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第八章 思い交わす時
閑話 マリーの憂鬱2
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ソランの寝室に王子がいると聞いて、マリーはすぐに、衣裳部屋の奥の扉を思い出した。こちらからは開かない締め切りの扉。
――奴はあそこから入ってきたに違いない。しかも、朝まで居座って、もう少し休ませてやってくれなんて。
頭は決定的な言葉を思い浮かべるのを拒否していたが、勝手に体が反応して涙が出てきた。表情を無くしてぼたぼたと涙を落とし続けるマリーに、報告した侍女は慌てて、大丈夫ですか、と声をかけながら、腕や背中に手を添えて、ハンカチで涙を拭った。
それからのことは、夢の中のようだった。ソランが恥ずかしそうに部屋から出てきて、着替えの指揮を執って、朝食の準備をした。現実感がなく、体も頭もふわふわしていたが、仕事を放棄するわけにはいかなかった。
それがマリーの義務であり、権利でもある。ソランの一番近くで、彼女の身のまわりを整えるのは、マリーの生きがいなのだ。
そうしているうちに、王子が入ってきて、ソランを馴れ馴れしく抱き寄せ、キスをした。ソランはされるがままで、嫌がる素振りもみせなかった。
――なんで? なんでなの? なんで、その傲慢で腹黒で勝手で鬼畜な最低男に心を許した顔をしているの?
マリーには見せたことのない顔だった。彼女が『女』にしか見えなかった。
そう。この頃のソランは、もう少年には見えなかった。艶やかな女らしさが端々に現れて、どんどん綺麗になっていく。マリーはそれを、恐れながら見ているしかなかった。
殿下に抱き寄せられ、自然に腕の中に収まってしまう彼女を目にして、マリーの愛した、男でも女でもない、精霊めいた魅力を持った少女が、永遠に失われてしまったことを知った。
その瞬間、心がはり裂けた。周囲の音が消え、色が消え、出来の悪いガラス窓を通して物を見ているようだった。何にも感じない。心が麻痺して、体も麻痺して、何にも、何にも。
目の前で移ろう物を、見るともなしに見ていた。ソランが何か言っている。なのに、彼女の声が聞こえない。――どうして彼女の声が私に届かないのだろう。
「マリー」
ふいに名を呼ぶ声が聞こえて、マリーは声のした方を見上げた。
イアルがいた。心配そうな顔をしている。彼の手が頭の上に降ってきて、ぽんぽんと二度置かれた。すると体が急に動き出し、ひぃぃっく、と無様にしゃくりあげた。自分では止められないそれを厭うて、身を固くしたら、なだめるように優しく頭を抱え込まれた。
視界をさえぎられ、目を瞑る。守ってくれる確かな存在に胸が熱くなった。すごく傍にいるせいで、彼が話している声が、マリーの体にも響き渡る。意味は頭の中に入ってこないのに、彼女を内から揺さぶる。それは不思議な感覚だった。
彼の存在がふっと揺らぎ、目の前からなくなって、さっと寂しさが心の中に差し込んできた。無意識に身動ぎして存在を追おうとしたら、足元がふわりと浮き上がり、彼の腕の中に抱え上げられていた。
安堵する。彼は、離れていかない。そう、マリーがどんなに遠ざけようとしても、いつのまにか傍にいて、マリーを捕まえている。
「マリー」
彼女の心を絡め取る響きを宿した声が、名を呼ぶ。こちらを見て、と。戻っておいで、と。マリーを揺すって引っ張り上げる。けれどそれは、マリーを包んでいた膜を破り、世界を彼女の目の前に突きつける行為でもあった。
我に返ると同時に、胸のはり裂けた痛みが、彼女を苛んだ。彼女は泣き叫んだ。憎い恋敵を、思いつく限りの言葉で罵った。苦しくて痛くて仕方ない心から溢れ出すモノを全部、彼に叩きつける。
顔を彼の胸に押し付けられ、もがいて逆らいながらも、吐き出し続けた。時には彼の胸や肩を叩きもした。それでも彼は、決してマリーを離そうとはしなかった。
膝の上に抱えられたまま小船に乗った頃には、しゃくり上げて泣くだけになっていた。すがりついて泣いているうちに、二人に与えられた新居に運び込まれていた。
マリーはずっと帰っていなかったが、動けるようになったイアルは、ここで生活していた。部屋は埃めいてもおらず、爽やかな匂いに満たされ、綺麗に整えられている。
居間のソファに落ち着いた彼は、相変わらずマリーを抱きかかえ、髪を撫ぜたり、背中をなだめるように叩く。マリーはようやく心が空っぽになって、ぼんやりと彼の心臓の音を聞いていた。
部屋の中を見るともなしに見る。領地の友達が皆で刺繍してくれたソファカバーにクッションカバー、テーブルセンター、花瓶敷き、それに、窓際のタペストリー。あの窓辺に立てば、隣の建物のソランの部屋の窓が見下ろせる。もう、あの部屋には帰ってこないのだろうけど。
あっ、と思う。慌てて体を起こした。
「どうしよう、私、仕事を」
「今日は休みを貰った」
「でも、私」
「ずっと休みなしで頑張っていたんだ。休みくらい貰って当然だ。それより、痩せたんじゃないか?」
心配げに頬を撫でられる。
確かに少し痩せた。廊下の外には必ず護衛が立ってはいたが、それでも、内部にも裏切り者がいたことを聞いていたマリーは、気を張り詰めっぱしだった。寝ずの番はたいてい彼女だった。
あそこにはイアルがいなかった。彼女が本当に信頼できるのは、イアルだけだった。
「ソランを一人で置いてきちゃった。行かなきゃ」
立ち上がろうとしたが、イアルは離してくれなかった。
「殿下がいらっしゃる。大丈夫だ」
その言葉に、何かがストンと胸の内に落ちてきた。
「と、とられちゃった」
また涙が出てくる。
「ソラン、ソランが」
イアルは、真面目な顔で、うん、と頷き、頭を撫でてくれた。
「諦めろ」
「やだあ、やだ、やだああ!」
泣き声で叫んだ。
「もうどうにもならないだろう」
「なるもん。するもん」
「ソランが泣くぞ」
「だって、やだああああ」
「やだって、仕方ないだろう。もう、殿下のものになっちゃったんだから」
「いやあああ、デリカシーのないこと言わないで! 馬鹿ぁ!」
そこで、ふと、ある可能性に気付く。ぴたりと涙が止まって、マリーは青ざめた。
「ど、どうしよう。私、乳母になれない」
「は?」
「乳母よ、乳母! ソランが赤ちゃんを生むときには、私にも子供がいてお乳がたっぷり出てないと、乳母になれないでしょ!」
「ああ、まあ、そうかもな」
「お乳の方は、自信があるの。これだけ大きければ、余るくらいいっぱい出ると思うの。でも、どうしよう、先を越されちゃった」
「いや、大丈夫だろ」
「どうして大丈夫なのよう! できるときはできちゃうものなのよ!」
「戦の前だし」
「戦の前に子種を残すのは男の義務よ!」
握り拳で叫ぶ。
「まあ、マリー、落ち着いて」
彼女の両肩に手を置いたイアルの膝の上で、マリーは駄々をこねて、手を振り払うように数回飛び跳ねた。
「あれは譲っても、これは譲れないの! そうよね、まだ一回だけだし、間に合うかも」
「間に合うって、それでいいわけ、マリーは?」
呆れているのか悲しげなのか、溜息を零しそうな顔で尋ねる。
「いやなの?」
「そうじゃなくて」
「ずっと思ってたの。やっぱり、ソランじゃなきゃ駄目なの?」
「は? どうしてソランが」
「だって、好きでしょ?」
「妹として、いや、我が主君としてな」
「嘘。ずっとソランが好きだったじゃない。私、目を光らせて、悪い虫は全部叩き落してきたんだもの。誰がいつソランを好きだったか、よく知ってるわ」
イアルは苦虫を噛み潰したような顔をした。
「昔の話だ。あれは恋なんてものじゃなかった。ただ、あいつはおざなりなものなんて、受け付けなかっただろう。全身全霊で引き止めなきゃ、留まってくれなかった。それは、マリーだって知っているだろう」
マリーは唇を引き結んだ。ソランの痛みを思ってだった。彼女はマリーと同じく、まだたった十六でしかない。なのに、領地の未来を背負わせされ、必死に応えようと頑張ってきた。イアルもマリーも、そんな彼女を支えてあげたかった。
「俺が愛しているのは、君だけだ」
マリーはびっくりしてイアルを見つめ返した。
「君にとっては俺は何番目かでも、俺にとっては、君が一番なんだ」
「あら、私にとっても一番よ」
つん、として言い返す。
「他の男なんて、触られるのも嫌だもの」
「じゃあ、」
「あ、違った。男の中では、ね。一番はやっぱりソラン」
意地悪に微笑む。期待に輝いたイアルの笑顔が瞬時に曇った。
そうして、マリーはイアルの首に両腕をまわした。くっついてしまいそうなほど近くに顔を寄せ、聞く。
「それでもいい?」
「いいわけない」
イアルは顔をしかめた。
「でも、我慢する」
マリーはくすくすと笑った。
「そう言ってくれる、あなたが好きよ」
「見てろ、今に俺なしじゃいられないようにしてやるから」
「うん。楽しみにしてるわね」
負け惜しみを言い合って、それからどちらからともなく目を瞑り、口付けを交わす。
初めての抱擁。初めてのキス。そして、それ以上も。
この日、これが、この夫婦の本当の始まりとなった。
――奴はあそこから入ってきたに違いない。しかも、朝まで居座って、もう少し休ませてやってくれなんて。
頭は決定的な言葉を思い浮かべるのを拒否していたが、勝手に体が反応して涙が出てきた。表情を無くしてぼたぼたと涙を落とし続けるマリーに、報告した侍女は慌てて、大丈夫ですか、と声をかけながら、腕や背中に手を添えて、ハンカチで涙を拭った。
それからのことは、夢の中のようだった。ソランが恥ずかしそうに部屋から出てきて、着替えの指揮を執って、朝食の準備をした。現実感がなく、体も頭もふわふわしていたが、仕事を放棄するわけにはいかなかった。
それがマリーの義務であり、権利でもある。ソランの一番近くで、彼女の身のまわりを整えるのは、マリーの生きがいなのだ。
そうしているうちに、王子が入ってきて、ソランを馴れ馴れしく抱き寄せ、キスをした。ソランはされるがままで、嫌がる素振りもみせなかった。
――なんで? なんでなの? なんで、その傲慢で腹黒で勝手で鬼畜な最低男に心を許した顔をしているの?
マリーには見せたことのない顔だった。彼女が『女』にしか見えなかった。
そう。この頃のソランは、もう少年には見えなかった。艶やかな女らしさが端々に現れて、どんどん綺麗になっていく。マリーはそれを、恐れながら見ているしかなかった。
殿下に抱き寄せられ、自然に腕の中に収まってしまう彼女を目にして、マリーの愛した、男でも女でもない、精霊めいた魅力を持った少女が、永遠に失われてしまったことを知った。
その瞬間、心がはり裂けた。周囲の音が消え、色が消え、出来の悪いガラス窓を通して物を見ているようだった。何にも感じない。心が麻痺して、体も麻痺して、何にも、何にも。
目の前で移ろう物を、見るともなしに見ていた。ソランが何か言っている。なのに、彼女の声が聞こえない。――どうして彼女の声が私に届かないのだろう。
「マリー」
ふいに名を呼ぶ声が聞こえて、マリーは声のした方を見上げた。
イアルがいた。心配そうな顔をしている。彼の手が頭の上に降ってきて、ぽんぽんと二度置かれた。すると体が急に動き出し、ひぃぃっく、と無様にしゃくりあげた。自分では止められないそれを厭うて、身を固くしたら、なだめるように優しく頭を抱え込まれた。
視界をさえぎられ、目を瞑る。守ってくれる確かな存在に胸が熱くなった。すごく傍にいるせいで、彼が話している声が、マリーの体にも響き渡る。意味は頭の中に入ってこないのに、彼女を内から揺さぶる。それは不思議な感覚だった。
彼の存在がふっと揺らぎ、目の前からなくなって、さっと寂しさが心の中に差し込んできた。無意識に身動ぎして存在を追おうとしたら、足元がふわりと浮き上がり、彼の腕の中に抱え上げられていた。
安堵する。彼は、離れていかない。そう、マリーがどんなに遠ざけようとしても、いつのまにか傍にいて、マリーを捕まえている。
「マリー」
彼女の心を絡め取る響きを宿した声が、名を呼ぶ。こちらを見て、と。戻っておいで、と。マリーを揺すって引っ張り上げる。けれどそれは、マリーを包んでいた膜を破り、世界を彼女の目の前に突きつける行為でもあった。
我に返ると同時に、胸のはり裂けた痛みが、彼女を苛んだ。彼女は泣き叫んだ。憎い恋敵を、思いつく限りの言葉で罵った。苦しくて痛くて仕方ない心から溢れ出すモノを全部、彼に叩きつける。
顔を彼の胸に押し付けられ、もがいて逆らいながらも、吐き出し続けた。時には彼の胸や肩を叩きもした。それでも彼は、決してマリーを離そうとはしなかった。
膝の上に抱えられたまま小船に乗った頃には、しゃくり上げて泣くだけになっていた。すがりついて泣いているうちに、二人に与えられた新居に運び込まれていた。
マリーはずっと帰っていなかったが、動けるようになったイアルは、ここで生活していた。部屋は埃めいてもおらず、爽やかな匂いに満たされ、綺麗に整えられている。
居間のソファに落ち着いた彼は、相変わらずマリーを抱きかかえ、髪を撫ぜたり、背中をなだめるように叩く。マリーはようやく心が空っぽになって、ぼんやりと彼の心臓の音を聞いていた。
部屋の中を見るともなしに見る。領地の友達が皆で刺繍してくれたソファカバーにクッションカバー、テーブルセンター、花瓶敷き、それに、窓際のタペストリー。あの窓辺に立てば、隣の建物のソランの部屋の窓が見下ろせる。もう、あの部屋には帰ってこないのだろうけど。
あっ、と思う。慌てて体を起こした。
「どうしよう、私、仕事を」
「今日は休みを貰った」
「でも、私」
「ずっと休みなしで頑張っていたんだ。休みくらい貰って当然だ。それより、痩せたんじゃないか?」
心配げに頬を撫でられる。
確かに少し痩せた。廊下の外には必ず護衛が立ってはいたが、それでも、内部にも裏切り者がいたことを聞いていたマリーは、気を張り詰めっぱしだった。寝ずの番はたいてい彼女だった。
あそこにはイアルがいなかった。彼女が本当に信頼できるのは、イアルだけだった。
「ソランを一人で置いてきちゃった。行かなきゃ」
立ち上がろうとしたが、イアルは離してくれなかった。
「殿下がいらっしゃる。大丈夫だ」
その言葉に、何かがストンと胸の内に落ちてきた。
「と、とられちゃった」
また涙が出てくる。
「ソラン、ソランが」
イアルは、真面目な顔で、うん、と頷き、頭を撫でてくれた。
「諦めろ」
「やだあ、やだ、やだああ!」
泣き声で叫んだ。
「もうどうにもならないだろう」
「なるもん。するもん」
「ソランが泣くぞ」
「だって、やだああああ」
「やだって、仕方ないだろう。もう、殿下のものになっちゃったんだから」
「いやあああ、デリカシーのないこと言わないで! 馬鹿ぁ!」
そこで、ふと、ある可能性に気付く。ぴたりと涙が止まって、マリーは青ざめた。
「ど、どうしよう。私、乳母になれない」
「は?」
「乳母よ、乳母! ソランが赤ちゃんを生むときには、私にも子供がいてお乳がたっぷり出てないと、乳母になれないでしょ!」
「ああ、まあ、そうかもな」
「お乳の方は、自信があるの。これだけ大きければ、余るくらいいっぱい出ると思うの。でも、どうしよう、先を越されちゃった」
「いや、大丈夫だろ」
「どうして大丈夫なのよう! できるときはできちゃうものなのよ!」
「戦の前だし」
「戦の前に子種を残すのは男の義務よ!」
握り拳で叫ぶ。
「まあ、マリー、落ち着いて」
彼女の両肩に手を置いたイアルの膝の上で、マリーは駄々をこねて、手を振り払うように数回飛び跳ねた。
「あれは譲っても、これは譲れないの! そうよね、まだ一回だけだし、間に合うかも」
「間に合うって、それでいいわけ、マリーは?」
呆れているのか悲しげなのか、溜息を零しそうな顔で尋ねる。
「いやなの?」
「そうじゃなくて」
「ずっと思ってたの。やっぱり、ソランじゃなきゃ駄目なの?」
「は? どうしてソランが」
「だって、好きでしょ?」
「妹として、いや、我が主君としてな」
「嘘。ずっとソランが好きだったじゃない。私、目を光らせて、悪い虫は全部叩き落してきたんだもの。誰がいつソランを好きだったか、よく知ってるわ」
イアルは苦虫を噛み潰したような顔をした。
「昔の話だ。あれは恋なんてものじゃなかった。ただ、あいつはおざなりなものなんて、受け付けなかっただろう。全身全霊で引き止めなきゃ、留まってくれなかった。それは、マリーだって知っているだろう」
マリーは唇を引き結んだ。ソランの痛みを思ってだった。彼女はマリーと同じく、まだたった十六でしかない。なのに、領地の未来を背負わせされ、必死に応えようと頑張ってきた。イアルもマリーも、そんな彼女を支えてあげたかった。
「俺が愛しているのは、君だけだ」
マリーはびっくりしてイアルを見つめ返した。
「君にとっては俺は何番目かでも、俺にとっては、君が一番なんだ」
「あら、私にとっても一番よ」
つん、として言い返す。
「他の男なんて、触られるのも嫌だもの」
「じゃあ、」
「あ、違った。男の中では、ね。一番はやっぱりソラン」
意地悪に微笑む。期待に輝いたイアルの笑顔が瞬時に曇った。
そうして、マリーはイアルの首に両腕をまわした。くっついてしまいそうなほど近くに顔を寄せ、聞く。
「それでもいい?」
「いいわけない」
イアルは顔をしかめた。
「でも、我慢する」
マリーはくすくすと笑った。
「そう言ってくれる、あなたが好きよ」
「見てろ、今に俺なしじゃいられないようにしてやるから」
「うん。楽しみにしてるわね」
負け惜しみを言い合って、それからどちらからともなく目を瞑り、口付けを交わす。
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