5 / 9
5話
しおりを挟む
ハルナは席を立ち、店を出ていった。
僕は状況が飲み込めず、後を追うことが出来なかった。
サヨが席を立ちこちらに向かってゆっくりと歩きだす。
「サヨちゃん、どういうこと?なんでハルナとお店に。。。」
「ハルナさんから、伝言預かった。。」
サヨは下を向いたままこう言った。
「私の事はもう忘れて幸せになって欲しいって、過去に縛られてないでって、もう苦しまないでって言ってた」
サヨは振り絞るようにそう言った。
「そんな。。。」
サヨはそれだけ伝えると、足早に駅に向かって行った。
ハルナとは幸せな思い出しかない。
なのになんで別れたのか。。。
僕は何故、この踏切に毎週金曜日にくるのか?ハルナに会う為?いや初めはそんな理由じゃなかった。
とはいえ、また金曜日、僕はこの踏切の前に立ち尽くしていた。
月日は流れ、金木犀の香りが立ち込める季節、ハルナは駅のホームにいた。
忘れろと言っておきながら、何故そんな悲しげな瞳で僕を見る。
僕はあの一言で怖気付いていた、すぐそこにハルナがいるのに、言葉すら交わせない。
それから1月に2回くらい、ハルナは僕のいる踏切には来ないが、駅のホームからこちらを見つめている。
何故そこにいるのか?
こっちにきた所で何を話せばいい。。
僕は状況が飲み込めず、後を追うことが出来なかった。
サヨが席を立ちこちらに向かってゆっくりと歩きだす。
「サヨちゃん、どういうこと?なんでハルナとお店に。。。」
「ハルナさんから、伝言預かった。。」
サヨは下を向いたままこう言った。
「私の事はもう忘れて幸せになって欲しいって、過去に縛られてないでって、もう苦しまないでって言ってた」
サヨは振り絞るようにそう言った。
「そんな。。。」
サヨはそれだけ伝えると、足早に駅に向かって行った。
ハルナとは幸せな思い出しかない。
なのになんで別れたのか。。。
僕は何故、この踏切に毎週金曜日にくるのか?ハルナに会う為?いや初めはそんな理由じゃなかった。
とはいえ、また金曜日、僕はこの踏切の前に立ち尽くしていた。
月日は流れ、金木犀の香りが立ち込める季節、ハルナは駅のホームにいた。
忘れろと言っておきながら、何故そんな悲しげな瞳で僕を見る。
僕はあの一言で怖気付いていた、すぐそこにハルナがいるのに、言葉すら交わせない。
それから1月に2回くらい、ハルナは僕のいる踏切には来ないが、駅のホームからこちらを見つめている。
何故そこにいるのか?
こっちにきた所で何を話せばいい。。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる