8 / 9
8話
しおりを挟む
風間は僕の目を見ながらこういった。
「あなたが自分の名前を言わないと、進められないのです。」
僕の名前?僕は。。。
名前が出てこない、どういう事?
「難しいですか?恋人や友人になんと呼ばれていたか、思い出してください。」
ハルナ。。。
高校2年生の時、夜の公園にハルナを呼び出してもらい、僕は人生ではじめての告白をした。
答えを聞くのが怖くて、ハルナを目の前にして10分以上無言になってしまった。
ハルナはきっと告白だって気付いていたはず、臆病な僕を待っていてくれた。
「タケルくん、私付き合ってもいいよ」
「え?本当に?」
僕の気持ちを察してか、彼女から切り出してくれた。
「ちょっと待ってよ、僕の気持ちをちゃんと伝えたい」
ハルナはクスクス笑いながら首を縦に振った。
「ハルナ、ずっと前から好きだった。」
僕は振り絞り人生最初で最後の告白をした。
ハルナは笑いながら「ありがとう」と一言言った。
「僕の名前はタケル!相馬タケルです。」
風間さんはニコリと笑い、こう言った。
「よく頑張ったね、これで上がれるよ」
「タケルくん、君は皆に愛されていた、ハルナさんにも、サヨちゃん、家族、友人にも
だから行くべき所に行かなくてはならない」
「どういう事ですか?」
「ハルナさんがいるところへ導くのが僕の仕事だから」
風間さんは僕の首の根本に手を置き、何かをブツブツ呟いている。
体が軽くなり、足元が地面から離れていく。
そして相馬タケルは天へと上げられた。。
「お疲れ様 風間どうだったガキからの依頼は?」
風間の上司、京子がタバコ咥えながら風間にとう。
「今回は名前をすぐに思い出してくれたので案外早かったです。」
「どこまで伝えた?」
「いいとこだけです。」
「私だったら全部伝えるけどなぁ」
「あなたが自分の名前を言わないと、進められないのです。」
僕の名前?僕は。。。
名前が出てこない、どういう事?
「難しいですか?恋人や友人になんと呼ばれていたか、思い出してください。」
ハルナ。。。
高校2年生の時、夜の公園にハルナを呼び出してもらい、僕は人生ではじめての告白をした。
答えを聞くのが怖くて、ハルナを目の前にして10分以上無言になってしまった。
ハルナはきっと告白だって気付いていたはず、臆病な僕を待っていてくれた。
「タケルくん、私付き合ってもいいよ」
「え?本当に?」
僕の気持ちを察してか、彼女から切り出してくれた。
「ちょっと待ってよ、僕の気持ちをちゃんと伝えたい」
ハルナはクスクス笑いながら首を縦に振った。
「ハルナ、ずっと前から好きだった。」
僕は振り絞り人生最初で最後の告白をした。
ハルナは笑いながら「ありがとう」と一言言った。
「僕の名前はタケル!相馬タケルです。」
風間さんはニコリと笑い、こう言った。
「よく頑張ったね、これで上がれるよ」
「タケルくん、君は皆に愛されていた、ハルナさんにも、サヨちゃん、家族、友人にも
だから行くべき所に行かなくてはならない」
「どういう事ですか?」
「ハルナさんがいるところへ導くのが僕の仕事だから」
風間さんは僕の首の根本に手を置き、何かをブツブツ呟いている。
体が軽くなり、足元が地面から離れていく。
そして相馬タケルは天へと上げられた。。
「お疲れ様 風間どうだったガキからの依頼は?」
風間の上司、京子がタバコ咥えながら風間にとう。
「今回は名前をすぐに思い出してくれたので案外早かったです。」
「どこまで伝えた?」
「いいとこだけです。」
「私だったら全部伝えるけどなぁ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる