白黒

ナナ

文字の大きさ
7 / 62
第一章

No.7 秘めたもの

しおりを挟む







採血を終わり、寮に戻った五人は、またいつもの第三休憩所へと集まっていた。



「それにしても格好良かったなあ、本物のガン・キューブ。パーン!ってさ、あの音が爽快だよなあ。」


ギルがソファにだらしなく寝転びながら、思い出すように言った。
右手にはお菓子、左手にはストローをさしたグラスを持ち、寝転んだ体勢のままストローを口に持って行った。


「ギル、だらしないからやめて。」


向かいのソファに座るリリィがぴしゃりと言った。隣でカレンが面白おかしく笑い声をあげた。

曖昧な声を出して座り直したギルの横に、ゾーイが座った。


「それにしても今日は人が多いな。どいつもこいつも煩くて仕方ない。」


シンがグラスを手に、ソファの手置き場に座った。(ゾーイが少しギルの方へつめたが、シンは首を振って断った。) 

今夜、この場にいるのは五人だけではない。
他の志願者達も、これが最後になるかもしれないと、殆どが休憩所に集まり、仲間達と過ごしていた。


「しょうがないよ。明日のテストが終われば、殆どが離れ離れになるんだから。」


カレンが寂しそうに言った。
言葉の最後に、私たちもね、と付け加えたのが、四人の耳に聞こえた気がした。

リリィはカレンの肩に優しく手を乗せた。



「それを考えるのはやめましょう。明日どれだけ成果を残せるか、今はそれを考えるべきだわ。」


「リリィの言う通りだ。」


シンがリリィに続いた。


「中の成績で表立った才能もなかったお前が、今日のガン・キューブで一躍注目を浴びた。ギルも、ゾーイもな。何がどうなるかわからないもんだ。」



結局、ガン・キューブを板に見事命中させた者は、カレン、シン、ギル、ゾーイ、ゴリラ女とリリィに命名された同チームの志願者、他のチームで二人、合計七人だけだった。

リリィは嫌な記憶を掘り起こされ眉を顰めてシンを見たが、シンはそれを無視した。

カレンの顔は少し明るくなった。
そして、恥ずかしそうに話し出した。


「私ね...あの時、皆を見て、一緒にセルビリアに入って、これからも一緒に頑張りたいって思ったの。今までもそう思ってたけど、本当に強く思ったんだ。」

「そうしたらね、何だか不思議な気分になって、どうすればいいのか全部わかったんだ。意味わかるかなあ?」


「わかるさ!強い心は力をも強くするんだ。どんな理由でも、本人にとっちゃ立派な力の源なんだからな。そうだろシン?」


自信満々なギルの顔に、シンは半ば呆れたような視線を返したが、その表情は緩やかだった。

ギルは満足そうに前を向いた。
そして、唐突に思い出し、ゾーイの方へ勢い良く上半身を向けた。


「そういえば、ゾーイ!」

「わっ、何?」


いきなり耳元で大声を出され、ゾーイは飛び上がった。ギルの顔を見て、ゾーイは何が言いたいのか悟った。
他の三人も同じことを思い出したようで、今や四人全員がゾーイの方を見ていた。


「何?じゃないよ。あのガン・キューブの手慣れた感じ。あれは何だったんだよ?」

「とても初めて扱ったようには見えなかったわ。あなた、ガン・キューブの模型すら触ったことなかったでしょう?」

「私、すごく感激したんだから。ゾーイがあんなに上手だなんて、知らなかったなあ。」

「全員知らなかったよ。ゾーイ、まぐれでしたじゃ済まないぞ。はぐらかさずに説明してもらう。」


ギル、リリィ、カレン、シンの順に、次々と言葉を浴びせられ、ゾーイは固まって四人の顔を順番に見た。

そして、絶対にはぐらかされると思っていた四人の期待を裏切り、ゾーイは随分簡単に話し始めた。


「そんなに問い詰めなくても答えるよ。前に言ったでしょ?僕はとんでもなく治安の悪い所で生まれ育ったんだって。闇の組織が拠点にしてたってね。」


笑うゾーイに、四人は拍子抜けした顔を互いに見合わせた後、ソファに座り直した。


「だからね、そんなところで生き延びて行くには、手段なんて選んでいられないでしょ?大変だったんだよ、転がってる死体やゴミの山から武器になるものを探して、他から身を守る為に必死で使い方を覚えてさ。」

