目が覚めたら醜女の悪役令嬢だったので、とりあえず自己改造から始めますね

下菊みこと

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長期休みに入ると妹と婚約者の攻防が激化

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夏休みに入りました。が、マノンと両親が仲直りするにはまだ時間が必要そうなので、私もマノンも家には帰らず寮に滞在します。そして何故かフェリクス様も必要な時以外は寮から帰らず留まっています。そして、マノンとフェリクス様の私の取り合いは激化しています。

「もう!お義兄様はミレイお姉様と結婚したら四六時中一緒に居られるじゃないですか!今のうちにミレイお姉様を譲ってくださいませ!」

「絶対嫌だね!大体君はミレイを嫌っていたじゃないか!今更譲れなんてよく言えたものだな!」

「今はミレイお姉様が大好きなんですー!」

「僕だってミレイが気に入ってるんだから、貸したり譲ったりなんてしませんー!」

うーん。困った。話を逸らそう。

「あ、そういえば今年は魔法薬研究部で合宿という名の旅行があるんですが、誘いたかったらフェリクス様のことを誘って良いってイレール先生が言ってくれました」

「え、本当に?ミレイが行くなら僕も行く」

即答かぁ。

「わかりました。じゃあそのように伝えておきますね」

「ミレイと旅行かぁ。楽しみだなぁ…」

「ミレイお姉様との旅行…どんな素敵な思い出が出来るかしら…」

一応部活の合宿って建前なんだけどなぁ。この二人見事に忘れてるよなぁ。まあ良いか!
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