36 / 52
第3章 開花
第36話 ログハウス
しおりを挟む
その日は宿屋を取り一泊した。
朝になり宿屋を出た私はこれからどうしようか考えた。
まずはこの世界を見てみたい、その思いが強く旅に出ることにした。
城門に向い歩いていると店先に、錆びた剣や傷んだ剣が20本くらい柵の中に立てかけてあった。
なんだろうこれは?
そう思いお店を見ると武器屋だった。
聞いてみようか。
カラン、カラン、
ドアを開けるとドアベルが鳴る。
「いらっしゃい」
中に入ると身長の低い筋肉質の男の人が出て来た。
「あの、伺いますが。外に錆びた剣が何本も、立てかけてありますがあれはなんでしょうか?」
「あぁ、あれかい。あれは剣を買い替えた時に下取りしたものさ」
「売り物でしょうか?」
「まあ、そうだな。冒険者の初心者にと思い、飾ってあるが買う奴はいないな」
「そうですか。では私に売って頂けないでしょうか」
「そうしてもらえると、こちらも助かる。剣を潰して地金にして、また剣にするのも手間だからな」
「では売ってください」
そういうと私はお金を払いストレージに剣を収納し店を出た。
これで『創生魔法』を使えば銃の弾になるわ。
他の店にも当たってみようかな。
そう思い私はその後、何件か武器屋を周りお店で不要な剣を安く売ってもらった。
これだけあれば、しばらくは間に合うでしょう。
さあ、この街ともさよならね。
ここから東に向かうと、ライナルという街があると聞いたわ。
そこにいってみようかしら?
そうと決まればキャンプセットね。
街と街の移動は時間が掛かる。
一日で着かない距離の場合は野営になる。
寝袋を予備で2セットと屋台で買ったスープや魔物の串焼き。
野営は寒いと困るから火を付けるための着火石と。
それと薪、水も無いと困るから小川で水を汲んでおいてと…。
あれ?
こんなとことに家がある。
道を歩いていると木をたくさん積んだ店があり、その一角に平屋のログハウスが建っていた。
看板を見るとどうやら住宅屋のようだ。
そうだ?!
どうせ野営をするならストレージがあるんだもの、家を買えばいいんだわ。
私は店の中に入り店員さんに聞いてみた。
「すみません、あのログハウスは売り物ですか?」
「あぁ、あれですか。あれはこんな感じで建てられます、という見本です」
「見本ですか」
「そのため、基礎工事もしていないので、いつでも移動できるようにしてあります」
「それなら丁度よかった。私に売ってください」
「あっ、いえ、それは困ります。あくまでも見本で注文を頂いてから、現地に建てることになります。それに売ってもお持ち帰りができないでしょう?」
「いえ、できます!!」
そういうと私はストレージから、大きな鉄の塊を取り出しまた収納をした。
「おぉ、これは?!」
店員さんが驚いている。
「基礎工事がされていないのなら、私の収納魔法で収納できますから」
「そういいましても…」
「何を騒いでいるのかな?」
すると奥か恰幅のいい男性が現れた。
「あっ、オーナー。実はこのお客様が…」
店員はいままでの話を、オーナーと呼ばれた人に話した。
「なんと収納魔法をお使えになれるとか。わかりました、現状品なので多少はお安くしましょう」
「ありがとうございます。では中を見せて頂きますか?」
「ええ、いいですよ。今、鍵を開けますので。さあ、どうぞ」
そう案内され私はログハウスの中に入った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつも応援頂いてありがとうございます。
物語はまったり、のんびりと進み更新は不定期となる場合もあります。
朝になり宿屋を出た私はこれからどうしようか考えた。
まずはこの世界を見てみたい、その思いが強く旅に出ることにした。
城門に向い歩いていると店先に、錆びた剣や傷んだ剣が20本くらい柵の中に立てかけてあった。
なんだろうこれは?
そう思いお店を見ると武器屋だった。
聞いてみようか。
カラン、カラン、
ドアを開けるとドアベルが鳴る。
「いらっしゃい」
中に入ると身長の低い筋肉質の男の人が出て来た。
「あの、伺いますが。外に錆びた剣が何本も、立てかけてありますがあれはなんでしょうか?」
「あぁ、あれかい。あれは剣を買い替えた時に下取りしたものさ」
「売り物でしょうか?」
「まあ、そうだな。冒険者の初心者にと思い、飾ってあるが買う奴はいないな」
「そうですか。では私に売って頂けないでしょうか」
「そうしてもらえると、こちらも助かる。剣を潰して地金にして、また剣にするのも手間だからな」
「では売ってください」
そういうと私はお金を払いストレージに剣を収納し店を出た。
これで『創生魔法』を使えば銃の弾になるわ。
他の店にも当たってみようかな。
そう思い私はその後、何件か武器屋を周りお店で不要な剣を安く売ってもらった。
これだけあれば、しばらくは間に合うでしょう。
さあ、この街ともさよならね。
ここから東に向かうと、ライナルという街があると聞いたわ。
そこにいってみようかしら?
そうと決まればキャンプセットね。
街と街の移動は時間が掛かる。
一日で着かない距離の場合は野営になる。
寝袋を予備で2セットと屋台で買ったスープや魔物の串焼き。
野営は寒いと困るから火を付けるための着火石と。
それと薪、水も無いと困るから小川で水を汲んでおいてと…。
あれ?
こんなとことに家がある。
道を歩いていると木をたくさん積んだ店があり、その一角に平屋のログハウスが建っていた。
看板を見るとどうやら住宅屋のようだ。
そうだ?!
どうせ野営をするならストレージがあるんだもの、家を買えばいいんだわ。
私は店の中に入り店員さんに聞いてみた。
「すみません、あのログハウスは売り物ですか?」
「あぁ、あれですか。あれはこんな感じで建てられます、という見本です」
「見本ですか」
「そのため、基礎工事もしていないので、いつでも移動できるようにしてあります」
「それなら丁度よかった。私に売ってください」
「あっ、いえ、それは困ります。あくまでも見本で注文を頂いてから、現地に建てることになります。それに売ってもお持ち帰りができないでしょう?」
「いえ、できます!!」
そういうと私はストレージから、大きな鉄の塊を取り出しまた収納をした。
「おぉ、これは?!」
店員さんが驚いている。
「基礎工事がされていないのなら、私の収納魔法で収納できますから」
「そういいましても…」
「何を騒いでいるのかな?」
すると奥か恰幅のいい男性が現れた。
「あっ、オーナー。実はこのお客様が…」
店員はいままでの話を、オーナーと呼ばれた人に話した。
「なんと収納魔法をお使えになれるとか。わかりました、現状品なので多少はお安くしましょう」
「ありがとうございます。では中を見せて頂きますか?」
「ええ、いいですよ。今、鍵を開けますので。さあ、どうぞ」
そう案内され私はログハウスの中に入った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつも応援頂いてありがとうございます。
物語はまったり、のんびりと進み更新は不定期となる場合もあります。
44
あなたにおすすめの小説
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる