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ティータイムです!
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ご機嫌よう。ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセです。今日もパパとティータイムです!
「ティーレ様、こちらへどうぞ」
オネストが私の椅子を引いて座らせてくれます。
「パパ!今日もいい天気でよかったね!」
「そうだな。ティーレとのせっかくのティータイムだからな」
そう言って頭を撫でてくれるパパ。
「さあ、今日はフレーバーティーと焼き菓子だ」
「!わあい!」
なんといっても子供の体、甘いものは美味しいのです!
「わあ!芳しいね!」
「花の香りを移したものだからな」
「うん!お花の香り好き!」
「焼き菓子にもよく合うだろう」
「うん!とっても!」
と、和やかに過ごしていたのですが。
「…失礼致します。クルデーレ・レ・アポカリッセ国王陛下におかれましては、ご機嫌麗しく」
「…アストゥート。何の用だ」
ティータイムに思わぬ人物が現れました。アストゥート・テオロジーア。攻略対象者の一人で、私の婚約者になる人の父親。公爵様です。
「おや、これはこれは。ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセ王女殿下におかれましては、ご機嫌麗しく」
「ご機嫌よう、公爵」
「アストゥート。何の用かと聞いている」
「いえいえ。我が息子、スピリトをジェンティーレ王女殿下の婚約者に推薦させて頂きたく」
「またその話か」
あ、やっぱりスピリトは私の婚約者になるんだ。乙女ゲームと違って、仲良く出来たらいいな。
…ん?またその話って?
「何度も言っているように、まだ娘の婚約者を決める気は無い」
「娘が可愛いお気持ちはわかりますが、このまま婚約者を定めずにいればジェンティーレ王女殿下に余計な虫がつくかと」
「…」
パパは無言でアストゥートを睨む。
「んー。じゃあ、実際に会って私が決めたい!」
「おや」
「…ティーレ」
「パパ、お願い!」
「…仕方がない。アストゥート。明日のティータイムに、息子を連れてこい」
「ありがたき幸せ。それでは、失礼致しました」
アストゥートは帰っていきました。
「ティーレ。少しでもあいつの息子に気に入らないところがあったらすぐに言え」
「うん、わかった!パパ、ありがとう」
パパに飛びついて頬にキスをします。パパも額にキスをしてくれました。…スピリトと仲良くなれますように!
「ティーレ様、こちらへどうぞ」
オネストが私の椅子を引いて座らせてくれます。
「パパ!今日もいい天気でよかったね!」
「そうだな。ティーレとのせっかくのティータイムだからな」
そう言って頭を撫でてくれるパパ。
「さあ、今日はフレーバーティーと焼き菓子だ」
「!わあい!」
なんといっても子供の体、甘いものは美味しいのです!
「わあ!芳しいね!」
「花の香りを移したものだからな」
「うん!お花の香り好き!」
「焼き菓子にもよく合うだろう」
「うん!とっても!」
と、和やかに過ごしていたのですが。
「…失礼致します。クルデーレ・レ・アポカリッセ国王陛下におかれましては、ご機嫌麗しく」
「…アストゥート。何の用だ」
ティータイムに思わぬ人物が現れました。アストゥート・テオロジーア。攻略対象者の一人で、私の婚約者になる人の父親。公爵様です。
「おや、これはこれは。ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセ王女殿下におかれましては、ご機嫌麗しく」
「ご機嫌よう、公爵」
「アストゥート。何の用かと聞いている」
「いえいえ。我が息子、スピリトをジェンティーレ王女殿下の婚約者に推薦させて頂きたく」
「またその話か」
あ、やっぱりスピリトは私の婚約者になるんだ。乙女ゲームと違って、仲良く出来たらいいな。
…ん?またその話って?
「何度も言っているように、まだ娘の婚約者を決める気は無い」
「娘が可愛いお気持ちはわかりますが、このまま婚約者を定めずにいればジェンティーレ王女殿下に余計な虫がつくかと」
「…」
パパは無言でアストゥートを睨む。
「んー。じゃあ、実際に会って私が決めたい!」
「おや」
「…ティーレ」
「パパ、お願い!」
「…仕方がない。アストゥート。明日のティータイムに、息子を連れてこい」
「ありがたき幸せ。それでは、失礼致しました」
アストゥートは帰っていきました。
「ティーレ。少しでもあいつの息子に気に入らないところがあったらすぐに言え」
「うん、わかった!パパ、ありがとう」
パパに飛びついて頬にキスをします。パパも額にキスをしてくれました。…スピリトと仲良くなれますように!
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