俺たちの関係に名前はない~複数に犯されるのが好きな1人のネコと3人のタチの恋模様

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第3章 関係の変化

第14話 コンサート後1 シゲル(攻め)視点

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※エロなし

「あ~~~~スッキリしたぁ!」

コンサート会場を出て、予約してあったホテルのラウンジに来た
あの『フルムーン』の口直しをしたい、とユウキが言うから

黙っていようと思ってたけど、あんまりなアサヒくんの言い方に
ついカチンときて言い返してしまった
そもそも、「あなたとのセックスに満足してなかったようですよ?」なんて
自分にそのままブーメランとして刺される言葉だったけど…

出しゃばったかな、とも思っていたけど、ユウキには喜んでもらえたようだ

「見た?シゲルが言い返した時の、アサヒくんのあの顔!!」

お気に入りのカクテルがある!と大喜びでオーダーした
シンガポールスリングを一気飲みでもするかの勢いで飲む

「う~ん…でも言い過ぎちゃったかなって…ユウキ、同門でしょ?
先生との関係もあるし…」

「もういいよ、正直今日の演奏を聴いて
これまで憧れてたのは何だろうって思ってて…
プログラムを見た時から、違和感はあったんだけどめ

それで、楽屋であれでしょ?
今日でホントの意味でフッ切れちゃったよ…
一体、何があったんだろうってくらい、人が変わっちゃったのか

……もともとああいう人だったのか…」

俺はアサヒくんと直接話したのは初めてだったけど
いきなりあんなこと言い出すから、ちょっとビックリした
ユウキの元カレだから、あんまり悪く言いたくはないけど、さすがにアレはちょっと…

「ふふ…実はさ、今日の演奏聴く前、アサヒくんの写真見て
やっぱり指長いな~とか、昔のこととか思い出してたんだよね

トウマにも言われたけど、未練みたいなのはどこかにあったんだよ
でもさ、一気に夢が壊れたというか
これはないな、と思ったね

あ~~~俺の初恋も、ホントにこれでおしまい!」

ユウキが、もう空になってるんじゃないかと思えるくらい、少ししかカクテルが入っていないグラスを持ち上げた

「初恋終了記念~~~~!
かんぱ~~い!」

グイッと飲み干し、オーダーをしようとするところを
慌てて手を持って止める

「ちょっと!ユウキ…結構酔ってるんじゃない?
もっと飲みたいなら、部屋で飲もう
好きなカクテル、ルームサービスでオーダーもできるから…」

テンションの高さは、アルコールのせいもあるかもしれない
まだアルコールにそんなに慣れているわけじゃないし

少し赤くなった頬と、トロンとした目元で俺を見つめる

「ここからの夜景、綺麗じゃん…」

都心の最上階にあるバーからの夜景はたしかに綺麗だ

「目元が赤くなってる…
……そんなユウキの顔、他の人に見せたくないから」

酔っているのか、もしかしたら少し涙ぐんでいるのか
誘われるようにユウキの目元に触れる

「予約してある部屋も、このバーの1階下ってだけだよ
角部屋を取ってあるから、ここよりもっと綺麗な夜景が見れるかも」

「……分かった」
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