76 / 89
三幕
5 もう一人の姫巫女5
しおりを挟む
自分の足下で身を伏せる二人に、リィナはそんな事をする必要はないと言うが、シャルロッテは頑として聞き入れず、巫女に分からぬよう、この場は謝罪を受け取るよう目で伝えてきた。
仕方なくリィナは二人の謝罪を受け取る事にして、ようやくこの場がおさまる形に至るのだが、シャルロッテはこれで終わらせるつもりはないようだった。
「……行きなさい。沙汰は追ってくだします」
シャルロッテが目を向けることなく言い放つと、若い巫女は逃げるようにその場を去った。
誰の目もなくなったことを確かめると、シャルロッテは立ち上がり、深く溜息をついた。
「リィナ。何度言えば分かりますの? 姫巫女がそんな卑屈な態度を取るなど、言語道断ですわ。改めなさいませ」
先ほどまでと立場は逆転していた。シャルロッテはリィナを守るために人目のあるところでは必ずリィナを自らより上の存在として扱うが、二人だけの時はその限りではない。
「でも、シャルロッテ」
困りながらも口答えするリィナに、シャルロッテは呆れ気味に、けれど幾分腹立たしげに続ける。
「でもではありませんわ。あなたは姫巫女なのですよ。あなたがそのような態度だからつけあがる者も出てくるのですわ。無知蒙昧にあのような態度を取る者も出てきますし、その度に断罪せねばならなくなるのです。分かっていますか? あなたの態度が、あの者を罪な行動に走らせたのです」
「私の、せい?」
リィナは考え込んだ。彼女の価値観では先ほどの巫女も、自分も、それほどおかしいことをしたとは思わない。もちろんあんな風に軽蔑を露わにされるのは不快であったし、腹立たしさがないとは言わない。それでもリィナ自身、ここでの自分の扱いが分不相応と思っているだけに、仕方がないと思う部分の方が大きかった。
けれど、あの巫女の行動は罪なことであるとシャルロッテは言う。
神殿や巫女に対する考え方そのものが、リィナとシャルロッテの間には、大きく隔たりがある。リィナとシャルロッテ、と言うよりも、リィナと神殿に属する者、と言った方が良いのかもしれない。
リィナはシャルロッテの言葉の意味は理解できても意図が正確に把握できずにいた。
「望む望まざるに関わらず、あなたはその立場にある以上その責を負うのです。そして、その立場を望んでいなくとも、あなたの望む物を得るために姫巫女という地位は必要な物であるはずです。ならば、その責をしっかりと負いなさいませ。自分が望んでこの立場にあると自覚なさい。でなければ、巫女自体がこの神殿内で軽んじられることにもなるのです。わたくしはそれを許すつもりはありませんわ。ひいては彼の方のいる時代に戻るというあなたの望みも叶えられなくなる。巫女は、神殿に使われてはならないのです。そのような卑屈な態度では、他の巫女も、神官も、守人も困らせると言うことが、なぜ分からないのです」
「……困らせちゃう?」
リィナは思いがけない言葉に驚いて首をかしげた。
リィナには、シャルロッテの感覚は理解できない物だった。巫女達のために威厳を持った態度でと言われても、力があるのだから誰もがついてくるだろうし、リィナ一人がふさわしくない態度でいたところで問題があるようには思えないのだ。
リィナが異邦人である故に、本来の枠からはみ出た場所での対応であっても、シャルロッテの言う問題に発展することはないだろうと思えた。おそらく、そこはリィナもシャルロッテも、互いの感覚を理解することは出来ない。
シャルロッテがここまで言うのだから、きっと必要なのだろうとは思っていても、リィナ自身に必要性を感じていないから、気をつけていてもどうしても改善しきれなかった。
シャルロッテもそれを分かっているのに、このことは何度も注意され続けていた。
「そうですわ。姫巫女とは、神殿の最高位の存在。敬われ慕われることが義務なのです。敬わせてもらえないのでは扱いに混乱が起きるのは当然ですわ。あなたが人の上に立つのが苦手なのは、よく分かりました。それでも時と場合によってはそれを隠し、姫巫女としての役割を果たすために、そう装うことも覚えなければなりません。あなたにはそれが求められるのですわ」
言いたい事は理解できるが、納得が行かない。その様子に、シャルロッテが更に言い募る。
「帰りたいのでしょう? あなたにとって必要な事ですのよ?」
「……うん。でも、力も出せないのに、姫巫女として偉そうにするなんて、出来ないもの……私には姫巫女としての対応をされるのも、対応をするのも、分不相応だわ」
「リィナ」
シャルロッテが、少しとがめるように彼女見た。
おそらく、目をかけていた巫女の目に余る行いも、それを断罪しなければならないやるせなさもあるのだろう。いつも以上にシャルロッテは強く厳しくリィナに説明をはじめた。
何故姫巫女らしい対応が必要なのかを。
まずはリィナの今後について言及した。
リィナがが時渡りをするとしたら、神殿からとなると言うのである。
それをシャルロッテが説明した時、リィナはそれに思い至っておらず、「どうして?」と、戸惑いを隠せなかった。神殿から時渡りをすれば、神殿から出られず、また身柄は神殿に置かなければならなくなる。
