酔って幼馴染とやっちゃいました。すごく気持ち良かったのでそのままなし崩しで付き合います。…ヤンデレ?なにそれ?

下菊みこと

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防犯ブザーとGPS

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久しぶりに、二人の家に帰ってきた。家はとても綺麗に片付いているけれど、なんか違和感。

「…あ」

「ん?」

「いや…ただいま」

「おかえり、ゆめ」

違和感の正体に気付いた。至る所に私由来の物がポツポツ置いてある。なんてことない、私の写真とかそんなものなので別に害もないが。

「夏希」

「うん?」

「こんな写真、夏希にあげたっけ?」

なんか、私の身に覚えのない写真もあるのがちょっとだけ気になるんだけど…?

「…あれ、もらったじゃん。忘れちゃった?」

「あ、やっぱり私があげてた?ごめん忘れてた」

「ふふ、まあそんなもんだよね」

「そっかあ」

まあ、夏希がそう言うならそうなんだろう。

「…意外と鋭いな。ゆめが退院するのに浮かれて片付け忘れてた僕が悪いけど」

「夏希?」

なんか夏希がボソボソ言ってるけどよく聞こえない。

「ううん、なんでもない。やっぱり本物のゆめが居るといいなぁって」

「ふふ、寂しいからって写真飾られると恥ずかしいよー」

「あとで片付けるよ」

「もー」

まあでも、それだけ寂しがらせてしまったのだから私が悪いかな。

「夏希、改めてここ数日ごめんね。ありがとう。大好きだよ」

「ゆめ…僕こそ守れなくてごめんね。帰ってきてくれてありがとう。大好きだよ、これからはちゃんと守るからね」

夏希は私を抱きしめる。そして、その後どこからか袋を取り出して私に渡した。

「夏希?なにこれ」

「開けてみて」

袋から中身を取り出せば…防犯ブザー。

「これからは持ち歩いてね」

「え」

「それとも仕事辞める?」

「持ち歩きます」

まあ、もう二度とあんな目には会いたくないけれど…あの時のように里奈ちゃんが助けてくれる奇跡はそうは起きない。防犯ブザーは必要か。

「あと、スマホ貸して。GPS入れよう」

「え」

「何かあったらすぐに見つけられるようにしないと」

…まあ、今回心配かけちゃったしGPSくらいならいいかなぁ。

「…普段は覗かない?」

「うん、帰りが遅い時とかしか見ないから」

「…んー、いいよ」

まあ、夏希なら私の嫌がることはしないだろう。

「あと、盗聴器とかも入れたいんだけど」

「え」

「でもゆめは嫌がりそうだからそれは我慢するとして」

よかった。やっぱり夏希は優しい。私の意思を尊重してくれる。

「その代わりじゃないけど、お互い帰る前に一言メッセージを送るようにしよう」

「あ、うん。それならいいよ。メッセージがあったのに帰って来なかったら、危ない目にあってるかも知れないもんね」

「うん」

「あ、じゃあ夏希も防犯ブザーとGPS…」

「あ、防犯ブザーは持ってるよ。GPSアプリも入れてあるから後はゆめのスマホをこうして…うん、これでゆめも僕の位置情報見れるよ」

さすがは夏希、準備万端だ。何故かすごく嬉しそうな表情なのが気になるけど。
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