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10.夢は叶う
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結局、それから二回はイかされてしまった。
初めはどこが気持ちいのか言わされていた(というか勝手に口が喋った)けど、最後の方は喘ぎ声ばかりが漏れ、ろくに言葉にならなかった。
今だって力の抜けた身体で寝そべり、はあはあと荒い息を吐くしかできていない。
「エニー、気持ちよかったですか?」
「すごい、きもちよかった……でも、こんないっぱいイッたら死んじゃう」
「たかだか三回で死にはしませんよ。それぐらい良かったんですね。可愛い」
「えへへ……カイザに可愛いって言われるの、すきぃ」
「……それも本音ですか? 本心から俺を煽るなんてどこまで可愛いんですかあなたは」
なんだか早口で色々と言われたけれど達してばかりの頭では理解が追いつかなかった。
その間にカイザはとうとう下着を脱ぎ、固くなったそれを取り出した。
「おっきぃ……」
「エニー。本音が出ているのは分かりますけどこれ以上俺の理性を壊すようなこと言わないで」
そんなこと言われたって思ったことそのまま言っているだけなのに。
「カイザは身体が大きいからアソコも大きいんだね。それにビキビキしてる……そんなところまで鍛えているの?」
「他の筋肉と同じだと思わないでください。……クソっ素直になったら優しくするなんて言わなきゃ良かったな」
ぶつぶつと呟きながら、カイザが私に覆いかぶさった。
途端に感じる筋肉の圧に、これから本当に抱かれるんだと実感がわいた。
「カイザ、抱きしめて」
「いいですよ。抱きしめながら入れていいですか?」
「うん。カイザと筋肉を感じながらがいい」
「ははっ! なるほど」
ぶつぶつと呟くときは怖い顔をしていたけれど、笑顔になってくれた。
膣の入り口に彼の熱いものを感じる。
「入れますよ」
ささやきが聞こえたと同時にぐっと、異物感が強くなった。
「あっ……!」
抱きしめられている身体と、入れられた場所との感覚が全く違う。
衝撃で息が止まったけれど、すぐ甘い喘ぎ声が勝手に出て来た。
「カイザっ……カイザぁ」
彼の背に手を回して抱き着き、ひたすら名前を呼んだ。
素直な口も何を言えばいいのか分からないんだ。
男の人の平均的なサイズとかはよく知らないけれど、カイザのは大きいと思う。
指じゃ全く届かなかったところまでこすり、中を刺激しているのがよく分かる。
「はぁっ……エニー、やっとあなたを俺のものにできたっ……夢みたいだ」
彼は腰を動かしながら呟き、さらに呪文を唱えていた。
避妊魔法だ。
「エニー、痛くありませんか?」
「うんっきもち、いい。それに嬉しい」
彼に抱き着きながら組み敷かれるとなぜだか安心できた。
「すみません。もう、俺もそうもたないっ」
「カイザもイッて。大好き」
「ったく! こんな時に……!」
余裕が無いからか、腰つきが激しくなり、ぎゅっと抱き着く力も強くなった。
「出るっ……!」
ドクンドクン、と中に入れていたものが脈打つのが私でも分かった。
避妊魔法をかけてくれたから妊娠することはない。
でも、子宮に向けてかけられる精液の勢いは孕ませる気満々だ。
それに、私をきつく抱きしめているのも逃がさないという強い意志を感じる。
「いっぱい出てる……」
「エニーがえっちだったからですよ」
「カイザに抱きしめられながら出されるの、好き」
「はは……ここまで言われたらもういいですよね? エニーが悪いんですよ」
「え?」
幸福感に満ちたひとときから一転、また組み敷かれた。
「か、カイザ……あのね、私もカイザと一緒にイッたばかりで……」
「痛かったら言ってください。まあ、魔法はまだかかっているでしょうけど」
彼の言う通り、私の素直な口はきちんと働いた。
「カイザに好きに抱かれてるぅっ……気持ちいいよぉ!」
どこまでも正直な口だった。
初めはどこが気持ちいのか言わされていた(というか勝手に口が喋った)けど、最後の方は喘ぎ声ばかりが漏れ、ろくに言葉にならなかった。
今だって力の抜けた身体で寝そべり、はあはあと荒い息を吐くしかできていない。
「エニー、気持ちよかったですか?」
「すごい、きもちよかった……でも、こんないっぱいイッたら死んじゃう」
「たかだか三回で死にはしませんよ。それぐらい良かったんですね。可愛い」
「えへへ……カイザに可愛いって言われるの、すきぃ」
「……それも本音ですか? 本心から俺を煽るなんてどこまで可愛いんですかあなたは」
なんだか早口で色々と言われたけれど達してばかりの頭では理解が追いつかなかった。
その間にカイザはとうとう下着を脱ぎ、固くなったそれを取り出した。
「おっきぃ……」
「エニー。本音が出ているのは分かりますけどこれ以上俺の理性を壊すようなこと言わないで」
そんなこと言われたって思ったことそのまま言っているだけなのに。
「カイザは身体が大きいからアソコも大きいんだね。それにビキビキしてる……そんなところまで鍛えているの?」
「他の筋肉と同じだと思わないでください。……クソっ素直になったら優しくするなんて言わなきゃ良かったな」
ぶつぶつと呟きながら、カイザが私に覆いかぶさった。
途端に感じる筋肉の圧に、これから本当に抱かれるんだと実感がわいた。
「カイザ、抱きしめて」
「いいですよ。抱きしめながら入れていいですか?」
「うん。カイザと筋肉を感じながらがいい」
「ははっ! なるほど」
ぶつぶつと呟くときは怖い顔をしていたけれど、笑顔になってくれた。
膣の入り口に彼の熱いものを感じる。
「入れますよ」
ささやきが聞こえたと同時にぐっと、異物感が強くなった。
「あっ……!」
抱きしめられている身体と、入れられた場所との感覚が全く違う。
衝撃で息が止まったけれど、すぐ甘い喘ぎ声が勝手に出て来た。
「カイザっ……カイザぁ」
彼の背に手を回して抱き着き、ひたすら名前を呼んだ。
素直な口も何を言えばいいのか分からないんだ。
男の人の平均的なサイズとかはよく知らないけれど、カイザのは大きいと思う。
指じゃ全く届かなかったところまでこすり、中を刺激しているのがよく分かる。
「はぁっ……エニー、やっとあなたを俺のものにできたっ……夢みたいだ」
彼は腰を動かしながら呟き、さらに呪文を唱えていた。
避妊魔法だ。
「エニー、痛くありませんか?」
「うんっきもち、いい。それに嬉しい」
彼に抱き着きながら組み敷かれるとなぜだか安心できた。
「すみません。もう、俺もそうもたないっ」
「カイザもイッて。大好き」
「ったく! こんな時に……!」
余裕が無いからか、腰つきが激しくなり、ぎゅっと抱き着く力も強くなった。
「出るっ……!」
ドクンドクン、と中に入れていたものが脈打つのが私でも分かった。
避妊魔法をかけてくれたから妊娠することはない。
でも、子宮に向けてかけられる精液の勢いは孕ませる気満々だ。
それに、私をきつく抱きしめているのも逃がさないという強い意志を感じる。
「いっぱい出てる……」
「エニーがえっちだったからですよ」
「カイザに抱きしめられながら出されるの、好き」
「はは……ここまで言われたらもういいですよね? エニーが悪いんですよ」
「え?」
幸福感に満ちたひとときから一転、また組み敷かれた。
「か、カイザ……あのね、私もカイザと一緒にイッたばかりで……」
「痛かったら言ってください。まあ、魔法はまだかかっているでしょうけど」
彼の言う通り、私の素直な口はきちんと働いた。
「カイザに好きに抱かれてるぅっ……気持ちいいよぉ!」
どこまでも正直な口だった。
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