シャルロッテはそこから説明をしなければならなかったのかと、呆れながらも説明した。
「神殿があなたを手放すとでも思うのですか?」
神殿以外の場所で時渡りをすると、神殿から簡単に逃げる事が出来る。それがわかっているのに神殿がそれを許すはずがない。そうならないように、確実に阻止されると思っていい。
力が使える兆しが見え始めた今後は、神殿の外に出る事さえ許されなくなるだろう。
そう考えると、リィナは間違いなく百有余年先の神殿に一人で時渡りする事になるのだ。
となると、帰ったときにリィナが今のままだと、神殿は良いように懐柔させようとする事は疑う余地もない。
それは、たとえ求める時代に帰ったとしても、今の弱者の立場しか示せないリィナではヴォルフに会いに行くことが叶うことはない事を意味する。権威をまともに示す事も出来ない姫巫女は、都合良く必ず神殿の内部に閉じ込められ、縛られるだろう。
「今のあなたを見ているとそうなるのが目に見えるようですわ」
と、シャルロッテはリィナを見据えていった。
現時点で既にその兆しはある。シャルロッテがリィナの側にいるからある程度自由に出来ているものの、シャルロッテがいなければ、今頃、時渡りなどする必要はないとばかりに姫巫女としてこの神殿にいることを強要されていたはずだと続けた。
リィナはそれに反論する事は出来なかった。
仕方なくリィナは二人の謝罪を受け取る事にして、ようやくこの場がおさまる形に至るのだが、シャルロッテはこれで終わらせるつもりはないようだった。
「……行きなさい。沙汰は追ってくだします」
シャルロッテが目を向けることなく言い放つと、若い巫女は逃げるようにその場を去った。
誰の目もなくなったことを確かめると、シャルロッテは立ち上がり、深く溜息をついた。
「リィナ。何度言えば分かりますの? 姫巫女がそんな卑屈な態度を取るなど、言語道断ですわ。改めなさいませ」
先ほどまでと立場は逆転していた。シャルロッテはリィナを守るために人目のあるところでは必ずリィナを自らより上の存在として扱うが、二人だけの時はその限りではない。
「でも、シャルロッテ」
困りながらも口答えするリィナに、シャルロッテは呆れ気味に、けれど幾分腹立たしげに続ける。
「でもではありませんわ。あなたは姫巫女なのですよ。あなたがそのような態度だからつけあがる者も出てくるのですわ。無知蒙昧にあのような態度を取る者も出てきますし、その度に断罪せねばならなくなるのです。分かっていますか? あなたの態度が、あの者を罪な行動に走らせたのです」
「私の、せい?」
リィナは考え込んだ。彼女の価値観では先ほどの巫女も、自分も、それほどおかしいことをしたとは思わない。もちろんあんな風に軽蔑を露わにされるのは不快であったし、腹立たしさがないとは言わない。それでもリィナ自身、ここでの自分の扱いが分不相応と思っているだけに、仕方がないと思う部分の方が大きかった。
けれど、あの巫女の行動は罪なことであるとシャルロッテは言う。
神殿や巫女に対する考え方そのものが、リィナとシャルロッテの間には、大きく隔たりがある。リィナとシャルロッテ、と言うよりも、リィナと神殿に属する者、と言った方が良いのかもしれない。
リィナはシャルロッテの言葉の意味は理解できても意図が正確に把握できずにいた。
「望む望まざるに関わらず、あなたはその立場にある以上その責を負うのです。そして、その立場を望んでいなくとも、あなたの望む物を得るために姫巫女という地位は必要な物であるはずです。ならば、その責をしっかりと負いなさいませ。自分が望んでこの立場にあると自覚なさい。でなければ、巫女自体がこの神殿内で軽んじられることにもなるのです。わたくしはそれを許すつもりはありませんわ。ひいては彼の方のいる時代に戻るというあなたの望みも叶えられなくなる。巫女は、神殿に使われてはならないのです。そのような卑屈な態度では、他の巫女も、神官も、守人も困らせると言うことが、なぜ分からないのです」
「……困らせちゃう?」
リィナは思いがけない言葉に驚いて首をかしげた。
リィナには、シャルロッテの感覚は理解できない物だった。巫女達のために威厳を持った態度でと言われても、力があるのだから誰もがついてくるだろうし、リィナ一人がふさわしくない態度でいたところで問題があるようには思えないのだ。
リィナが異邦人である故に、本来の枠からはみ出た場所での対応であっても、シャルロッテの言う問題に発展することはないだろうと思えた。おそらく、そこはリィナもシャルロッテも、互いの感覚を理解することは出来ない。
シャルロッテがここまで言うのだから、きっと必要なのだろうとは思っていても、リィナ自身に必要性を感じていないから、気をつけていてもどうしても改善しきれなかった。
シャルロッテもそれを分かっているのに、このことは何度も注意され続けていた。
