46 / 120
第二章
44
しおりを挟む
しばらくして、葉月のスマホに連絡が入った。
「あ」
小さく呻いた葉月の声を、鉄堅は、聞き逃さなかった。身体をひねって、葉月の方へ向けた。
「誰かテストの問題用紙持ってた?」
「う、うーん、うん、まぁ」
妙に歯切れが悪い、何か都合が良くないのだろうか?鉄堅が首を傾げると、葉月は伺うような目で、鉄堅をみつめた。
「持ってるの、成瀬しかいなかった」
「成瀬?」
「あ、覚えてないか、えっと、前に会った事が有るんだけど、ま、まぁ、これから会えるっていうからちょっと行って貰ってくる」
「写メで良くない?」
「いや、全部写メきついだろ、もう要らないって言ってるから、ついでに回答も有るって」
「葉月ちゃん」
「あ、なに?」
「何か隠してない?」
何だか何時もと様子が違う、まさかと思うが……念には念を入れて食い下がる。葉月は、少しだけ目を泳がせたが、しかし、きっぱりと言った。
「隠してない、隠してないけど、成瀬はその、アルファだから、お前はイヤかなってだけで」
「それは聞き捨てならないな」
鉄堅の眼の色が変わる。
「待ち合わせ、僕も一緒に行く」
「え、あ、そう? ちょっと遠いけど」
「構わないよ」
「じゃぁ、成瀬にそうメールするよ、中間の駅まで来てくれるみたいだから」
「なかなか親切だね、菓子折りでも用意しようか?」
「いいよ、そんなの、またなんかその内、奢れば良いし」
「仲良しなんだね」
鉄堅のじとっとした視線に、葉月はちょっと怯みながら、違うと首を振って、主張した。
「違うよ、普通だって、おい、勘違いするなよ、ホントに何もないし、俺の好きなのは、お、おまぇだけなんだから」
消え去りそうな声で、気持ちを伝えてくれる葉月に、鉄堅は頷いた。
「僕もだよ」
少しホッとした様子で、葉月は成瀬について話した。
「お前の学校に成瀬の姉が2人いてさ、生徒会の人らしいけど」
「あぁ、そう言えばそんな人がいたね」
「病院にも見舞いにきたって聞いたけど」
「プリントを持ってきた人達かな、一言も話さなかったけど」
「たぶんそれ、で、その、成瀬の姉がお前に告白したみたいな事を言ってて」
「え? 僕に?」
「うん」
「変な人だね」
「え」
「僕には葉月ちゃんだけなのに、意味のないことわざわざするなんて変な人だ」
鉄堅が告白を喜ぶどころか、怪しむみたいな言い方をするので、少しだけムキになって言い返す。
「いやでも、俺達が付き合う前の話だし、もしかしたら可能性だって有ったかも」
「無いよ」
記憶がないくせに、そういうことだけは、キッパリハッキリと。ちょっと、嬉しいかもと葉月は、内心思った。
しかし、鉄堅は、眉を寄せて考えている。
「何か裏が有りそうな気がする」
「裏があったのかな? あの、成瀬の父親が俺の母さんと居なくなった人だから」
「え?」
「あ、でもなんか凄い揉めた感じじゃなくて、同じアルファだから解るって、母さんと成瀬のお父さん運命のツガイだったって」
「……」
葉月の話を食い入るように聞きながら、普通でない関係に、鉄堅の中では成瀬という人物がどうしようもなく怪しく感じて、葉月のことが心配になった。
「成瀬って人、ホントに大丈夫なの? 葉月ちゃん」
「告白をされたけど、お前との仲を応援してくれるっていってたし大丈夫だよ」
「告白?」
「あ……えっと、まぁ、前に」
「ちょっと葉月ちゃん、成瀬って怪し過ぎるんだけど」
警戒心MAXを発動しだした、鉄堅に、葉月は首をふった。
「隠していた訳じゃないし、なんなら今、思い出したくらいだしだからもう全部言う。成瀬は、俺達が運命のツガイだって、教えてくれたんだよ」
「え?」
「運命のツガイだから、俺達が離れるところを見たくないって、親の事もあって夢があるからって……俺、運命だからお前を好きになった訳じゃないけど、でも確かに誰とも違うのは解るんだ」
「葉月ちゃん」
「どうしようもなく惹かれる気持ちが解る、お前だけ他と違って見えてたこと、成瀬に言われて気づいたところもある、だから、地味に感謝してる」
成る程、つまりは、僕と葉月ちゃんをくっつけようとしてくれたと言う訳か。
葉月に告白したのは、自分と僕を比べさせるため?
だとしたら、たぶんそれは、葉月には有効な手段だっただろう。
恋や愛を受け入れない鉄壁の壁を作ってた葉月の心に入るには、恋や愛を思いっきりぶつける必要があるから。
ガードの固かった葉月の心に、鉄堅とは違う角度から攻めたんだ。お母さんの事でずっと心に鍵をかけてた葉月だから。
だが母の事で心を揺らし、斬り込んだやり口は好ましくない。
「成瀬って人、好きになれない、葉月ちゃんに近づかせたくない、葉月ちゃんがずっと悩んできた事にズカズカと入り込むみたいなヤツ信用できない」
「鉄堅、もう良いんだ、父さんとも話して、俺の中で母さんのことはケリがついたんだ、いつも、ずっと、俺のこと心配してくれてありがとうな」
葉月はそう言うと、鉄堅の手をそっと握った。
「俺達、運命のツガイだって、鉄堅はどうおもう?信じる?」
「それは……僕は信じる。解ってた、でも、だから好きなんじゃないよ、ホントにそういう本能みたいなのは魂の奥に有るけど、僕は葉月ちゃんのこと好きになったの保育園で会った時、凄く可愛くて一目惚れだったから」
光の妖精みたいだった葉月の赤ちゃんの頃の記憶がキラキラと脳内に浮かんだ。
「一目惚れ? 赤ちゃんの時なんか、皆可愛いだろ」
「葉月ちゃん……自分の可愛さもう少し自覚してくれないかな、心配だ」
「えっ、今も?」
「勿論だよ、ずっと可愛い」
「うっ、そんなのお前しか思わないよ、ばか、そろそろ行こう、成瀬に紹介するよ、俺の恋人」
真っ赤な顔ですくっと立ち上がって、出ていこうとする葉月の腕を引いた。
すぽっと、腕の中に閉じ込める。正直ぐだぐだ揉めたが、90%くらいは嫉妬だ。この人の心を揺らしたことに。
「葉月ちゃん大好き」
「うん」
少しだけマーキングさせてね、ちゅと、葉月の頬に口付けると、葉月はチラッと鉄堅に物足りなげな視線を向けた。
「口にする」
「!?」
葉月が鉄堅の首をぐいっと引っ張って、口に自分の唇をくっつけた。一瞬のキス。熟れたトマトみたいに真っ赤な顔で、行くぞともう背を向けてしまった葉月。
初めて葉月からされたキスに、鉄堅の魂は抜けかけ、ごちゃごちゃ考えていた色んな事がすぅっと頭から消えていった。愛の力は偉大だ。
たった一度、一瞬与えられた、キスだけで、有頂天になれる。
天にも昇る気持ちで、葉月の後を追った。
「あ」
小さく呻いた葉月の声を、鉄堅は、聞き逃さなかった。身体をひねって、葉月の方へ向けた。
「誰かテストの問題用紙持ってた?」
「う、うーん、うん、まぁ」
妙に歯切れが悪い、何か都合が良くないのだろうか?鉄堅が首を傾げると、葉月は伺うような目で、鉄堅をみつめた。
「持ってるの、成瀬しかいなかった」
「成瀬?」
「あ、覚えてないか、えっと、前に会った事が有るんだけど、ま、まぁ、これから会えるっていうからちょっと行って貰ってくる」
「写メで良くない?」
「いや、全部写メきついだろ、もう要らないって言ってるから、ついでに回答も有るって」
「葉月ちゃん」
「あ、なに?」
「何か隠してない?」
何だか何時もと様子が違う、まさかと思うが……念には念を入れて食い下がる。葉月は、少しだけ目を泳がせたが、しかし、きっぱりと言った。
「隠してない、隠してないけど、成瀬はその、アルファだから、お前はイヤかなってだけで」
「それは聞き捨てならないな」
鉄堅の眼の色が変わる。
「待ち合わせ、僕も一緒に行く」
「え、あ、そう? ちょっと遠いけど」
「構わないよ」
「じゃぁ、成瀬にそうメールするよ、中間の駅まで来てくれるみたいだから」
「なかなか親切だね、菓子折りでも用意しようか?」
「いいよ、そんなの、またなんかその内、奢れば良いし」
「仲良しなんだね」
鉄堅のじとっとした視線に、葉月はちょっと怯みながら、違うと首を振って、主張した。
「違うよ、普通だって、おい、勘違いするなよ、ホントに何もないし、俺の好きなのは、お、おまぇだけなんだから」
消え去りそうな声で、気持ちを伝えてくれる葉月に、鉄堅は頷いた。
「僕もだよ」
少しホッとした様子で、葉月は成瀬について話した。
「お前の学校に成瀬の姉が2人いてさ、生徒会の人らしいけど」
「あぁ、そう言えばそんな人がいたね」
「病院にも見舞いにきたって聞いたけど」
「プリントを持ってきた人達かな、一言も話さなかったけど」
「たぶんそれ、で、その、成瀬の姉がお前に告白したみたいな事を言ってて」
「え? 僕に?」
「うん」
「変な人だね」
「え」
「僕には葉月ちゃんだけなのに、意味のないことわざわざするなんて変な人だ」
鉄堅が告白を喜ぶどころか、怪しむみたいな言い方をするので、少しだけムキになって言い返す。
「いやでも、俺達が付き合う前の話だし、もしかしたら可能性だって有ったかも」
「無いよ」
記憶がないくせに、そういうことだけは、キッパリハッキリと。ちょっと、嬉しいかもと葉月は、内心思った。
しかし、鉄堅は、眉を寄せて考えている。
「何か裏が有りそうな気がする」
「裏があったのかな? あの、成瀬の父親が俺の母さんと居なくなった人だから」
「え?」
「あ、でもなんか凄い揉めた感じじゃなくて、同じアルファだから解るって、母さんと成瀬のお父さん運命のツガイだったって」
「……」
葉月の話を食い入るように聞きながら、普通でない関係に、鉄堅の中では成瀬という人物がどうしようもなく怪しく感じて、葉月のことが心配になった。
「成瀬って人、ホントに大丈夫なの? 葉月ちゃん」
「告白をされたけど、お前との仲を応援してくれるっていってたし大丈夫だよ」
「告白?」
「あ……えっと、まぁ、前に」
「ちょっと葉月ちゃん、成瀬って怪し過ぎるんだけど」
警戒心MAXを発動しだした、鉄堅に、葉月は首をふった。
「隠していた訳じゃないし、なんなら今、思い出したくらいだしだからもう全部言う。成瀬は、俺達が運命のツガイだって、教えてくれたんだよ」
「え?」
「運命のツガイだから、俺達が離れるところを見たくないって、親の事もあって夢があるからって……俺、運命だからお前を好きになった訳じゃないけど、でも確かに誰とも違うのは解るんだ」
「葉月ちゃん」
「どうしようもなく惹かれる気持ちが解る、お前だけ他と違って見えてたこと、成瀬に言われて気づいたところもある、だから、地味に感謝してる」
成る程、つまりは、僕と葉月ちゃんをくっつけようとしてくれたと言う訳か。
葉月に告白したのは、自分と僕を比べさせるため?
だとしたら、たぶんそれは、葉月には有効な手段だっただろう。
恋や愛を受け入れない鉄壁の壁を作ってた葉月の心に入るには、恋や愛を思いっきりぶつける必要があるから。
ガードの固かった葉月の心に、鉄堅とは違う角度から攻めたんだ。お母さんの事でずっと心に鍵をかけてた葉月だから。
だが母の事で心を揺らし、斬り込んだやり口は好ましくない。
「成瀬って人、好きになれない、葉月ちゃんに近づかせたくない、葉月ちゃんがずっと悩んできた事にズカズカと入り込むみたいなヤツ信用できない」
「鉄堅、もう良いんだ、父さんとも話して、俺の中で母さんのことはケリがついたんだ、いつも、ずっと、俺のこと心配してくれてありがとうな」
葉月はそう言うと、鉄堅の手をそっと握った。
「俺達、運命のツガイだって、鉄堅はどうおもう?信じる?」
「それは……僕は信じる。解ってた、でも、だから好きなんじゃないよ、ホントにそういう本能みたいなのは魂の奥に有るけど、僕は葉月ちゃんのこと好きになったの保育園で会った時、凄く可愛くて一目惚れだったから」
光の妖精みたいだった葉月の赤ちゃんの頃の記憶がキラキラと脳内に浮かんだ。
「一目惚れ? 赤ちゃんの時なんか、皆可愛いだろ」
「葉月ちゃん……自分の可愛さもう少し自覚してくれないかな、心配だ」
「えっ、今も?」
「勿論だよ、ずっと可愛い」
「うっ、そんなのお前しか思わないよ、ばか、そろそろ行こう、成瀬に紹介するよ、俺の恋人」
真っ赤な顔ですくっと立ち上がって、出ていこうとする葉月の腕を引いた。
すぽっと、腕の中に閉じ込める。正直ぐだぐだ揉めたが、90%くらいは嫉妬だ。この人の心を揺らしたことに。
「葉月ちゃん大好き」
「うん」
少しだけマーキングさせてね、ちゅと、葉月の頬に口付けると、葉月はチラッと鉄堅に物足りなげな視線を向けた。
「口にする」
「!?」
葉月が鉄堅の首をぐいっと引っ張って、口に自分の唇をくっつけた。一瞬のキス。熟れたトマトみたいに真っ赤な顔で、行くぞともう背を向けてしまった葉月。
初めて葉月からされたキスに、鉄堅の魂は抜けかけ、ごちゃごちゃ考えていた色んな事がすぅっと頭から消えていった。愛の力は偉大だ。
たった一度、一瞬与えられた、キスだけで、有頂天になれる。
天にも昇る気持ちで、葉月の後を追った。
337
あなたにおすすめの小説
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
【完結】ネクラ実況者、人気配信者に狙われる
ちょんす
BL
自分の居場所がほしくて始めたゲーム実況。けれど、現実は甘くない。再生数は伸びず、コメントもほとんどつかない。いつしか実況は、夢を叶える手段ではなく、自分の無価値さを突きつける“鏡”のようになっていた。
そんなある日、届いた一通のDM。送信者の名前は、俺が心から尊敬している大人気実況者「桐山キリト」。まさかと思いながらも、なりすましだと決めつけて無視しようとした。……でも、その相手は、本物だった。
「一緒にコラボ配信、しない?」
顔も知らない。会ったこともない。でも、画面の向こうから届いた言葉が、少しずつ、俺の心を変えていく。
これは、ネクラ実況者と人気配信者の、すれ違いとまっすぐな好意が交差する、ネット発ラブストーリー。
※プロットや構成をAIに相談しながら制作しています。執筆・仕上げはすべて自分で行っています。
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
【完結】幼馴染に告白されたけれど、実は俺の方がずっと前から好きだったんです 〜初恋のあわい~
上杉
BL
ずっとお前のことが好きだったんだ。
ある日、突然告白された西脇新汰(にしわきあらた)は驚いた。何故ならその相手は幼馴染の清宮理久(きよみやりく)だったから。思わずパニックになり新汰が返答できずにいると、理久はこう続ける。
「驚いていると思う。だけど少しずつ意識してほしい」
そう言って普段から次々とアプローチを繰り返してくるようになったが、実は新汰の方が昔から理久のことが好きで、それは今も続いている初恋だった。
完全に返答のタイミングを失ってしまった新汰が、気持ちを伝え完全な両想いになる日はやって来るのか?
初めから好き同士の高校生が送る青春小説です!お楽しみ下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる