16 / 46
生徒会です!
しおりを挟む
ご機嫌よう。ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセです。無事学園での初日も終えて、放課後です。リト、ネスト、ヴィドが私達のクラスまで来て、ビビさんとミミさんと一緒にお話しています。
「ティーレ王女殿下」
「アル王太子殿下」
アル王太子殿下が私達を訪ねてやってきました。生徒会のことでしょう。
「皆、お初にお目にかかる。俺は、プロフェツィーア王国の王太子、アルディートという」
「プロフェツィーアの栄光があらんことを。はじめまして、プロフェツィーア王太子殿下」
「どうもはじめまして。王太子殿下」
「プロフェツィーアの栄光があらんことを。は、はじめまして、王太子殿下」
「プロフェツィーアの栄光があらんことを」
「えっと…プロフェツィーアの栄光があらんことを!」
「そんなに緊張しないでくれ。今日はお願いがあって来たんだ」
にこにこと笑うアル王太子殿下。
「皆に生徒会に入って欲しくてな」
「生徒会…ですか」
「ああ。スピリト殿には是非副会長を務めてもらいたい」
「…わかりました、光栄です。ありがとうございます」
わあ、リトの貼り付けた笑顔に面倒くさいって書いてあるのが見えるよ。
「引き受けてくれるか、ありがとう。私のことはアルでいい。これからよろしく頼む」
「アル王太子殿下。光栄です。私のことは是非リトとお呼びください」
「ああ、リト。共に頑張ろう!」
固く握手をする二人。アル王太子殿下もなぁ。男尊女卑思考さえなければ普通にいい人なんだけどなぁ。いっそビビさんアル王太子殿下ルート行ってこの人の性格矯正してくれないかなぁ。でもそれで乙女ゲームの強制力が働いて私が断罪されるのは嫌だなぁ。
「パーヴィド殿、貴方には是非会計を任せたい」
「えっ、ぼ、僕ですか?」
「ああ。頼めるか?」
「…あ、は、はい。光栄です。あ、ありがとうございます」
「そうか!よかった!よろしく頼む!」
「は、はい、王太子殿下。よ、よろしくお願いします。」
固く握手をする二人。やっぱり基本的にはゲーム通りになるんだなぁ。
「オネスト殿。貴方には書記をお願いしたい」
「俺の字はそんなに綺麗じゃないですけど」
「いや、そんな謙遜を。貴方の字は事前調査で知っている。とても綺麗な字だった」
「…チッ」
今舌打ちした!?
「…じゃあ、ティーレ様が生徒会に入るなら」
丸投げしてきた!?
「そうか。それはよかった。ティーレ王女殿下は生徒会の庶務に任命することにしているんだ」
「…そうですか。なら、受けます」
渋々って感じがする…。ネスト、あからさま過ぎるよ。
「よろしく頼む」
「よろしくお願いします」
固く握手をする二人だけど、ネストは嫌そう。そんな顔しなくても…。
「ティーレ王女殿下、ミーテ嬢、ノービレ嬢。是非庶務として働いて欲しい」
「え!?」
「私達もですか?」
「ああ、ティーレ王女殿下のご希望でな」
二人がちらっとこちらをみてくる。ごめんね。
「そうなんです。二人とも、一緒に庶務やってくれる?」
「もちろんです!」
「喜んで!」
「よかった。ああ、もちろん安心して欲しい。庶務といっても難しい仕事はない。雑用係のようなものだ。貴女達女性でも出来るから、気を張らなくていい」
爆弾投入されました。さあ、ビビさん、ここで怒るなら王太子ルート入りますけど、どうします?
「なんですか!その言い方!まるで私達女性には生徒会の仕事が難しいみたいじゃないですか!」
お、言った。王太子ルート来ました?
「なんだ?何を怒っている?事実だろう?」
困惑しているアル王太子殿下。善意で言ってるだけだし、男尊女卑思考もそういう国に生まれて刷り込まれたものだもんね。うん。
「いいえ!女性にだって生徒会の仕事くらい出来ます!特に、ティーレ王女殿下はすっごく有能なことで有名なんですから!」
「え?」
困ったような表情でこちらをみてくるアル王太子殿下。なんかごめんなさい。
「こうなったら、絶対生徒会に入って見返してあげます!ね、ティーレ様!ミミさん!」
「そうね!バカにされるのは悔しいわ!」
「あはは。まあ、二人ともその辺でやめておきましょう。プロフェツィーアがそういう国なのは有名でしょう?」
「そういう国とは?」
アル王太子殿下が首を突っ込んできます。今はダメですって。
「プロフェツィーアは男尊女卑の国で有名なんです!」
「は?男尊女卑…?」
そんなまさかという顔のアル王太子殿下。
「でもいいです!私が、世間の広さを見せて差し上げます!」
お、言った。これは完全に王太子ルート入りました。
「…そ、そうか。よ、よろしく頼む…?」
困惑しきりのアル王太子殿下。頑張れ!ファイト!
「ティーレ王女殿下」
「アル王太子殿下」
アル王太子殿下が私達を訪ねてやってきました。生徒会のことでしょう。
「皆、お初にお目にかかる。俺は、プロフェツィーア王国の王太子、アルディートという」
「プロフェツィーアの栄光があらんことを。はじめまして、プロフェツィーア王太子殿下」
「どうもはじめまして。王太子殿下」
「プロフェツィーアの栄光があらんことを。は、はじめまして、王太子殿下」
「プロフェツィーアの栄光があらんことを」
「えっと…プロフェツィーアの栄光があらんことを!」
「そんなに緊張しないでくれ。今日はお願いがあって来たんだ」
にこにこと笑うアル王太子殿下。
「皆に生徒会に入って欲しくてな」
「生徒会…ですか」
「ああ。スピリト殿には是非副会長を務めてもらいたい」
「…わかりました、光栄です。ありがとうございます」
わあ、リトの貼り付けた笑顔に面倒くさいって書いてあるのが見えるよ。
「引き受けてくれるか、ありがとう。私のことはアルでいい。これからよろしく頼む」
「アル王太子殿下。光栄です。私のことは是非リトとお呼びください」
「ああ、リト。共に頑張ろう!」
固く握手をする二人。アル王太子殿下もなぁ。男尊女卑思考さえなければ普通にいい人なんだけどなぁ。いっそビビさんアル王太子殿下ルート行ってこの人の性格矯正してくれないかなぁ。でもそれで乙女ゲームの強制力が働いて私が断罪されるのは嫌だなぁ。
「パーヴィド殿、貴方には是非会計を任せたい」
「えっ、ぼ、僕ですか?」
「ああ。頼めるか?」
「…あ、は、はい。光栄です。あ、ありがとうございます」
「そうか!よかった!よろしく頼む!」
「は、はい、王太子殿下。よ、よろしくお願いします。」
固く握手をする二人。やっぱり基本的にはゲーム通りになるんだなぁ。
「オネスト殿。貴方には書記をお願いしたい」
「俺の字はそんなに綺麗じゃないですけど」
「いや、そんな謙遜を。貴方の字は事前調査で知っている。とても綺麗な字だった」
「…チッ」
今舌打ちした!?
「…じゃあ、ティーレ様が生徒会に入るなら」
丸投げしてきた!?
「そうか。それはよかった。ティーレ王女殿下は生徒会の庶務に任命することにしているんだ」
「…そうですか。なら、受けます」
渋々って感じがする…。ネスト、あからさま過ぎるよ。
「よろしく頼む」
「よろしくお願いします」
固く握手をする二人だけど、ネストは嫌そう。そんな顔しなくても…。
「ティーレ王女殿下、ミーテ嬢、ノービレ嬢。是非庶務として働いて欲しい」
「え!?」
「私達もですか?」
「ああ、ティーレ王女殿下のご希望でな」
二人がちらっとこちらをみてくる。ごめんね。
「そうなんです。二人とも、一緒に庶務やってくれる?」
「もちろんです!」
「喜んで!」
「よかった。ああ、もちろん安心して欲しい。庶務といっても難しい仕事はない。雑用係のようなものだ。貴女達女性でも出来るから、気を張らなくていい」
爆弾投入されました。さあ、ビビさん、ここで怒るなら王太子ルート入りますけど、どうします?
「なんですか!その言い方!まるで私達女性には生徒会の仕事が難しいみたいじゃないですか!」
お、言った。王太子ルート来ました?
「なんだ?何を怒っている?事実だろう?」
困惑しているアル王太子殿下。善意で言ってるだけだし、男尊女卑思考もそういう国に生まれて刷り込まれたものだもんね。うん。
「いいえ!女性にだって生徒会の仕事くらい出来ます!特に、ティーレ王女殿下はすっごく有能なことで有名なんですから!」
「え?」
困ったような表情でこちらをみてくるアル王太子殿下。なんかごめんなさい。
「こうなったら、絶対生徒会に入って見返してあげます!ね、ティーレ様!ミミさん!」
「そうね!バカにされるのは悔しいわ!」
「あはは。まあ、二人ともその辺でやめておきましょう。プロフェツィーアがそういう国なのは有名でしょう?」
「そういう国とは?」
アル王太子殿下が首を突っ込んできます。今はダメですって。
「プロフェツィーアは男尊女卑の国で有名なんです!」
「は?男尊女卑…?」
そんなまさかという顔のアル王太子殿下。
「でもいいです!私が、世間の広さを見せて差し上げます!」
お、言った。これは完全に王太子ルート入りました。
「…そ、そうか。よ、よろしく頼む…?」
困惑しきりのアル王太子殿下。頑張れ!ファイト!