「そうですわ。姫巫女とは、神殿の最高位の存在。敬われ慕われることが義務なのです。敬わせてもらえないのでは扱いに混乱が起きるのは当然ですわ。あなたが人の上に立つのが苦手なのは、よく分かりました。それでも時と場合によってはそれを隠し、姫巫女としての役割を果たすために、そう装うことも覚えなければなりません。あなたにはそれが求められるのですわ」
言いたい事は理解できるが、納得が行かない。その様子に、シャルロッテが更に言い募る。
「帰りたいのでしょう? あなたにとって必要な事ですのよ?」
「……うん。でも、力も出せないのに、姫巫女として偉そうにするなんて、出来ないもの……私には姫巫女としての対応をされるのも、対応をするのも、分不相応だわ」
「リィナ」
シャルロッテが、少しとがめるように彼女見た。
おそらく、目をかけていた巫女の目に余る行いも、それを断罪しなければならないやるせなさもあるのだろう。いつも以上にシャルロッテは強く厳しくリィナに説明をはじめた。
何故姫巫女らしい対応が必要なのかを。
まずはリィナの今後について言及した。
リィナがが時渡りをするとしたら、神殿からとなると言うのである。
それをシャルロッテが説明した時、リィナはそれに思い至っておらず、「どうして?」と、戸惑いを隠せなかった。神殿から時渡りをすれば、神殿から出られず、また身柄は神殿に置かなければならなくなる。
シャルロッテはそこから説明をしなければならなかったのかと、呆れながらも説明した。
「神殿があなたを手放すとでも思うのですか?」
神殿以外の場所で時渡りをすると、神殿から簡単に逃げる事が出来る。それがわかっているのに神殿がそれを許すはずがない。そうならないように、確実に阻止されると思っていい。
力が使える兆しが見え始めた今後は、神殿の外に出る事さえ許されなくなるだろう。
そう考えると、リィナは間違いなく百有余年先の神殿に一人で時渡りする事になるのだ。
となると、帰ったときにリィナが今のままだと、神殿は良いように懐柔させようとする事は疑う余地もない。
それは、たとえ求める時代に帰ったとしても、今の弱者の立場しか示せないリィナではヴォルフに会いに行くことが叶うことはない事を意味する。権威をまともに示す事も出来ない姫巫女は、都合良く必ず神殿の内部に閉じ込められ、縛られるだろう。
「今のあなたを見ているとそうなるのが目に見えるようですわ」
と、シャルロッテはリィナを見据えていった。
現時点で既にその兆しはある。シャルロッテがリィナの側にいるからある程度自由に出来ているものの、シャルロッテがいなければ、今頃、時渡りなどする必要はないとばかりに姫巫女としてこの神殿にいることを強要されていたはずだと続けた。
リィナはそれに反論する事は出来なかった。
1
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
厄災烙印の令嬢は貧乏辺境伯領に嫁がされるようです
あおまる三行
恋愛
王都の洗礼式で「厄災をもたらす」という烙印を持っていることを公表された令嬢・ルーチェ。
社交界では腫れ物扱い、家族からも厄介者として距離を置かれ、心がすり減るような日々を送ってきた彼女は、家の事情で辺境伯ダリウスのもとへ嫁ぐことになる。
辺境伯領は「貧乏」で知られている、魔獣のせいで荒廃しきった領地。
冷たい仕打ちには慣れてしまっていたルーチェは抵抗することなくそこへ向かい、辺境の生活にも身を縮める覚悟をしていた。
けれど、実際に待っていたのは──想像とはまるで違う、温かくて優しい人々と、穏やかで心が満たされていくような暮らし。
そして、誰より誠実なダリウスの隣で、ルーチェは少しずつ自分の居場所を取り戻していく。
静かな辺境から始まる、甘く優しい逆転マリッジラブ物語。
【追記】完結保証タグ追加しました
魅了持ちの執事と侯爵令嬢【完結済】
tii
恋愛
あらすじ
――その執事は、完璧にして美しき存在。
だが、彼が仕えるのは、”魅了の魔”に抗う血を継ぐ、高貴なる侯爵令嬢だった。
舞踏会、陰謀、政略の渦巻く宮廷で、誰もが心を奪われる彼の「美」は、決して無害なものではない。
その美貌に隠された秘密が、ひとりの少女を、ひとりの弟を、そして侯爵家、はたまた国家の運命さえも狂わせていく。
愛とは何か。忠誠とは、自由とは――
これは、決して交わることを許されぬ者たちが、禁忌に触れながらも惹かれ合う、宮廷幻想譚。
サマー子爵家の結婚録 ~ほのぼの異世界パラレルワールド~
秋野 木星
恋愛
5人の楽しい兄弟姉妹と友人まで巻き込んだ、サマー子爵家のあたたかな家族のお話です。
「めんどくさがりのプリンセス」の末っ子エミリー、
「のっぽのノッコ」に恋した長男アレックス、
次女キャサリンの「王子の夢を誰も知らない」、
友人皇太子の「伝統を継ぐ者」、
「聖なる夜をいとし子と」過ごす次男デビッド、
長女のブリジットのお話はエミリーのお話の中に入っています。
※ 小説家になろうでサマー家シリーズとして書いたものを一つにまとめました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる