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182.生意気なんだよ
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一瞬、魔法の力でも働いて自分の屋上菜園に繋がったのかと錯覚する。なぜなら、テニスコート二枚分くらいの屋上には豊かに薫る土が敷き詰められていたのだ。
しかし、明らかにウチの城には無いものがその先の正面に見えている。四つの支柱に囲まれるようにして、魔焦鏡リフレクションカノーネは設置されていた。内部反射をするという巨大な釜のような本体は塔の中に収納されていて、ここから確認できるのはその上部に吊り下げられた砲台の部分だけだ。まるで溶鉱炉のように魔力の欠片が舞い踊っているのが見える。
「あれが……」
圧倒的な存在感に気圧されていたので、その前にズラリと整列した人たちに気づいたのはワンテンポ遅れてからだった。溶鉱炉の前には横一列に洗脳された騎士たちが勢ぞろいし、中央にはもちろんサイードとルシアンが待ち構えている。
「アキラ様……」
先行してたどり着いていたライムとエリック様が、物陰から現れて合流する。彼らの表情を見なくてもだいたいのことは分かる。これだけ厳重に警備されていたのなら手出しはできなかっただろう、下手に手を出さず待って居てくれて正解だ。
「あと八分四十秒」
アーティファクトの操作パネルを見つめていたサイードの声が屋上に響く。相変わらずほっそりとした線の細い彼はもったいをつけるようにこちらに振り返った。
「この大陸上から一つの国が跡形も無く消え去るまでの残り時間さ。ようこそ、初代バケモノ国の王アキラ殿。いや、こう言った方がいいかな? 最後の王と」
まるでお芝居みたいなセリフで煽られても、私は足元を踏みしめて無言でにらみ返していた。風向きが少し変わり、溶鉱炉から少しだけ熱を帯びた風がこちらに向かって流れて来る。パチリ、と耳元で魔力胞子がはじける音がした。
「素晴らしいだろう? これぞ魔導師ロゴスの最高傑作とうたわれた『魔焦鏡リフレクションカノーネ』だ。すでに照準は君たちの国へと狙いを定めている。後はこの――」
ふところに手を入れたサイードは、まばゆいほどに光り輝く水晶を取り出した。
「火種さえ入れてしまえば準備は整うというわけさ、それですべて終わり。君たちは帰る場所を失い、散り散りになる」
下手に動くわけにはいかない。その気になればサイードはすぐにでも魔水晶を溶鉱炉へ投げ込める位置にいるのだから。私はじとりと汗を掻き始める拳を握りしめ口を開いた。
「どうしてそこまで魔族を怨んでいるの?」
どうにか私に注意を逸らさせて、誰かに回り込んで貰えれば……。そんな甘い考えはお見通しだったのか、サイードは鋭く声を尖らせた。
「動くな! 一歩でも動いたらこれを即座に投げ込む」
「っ、」
警告に、みんなの動きがビクリと止まる。満足そうに微笑みを浮かべた敵将はクスクスと口元を隠して笑ってみせた。
「そう、それでいい。なぜ怨んでいるか? 決まっているだろう、目障りなんだよ、何もかもが」
誰も動けない中、まるで散歩でもしているかのようにサイードは悠々と歩き出した。西の方角――川を挟んで小さく見えるハーツイーズを見ながら彼は続ける。
「どうして君のような小娘が上手くやってこれたと思う? 子供じみた政策が成功したのは単に運が良かっただけさ、お前には何の実力もない。知識も、アイデアも、帝王学も」
その言い方には私はポカンと口を開ける。え、っと、勘違いじゃなければサイードは魔族が嫌いっていうより、
「生意気なんだよ、女のくせに」
私個人が嫌いなの? なんで? 何か恨まれるようなことしたっけ? そもそも接点自体少ないような……。
困惑する私にはお構いなしに、冷酷な表情を浮かべたままのサイードは吐き捨てるように言う。
「何が救世主だ、愛想笑いを浮かべて媚びへつらっていただけじゃないか。何の才能もないくせに周囲に持ち上げられチヤホヤチヤホヤお膳立てされて……私が最も嫌うやり方だ、この、成り上がり国王め!」
努めて冷静に言おうとしていたセリフは、あふれ出す憎悪によって激化していった。
風だけが緊張に満たされた屋上で動いていた。二呼吸ほどの時間を置いて、私は直感的に一つの可能性に思い当る。胸元を握りしめながらおそるおそる問いかけた。
「あの、間違っていたらごめんなさい……あなた、もしかして女性?」
こちらの軍勢が「えっ」と、一斉に振り向くのを感じる。サイードは肯定も否定もしなかった。ただ私を見据えて忌々しげに眉をひそめている。
その時、私たちが入ってきた扉から重々しい声が響いた。
「サイード、もう止めなさい……」
「リヒター王!」
弾かれたように振り返る。先ほどまで重い中毒症状で朦朧としていた王様は、ボリス王とドク先生に支えられながらゆっくりと階段を登ってきたところだった。老王は私の隣に立つと諭すように語り掛ける。
「こんなことをして何になる。謀反を起こして邪魔な者を消したところでお前の本質は変わらないのだ」
「ハッ、また【王の器】とやらですか伯父上。そんなに女には継がせたくないのですね」
リヒター王は苦悩の表情を浮かべる。その胸の内を締め付けているのは薬の影響だけではなさそうだ。
「違う、私はそなたが女性だから後継者にふさわしくないと言ったのではない。そなたの中にある傲慢さは人を導く器足り得ない。そこを自覚せよと言っただけで――」
「黙れ!」
皮肉っぽく笑ったサイードは、次第に感情を昂らせていく。苦し気に胸元を掴みながら叫んだ。
「私にならできる! そこの女のように運だけではない、実力と知識と覚悟がある! このメルスランドを他国の侵略も恐れないような強国に高めていける!」
私はようやく理解した。この人は、サイードは愛国心が強すぎるんだ。けれども、その強硬すぎる姿勢を危惧したリヒター王に抑えつけられてしまった。鬱憤がたまっているところに、女の私が隣国で何かやりだしたと。
ぶっちゃけ逆恨みだ。でもなぜだろう、私はほんの少しだけ理解できるような気がした。
彼――いや、彼女はふっきれたように両手をだらんと下ろしたかと思うと、底冷えするような声を出した。
「もういい、この場に居る全員殺してしまえばいい。民衆はどうとでも丸め込める。最初こそ不信を抱くだろうが、思慮の足りない平民は導く者に従う他ないのだから」
空気が変わる。ざわりと、うなじの辺りを冷たい手でなぞられたように悪寒が走った。キッと顔を上げたサイードは、瞳に黄金色の燐光を走らせながら右手を地に着いた。
「私が、正義だ!」
「!」
屋上に敷き詰められた土が、一度ぶるっと震える。次の瞬間、細く鋭い蔦たちが一斉に地中から突き出した。なじみのある魔導発動の気配に私は目を見開く。
「土属性!?」
「主様!」
「うわっ」
とっさにルカに突き飛ばされたから良かったもの、眼前スレスレを棘がかすめる。みんな上手く回避したようだけど、少し離れたところにいたライムが左脚をやられたようだ。
「ライム!」
「いたた」
へたりと座り込んだ彼を、ラスプが蔦を避けながら素早く回収する。私たちが入ってきた階段に押し込むと、先に放り込まれていたリヒター王他が小柄な少年を受け止めた。
そうこうしている間にも、蔦は勢いよく茂り辺り一帯を覆い始めた。いくつもついた小さな蕾たちが花開き、辺りに胸が焼けるような甘ったるい香りが充満し始める。
「さぁ、忠実なる騎士たちよ。サイード・フォルセ・メルスが命ずる。わが国に仇名す賊たちを一人残らず殲滅しろ!!」
彼女がバッと手を振りきるか否か、聖剣を抜いた騎士たちは一斉にこちらに向かって向かってきた。
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「アキラ様……」
先行してたどり着いていたライムとエリック様が、物陰から現れて合流する。彼らの表情を見なくてもだいたいのことは分かる。これだけ厳重に警備されていたのなら手出しはできなかっただろう、下手に手を出さず待って居てくれて正解だ。
「あと八分四十秒」
アーティファクトの操作パネルを見つめていたサイードの声が屋上に響く。相変わらずほっそりとした線の細い彼はもったいをつけるようにこちらに振り返った。
「この大陸上から一つの国が跡形も無く消え去るまでの残り時間さ。ようこそ、初代バケモノ国の王アキラ殿。いや、こう言った方がいいかな? 最後の王と」
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「火種さえ入れてしまえば準備は整うというわけさ、それですべて終わり。君たちは帰る場所を失い、散り散りになる」
下手に動くわけにはいかない。その気になればサイードはすぐにでも魔水晶を溶鉱炉へ投げ込める位置にいるのだから。私はじとりと汗を掻き始める拳を握りしめ口を開いた。
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「動くな! 一歩でも動いたらこれを即座に投げ込む」
「っ、」
警告に、みんなの動きがビクリと止まる。満足そうに微笑みを浮かべた敵将はクスクスと口元を隠して笑ってみせた。
「そう、それでいい。なぜ怨んでいるか? 決まっているだろう、目障りなんだよ、何もかもが」
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その言い方には私はポカンと口を開ける。え、っと、勘違いじゃなければサイードは魔族が嫌いっていうより、
「生意気なんだよ、女のくせに」
私個人が嫌いなの? なんで? 何か恨まれるようなことしたっけ? そもそも接点自体少ないような……。
困惑する私にはお構いなしに、冷酷な表情を浮かべたままのサイードは吐き捨てるように言う。
「何が救世主だ、愛想笑いを浮かべて媚びへつらっていただけじゃないか。何の才能もないくせに周囲に持ち上げられチヤホヤチヤホヤお膳立てされて……私が最も嫌うやり方だ、この、成り上がり国王め!」
努めて冷静に言おうとしていたセリフは、あふれ出す憎悪によって激化していった。
風だけが緊張に満たされた屋上で動いていた。二呼吸ほどの時間を置いて、私は直感的に一つの可能性に思い当る。胸元を握りしめながらおそるおそる問いかけた。
「あの、間違っていたらごめんなさい……あなた、もしかして女性?」
こちらの軍勢が「えっ」と、一斉に振り向くのを感じる。サイードは肯定も否定もしなかった。ただ私を見据えて忌々しげに眉をひそめている。
その時、私たちが入ってきた扉から重々しい声が響いた。
「サイード、もう止めなさい……」
「リヒター王!」
弾かれたように振り返る。先ほどまで重い中毒症状で朦朧としていた王様は、ボリス王とドク先生に支えられながらゆっくりと階段を登ってきたところだった。老王は私の隣に立つと諭すように語り掛ける。
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「違う、私はそなたが女性だから後継者にふさわしくないと言ったのではない。そなたの中にある傲慢さは人を導く器足り得ない。そこを自覚せよと言っただけで――」
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