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第8章 開拓村
第123話 緑竜
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ゴリゴリゴリ、ゴリゴリゴリ、
ゴリゴリゴリ、ゴリゴリゴリ、
俺は薬研で薬草を、ゴリゴリ磨り潰す。
薬研とは細長い舟形の V 字形の器の中に薬種を入れ、軸のついた車輪状の碾き具で回転させながら押し砕き粉末にしたり、磨り潰して汁を出す鉄製の道具だ。
時代劇などによく出てくる、薬を煎じる器具だ。
今、シャルエル教の人達に薬草の作り方を教えに来ている。
俺も【スキル】世界の予備知識から得た知識なので、大したことはないのだが。
十数人くらい修道士さんが集まり、みんなでゴリゴリやっている。
シャルエル教の信徒さんの職種は幅が広く、木工や鍛冶をやっている人も居る。
そこでみんなの使う分の薬研を作ったと言う。
いまは俺がアスケルの森から薬草を採ってきているがその内、需用が多いものは教会の敷地で栽培するように話した。
そこで俺はリヤカー作りの依頼を出した。
教団経由でリヤカーを作ってもらい、エリアス商会に卸してもらうんだ。
そのことを大司教ヨハネスさんに話すと、とても喜んでくれた。
信徒さんも仕事が増えて生活が楽になると。
大司教ヨハネスさんは、俺に対するネチッコイ視線を除けば良い司教様のようだ。
俺はそのまま街を出てアスケルの森の開拓村に向かった。
特にすることもないけど、やはり見に来ないと不安になる。
すると遠くで何か大きな音がする。
俺は気になり開拓した屋敷から出る事にした。
しばらく走ると向こうに6階建てのビルくらいの大きい山が見えてきた。
緑色の竜だった。
よく見ると複数の誰かと戦っている。
開拓した屋敷から距離はあるので今は影響はないけど。
この先次第ではどうなるか分からないな。
決着がつき済めばいいが、こちらに来てからでは遅い。
そばに来てみると、でかい!
そして周りに人が30人くらいおり、戦っている。
彼らは弓矢に魔法を付与しているらしく、とても早く飛び威力がありそうだった。
〈〈〈〈〈 グォ~~~!! 〉〉〉〉〉
緑竜が雄たけびを上げ動くたびに木々が折れ、森が破壊されていく。
だが緑竜の鱗は固く、彼らの攻撃は決定打にならない。
その時、緑竜が口を開いたかと思うと口の中が淡く光り、何かを吐いた。
「「「「 ブオ~~~~~~~~~~~~~~~~~!! 」」」」
右から左にブレスを吐いたのだ。
木々がなぎ倒され人が舞い上がり、横にも上にも逃げ場がない。
見ている俺も逃げられない。
とっさにストレージを体の周りに張り、ブレスを吸収した。
どうやらブレスは魔力を凝縮し、ぶつける攻撃らしい。
見ると戦っていた人たちも、木々一緒に吹き飛ばされていた。
〈〈〈〈〈 グォ~~~ン!! 〉〉〉〉〉
緑竜が雄たけびを上げ進んで行く。
その先に倒れても立ち上がりながら、行く手を阻む人々。
どうやらその先に行かせたくない場所があるようだ。
このまま行った場合、俺の村近くを緑竜が通ることになる。
やってみるか?
ストレージカスタマイズ!
生き物は収納できない。
それ以外は収納可能。
・ ・ … … カスタマイズ完了!
俺は緑竜の右方向から真っすぐに向かう。
俺に気づいたのか緑竜は尻尾で薙ぎ払ってきた。
〈〈〈〈〈 ドンッ!! 〉〉〉〉〉
鈍い音がした。
それだけだった。
俺は右手でそれを受け止めてる。
ストレージは生き物を収納できない。
それを利用し俺の体全体をストレージで覆ったのだ。
そして外から受ける物理攻撃は受け止め、衝撃は収納する。
これならどんな攻撃も防げる。
今までもやってはいたが、ここまで大規模に全体を覆うの初めてだった。
緑竜は俺に攻撃が効かないことに苛立ったのか、何度も尻尾で薙ぎ払ってきた。
そのたびに俺は腕をクロスし、尻尾の衝撃を収納した。
そして緑竜が口を開き口の中が淡く光り、ブレスを吐いた!
俺はすかさずブレスをストレージで収納。
俺にはアスケルの森の中に入るようになってから、溜め込んだ膨大な魔力がある。
この世界は魔法があり空気の中に魔素が含まれ、生まれた時からそれを吸い生物や人々は生きている。
森の奥に行けば行くほど魔素が多くなり、巨大な魔物が多くなる。
そこで俺はその魔素を収納し、魔力に変換することを思いついた。
俺の使える魔法は生活魔法レベル。
しかし指先に灯す小さい炎でも、魔素を魔力に変換して足せば大魔法になる。
威力が無い分、魔力量で補う攻撃方法だ。
しかしまさかこんなところで使うことになるとは?
先ほどからそれを繰り返している。
そろそろ頃合いか?
防御だけではらちが明かない。
試してみるか?
「「「「 ブオ~~~~~~~~~~~~~~~~~!! 」」」」
緑竜がブレスを吐く!!
吐き終わり緑竜が口を閉じる前に、口目掛けて今まで貯めておいた魔量を放出する!!
〈〈〈〈〈 Wind cutter!! 〉〉〉〉〉
俺の左手から魔力が放出されるのがわかった。
これはまた一から魔素を貯めないと駄目だな。
そん呑気なことを考える。
俺には沈着冷静というメンタルスキルがある。
このスキルは驚いたり取り乱したりせず、理性的で落ち着くことだ。
意外とメンタル面では戦闘向きのスキルかもしれないな。
「「「「 ブァーーーーーーーーーーーー!! 」」」」
下から放ったWind cutterが、口を開けていた緑竜の上顎に炸裂する!!
そして口から上の顔の部分が吹き飛んだ。
それが緑竜の最後だった。
ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、
ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、
ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、
先ほど、俺が放ったWind cutterが、緑竜の後ろにあった山の頂きも吹き飛ばしていた。
し、知らない。
だって使うの初めてだから…。
そんな言い訳を自分にして、俺は緑竜を収納した。
周りを見渡すと木々は折れひどい状態だ。
ストレージで折れた木々を収容しておいた。
森が元の状態になるのに、いったいどれくらいの月日が必要なのかと思った。
でも俺のせいではなく、や、やったのは緑竜だぞ。
「う、ぅ~」
今まで戦っていた人の内、何人かは生き残ったようだ。
俺はハイポーションを出し飲ませて回った。
よく見ると尖った耳と褐色の肌。
【スキル・鑑定】簡略化発動
名前:ディオ
種族:闇妖精
年齢:180歳
性別:男
職業:森の民
「ダークエルフか。初めて見た」
他にも無事な人がおりハイポーションを渡し、飲ませるように言った。
そして俺はその場を去ろうとした時だった。
「お待ちください!」
振り向くと先ほど助けたディオというエルフだった。
「あなたは?」
「俺はエリアス。ここを少し下ったところに村を築いたものです」
「私はディオ。命を助けて頂きありがとうございます。危うく命拾いしました」
「だけど助かったのはあなたを含めて8人しかいません」
そうなのだ。
ブレスを食らい吹き飛ばされた人たちは、岩や木に叩きつけられほぼ即死だった。
「いいえ、8人でも助かれば拾い物です。本来なら全滅でしたから。いったいどんな魔法を使ったのですか?」
「あれは俺のスキルです」
「スキルですか。ではこれ以上、聞くことはできませんね」
「では、俺は帰りますから」
「後日、改めてお礼に伺います」
「そんなのいいですよ」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
え~と。
確かエリアスという少年が言っていたのは、この場所のはずだが…。
後日、お礼に来たダークエルフ達は、誰もいない開拓村の門の前で立ちすくむのであった。
なぜならエリアスは街に住んでおり、ここにはいないことを彼らは知らなかった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
読んで頂いてありがとうございます。
物語はまったり、のんびりと進みます。
ゴリゴリゴリ、ゴリゴリゴリ、
俺は薬研で薬草を、ゴリゴリ磨り潰す。
薬研とは細長い舟形の V 字形の器の中に薬種を入れ、軸のついた車輪状の碾き具で回転させながら押し砕き粉末にしたり、磨り潰して汁を出す鉄製の道具だ。
時代劇などによく出てくる、薬を煎じる器具だ。
今、シャルエル教の人達に薬草の作り方を教えに来ている。
俺も【スキル】世界の予備知識から得た知識なので、大したことはないのだが。
十数人くらい修道士さんが集まり、みんなでゴリゴリやっている。
シャルエル教の信徒さんの職種は幅が広く、木工や鍛冶をやっている人も居る。
そこでみんなの使う分の薬研を作ったと言う。
いまは俺がアスケルの森から薬草を採ってきているがその内、需用が多いものは教会の敷地で栽培するように話した。
そこで俺はリヤカー作りの依頼を出した。
教団経由でリヤカーを作ってもらい、エリアス商会に卸してもらうんだ。
そのことを大司教ヨハネスさんに話すと、とても喜んでくれた。
信徒さんも仕事が増えて生活が楽になると。
大司教ヨハネスさんは、俺に対するネチッコイ視線を除けば良い司教様のようだ。
俺はそのまま街を出てアスケルの森の開拓村に向かった。
特にすることもないけど、やはり見に来ないと不安になる。
すると遠くで何か大きな音がする。
俺は気になり開拓した屋敷から出る事にした。
しばらく走ると向こうに6階建てのビルくらいの大きい山が見えてきた。
緑色の竜だった。
よく見ると複数の誰かと戦っている。
開拓した屋敷から距離はあるので今は影響はないけど。
この先次第ではどうなるか分からないな。
決着がつき済めばいいが、こちらに来てからでは遅い。
そばに来てみると、でかい!
そして周りに人が30人くらいおり、戦っている。
彼らは弓矢に魔法を付与しているらしく、とても早く飛び威力がありそうだった。
〈〈〈〈〈 グォ~~~!! 〉〉〉〉〉
緑竜が雄たけびを上げ動くたびに木々が折れ、森が破壊されていく。
だが緑竜の鱗は固く、彼らの攻撃は決定打にならない。
その時、緑竜が口を開いたかと思うと口の中が淡く光り、何かを吐いた。
「「「「 ブオ~~~~~~~~~~~~~~~~~!! 」」」」
右から左にブレスを吐いたのだ。
木々がなぎ倒され人が舞い上がり、横にも上にも逃げ場がない。
見ている俺も逃げられない。
とっさにストレージを体の周りに張り、ブレスを吸収した。
どうやらブレスは魔力を凝縮し、ぶつける攻撃らしい。
見ると戦っていた人たちも、木々一緒に吹き飛ばされていた。
〈〈〈〈〈 グォ~~~ン!! 〉〉〉〉〉
緑竜が雄たけびを上げ進んで行く。
その先に倒れても立ち上がりながら、行く手を阻む人々。
どうやらその先に行かせたくない場所があるようだ。
このまま行った場合、俺の村近くを緑竜が通ることになる。
やってみるか?
ストレージカスタマイズ!
生き物は収納できない。
それ以外は収納可能。
・ ・ … … カスタマイズ完了!
俺は緑竜の右方向から真っすぐに向かう。
俺に気づいたのか緑竜は尻尾で薙ぎ払ってきた。
〈〈〈〈〈 ドンッ!! 〉〉〉〉〉
鈍い音がした。
それだけだった。
俺は右手でそれを受け止めてる。
ストレージは生き物を収納できない。
それを利用し俺の体全体をストレージで覆ったのだ。
そして外から受ける物理攻撃は受け止め、衝撃は収納する。
これならどんな攻撃も防げる。
今までもやってはいたが、ここまで大規模に全体を覆うの初めてだった。
緑竜は俺に攻撃が効かないことに苛立ったのか、何度も尻尾で薙ぎ払ってきた。
そのたびに俺は腕をクロスし、尻尾の衝撃を収納した。
そして緑竜が口を開き口の中が淡く光り、ブレスを吐いた!