43
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
「白い結婚最高!」と喜んでいたのに、花の香りを纏った美形旦那様がなぜか私を溺愛してくる【完結】
清澄 セイ
恋愛
フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。
そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」
こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。
けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。
「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」
夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不信で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つが。
「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」
彼女には、まったく通用しなかった。
「なぁ、フィリア。僕は君をもっと知りたいと……」
「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」
「い、いや。そうではなく……」
呆気なくフィリアに初恋(?)をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが、彼女はそんなことは夢にも思わず。
──旦那様が真実の愛を見つけたらさくっと離婚すればいい。それまでは田舎ライフをエンジョイするのよ!
と、呑気に蟻の巣をつついて暮らしているのだった。
※他サイトにも掲載中。
婚約破棄された際もらった慰謝料で田舎の土地を買い農家になった元貴族令嬢、野菜を買いにきたベジタリアン第三王子に求婚される
さら
恋愛
婚約破棄された元伯爵令嬢クラリス。
慰謝料代わりに受け取った金で田舎の小さな土地を買い、農業を始めることに。泥にまみれて種を撒き、水をやり、必死に生きる日々。貴族の煌びやかな日々は失ったけれど、土と共に過ごす穏やかな時間が、彼女に新しい幸せをくれる――はずだった。
だがある日、畑に現れたのは野菜好きで有名な第三王子レオニール。
「この野菜は……他とは違う。僕は、あなたが欲しい」
そう言って真剣な瞳で求婚してきて!?
王妃も兄王子たちも立ちはだかる。
「身分違いの恋」なんて笑われても、二人の気持ちは揺るがない。荒れ地を畑に変えるように、愛もまた努力で実を結ぶのか――。
小説主人公の悪役令嬢の姉に転生しました〜モブのはずが第一王子に一途に愛されています〜
みかん桜
恋愛
第一王子と妹が並んでいる姿を見て前世を思い出したリリーナ。
ここは、乙女ゲームが舞台の小説の世界だった。
悪役令嬢が主役で、破滅を回避して幸せを掴む——そんな物語。
私はその主人公の姉。しかもゲームの妹が、悪役令嬢になった原因の1つが姉である私だったはず。
とはいえ私はただのモブ。
この世界のルールから逸脱せず、無難に生きていこうと決意したのに……なぜか第一王子に執着されている。
……そういえば、元々『姉の婚約者を奪った』って設定だったような……?
※2025年5月に副題を追加しました。
当て馬令息の婚約者になったので美味しいお菓子を食べながら聖女との恋を応援しようと思います!
朱音ゆうひ@11/5受賞作が発売されます
恋愛
「わたくし、当て馬令息の婚約者では?」
伯爵令嬢コーデリアは家同士が決めた婚約者ジャスティンと出会った瞬間、前世の記憶を思い出した。
ここは小説に出てくる世界で、当て馬令息ジャスティンは聖女に片思いするキャラ。婚約者に遠慮してアプローチできないまま失恋する優しいお兄様系キャラで、前世での推しだったのだ。
「わたくし、ジャスティン様の恋を応援しますわ」
推しの幸せが自分の幸せ! あとお菓子が美味しい!
特に小説では出番がなく悪役令嬢でもなんでもない脇役以前のモブキャラ(?)コーデリアは、全力でジャスティンを応援することにした!
※ゆるゆるほんわかハートフルラブコメ。
サブキャラに軽く百合カップルが出てきたりします
他サイトにも掲載しています( https://ncode.syosetu.com/n5753hy/ )
図書館でうたた寝してたらいつの間にか王子と結婚することになりました
鳥花風星
恋愛
限られた人間しか入ることのできない王立図書館中枢部で司書として働く公爵令嬢ベル・シュパルツがお気に入りの場所で昼寝をしていると、目の前に見知らぬ男性がいた。
素性のわからないその男性は、たびたびベルの元を訪れてベルとたわいもない話をしていく。本を貸したりお茶を飲んだり、ありきたりな日々を何度か共に過ごしていたとある日、その男性から期間限定の婚約者になってほしいと懇願される。
とりあえず婚約を受けてはみたものの、その相手は実はこの国の第二王子、アーロンだった。
「俺は欲しいと思ったら何としてでも絶対に手に入れる人間なんだ」
急に王妃って言われても…。オジサマが好きなだけだったのに…
satomi
恋愛
オジサマが好きな令嬢、私ミシェル=オートロックスと申します。侯爵家長女です。今回の夜会を逃すと、どこの馬の骨ともわからない男に私の純潔を捧げることに!ならばこの夜会で出会った素敵なオジサマに何としてでも純潔を捧げましょう!…と生まれたのが三つ子。子どもは予定外だったけど、可愛いから良し!
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる