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夏期講習、しゃせい大会、ア○ルプラグ相撲
夜中のトイレは怖い
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この日はみんなあっという間に眠ってしまった。疲れているけどなぜか眠くない。僕は廊下の休憩室の椅子に座って携帯を弄っていると、大樹さんがきた。もうカメラは回していない。
「お疲れ様、疲れましたよね」と言ってビールを一本僕の前に置いた。プシュッと大樹さんは先に開けてゴクゴクと飲んだ。
「あ、すみません、乾杯もせずに。あまりにも飲みたくて」僕が遅れてプルタブを開けるとプシュッと音が廊下を突き抜けていく。
「いえ、いただきます。いや、でも疲れましたね。みんな楽しんでるようでよかったですけど」
「楽しんでますよ。去年は俺が計画立てたんですけどほとんど予定通りに行きませんでしたよ」
「へえ、なんでまた?」
「去年の二年生、今の三年は性欲の強い奴ばかりで……」と言って大樹さんは笑った。見ますか?去年の映像、と言って大樹さんはリュックからパソコンを取り出した。
塾で見た顔が沢山映っていた。今の三年生だけど、まだ幼さがある。一年でこんなに変わるのかと僕は思った。この宿舎に着いたところから映像は始まって、段々と肌色の多い映像になっていった。最後は全員でお風呂場で連結をしていた。すごい映像だった。
「どう、すごいでしょ。最後はみんなでつながって、仲が深まりましたよ。今年はどこまでやれますかね」
「この動画は……。何用なんですか?」
「ふふふ、内緒です」と言って大樹さんはビールを飲みほした。そして部屋に戻っていった。僕はもう少しだけゆっくり夏の夜を楽しみたかった。ちびちびとビールを飲みながら、網戸から入ってくる夜風に当たっていた。
「大地さん?」と声の方を見るとソラがいた。
「どうした?」と聞いた。
「眠れないし、トイレに行きたくて」
「そっか行っておいで」と僕が言ってもソラはもじもじと動かなかった。
「どうしたの?」
「ちょっと、あそこのトイレ怖くて……」夜になると廊下の電気は保安灯に落ちて暗くなっている。年季の入ったこの建物の廊下は確かに怖いかもしれない。僕は少し意地悪を言ってみた。
「怖くて行けないなら、我慢するしかないね」と言ってビールを飲んだ。
あの……。とソラは僕の座る椅子に近づいて服を掴んだ。
「一緒に来てくれませんか?」
「どこに?」
「トイレに……」
「ちゃんと頼んでくれたら考えるかなー」と僕はソラを見た。すると顔を真っ赤にした。
「おしっこしたいけど、1人でトイレに行くの怖いので、一緒に来てくれませんか?」
「中学二年生にもなって、1人でいけないなんておこちゃまだね」と僕は酔いが回っているせいか少し意地悪だと客観的に思う。
僕が先を歩いて、僕の腕につかまってソラが歩く。まるで弟ができたみたいな感じだ。
トイレの電気をつけると、急に明るくなって目を瞑った。
「ほら、済ませちゃいな」と言って自分も用を足そうと隣の便器に並んだ。
「今日のおしっこ飲むの……。やばかったですね」
「だな、もうこりごりだよ」
「大地さんの飲んでみたいです」
「え!?」僕はまだ出ていなかった。酔いのせいか大きくなっていたから。
「ダメですか……」
「ダメっていうか……。嫌がってたじゃん」
「一回やってしまえば……」そう言ってソラは僕の隣にしゃがんだ。便器にちょうどいい高さで口を開けている。上目遣いで僕を見るソラが、とても愛おしかった。
僕はソラの口の前に体を変えて、力んだ。ビロッ、ビロッ、と、とぎれとぎれにおしっこが飛び出した。そしてソラの小さな口の中を汚した。
ごクリ。ソラは飲み込んだ。
「大地さん……。しょっぱい」と言った。
そしておやすみなさい、とトイレを出て言った。