俺はすかさずブレスをストレージで収納。
俺にはアスケルの森の中に入るようになってから、溜め込んだ膨大な魔力がある。
この世界は魔法があり空気の中に魔素が含まれ、生まれた時からそれを吸い生物や人々は生きている。
森の奥に行けば行くほど魔素が多くなり、巨大な魔物が多くなる。
そこで俺はその魔素を収納し、魔力に変換することを思いついた。
俺の使える魔法は生活魔法レベル。
しかし指先に灯す小さい炎でも、魔素を魔力に変換して足せば大魔法になる。
威力が無い分、魔力量で補う攻撃方法だ。
しかしまさかこんなところで使うことになるとは?
先ほどからそれを繰り返している。
そろそろ頃合いか?
防御だけではらちが明かない。
試してみるか?
「「「「 ブオ~~~~~~~~~~~~~~~~~!! 」」」」
緑竜がブレスを吐く!!
吐き終わり緑竜が口を閉じる前に、口目掛けて今まで貯めておいた魔量を放出する!!
〈〈〈〈〈 Wind cutter!! 〉〉〉〉〉
俺の左手から魔力が放出されるのがわかった。
これはまた一から魔素を貯めないと駄目だな。
そん呑気なことを考える。
俺には沈着冷静というメンタルスキルがある。
このスキルは驚いたり取り乱したりせず、理性的で落ち着くことだ。
意外とメンタル面では戦闘向きのスキルかもしれないな。
「「「「 ブァーーーーーーーーーーーー!! 」」」」
下から放ったWind cutterが、口を開けていた緑竜の上顎に炸裂する!!
そして口から上の顔の部分が吹き飛んだ。
それが緑竜の最後だった。
ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、
ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、
ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ、
先ほど、俺が放ったWind cutterが、緑竜の後ろにあった山の頂きも吹き飛ばしていた。
し、知らない。
だって使うの初めてだから…。
そんな言い訳を自分にして、俺は緑竜を収納した。
周りを見渡すと木々は折れひどい状態だ。
ストレージで折れた木々を収容しておいた。
森が元の状態になるのに、いったいどれくらいの月日が必要なのかと思った。
でも俺のせいではなく、や、やったのは緑竜だぞ。
「う、ぅ~」
今まで戦っていた人の内、何人かは生き残ったようだ。
俺はハイポーションを出し飲ませて回った。
よく見ると尖った耳と褐色の肌。
【スキル・鑑定】簡略化発動
名前:ディオ
種族:闇妖精
年齢:180歳
性別:男
職業:森の民
「ダークエルフか。初めて見た」
他にも無事な人がおりハイポーションを渡し、飲ませるように言った。
そして俺はその場を去ろうとした時だった。
「お待ちください!」
振り向くと先ほど助けたディオというエルフだった。
「あなたは?」
「俺はエリアス。ここを少し下ったところに村を築いたものです」
「私はディオ。命を助けて頂きありがとうございます。危うく命拾いしました」
「だけど助かったのはあなたを含めて8人しかいません」
そうなのだ。
ブレスを食らい吹き飛ばされた人たちは、岩や木に叩きつけられほぼ即死だった。
「いいえ、8人でも助かれば拾い物です。本来なら全滅でしたから。いったいどんな魔法を使ったのですか?」
「あれは俺のスキルです」
「スキルですか。ではこれ以上、聞くことはできませんね」
「では、俺は帰りますから」
「後日、改めてお礼に伺います」
「そんなのいいですよ」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
え~と。
確かエリアスという少年が言っていたのは、この場所のはずだが…。
後日、お礼に来たダークエルフ達は、誰もいない開拓村の門の前で立ちすくむのであった。
なぜならエリアスは街に住んでおり、ここにはいないことを彼らは知らなかった。
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読んで頂いてありがとうございます。
物語はまったり、のんびりと進みます。
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