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8:オーク肉の串焼きは美味しい
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ミルトンの街はかなり賑わっていた。門を入ってすぐの通りには市場があり、色んな食べ物屋の屋台や食料品を売る屋台や店もあり、旅人や冒険者らしき人、街の住人達で溢れ返っている。
いくら国境沿いとはいえ、これだけ街が活性化しているのはひとえに領主である辺境伯様がまともな領地運営をしているからなんだろうなと感じる。
自分がこれから住もうと思ってる街の領主がまともな人そうで良かった~!ラノベで読んでた異世界転生モノに出てくる貴族はロクな奴がいなかったからねぇ......
しみじみとそう思う。
ふと歩いていると何やら良い匂いが鼻腔を擽り、キョロキョロと見渡せば何の肉かはわからないが串焼きの屋台があった。間違いなくこの美味しそうな匂いはそこからだろう。お肉の匂いでくぅ~と小さく自分のお腹が鳴っる。そう言えばお昼はパンを食べただけだった事に気がつき屋台へと近づいた。
「いらっしゃい、お嬢ちゃん」
見た感じ50ぐらいのおじさんが笑顔で声を掛けてくる。
「おじさん、このお肉は何の肉なの?」
「これか?これはオーク肉の串焼きだよ、上手いぞ~」
オーク......確か二足歩行する豚の事だよね......
確かに醤油のようなタレをつけて焼いたお肉は凄く美味しそうだ。
「ひとついくらですか?」
「鉄貨3枚だよ」
日本円にして300円ぐらいか。まだ高いのか安いのか判別はつかないけど、何となく良心的には感じる。
「ひとつ下さい」
「はいよ、ほら熱いから気をつけて食べるんだぞ」
「うん!」
串を受け取り道の端に寄り、さっそく1口食べてみると今まで食べたことのあるどの豚肉よりも美味しく、思わず声に出てしまう。
「美味しいっ!!」
ハッと気がついて周囲を見渡すと道行く人の微笑ましそうで生暖かい視線が自分に向けられている事に気がつき思わず顔を赤くしてしまう。
「ご、ごめんなさい......」
「そうか!そんなに旨いか!!ゆっくり食べていいからな」
おじさんは嬉しそうに私の頭をグシャグシャとひとなでしたあと串焼き作業に戻る。奇しくも私の素直な叫びが客寄せになったようだった。
言われたように遠慮なくゆっくり食べ終え、おじさんに挨拶をしてから再び冒険者ギルドを探しつつ街を散策する。日本にいた時もウインドーショッピングは大好きだったので、何があるのか見るだけでも充分に楽しめた。
門から真っ直ぐ歩いていき、左に曲がった瞬間大きな黒い建物が見えた。看板には冒険者ギルドのマーク。
「......大きい......」
思ってた以上に大きな建物に入るのを躊躇してしまいそうになる。
ここ、本当に私みたいな子供が入っても大丈夫なのかな?いやでも門に居た騎士さんも私が冒険者ギルドで登録するって言っても何も言わなかったし、うん、大丈夫だよね!
そっと入り口から中を覗けばまるで銀行のような窓口がいくつかと、買取専用と書かれたボードが貼ってあるカウンターがあり、その横はどうやら酒場になっているようだ。うん、テンプレだね。
今現在中に居る人の数はまばらで少ない。時間的に昼間は冒険者の皆は受けた依頼をこなしている最中なのだろう。
意を決して中に入り、真っ直ぐに受付カウンターに歩いていくと、職員の女性が私に気がついて笑顔を向けてくれた。
「何かご用ですか?」
「あの冒険者登録をしたいんです!」
その瞬間ギルド内から音が消えた。
いくら国境沿いとはいえ、これだけ街が活性化しているのはひとえに領主である辺境伯様がまともな領地運営をしているからなんだろうなと感じる。
自分がこれから住もうと思ってる街の領主がまともな人そうで良かった~!ラノベで読んでた異世界転生モノに出てくる貴族はロクな奴がいなかったからねぇ......
しみじみとそう思う。
ふと歩いていると何やら良い匂いが鼻腔を擽り、キョロキョロと見渡せば何の肉かはわからないが串焼きの屋台があった。間違いなくこの美味しそうな匂いはそこからだろう。お肉の匂いでくぅ~と小さく自分のお腹が鳴っる。そう言えばお昼はパンを食べただけだった事に気がつき屋台へと近づいた。
「いらっしゃい、お嬢ちゃん」
見た感じ50ぐらいのおじさんが笑顔で声を掛けてくる。
「おじさん、このお肉は何の肉なの?」
「これか?これはオーク肉の串焼きだよ、上手いぞ~」
オーク......確か二足歩行する豚の事だよね......
確かに醤油のようなタレをつけて焼いたお肉は凄く美味しそうだ。
「ひとついくらですか?」
「鉄貨3枚だよ」
日本円にして300円ぐらいか。まだ高いのか安いのか判別はつかないけど、何となく良心的には感じる。
「ひとつ下さい」
「はいよ、ほら熱いから気をつけて食べるんだぞ」
「うん!」
串を受け取り道の端に寄り、さっそく1口食べてみると今まで食べたことのあるどの豚肉よりも美味しく、思わず声に出てしまう。
「美味しいっ!!」
ハッと気がついて周囲を見渡すと道行く人の微笑ましそうで生暖かい視線が自分に向けられている事に気がつき思わず顔を赤くしてしまう。
「ご、ごめんなさい......」
「そうか!そんなに旨いか!!ゆっくり食べていいからな」
おじさんは嬉しそうに私の頭をグシャグシャとひとなでしたあと串焼き作業に戻る。奇しくも私の素直な叫びが客寄せになったようだった。
言われたように遠慮なくゆっくり食べ終え、おじさんに挨拶をしてから再び冒険者ギルドを探しつつ街を散策する。日本にいた時もウインドーショッピングは大好きだったので、何があるのか見るだけでも充分に楽しめた。
門から真っ直ぐ歩いていき、左に曲がった瞬間大きな黒い建物が見えた。看板には冒険者ギルドのマーク。
「......大きい......」
思ってた以上に大きな建物に入るのを躊躇してしまいそうになる。
ここ、本当に私みたいな子供が入っても大丈夫なのかな?いやでも門に居た騎士さんも私が冒険者ギルドで登録するって言っても何も言わなかったし、うん、大丈夫だよね!
そっと入り口から中を覗けばまるで銀行のような窓口がいくつかと、買取専用と書かれたボードが貼ってあるカウンターがあり、その横はどうやら酒場になっているようだ。うん、テンプレだね。
今現在中に居る人の数はまばらで少ない。時間的に昼間は冒険者の皆は受けた依頼をこなしている最中なのだろう。
意を決して中に入り、真っ直ぐに受付カウンターに歩いていくと、職員の女性が私に気がついて笑顔を向けてくれた。
「何かご用ですか?」
「あの冒険者登録をしたいんです!」
その瞬間ギルド内から音が消えた。
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