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過去
由比ヶ浜大乱闘
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夕暮れの134号線、嵐の前の静けさ。
ツグミを乗せ逗子方面を走る。
🏍💨
幸せとはこういうことか。
左手は江ノ電が並走していく
🚃
🏍💨
右手は稲村ヶ崎、いつもどおり俺は無言で走る。
ツグミに会うまでは、連んで走るのが生き甲斐で、仲間を守るため、このエリアを守るために毎日過ごしていたが、今正直、どうでも良くなっちまった。潮時を感じていた。
今日の戦いが最後だ、不良生活からもおさらばだ。ツグミと同じ道をいく。
「風間くんどこいくの?」
「この山の展望台だ」
ツグミの手をとりハイキングコースをゆっくり上がっていく。
「真っ暗で怖くないの?」
「あぁ俺そういうの大丈夫」
「私は暗いのとか苦手。。幽霊とかいないかな🥲」
ペンライトを頼りに登っていく。
「うわぁ凄い綺麗😄」
さっきまでの怖さが吹き飛ぶような
湘南の海岸線を一望できる展望台に到着した。
時刻は20時。
「クリスマスなのにこんな所しか連れて来れなくてごめんな」
「私は風間くんといっしょならどこでもいいよ💕」
俺はポケットの中を探り小さいけど
精一杯の思いを詰め込んだ箱をツグミに差し出す。
「何?」
「何ってあれだよ」
「プレゼント?」
「いいから開けてみろ」
ツグミはかじかむ手で箱を開けた。
中からはピアスとネックレスが
「ありがとう、ふたつもいいの?」
「誕生日とクリスマスの分だ、どっちがどっちとかはねえ」
「つけてくれる?」
「あぁ」俺はネックレスを手に取り
ツグミは髪をかき上げる。
「ゴッくん!」俺は思わず唾を飲み込んだ。
「ん?」
「こっ。。これでいいか?」
「うん!ありがとう」
ツグミは涙ぐみながら鞄をさぐる。
「私も風間くんにプレゼント💕」
カバンの中からは手で編んだであろうマフラーが出てきた。
「ありがとう。。」
「ん?なんか元気ないけど」
「いや、プレゼントなんかもらったことなかったから、回路がショートした」
ツグミは僕の首にマフラーを巻き付け余った部分を自分に巻き付けた。
「こういう事もできるように長めに作ってみた。。」
しばらく、無言でツグミと鎌倉の夜景を眺める。
「あのさぁもう付き合って結構たつよなぁ💦」
「そうだっけ?半年くらい?」
「あの、その、」俺は照れを隠しながら
次の一歩を踏み出そうとしていた。
「ぶっ」
ツグミが両手で俺の頬に手を当てた。
「いいよ、風間くんとなら」
いいよ?いいよって何処までいいのか?
チューってこと?
取り敢えずチューしてその後は流れに任せるか。
ツグミはそのままの体制で俺を見つめる。
「風間くん目を閉じてください」
「はい」俺は目を閉じ、その瞬間をまった。💋
「プルルルルる」📱
俺とツグミは音のする方を見る、俺のポケットだ。
「電話だよ」ツグミ
「あぁ」俺
「もしもし」俺
「準備は出来たぜ」アザムからの電話だ。
俺はツグミから少し離れ会話を続けた。
「この音と光伝わるか?」アザム
🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍
由比ヶ浜あたりから、冬の冷たい空気を伝ってバイクの大合唱が聞こえる。
それに反応してか逗子方面からも大合唱が。
紅蓮の奴らだ。
🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍
「あぁ、よく見えるぜ、サムの小隊はもう逗子か?」
「あぁマリーナの脇で待機してる。」アザム
「いま紅蓮の奴らがゆっくりと由比ヶ浜方面に向かっている。数ではちょっと引けを取るくらいだ。」
「この後はどうする、そのまま由比ヶ浜で激突しろ、サムにはまだ待機させておけ」
「わかった」
俺の計算が正しければ、必ず勝てる。
「風間くん?どうしたの?」
「いやなんでもない」
せっかくのいい雰囲気だったのにアザムの電話でぶち壊しだ。
「もうちょっと夜景見てていいか?」🌃
「いいよ」ツグミは俺の腕にしがみつき肩を寄せてきた。💕💕
バイクの音が激しさを増してきた、こんな離れた場所でも乾燥した空気を伝ってビリビリしやがる。
-由比ヶ浜-
「おらぁ、タツシはどこだ」ツバキ
「うちらの大将は女ごとき相手にしねーよブス」アザム
アザムを中心にレムとエムの部隊が左右に陣取り。背水の陣で紅蓮の突撃を受け止める。
「おら、赤毛まずはお前からだ」ツバキ
中央でアザムとツバキの部隊が激突する。
アザムは四天王の中でも1番対人戦の実力、経験を持っている。
とは言っても女帝ツバキも300人をまとめているだけあって、やっかいな奴だ。
見たところ、紅蓮の鎌倉進軍は200とみて120のゴーストに対して倍近い人数だ。
源頼朝がなぜ、鎌倉に幕府をつくったか。
この地形こそが攻めづらい地形になっている、部隊が多ければ多いほど、動きが鈍くなる。
俺は左翼のエムに電話した。
「エム?聞こえるか?」
「こっちはお祭り、最高のイヴだぜ、🎄どうした」
「中央のアザムたちのところに煙幕をだせ」
「了解!」
「もう少しで楽になるから持ち堪えろ」
エムは煙幕を投げ中央部分は全く状況が見えなくなった。
続いて逗子で待機している、サムに電話する。
「待ちくたびれて寒いんだけど。。。🥶🥶🥶」サム
「今、由比ヶ浜は120対200で乱闘中だ、由比ヶ浜方面に向かって衣張山の麓でバイクで壁を作って山に上がってこい。」
「了解!」サム
四天王は俺を信頼している、俺の作戦に間違いがないからだ。
「さっきから電話して忙しいの?」
「いやぁ、お友達が女の子を口説いてる最中みたいで、アドバイスしてた。。」
「そうなんだ、お友達も素敵なイヴになるといいね。」
🌟次回予告
鎌倉大乱闘も終盤に
200人のグレンvs150人のゴーストの勝者は。。。
ご愛読ありがとうございます。
お気に入りコメントも是非頂けたら励みになります。よろしくお願いします🌈
ツグミを乗せ逗子方面を走る。
🏍💨
幸せとはこういうことか。
左手は江ノ電が並走していく
🚃
🏍💨
右手は稲村ヶ崎、いつもどおり俺は無言で走る。
ツグミに会うまでは、連んで走るのが生き甲斐で、仲間を守るため、このエリアを守るために毎日過ごしていたが、今正直、どうでも良くなっちまった。潮時を感じていた。
今日の戦いが最後だ、不良生活からもおさらばだ。ツグミと同じ道をいく。
「風間くんどこいくの?」
「この山の展望台だ」
ツグミの手をとりハイキングコースをゆっくり上がっていく。
「真っ暗で怖くないの?」
「あぁ俺そういうの大丈夫」
「私は暗いのとか苦手。。幽霊とかいないかな🥲」
ペンライトを頼りに登っていく。
「うわぁ凄い綺麗😄」
さっきまでの怖さが吹き飛ぶような
湘南の海岸線を一望できる展望台に到着した。
時刻は20時。
「クリスマスなのにこんな所しか連れて来れなくてごめんな」
「私は風間くんといっしょならどこでもいいよ💕」
俺はポケットの中を探り小さいけど
精一杯の思いを詰め込んだ箱をツグミに差し出す。
「何?」
「何ってあれだよ」
「プレゼント?」
「いいから開けてみろ」
ツグミはかじかむ手で箱を開けた。
中からはピアスとネックレスが
「ありがとう、ふたつもいいの?」
「誕生日とクリスマスの分だ、どっちがどっちとかはねえ」
「つけてくれる?」
「あぁ」俺はネックレスを手に取り
ツグミは髪をかき上げる。
「ゴッくん!」俺は思わず唾を飲み込んだ。
「ん?」
「こっ。。これでいいか?」
「うん!ありがとう」
ツグミは涙ぐみながら鞄をさぐる。
「私も風間くんにプレゼント💕」
カバンの中からは手で編んだであろうマフラーが出てきた。
「ありがとう。。」
「ん?なんか元気ないけど」
「いや、プレゼントなんかもらったことなかったから、回路がショートした」
ツグミは僕の首にマフラーを巻き付け余った部分を自分に巻き付けた。
「こういう事もできるように長めに作ってみた。。」
しばらく、無言でツグミと鎌倉の夜景を眺める。
「あのさぁもう付き合って結構たつよなぁ💦」
「そうだっけ?半年くらい?」
「あの、その、」俺は照れを隠しながら
次の一歩を踏み出そうとしていた。
「ぶっ」
ツグミが両手で俺の頬に手を当てた。
「いいよ、風間くんとなら」
いいよ?いいよって何処までいいのか?
チューってこと?
取り敢えずチューしてその後は流れに任せるか。
ツグミはそのままの体制で俺を見つめる。
「風間くん目を閉じてください」
「はい」俺は目を閉じ、その瞬間をまった。💋
「プルルルルる」📱
俺とツグミは音のする方を見る、俺のポケットだ。
「電話だよ」ツグミ
「あぁ」俺
「もしもし」俺
「準備は出来たぜ」アザムからの電話だ。
俺はツグミから少し離れ会話を続けた。
「この音と光伝わるか?」アザム
🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍
由比ヶ浜あたりから、冬の冷たい空気を伝ってバイクの大合唱が聞こえる。
それに反応してか逗子方面からも大合唱が。
紅蓮の奴らだ。
🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍🏍
「あぁ、よく見えるぜ、サムの小隊はもう逗子か?」
「あぁマリーナの脇で待機してる。」アザム
「いま紅蓮の奴らがゆっくりと由比ヶ浜方面に向かっている。数ではちょっと引けを取るくらいだ。」
「この後はどうする、そのまま由比ヶ浜で激突しろ、サムにはまだ待機させておけ」
「わかった」
俺の計算が正しければ、必ず勝てる。
「風間くん?どうしたの?」
「いやなんでもない」
せっかくのいい雰囲気だったのにアザムの電話でぶち壊しだ。
「もうちょっと夜景見てていいか?」🌃
「いいよ」ツグミは俺の腕にしがみつき肩を寄せてきた。💕💕
バイクの音が激しさを増してきた、こんな離れた場所でも乾燥した空気を伝ってビリビリしやがる。
-由比ヶ浜-
「おらぁ、タツシはどこだ」ツバキ
「うちらの大将は女ごとき相手にしねーよブス」アザム
アザムを中心にレムとエムの部隊が左右に陣取り。背水の陣で紅蓮の突撃を受け止める。
「おら、赤毛まずはお前からだ」ツバキ
中央でアザムとツバキの部隊が激突する。
アザムは四天王の中でも1番対人戦の実力、経験を持っている。
とは言っても女帝ツバキも300人をまとめているだけあって、やっかいな奴だ。
見たところ、紅蓮の鎌倉進軍は200とみて120のゴーストに対して倍近い人数だ。
源頼朝がなぜ、鎌倉に幕府をつくったか。
この地形こそが攻めづらい地形になっている、部隊が多ければ多いほど、動きが鈍くなる。
俺は左翼のエムに電話した。
「エム?聞こえるか?」
「こっちはお祭り、最高のイヴだぜ、🎄どうした」
「中央のアザムたちのところに煙幕をだせ」
「了解!」
「もう少しで楽になるから持ち堪えろ」
エムは煙幕を投げ中央部分は全く状況が見えなくなった。
続いて逗子で待機している、サムに電話する。
「待ちくたびれて寒いんだけど。。。🥶🥶🥶」サム
「今、由比ヶ浜は120対200で乱闘中だ、由比ヶ浜方面に向かって衣張山の麓でバイクで壁を作って山に上がってこい。」
「了解!」サム
四天王は俺を信頼している、俺の作戦に間違いがないからだ。
「さっきから電話して忙しいの?」
「いやぁ、お友達が女の子を口説いてる最中みたいで、アドバイスしてた。。」
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