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なんでそんなに私が好きなのでしょうか。
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ご機嫌よう。ブーゼ・ターフェルルンデです。婚約者のハイトが帰ってきて二日目ですが、今日も今日とてハイトは私に会いにきています。良い機会なので、長年の疑問をぶつけてみようと思います。
「ねえ、ハイト」
「なあに?ブーゼ」
「なんでそんなに私が好きなの?普通の人はみんなグーテの方を愛するのに」
「!あんな妹よりもブーゼの方が可愛いよ!」
「そんなことはないけど…」
「語って良いの!?」
「えっ…い、いいよ?」
「あのね、ブーゼは一生懸命に努力している姿がすごくかっこいいんだ!僕の語彙力じゃ語り尽くせないくらいだよ!真剣な表情は鋭利な刃物のようで、権力者に媚を売るしか能のない普通のご令嬢方とは一線を画すよね!おまけに、ブーゼの魅力に気づきもしない愚か者どもの罵倒を物ともせず、凛と立つ姿は本当に美しくて!しかもその実すごく優しくて、生活に困窮するストリートチルドレン達のための募金活動なんかにも積極的に寄付をしてあげて、それを偽善だとかグーテの真似をしているだけとか好き勝手に言う奴らのことも許してあげるんだ!あんな女よりブーゼの方がずっとずっと天使だよね!そんな綺麗で真っ白なブーゼが僕は本当に大好きだよ!愛してる!ずっとずっと、そばで守ってあげるからね!僕は、僕だけは、僕だけが、ブーゼの魅力をわかってあげられるんだ!」
どうしよう。思ったより深刻なようです。まさかほぼノンブレスでここまで語られるとは。というか鋭利な刃物ってなんだ。一線を画すってほどなのか。私の魅力ってなんだ。気づきもしない愚か者ってそこまで言うか。罵倒を物ともしないっていうか、気にしないように努力してるんだよ。すごく優しいのは我が妹グーテの方だよ。積極的に寄付したのはまあ、たまたま手元にお金があったからだし。悪く言われるのはもはや仕方がないし。綺麗で真っ白ってなにそれそんな設定は知らない。僕だけが魅力をわかってあげられるんだってそれヤンデレのセリフだから。
「わかった。わかったから一旦落ち着いて」
「…もっと語っちゃだめ?」
「もういい、もういいから」
「はーい…」
しゅんとするハイト。全くもう。
「ブーゼは、僕のどこが好き?」
「えっ」
きらきらした目で見つめてくるハイト。
「えーっと。幼馴染だし、仲良くしてくれてるし、大事にしてくれてるし、見た目も中身もかっこいいし、なんだかんだでみんなに優しいところ…とか」
「…!ブーゼ、愛してる!」
そんなこんなで今日も今日とて溺愛されています。
「ねえ、ハイト」
「なあに?ブーゼ」
「なんでそんなに私が好きなの?普通の人はみんなグーテの方を愛するのに」
「!あんな妹よりもブーゼの方が可愛いよ!」
「そんなことはないけど…」
「語って良いの!?」
「えっ…い、いいよ?」
「あのね、ブーゼは一生懸命に努力している姿がすごくかっこいいんだ!僕の語彙力じゃ語り尽くせないくらいだよ!真剣な表情は鋭利な刃物のようで、権力者に媚を売るしか能のない普通のご令嬢方とは一線を画すよね!おまけに、ブーゼの魅力に気づきもしない愚か者どもの罵倒を物ともせず、凛と立つ姿は本当に美しくて!しかもその実すごく優しくて、生活に困窮するストリートチルドレン達のための募金活動なんかにも積極的に寄付をしてあげて、それを偽善だとかグーテの真似をしているだけとか好き勝手に言う奴らのことも許してあげるんだ!あんな女よりブーゼの方がずっとずっと天使だよね!そんな綺麗で真っ白なブーゼが僕は本当に大好きだよ!愛してる!ずっとずっと、そばで守ってあげるからね!僕は、僕だけは、僕だけが、ブーゼの魅力をわかってあげられるんだ!」
どうしよう。思ったより深刻なようです。まさかほぼノンブレスでここまで語られるとは。というか鋭利な刃物ってなんだ。一線を画すってほどなのか。私の魅力ってなんだ。気づきもしない愚か者ってそこまで言うか。罵倒を物ともしないっていうか、気にしないように努力してるんだよ。すごく優しいのは我が妹グーテの方だよ。積極的に寄付したのはまあ、たまたま手元にお金があったからだし。悪く言われるのはもはや仕方がないし。綺麗で真っ白ってなにそれそんな設定は知らない。僕だけが魅力をわかってあげられるんだってそれヤンデレのセリフだから。
「わかった。わかったから一旦落ち着いて」
「…もっと語っちゃだめ?」
「もういい、もういいから」
「はーい…」
しゅんとするハイト。全くもう。
「ブーゼは、僕のどこが好き?」
「えっ」
きらきらした目で見つめてくるハイト。
「えーっと。幼馴染だし、仲良くしてくれてるし、大事にしてくれてるし、見た目も中身もかっこいいし、なんだかんだでみんなに優しいところ…とか」
「…!ブーゼ、愛してる!」
そんなこんなで今日も今日とて溺愛されています。
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