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134:スタンピード・6
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スタンピードの対応に出ていた冒険者と騎士団とで広範囲殲滅魔術で燃やして消した魔獣以外の、武器で倒した魔獣の後始末に動いているのを横目で見ながら、私を宿へと先に運び込んだギルドマスターは後始末は自分達がするから宿からは出ないようにと言い付けて再度出掛けて行った。
どうやら私を王族やら面倒臭い貴族達に関わらせない為に先に連れ帰ってくれたらしい。カノープスさんと事前に話をしてたみたい。
「まぁ確かに今回は流石に魔力を使いすぎたわ」
ぶっちゃけ体力ヘロヘロで自力で歩くのは少し難しかった。だから宿まで運んでくれたギルドマスターには感謝しかないのだが、お姫様抱っこと言う目茶苦茶恥ずかしい運び方をされるとは予想外だった。
見た目子供だから周りから見たら違和感ないのかもしれないけど.....居たたまれないわ....あれは...
『だがよく頑張ったな。流石にあの規模の結界はお前にしか出来ないだろうな』
「ん~……でも黎明が魔力の微調整をしてくれたから維持出来たんであって、今の私一人じゃ多分最後までもたなかったと思うなぁ。カノープスさん、本気出しすぎだよ」
でも、それだけ本気を出さなければあの数の魔獣を短時間で倒すことは無理だったのだろう。時間が掛かればそれだけ他の冒険者や騎士団の騎士達の負担や消耗が深刻になってくる。
『まぁ無事終わったのだから良いのではないか?』
「まぁね~.....本当に今回は女神様のチート様々だよ」
後はギルドマスター達が私の事をどれだけ誤魔化してくれるかだけど....ギルドマスター達が口をつぐんでも、どうしても口の軽い奴らはどこにでもいるからなぁ……。
「.....結果を待つしかないか.....」
そしてギルドマスターが宿に戻って来たのはもう日付の変わる時間だった。
「何だ、まだ起きてたのか?」
「昼寝しましたから。それでどうなりましたか?」
そりゃあ気になって眠るに眠れないでしょう。
「....ああ、取り敢えずお前の事は国王陛下や貴族連中には報告しなかった。カノープスや、王都のギルマスと相談の上、そうした方が良いと判断したからだ。後はお前からの要望もあったしな」
「....そうですか.....良かったぁ~」
いやぁ、それを聞いて心底安心したよ!
「普通は凄い報奨を貰っても可笑しくないレベルの事をやり遂げたんだけどな」
「.....別に報奨に興味がないから構わないです。それよりも王公貴族達から行動を制限される方が嫌ですからね」
せっかくのスローライフが失くなってしまうなんて最悪以外のなにものでもない。
「あ~……まぁ気持ちはわかるがな。それで代わりにお前の分の報奨金は俺とカノープスに出る分を合わせて三等分にする事にしたからな。ギルドの口座に入れておくから、暇な時にでも確認しておいてくれ」
「....別に要らなかったんですけど」
「ばぁ~か!お前が働いた分はお前が貰う権利があるんだからちゃんと受け取れ!....そうじゃないと、他の冒険者達が受け取りにくいだろう?」
ああ。確かにそれは....。
「わかりました。家に戻ったら確認に行きますね」
「ん。ま、今回は本当に助かったよ....お疲れ様」
「はいっ!ギルドマスターもお疲れ様でした!」
翌日、要塞都市ミルトンから緊急依頼を受けて王都へ来た冒険者達は行きと同じ様に転移陣使ってミルトンへと戻った。こうして私にとって初めてのスタンピードは無事に終息したのだった。
どうやら私を王族やら面倒臭い貴族達に関わらせない為に先に連れ帰ってくれたらしい。カノープスさんと事前に話をしてたみたい。
「まぁ確かに今回は流石に魔力を使いすぎたわ」
ぶっちゃけ体力ヘロヘロで自力で歩くのは少し難しかった。だから宿まで運んでくれたギルドマスターには感謝しかないのだが、お姫様抱っこと言う目茶苦茶恥ずかしい運び方をされるとは予想外だった。
見た目子供だから周りから見たら違和感ないのかもしれないけど.....居たたまれないわ....あれは...
『だがよく頑張ったな。流石にあの規模の結界はお前にしか出来ないだろうな』
「ん~……でも黎明が魔力の微調整をしてくれたから維持出来たんであって、今の私一人じゃ多分最後までもたなかったと思うなぁ。カノープスさん、本気出しすぎだよ」
でも、それだけ本気を出さなければあの数の魔獣を短時間で倒すことは無理だったのだろう。時間が掛かればそれだけ他の冒険者や騎士団の騎士達の負担や消耗が深刻になってくる。
『まぁ無事終わったのだから良いのではないか?』
「まぁね~.....本当に今回は女神様のチート様々だよ」
後はギルドマスター達が私の事をどれだけ誤魔化してくれるかだけど....ギルドマスター達が口をつぐんでも、どうしても口の軽い奴らはどこにでもいるからなぁ……。
「.....結果を待つしかないか.....」
そしてギルドマスターが宿に戻って来たのはもう日付の変わる時間だった。
「何だ、まだ起きてたのか?」
「昼寝しましたから。それでどうなりましたか?」
そりゃあ気になって眠るに眠れないでしょう。
「....ああ、取り敢えずお前の事は国王陛下や貴族連中には報告しなかった。カノープスや、王都のギルマスと相談の上、そうした方が良いと判断したからだ。後はお前からの要望もあったしな」
「....そうですか.....良かったぁ~」
いやぁ、それを聞いて心底安心したよ!
「普通は凄い報奨を貰っても可笑しくないレベルの事をやり遂げたんだけどな」
「.....別に報奨に興味がないから構わないです。それよりも王公貴族達から行動を制限される方が嫌ですからね」
せっかくのスローライフが失くなってしまうなんて最悪以外のなにものでもない。
「あ~……まぁ気持ちはわかるがな。それで代わりにお前の分の報奨金は俺とカノープスに出る分を合わせて三等分にする事にしたからな。ギルドの口座に入れておくから、暇な時にでも確認しておいてくれ」
「....別に要らなかったんですけど」
「ばぁ~か!お前が働いた分はお前が貰う権利があるんだからちゃんと受け取れ!....そうじゃないと、他の冒険者達が受け取りにくいだろう?」
ああ。確かにそれは....。
「わかりました。家に戻ったら確認に行きますね」
「ん。ま、今回は本当に助かったよ....お疲れ様」
「はいっ!ギルドマスターもお疲れ様でした!」
翌日、要塞都市ミルトンから緊急依頼を受けて王都へ来た冒険者達は行きと同じ様に転移陣使ってミルトンへと戻った。こうして私にとって初めてのスタンピードは無事に終息したのだった。
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