に行っている徴兵中に問題を起こすなど指揮能力に問題が発生していると判断するには十分であった。
 国家の為に戦死して来いという命令に誰しもが苦しみ、それでも国家であり家族の為として大多数が受け入れたが、その国家と家族に食料を融通している対象を捕え拷問しろという命令には服従できなかった。
 司令官は捕えられ、海軍司令部及び陸軍司令部へと情報が伝わると共に軍規に従い更迭され、徴兵及び訓練は一時停止された。
 決死の作戦前に起きた陸軍軍人への銃撃問題に海軍司令部は頭を抱え、代わりの司令官を用意にするには起こした問題と時期が悪過ぎた。
 水兵達は皆ぎりぎりの精神状態で国家や家族の為と覚悟を決めた中、物資供給していた対象を捕え脅迫しようとした情報が伝わり、不満が続出し出航に対して将校下士官を含め反乱寸前までに至り任務は白紙撤回となる。

 中佐は運が強かった、懐に入れていた独逸軍規を記した手帳と懐中時計が銃弾を受け止め、肋骨が折れたが命に別状はなかった。これについてはHITAKAMIは何もしておらず、運命が下した幸運であった。




 1917年10月 終戦
 地球の歴史よりも数か月早い終戦、そして各国の占領地域や賠償金において変化がある。
 戦勝国として名誉や文明国家など大義名分を盾に略奪や買い叩きを徹底して否定させ、スムーズに戦費回収が出来るようイギリス及びフランス等主要戦勝国家同士で概略を作るなど進められている。
 最低限度として食料の飢餓輸出の禁止と冬季暖房に必要な薪と石炭量を計算し凍えないようにと輸出量限度の制定を試みている。むろん参戦国家は自国最優先で戦勝国家としての権利を主張をしていることから、危うい形での戦費回収に向けた概略づくりであるが。
 しかし技術者の強制力を持った引き抜き、正確には勝手に自国へ連行するなどが起きているのは余り止められない。程度が軽くなりある程度の規制が為されるに過ぎないのだから。

 ただし、戦費がスムーズに回収できる体制とはすなわち第二次大戦の発生について大きく変動をもたらす。重くのしかかった戦費が国家を疲弊させ、生きるためにナチス政権を産みだしたように。

《さて、動くか? 何かしらしなければナチス政権が発足する可能性は低下したままだが》

 HITAKAMIは手足となる駒を動かし、地球の歴史どおりにならるよう企業や国民を誘導すると考えていたが、その反応は予想を超えていた。


 衛星から世界中を監視している中、黒海中心から大きな人型が現れた。
 巨人に見えるがそれは生命ではなく鉱石や集合体、全長90mはあるそれは人の手では不可能な物であり少なくとも地球の西暦換算2500年程度の技術は必要だろう代物であった。

「誰ぞ知らぬが! 良くも我が予定調和を! 何もかももはや我慢などできん!」

 周囲数キロにも響きわたる声、沿岸に居た人々は何事かと黒海をへと視線を向ける。たかだが90mの巨人が見えるはずはないのだが、それでもこれから起きる事象を見届ける事になる。

《標的ロック、反射衛星の位置良好》

 レヴィア伯としての領地である山に偽装している各部隔壁が開き、艦に搭載されている対艦レーザー砲全てが空に向け照射準備に入る。

《照射開始》

 数百のレーザー砲は大気圏外に向け照射され、数度の反射衛星を経て強烈なレーザー光は降り注ぎ全てを焼き払う。
 大気によってかなり減衰しているものの数あるレーザー光を収束させる、元より高速小型艦相手に使用する代物とはいえ、HITAKAMIは大型な上に旗艦であり武装は全て対艦向け、装甲物体ではない物に対しては過剰であった。夜の闇を引き裂く光の柱が黒海に降り注ぎ陸に近づくことさえできず全てが高温によって溶解していった。
 全てが溶け落ちた直後、HITAKAMIのシステムに強制的に情報が送りこまれる。

【冷静に行動が出来ず超科学的超自然的な行動を取り、惑星住民に真意を知られずに行動を取り導くことを放棄、感情を優先した行動を取ったために不適格であると判断され候補から脱落】

 怒りや慈悲の感情を優先しない事、もしそれが出来なければ宇宙軍において惑星空挺部隊の隊長にさえなる事は出来ない。感情は重要ではあるが軍務においては優先度は低いのだから。
 ここでHITAKAMIが全く予期していなかった事態となる。局所的地震及び竜巻が突然発生し、黒海沿岸地域で光の柱を見た者達約1000人ほどが巻き込まれていく。これは他の高位存在者たちの手によるもの、自らの存在を隠すために巨人を見た可能性がある対象の抹消を行った。
 彼等にとってあくまで庇護し守り育てる対象ではないことが確認できてしまった。この星は神になる為の道筋に存在する駒でしかなく、知性生命体とは見ていない。しかし管理者であり裁定者である 神 はこのことについては問題視しないようだ。つまりこの行為は試験を続けるには妥当であると判断されたのだろう。

《星間宇宙法、知的生命体管理に基く法令に違反。 彼等は宇宙法違反者と認定可能。 これで良いのですか我が神様》

 返答のない問い、少なくとも正式に対象を宇宙法に違反する犯罪者として対処する事が出来る。ただし、今後は慎重に方法を選ばなければ、多くの人々を巻き込む事になるだろう。
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