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第1章 編入
第3話Aクラス続
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カイトは、ナギ=イルステリアに学校案内をされていた。
「ここは魔術訓練用施設…」
「ここは……」
ナギは学校案内を淡々と済ませていく。
案内最後の魔道図書館まで着いた。
「ありがとう、案内してくれて」
カイトは御礼を言った。
「…ここまでは仕方なく人情で案内してあげたけど、私には関わらないでください」
ナギは素っ気ない態度でそう言うとどこかへ去って行ってしまった。
どうやら、俺はあの娘に嫌われているらしい…俺何かしたかな?思い当たる節は……何も無いな…
カイトは、気を取り直して教室へと戻ろうとした。すると、誰かに見られてる気配を感じた。
「おい、誰だ?そこに隠れている奴」
カイトがそう言うと、柱の影から男が現れた。
「いやぁ、バレちまったかぁ。すげぇ索敵スキルだな。俺は、アンタと同じAクラスの常闇 忍助ってんだ。よろしく~、歓迎するぜ」
常闇忍助と名乗る見るからにチャラそうな男子生徒が歓迎してきた。
「あぁ、カイト=アロンダリアだ。よろしく頼むよ。えぇーと」
「忍助でいいよ。仲良くしようぜ、カイト」
二人は握手を交わし、教室へ迎う事にした。
カイト達が教室に戻って来ると、クラスの何人かがカイトに近づいてきた。
「カイトくん、今朝の実習試験、凄かったよ」
目を輝かせて、一際明るい一人の少女が言い寄ってきた。
顔が近い…
彼女は、ハッとして自分が名乗っていないことに気付き、名前を名乗った。
「私はリリィ。リリィ=アルカードよろしくね☆カイトくん」
「あぁ、よろしく」
「コホン、リリィさん」
一人の生徒が咳き込み、カイトの方に近づいてきた。
「あっ、ミーちゃん!」
「ミーちゃんは、やめてくれるかしら…。初めまして、ミリアナ=サンジェルマンと申します。以後お見知り置きよ」
なんかお嬢様っぽい感じの人来たなぁ
「えぇーと、よろしく」
カイトは、握手を求めようと手を差し伸べると取り巻きの二人の生徒が拒んできた。
「この方を誰と存じる!」
取り巻きの片方の娘が言ってきた。
「いや、全く知らない」
カイトは即答した。
「そ、即答!?この方はサンジェルマン家の令嬢であるぞ!」
「そーだー、そーだー」
片方がお嬢様が凄い地位にいることを証明しようとする一方、もう片方の娘は適当に同調しているだけだ。
「メル!何でアンタはいっつもそんな適当なの!?」
「だって、めんどくさかったから…」
なんかお嬢様そっちのけで、ミニコントを繰り広げているのだが…。
「この二人は姉妹でわたくしの家系の使用人で、メアとメル。見た通り双子ですわ」
「ふーん……えっ!?使用人?」
お嬢様が苦労してるところが目に浮かぶのだが…しかも、なんかお嬢様が使用人の自己紹介終わらせちゃったよ。
姉妹使用人は、ミニコントを終わらせて再びカイトの所へと戻って来た。
「よろしく~カイト~」
「仕方なくよろしくしてあげるから泣いて感謝しなさい」
「あぁ、よろしく」
他にも何人かが言い寄って来た。
「転校初日からモテモテだなぁ」
忍助がからかいながら言ってきた。
「そんな事を言ってないで助けてくれ!」
「それは、俺の了見外。まぁ、頑張れ」
そ、そんなァ…
それから数時間
「やっと…解放されたぁ…」
カイトは疲弊しきっていた。
「お疲れさん」
「この薄情者が…」
「あれはオレにはどうしようも無い。まあまあ、許せよ、昼奢ってやるから…」
そんな疲れきっているカイトの前をナギ=イルステリアが通って行った。
「ナギ=イルステリアかぁ。すっげぇ、美少女だよな~」
カイトは席を立ちナギの所へと向かって行った。
「おーい、どこに行くんだ」
「…」
カイトはナギに声をかけたが、返答してくれなかった。しかし、諦めずナギの前に立った。
「何?私には、関わらないでって言ったはずなんだけど」
「そんな訳にはいかねぇよ」
カイトはナギの手を掴んだ。
「…なし…よ…」
「ん?」
「放してよ人殺し!」
ナギはそう言い、カイトの手を振りほどきどこかへ行ってしまった。
な、何で、、?
「ここは魔術訓練用施設…」
「ここは……」
ナギは学校案内を淡々と済ませていく。
案内最後の魔道図書館まで着いた。
「ありがとう、案内してくれて」
カイトは御礼を言った。
「…ここまでは仕方なく人情で案内してあげたけど、私には関わらないでください」
ナギは素っ気ない態度でそう言うとどこかへ去って行ってしまった。
どうやら、俺はあの娘に嫌われているらしい…俺何かしたかな?思い当たる節は……何も無いな…
カイトは、気を取り直して教室へと戻ろうとした。すると、誰かに見られてる気配を感じた。
「おい、誰だ?そこに隠れている奴」
カイトがそう言うと、柱の影から男が現れた。
「いやぁ、バレちまったかぁ。すげぇ索敵スキルだな。俺は、アンタと同じAクラスの常闇 忍助ってんだ。よろしく~、歓迎するぜ」
常闇忍助と名乗る見るからにチャラそうな男子生徒が歓迎してきた。
「あぁ、カイト=アロンダリアだ。よろしく頼むよ。えぇーと」
「忍助でいいよ。仲良くしようぜ、カイト」
二人は握手を交わし、教室へ迎う事にした。
カイト達が教室に戻って来ると、クラスの何人かがカイトに近づいてきた。
「カイトくん、今朝の実習試験、凄かったよ」
目を輝かせて、一際明るい一人の少女が言い寄ってきた。
顔が近い…
彼女は、ハッとして自分が名乗っていないことに気付き、名前を名乗った。
「私はリリィ。リリィ=アルカードよろしくね☆カイトくん」
「あぁ、よろしく」
「コホン、リリィさん」
一人の生徒が咳き込み、カイトの方に近づいてきた。
「あっ、ミーちゃん!」
「ミーちゃんは、やめてくれるかしら…。初めまして、ミリアナ=サンジェルマンと申します。以後お見知り置きよ」
なんかお嬢様っぽい感じの人来たなぁ
「えぇーと、よろしく」
カイトは、握手を求めようと手を差し伸べると取り巻きの二人の生徒が拒んできた。
「この方を誰と存じる!」
取り巻きの片方の娘が言ってきた。
「いや、全く知らない」
カイトは即答した。
「そ、即答!?この方はサンジェルマン家の令嬢であるぞ!」
「そーだー、そーだー」
片方がお嬢様が凄い地位にいることを証明しようとする一方、もう片方の娘は適当に同調しているだけだ。
「メル!何でアンタはいっつもそんな適当なの!?」
「だって、めんどくさかったから…」
なんかお嬢様そっちのけで、ミニコントを繰り広げているのだが…。
「この二人は姉妹でわたくしの家系の使用人で、メアとメル。見た通り双子ですわ」
「ふーん……えっ!?使用人?」
お嬢様が苦労してるところが目に浮かぶのだが…しかも、なんかお嬢様が使用人の自己紹介終わらせちゃったよ。
姉妹使用人は、ミニコントを終わらせて再びカイトの所へと戻って来た。
「よろしく~カイト~」
「仕方なくよろしくしてあげるから泣いて感謝しなさい」
「あぁ、よろしく」
他にも何人かが言い寄って来た。
「転校初日からモテモテだなぁ」
忍助がからかいながら言ってきた。
「そんな事を言ってないで助けてくれ!」
「それは、俺の了見外。まぁ、頑張れ」
そ、そんなァ…
それから数時間
「やっと…解放されたぁ…」
カイトは疲弊しきっていた。
「お疲れさん」
「この薄情者が…」
「あれはオレにはどうしようも無い。まあまあ、許せよ、昼奢ってやるから…」
そんな疲れきっているカイトの前をナギ=イルステリアが通って行った。
「ナギ=イルステリアかぁ。すっげぇ、美少女だよな~」
カイトは席を立ちナギの所へと向かって行った。
「おーい、どこに行くんだ」
「…」
カイトはナギに声をかけたが、返答してくれなかった。しかし、諦めずナギの前に立った。
「何?私には、関わらないでって言ったはずなんだけど」
「そんな訳にはいかねぇよ」
カイトはナギの手を掴んだ。
「…なし…よ…」
「ん?」
「放してよ人殺し!」
ナギはそう言い、カイトの手を振りほどきどこかへ行ってしまった。
な、何で、、?
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