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第一章
13:招待状
王妃様のお茶会が終わった日から少しして、僕に一通の招待状が届いた。
それはリコリス公爵家のオーレア様とトラウビー様からだった。簡単にまとめると、公爵家に遊びに来ませんか?と言う事だった。
でもこれ実質おっけーの返事しかないやつじゃない?公爵家から招待されて断るなんて出来ないよね?
夕食の席でお母様がお父様やお兄様達にその話をしたからちょっとだけ大騒ぎになった。
「ルーちゃん凄いじゃない!リコリス公爵家の子達と仲良くなったなんて!?」
お姉様が一番はしゃいでいた。....なんで?
不思議に思っているとお兄様が教えてくれた。
「ルーは知らないかもしれないけど、リコリス公爵家の人達は余程気に入った相手じゃないと屋敷に招待しないんだよ」
「えっ??」
気に入った相手じゃないと屋敷に招待しない?
「....でも僕に招待状来ましたよね?」
「だからルーちゃんが気に入られたって事よ!流石私の可愛い弟ね!リコリス公爵家にもその可愛さがわかる人が居たんだわ!」
「お茶会でルーちゃん、ずっとリコリス公爵家の子達とお話してたものね?他の家の子達が皆、第二王子殿下の方へ行ってたから誰ともお話出来ないんじゃないかと心配してたのよね。公爵家の2人がルーちゃんに話し掛けてくれて良かったわ」
お母様が嬉しそうに僕を見る。確かに僕は自分から人に話し掛けるタイプではないから話し掛けられなかったら一人でお茶をしてたかもしれない。
きっとその前に会ったカーディナル王弟殿下との薔薇園でのお散歩を思い出しながら浸っていたかもしれない。
.....もう一度逢いたいな....またねって言ってくれたから逢えるよね?それとも社交辞令ってやつかもしれない....
そんな事を考えてしまって思わずしゅんとしてしまうと、そんな僕を目敏くお兄様が気が付いてしまったみたい。
「ルー、急に元気がなくなってどうしたんだ?」
「な、なんでもないです」
慌てて否定するが何でもお見通しのお母様がそこには居たからすぐに僕の考えてる事なんてわかってしまう。
「うふふふ。ルーちゃんは今日出会った王弟殿下の事が気になるのよね!ルーちゃんの初恋かしら?初々しいわ~」
「「「な!?」」」
お兄様だけでなく、お父様とお姉様まで驚いて立ち上がる。
「あらあら、お食事中に立ち上がるなんて行儀が悪いわよ?」
「す....すまない」
「「....ごめんなさい」」
お父様もお兄様もお姉様も慌てて謝罪を口にして座るが、挙動不審な動きをしている。
「んんっ!....その、ルテウス」
「はい?」
いきなり畏まってお父様が話し掛けてくる。
「王弟殿下とはカーディナル王弟殿下の事かな?」
「....えっと、王弟殿下がほかにいないなら間違いなくカーディナル様です!」
「そ、そうか.....そのお母様が言ったのは本当なのかな?初恋とか.....?」
初恋.....はつこいってなんだっけ....?
はじめてのこい....こい.....恋!?僕が!?
意識してしまうと顔が真っ赤になってうつ向いてしまった。
え?そうなのかな??僕、カーディナル様のことそんな意味で好きになったのかな??
「.....くっ.....!」
「....でもこのぐらいの年齢って年上の人に憧れるものだと思うわ!第二王子の婚約者にって言われるよりマシだと思うもの!」
お姉様が聞きようによっては凄い不敬な事を言ってる気がする。
「まぁ、そうだな。僕もそう思うよ。お父様もそう思わない?」
「....それは、まぁ」
「あらあら。第二王子殿下は我が家では不人気なのね.....まぁ気持ちはわかるけど。友人の子だし、王族だから言わないけれど....ルーちゃんは勿体無いわよね」
まさかのお母様までが参戦した。お母様、貴女の友人の子供じゃないの?確かに僕もあまり仲良くしたいって思わなかったけど.....。
「まぁ王弟殿下の事は置いておいて、ルーちゃん流石に公爵家からの招待状はお断り出来ないからお茶会には参加で返事を出しておくわね?」
「はい。僕もオーレア様とトラウビー様に会うのがたのしみです」
「良いお友達が出来て良かったわね」
それから一週間後、僕はひとりで公爵家にお邪魔する事になった。
それはリコリス公爵家のオーレア様とトラウビー様からだった。簡単にまとめると、公爵家に遊びに来ませんか?と言う事だった。
でもこれ実質おっけーの返事しかないやつじゃない?公爵家から招待されて断るなんて出来ないよね?
夕食の席でお母様がお父様やお兄様達にその話をしたからちょっとだけ大騒ぎになった。
「ルーちゃん凄いじゃない!リコリス公爵家の子達と仲良くなったなんて!?」
お姉様が一番はしゃいでいた。....なんで?
不思議に思っているとお兄様が教えてくれた。
「ルーは知らないかもしれないけど、リコリス公爵家の人達は余程気に入った相手じゃないと屋敷に招待しないんだよ」
「えっ??」
気に入った相手じゃないと屋敷に招待しない?
「....でも僕に招待状来ましたよね?」
「だからルーちゃんが気に入られたって事よ!流石私の可愛い弟ね!リコリス公爵家にもその可愛さがわかる人が居たんだわ!」
「お茶会でルーちゃん、ずっとリコリス公爵家の子達とお話してたものね?他の家の子達が皆、第二王子殿下の方へ行ってたから誰ともお話出来ないんじゃないかと心配してたのよね。公爵家の2人がルーちゃんに話し掛けてくれて良かったわ」
お母様が嬉しそうに僕を見る。確かに僕は自分から人に話し掛けるタイプではないから話し掛けられなかったら一人でお茶をしてたかもしれない。
きっとその前に会ったカーディナル王弟殿下との薔薇園でのお散歩を思い出しながら浸っていたかもしれない。
.....もう一度逢いたいな....またねって言ってくれたから逢えるよね?それとも社交辞令ってやつかもしれない....
そんな事を考えてしまって思わずしゅんとしてしまうと、そんな僕を目敏くお兄様が気が付いてしまったみたい。
「ルー、急に元気がなくなってどうしたんだ?」
「な、なんでもないです」
慌てて否定するが何でもお見通しのお母様がそこには居たからすぐに僕の考えてる事なんてわかってしまう。
「うふふふ。ルーちゃんは今日出会った王弟殿下の事が気になるのよね!ルーちゃんの初恋かしら?初々しいわ~」
「「「な!?」」」
お兄様だけでなく、お父様とお姉様まで驚いて立ち上がる。
「あらあら、お食事中に立ち上がるなんて行儀が悪いわよ?」
「す....すまない」
「「....ごめんなさい」」
お父様もお兄様もお姉様も慌てて謝罪を口にして座るが、挙動不審な動きをしている。
「んんっ!....その、ルテウス」
「はい?」
いきなり畏まってお父様が話し掛けてくる。
「王弟殿下とはカーディナル王弟殿下の事かな?」
「....えっと、王弟殿下がほかにいないなら間違いなくカーディナル様です!」
「そ、そうか.....そのお母様が言ったのは本当なのかな?初恋とか.....?」
初恋.....はつこいってなんだっけ....?
はじめてのこい....こい.....恋!?僕が!?
意識してしまうと顔が真っ赤になってうつ向いてしまった。
え?そうなのかな??僕、カーディナル様のことそんな意味で好きになったのかな??
「.....くっ.....!」
「....でもこのぐらいの年齢って年上の人に憧れるものだと思うわ!第二王子の婚約者にって言われるよりマシだと思うもの!」
お姉様が聞きようによっては凄い不敬な事を言ってる気がする。
「まぁ、そうだな。僕もそう思うよ。お父様もそう思わない?」
「....それは、まぁ」
「あらあら。第二王子殿下は我が家では不人気なのね.....まぁ気持ちはわかるけど。友人の子だし、王族だから言わないけれど....ルーちゃんは勿体無いわよね」
まさかのお母様までが参戦した。お母様、貴女の友人の子供じゃないの?確かに僕もあまり仲良くしたいって思わなかったけど.....。
「まぁ王弟殿下の事は置いておいて、ルーちゃん流石に公爵家からの招待状はお断り出来ないからお茶会には参加で返事を出しておくわね?」
「はい。僕もオーレア様とトラウビー様に会うのがたのしみです」
「良いお友達が出来て良かったわね」
それから一週間後、僕はひとりで公爵家にお邪魔する事になった。
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