部屋に戻るとみんな布団の中にいた。もちろんソラもだ。
一瞬酔いのせいの聞き間違いか、夢か分からなくなった。
次の日ソラは何もない顔をして普通にしていた。
「お疲れ様、疲れましたよね」と言ってビールを一本僕の前に置いた。プシュッと大樹さんは先に開けてゴクゴクと飲んだ。
「あ、すみません、乾杯もせずに。あまりにも飲みたくて」僕が遅れてプルタブを開けるとプシュッと音が廊下を突き抜けていく。
「いえ、いただきます。いや、でも疲れましたね。みんな楽しんでるようでよかったですけど」
「楽しんでますよ。去年は俺が計画立てたんですけどほとんど予定通りに行きませんでしたよ」
「へえ、なんでまた?」
「去年の二年生、今の三年は性欲の強い奴ばかりで……」と言って大樹さんは笑った。見ますか?去年の映像、と言って大樹さんはリュックからパソコンを取り出した。
塾で見た顔が沢山映っていた。今の三年生だけど、まだ幼さがある。一年でこんなに変わるのかと僕は思った。この宿舎に着いたところから映像は始まって、段々と肌色の多い映像になっていった。最後は全員でお風呂場で連結をしていた。すごい映像だった。
「どう、すごいでしょ。最後はみんなでつながって、仲が深まりましたよ。今年はどこまでやれますかね」
「この動画は……。何用なんですか?」
「ふふふ、内緒です」と言って大樹さんはビールを飲みほした。そして部屋に戻っていった。僕はもう少しだけゆっくり夏の夜を楽しみたかった。ちびちびとビールを飲みながら、網戸から入ってくる夜風に当たっていた。
「大地さん?」と声の方を見るとソラがいた。
「どうした?」と聞いた。
「眠れないし、トイレに行きたくて」
「そっか行っておいで」と僕が言ってもソラはもじもじと動かなかった。
「どうしたの?」
「ちょっと、あそこのトイレ怖くて……」夜になると廊下の電気は保安灯に落ちて暗くなっている。年季の入ったこの建物の廊下は確かに怖いかもしれない。僕は少し意地悪を言ってみた。
「怖くて行けないなら、我慢するしかないね」と言ってビールを飲んだ。
あの……。とソラは僕の座る椅子に近づいて服を掴んだ。
「一緒に来てくれませんか?」
「どこに?」
「トイレに……」
「ちゃんと頼んでくれたら考えるかなー」と僕はソラを見た。すると顔を真っ赤にした。
「おしっこしたいけど、1人でトイレに行くの怖いので、一緒に来てくれませんか?」
「中学二年生にもなって、1人でいけないなんておこちゃまだね」と僕は酔いが回っているせいか少し意地悪だと客観的に思う。
僕が先を歩いて、僕の腕につかまってソラが歩く。まるで弟ができたみたいな感じだ。
トイレの電気をつけると、急に明るくなって目を瞑った。
「ほら、済ませちゃいな」と言って自分も用を足そうと隣の便器に並んだ。
「今日のおしっこ飲むの……。やばかったですね」
「だな、もうこりごりだよ」
「大地さんの飲んでみたいです」
「え!?」僕はまだ出ていなかった。酔いのせいか大きくなっていたから。
「ダメですか……」
「ダメっていうか……。嫌がってたじゃん」
「一回やってしまえば……」そう言ってソラは僕の隣にしゃがんだ。便器にちょうどいい高さで口を開けている。上目遣いで僕を見るソラが、とても愛おしかった。
僕はソラの口の前に体を変えて、力んだ。ビロッ、ビロッ、と、とぎれとぎれにおしっこが飛び出した。そしてソラの小さな口の中を汚した。
ごクリ。ソラは飲み込んだ。
「大地さん……。しょっぱい」と言った。
そしておやすみなさい、とトイレを出て言った。
部屋に戻るとみんな布団の中にいた。もちろんソラもだ。
一瞬酔いのせいの聞き間違いか、夢か分からなくなった。
次の日ソラは何もない顔をして普通にしていた。
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