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第一章 貧乏辺境領ジェナシスにおいて
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マリーが朝食ができたと呼びに来て、子供たち皆と領主館で食事をし、また明日の約束をして子供たちを送り出すと、ちょうど祖父を迎えに来たギルバートと会った。彼らは今日も二人で領地内の見回りに行く予定だ。
ソランはそれとは別に薬を調合し、持病のある者の家を一軒一軒まわっていた。それぞれに少なくとも二か月分は用意しておきたかったし、風邪や怪我をした時のため、常備薬も置いていかなければならない。
一週間後の収穫祭がすめば、すぐに出発することになっている。急に決まった出立話に、青年団や婦人会と少しずつ進めてきていた収穫祭の用意は、ほとんどそれぞれの責任者に任せざるをえなかった。
今日の領主館には、午前中に料理の打ち合わせのため婦人会が、午後にマリーの結婚仕度を手伝うために年頃の娘たちが集まることになっていた。どちらにも少しだけ顔を出すことになっている。
ソランは頭の中で一日の予定を確認しながら、薬の調合室に向かった。
調合室には、ギルバートが出かける前に教えてくれたように、イアルがいた。
マリーに求婚して受け入れてもらった彼は、さっそく王都にいる彼女の両親に、結婚の申し込みに行ったのだった。……三日前に。
「早かったな」
「ん? ああ、報告に行っただけだし」
事も無げに言っているが、最短で四日かかる旅程である。
「無茶をする」
ソランはしかめつらで薬棚の前に立った。
脇の小卓に持参した籠を置き、乱雑にのっかっている中からカップを取ると、薬棚に置いてある小壷をいくつか選んで、中身をパラパラとカップの中に入れていく。次に籠の中に手を突っ込んで、温めてきたばかりの熱いワインを注いだ。少し考えて蜂蜜も一匙入れてやる。
それを、嫌そうな顔をして見ていたイアルの手元につきつけた。
「味は改良した。飲んでおけ」
滋養強壮効果のあるそれは、ひどく苦いものだ。それをワインと蜂蜜でごまかしてある。
「改良したって言ったって、それ、あれだろ……」
イアルは受け取りつつも、胡乱な物を見るまなざしだ。しかたなさそうに溜息を吐く。
「残念なくらい大雑把だからなあ、おまえの味覚」
「ごちゃごちゃうるさい。私の味覚は、エイダ小母さんのお墨付きだ」
「はいはい」
イアルは意を決して、一気にカップの中身をあおった。うぐ、と噴き出しそうになりつつも、全部を胃袋に流し込んでから、堪らずに吠える。
「なんでワインを沸騰させるんだよ!」
「生だと酔うだろう。寝られたら馬車馬のようにこき使えないじゃないか」
「ほんっとうに、相変わらず容赦ないな、おい」
ソランにとって、イアルは容赦対象ではない。年上の若い男で、ソランと同じくらい強いのだから。
それに次期領主はソランだとしても、祖父が国王陛下から請け負っている仕事は、いずれイアルが継ぐことになるはずだと、ソランは推測していた。実際、それらの仕事について、ソランは知らされていない。むしろ現状は遠ざけられている。
年長者たちの判断に口を挿むつもりはなかったが、ただ、そう判断する材料に、自分の能力不足があるとすれば、いたたまれないものがあった。
ただし、そんな葛藤もソランの心の中だけに納めておくべき話。自分を卑下しても、誰かを羨ましがっても益はない。必要なのは、するべきなのは、己のできることをせいいっぱいすること。
次期領主としては期待されているのだ。その期待に応えられるよう、努力すればよい。それがわかっているから、ソランにわだかまりはなかった。
それに、ソランにとってイアルは大好きな兄である。離れて暮らす実の親や弟より、よほど気心が知れている。幼い頃は、ギルバート一家の下で育てられたこともあり、ソランが忌憚なく軽口をたたける、数少ない人間の一人だった。
ソランは、イアルの前にあるどっしりとしたテーブルに、薬研と薬研車を用意した。吊るしてある薬草の束をいくらかずつ外しては、横に並べていく。
「これ全部頼んだ。私は調合するから」
「了解」
二人は黙々と作業を始めた。
カルテと祖母の遺した調合ノートをつきあわせて、必要日数分を計算する。それから計量し、混ぜ合わせ、小さな壷に詰めていく。気の遠くなるような細かい仕事だ。
昨夜の夜なべ仕事で作りためておいた粉末が足りなくなり、立ちあがった。該当の薬草を持ってきて、イアルがゴリゴリと薬草を擂り潰している横に、他のを避けて置いた。
「次、これ先に」
「ちょっと待った。休憩させろ」
そう言ったかと思うと椅子の背によりかかり、腕も頭も思い切り後ろへ伸ばしている。それを見て、目の奥が痛むのに気付、ソランも眉間を揉みほぐした。首を回し、肩も動かす。
「そうだね。休憩しよう」
「おまえ、根を詰めすぎ。あっちに行ったら、がっちり管理するからな」
何を言っているのかわからず、首を傾げて聞き返す。
「何の話?」
「あれ? まだ聞いてない? 俺も助手として一緒に行くから」
「え? だって、……あれ? 軍医って、通い?」
「まさか。基本、住み込みだろ」
「だよね。えええ? マリーは?」
「王都の領主館に部屋を用意する」
「だって、新婚だろ!」
イアルは体重をかけて椅子を斜めにし、バランスを取りながら、頭を椅子の背からのけぞらせ、逆さまになった状態で器用に肩をすくめた。
「まあ、いいんだよ、俺たちは。結婚は急いでしまったから、あとはゆっくりやっていくつもりなんだ」
イアルがゆっくりと体を起こした。そのために、表情が見えなくなる。それでも微かに苦い思いを感じ取る。だから、その背中に思わず問いかけていた。
「あの時、マリーになんて言ったの?」
口にしてから後悔した。マリーはソランに話さなかった。それを別の人間から聞いていいわけがない。急いで自分の言葉を打ち消す。
「ごめん。言わなくていい」
「おまえ、女の口説き方なんて聞いて、それ以上どうするつもりだよ。今でさえ、入れ食い状態なのに」
笑いを含んだ声で、からかう言葉が返される。
イアルは助け舟を出してくれた。それはわかっていた。わかっていた、が。
自然と足音を消しながらすばやく近付き、後ろから右腕を首に回す。左腕を添えて固定し、絞めあげる。他にいくらでも言い様はあるだろうと忌々しく思う。
「馬鹿、やめろって!」
イアルがもがいて腕を外そうとした。
彼が本気なら、こんな技など簡単に外せる。まして、こんなに簡単にかけさせるはずもない。
まったく甘い。なんだかんだ言って、いつもソランに甘いのだ。甘すぎて、さらに腹が立ってきた。ぎちっと締めを強くする。
「く、る、し、い、っ、て。お、い。こ、ら。ソ、ラ、ン……」
この期に及んで、なだめるように腕のあたりを叩いてくる。
「落ちろ、馬鹿兄貴」
「まて、まてまてまて!」
ソランの本気をようやく悟り、彼も本格的に外しにかかってきた。
「正気に戻れ! 何を怒ってるんだ」
「別に」
「じゃあ、拗ねてるんだな。マリーを俺が独り占めするから」
それは少しあるのかもしれなかった。この結婚について思いめぐらせてみたら、すごく寂しくなったのだ。
せっかくのマリーとイアルの結婚なのに、そんな気持ちになる自分が情けなくて、落ちこんでくる。無言で絞め技は続行していたが、力は抜けていった。
「あーあ。……まったく」
片手が伸ばされ、頭をポンポンと叩かれた。ソランは彼の頭に顔をうずめ、囁いた。
「イアル~。マリーを幸せにして」
「全力で。命懸けて」
真摯な声が触れた場所から直接体に響く。それは安心をもたらし、また、ソランの中の複雑な寂しさも助長した。
「ねえ、何してるの?」
キイと扉の軋む音がして、刺々しい声が部屋に響いた。イアルが慌てて振り返ろうとするが、ソランがしっかり巻きついていて動けない。
「マ、マリー?」
「ええ。そう。あなたの婚約者」
「これは」
「イアルに仕返ししてるところ」
ソランが口を挿む。
「まあ、やっぱり。ひどい男だものね。思う存分やっちゃって」
「うん」
「うっ。違うだろう。何か用があって呼びに来たんじゃないのか!?」
「ええ。婦人会の皆さん、一通りお話が終わりましたって」
「女性を待たせるのは良くない。良くないぞ、ソラン!」
「じゃあ、マリー、代わってくれる?」
「ええ、お安い御用よ」
マリーは体術の名手だ。ボキボキと指を鳴らし、近づいてくる。ソランはイアルから手を離し、マリーに向き直ってにっこりした。
「念入りに頼んだよ。あと、これ全部終わるまでお昼はあげないでくれる?」
テーブルの上を指し示した。振り返ったイアルの顔が引き攣る。
「マリー、落ち着いて」
「あら、私は落ち着いているわ」
「あー、うん、そう、かな? まあ、座って」
「ありがとう。でも結構よ」
背後でガタガタと争う音が起きる。ソランはくつくつと笑いながら、部屋を出た。
ソランはそれとは別に薬を調合し、持病のある者の家を一軒一軒まわっていた。それぞれに少なくとも二か月分は用意しておきたかったし、風邪や怪我をした時のため、常備薬も置いていかなければならない。
一週間後の収穫祭がすめば、すぐに出発することになっている。急に決まった出立話に、青年団や婦人会と少しずつ進めてきていた収穫祭の用意は、ほとんどそれぞれの責任者に任せざるをえなかった。
今日の領主館には、午前中に料理の打ち合わせのため婦人会が、午後にマリーの結婚仕度を手伝うために年頃の娘たちが集まることになっていた。どちらにも少しだけ顔を出すことになっている。
ソランは頭の中で一日の予定を確認しながら、薬の調合室に向かった。
調合室には、ギルバートが出かける前に教えてくれたように、イアルがいた。
マリーに求婚して受け入れてもらった彼は、さっそく王都にいる彼女の両親に、結婚の申し込みに行ったのだった。……三日前に。
「早かったな」
「ん? ああ、報告に行っただけだし」
事も無げに言っているが、最短で四日かかる旅程である。
「無茶をする」
ソランはしかめつらで薬棚の前に立った。
脇の小卓に持参した籠を置き、乱雑にのっかっている中からカップを取ると、薬棚に置いてある小壷をいくつか選んで、中身をパラパラとカップの中に入れていく。次に籠の中に手を突っ込んで、温めてきたばかりの熱いワインを注いだ。少し考えて蜂蜜も一匙入れてやる。
それを、嫌そうな顔をして見ていたイアルの手元につきつけた。
「味は改良した。飲んでおけ」
滋養強壮効果のあるそれは、ひどく苦いものだ。それをワインと蜂蜜でごまかしてある。
「改良したって言ったって、それ、あれだろ……」
イアルは受け取りつつも、胡乱な物を見るまなざしだ。しかたなさそうに溜息を吐く。
「残念なくらい大雑把だからなあ、おまえの味覚」
「ごちゃごちゃうるさい。私の味覚は、エイダ小母さんのお墨付きだ」
「はいはい」
イアルは意を決して、一気にカップの中身をあおった。うぐ、と噴き出しそうになりつつも、全部を胃袋に流し込んでから、堪らずに吠える。
「なんでワインを沸騰させるんだよ!」
「生だと酔うだろう。寝られたら馬車馬のようにこき使えないじゃないか」
「ほんっとうに、相変わらず容赦ないな、おい」
ソランにとって、イアルは容赦対象ではない。年上の若い男で、ソランと同じくらい強いのだから。
それに次期領主はソランだとしても、祖父が国王陛下から請け負っている仕事は、いずれイアルが継ぐことになるはずだと、ソランは推測していた。実際、それらの仕事について、ソランは知らされていない。むしろ現状は遠ざけられている。
年長者たちの判断に口を挿むつもりはなかったが、ただ、そう判断する材料に、自分の能力不足があるとすれば、いたたまれないものがあった。
ただし、そんな葛藤もソランの心の中だけに納めておくべき話。自分を卑下しても、誰かを羨ましがっても益はない。必要なのは、するべきなのは、己のできることをせいいっぱいすること。
次期領主としては期待されているのだ。その期待に応えられるよう、努力すればよい。それがわかっているから、ソランにわだかまりはなかった。
それに、ソランにとってイアルは大好きな兄である。離れて暮らす実の親や弟より、よほど気心が知れている。幼い頃は、ギルバート一家の下で育てられたこともあり、ソランが忌憚なく軽口をたたける、数少ない人間の一人だった。
ソランは、イアルの前にあるどっしりとしたテーブルに、薬研と薬研車を用意した。吊るしてある薬草の束をいくらかずつ外しては、横に並べていく。
「これ全部頼んだ。私は調合するから」
「了解」
二人は黙々と作業を始めた。
カルテと祖母の遺した調合ノートをつきあわせて、必要日数分を計算する。それから計量し、混ぜ合わせ、小さな壷に詰めていく。気の遠くなるような細かい仕事だ。
昨夜の夜なべ仕事で作りためておいた粉末が足りなくなり、立ちあがった。該当の薬草を持ってきて、イアルがゴリゴリと薬草を擂り潰している横に、他のを避けて置いた。
「次、これ先に」
「ちょっと待った。休憩させろ」
そう言ったかと思うと椅子の背によりかかり、腕も頭も思い切り後ろへ伸ばしている。それを見て、目の奥が痛むのに気付、ソランも眉間を揉みほぐした。首を回し、肩も動かす。
「そうだね。休憩しよう」
「おまえ、根を詰めすぎ。あっちに行ったら、がっちり管理するからな」
何を言っているのかわからず、首を傾げて聞き返す。
「何の話?」
「あれ? まだ聞いてない? 俺も助手として一緒に行くから」
「え? だって、……あれ? 軍医って、通い?」
「まさか。基本、住み込みだろ」
「だよね。えええ? マリーは?」
「王都の領主館に部屋を用意する」
「だって、新婚だろ!」
イアルは体重をかけて椅子を斜めにし、バランスを取りながら、頭を椅子の背からのけぞらせ、逆さまになった状態で器用に肩をすくめた。
「まあ、いいんだよ、俺たちは。結婚は急いでしまったから、あとはゆっくりやっていくつもりなんだ」
イアルがゆっくりと体を起こした。そのために、表情が見えなくなる。それでも微かに苦い思いを感じ取る。だから、その背中に思わず問いかけていた。
「あの時、マリーになんて言ったの?」
口にしてから後悔した。マリーはソランに話さなかった。それを別の人間から聞いていいわけがない。急いで自分の言葉を打ち消す。
「ごめん。言わなくていい」
「おまえ、女の口説き方なんて聞いて、それ以上どうするつもりだよ。今でさえ、入れ食い状態なのに」
笑いを含んだ声で、からかう言葉が返される。
イアルは助け舟を出してくれた。それはわかっていた。わかっていた、が。
自然と足音を消しながらすばやく近付き、後ろから右腕を首に回す。左腕を添えて固定し、絞めあげる。他にいくらでも言い様はあるだろうと忌々しく思う。
「馬鹿、やめろって!」
イアルがもがいて腕を外そうとした。
彼が本気なら、こんな技など簡単に外せる。まして、こんなに簡単にかけさせるはずもない。
まったく甘い。なんだかんだ言って、いつもソランに甘いのだ。甘すぎて、さらに腹が立ってきた。ぎちっと締めを強くする。
「く、る、し、い、っ、て。お、い。こ、ら。ソ、ラ、ン……」
この期に及んで、なだめるように腕のあたりを叩いてくる。
「落ちろ、馬鹿兄貴」
「まて、まてまてまて!」
ソランの本気をようやく悟り、彼も本格的に外しにかかってきた。
「正気に戻れ! 何を怒ってるんだ」
「別に」
「じゃあ、拗ねてるんだな。マリーを俺が独り占めするから」
それは少しあるのかもしれなかった。この結婚について思いめぐらせてみたら、すごく寂しくなったのだ。
せっかくのマリーとイアルの結婚なのに、そんな気持ちになる自分が情けなくて、落ちこんでくる。無言で絞め技は続行していたが、力は抜けていった。
「あーあ。……まったく」
片手が伸ばされ、頭をポンポンと叩かれた。ソランは彼の頭に顔をうずめ、囁いた。
「イアル~。マリーを幸せにして」
「全力で。命懸けて」
真摯な声が触れた場所から直接体に響く。それは安心をもたらし、また、ソランの中の複雑な寂しさも助長した。
「ねえ、何してるの?」
キイと扉の軋む音がして、刺々しい声が部屋に響いた。イアルが慌てて振り返ろうとするが、ソランがしっかり巻きついていて動けない。
「マ、マリー?」
「ええ。そう。あなたの婚約者」
「これは」
「イアルに仕返ししてるところ」
ソランが口を挿む。
「まあ、やっぱり。ひどい男だものね。思う存分やっちゃって」
「うん」
「うっ。違うだろう。何か用があって呼びに来たんじゃないのか!?」
「ええ。婦人会の皆さん、一通りお話が終わりましたって」
「女性を待たせるのは良くない。良くないぞ、ソラン!」
「じゃあ、マリー、代わってくれる?」
「ええ、お安い御用よ」
マリーは体術の名手だ。ボキボキと指を鳴らし、近づいてくる。ソランはイアルから手を離し、マリーに向き直ってにっこりした。
「念入りに頼んだよ。あと、これ全部終わるまでお昼はあげないでくれる?」
テーブルの上を指し示した。振り返ったイアルの顔が引き攣る。
「マリー、落ち着いて」
「あら、私は落ち着いているわ」
「あー、うん、そう、かな? まあ、座って」
「ありがとう。でも結構よ」
背後でガタガタと争う音が起きる。ソランはくつくつと笑いながら、部屋を出た。
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