「わかったでしょ?どうして僕がガン・キューブをあんなに使いこなせたか。ガン・キューブやソード・レックだけじゃなく、どんな武器でも難なく扱えると思うよ。」


別に大した事じゃないでしょ?とでも言うように、ゾーイは首を傾げた。もう一度、四人は顔を見合わせた。

ゾーイの過去の話をした時、四人はただ、ゾーイは自分達とは全く違う世界で育ってきたんだ、としか思わなかった。
だが今の話で、ようやくゾーイがどれだけ過酷な状況下で生き延びて来たのかが理解出来た。


誰も何も言わなかったが、やがてギルが口を開きかけた。が、出かかった言葉は飲み込まれてしまったようだ。それに気付いたのはゾーイだけだった。
代わりにシンが口を開いた。



「なるほどな。悪かったな、嫌なこと思い出させたか。」


「ううん、それが当たり前だったから、別に嫌だとか思ったことなかったもの、気にしないで。」


ゾーイは朗らかに手を振った。
そのいつも通りの対応全てが、今の四人には理解し難いものだった。


「まあ、ブロウィのあの顔が見られただけで俺は満足だな。すんごい顔してたぜ、俺、指さして笑いたかったもんな。こんな風にさ...」


「まったくもう、ギル。」


ブロウィの顔真似をしようとするギルを、リリィが制止した。
リリィはそのまま時計を見た。思っていたよりも時間は進んでいた。
あんなにいた他の志願者達も、半分ほどに減っていた。


「もうお開きにして、明日に備えましょう。」

「そうだな。片付けるぞ。」


シン、リリィ、カレンが各々に動き出した。

...が、ギルは動かなかった。曇った表情で、空っぽになったグラスを見つめている。


「ギル、どうしたの?」


ゾーイが話しかけた。
ギルはゆっくりと顔を上げて、ゾーイを見た。そして、言いにくそうに口を開いた。


「さっきの話で、聞きたいんだけどさ。」


三人が声の届かない場所にいる事を確認しながら、ギルは出来るだけ小声で続けた。視線はまたグラスへと落ちた。




「ゾーイは、もしかしてだけど、人を殺したことあるのか?」

「あるよ。」


若干の戸惑いもまるで無く、ゾーイが答えた。
ギルは驚いてゾーイを見た。
ゾーイは笑っていなかった。感情のない紅い目が、ギルを見据えている。金縛りにあったような感覚に襲われた。

構わず、ゾーイは続けた。



「それも、何人もね。でも、ギルだってセルビリアに入ったら、人の命を奪う機会は出てくると思うよ。」

「少なくとも、一人はね。」


静かにそう言った後、ゾーイはゆっくりとソファから立ち上がった。



「二人とも、グラス持ってきてよ。まとめて洗いたいんだから!」


後ろから聞こえたカレンの声に、ギルはハッとして肩を揺らした。先程までの金縛りは解けていた。


「ごめんカレン、今から持っていくよ。」


ゾーイが言った。先程の見たこともない冷たいゾーイが嘘だったかのように、声色も、目も、表情も、全てがいつも通りだ。

ゾーイは今だに動かないギルの顔を覗き込んだ。



「ギル、これ持っていくね?ああ、そんな顔しないで、さっきのは忘れて。それで明日、一緒に頑張ろうよ。ね?」


「あ、ああ...」


ギルは曖昧な声を出した。
ゾーイはにっこりと笑うと、洗い場の方へと小走りで駆けて行った。

ギルはその後ろ姿を見つめた。


あの過去の話を聞いて以来、ゾーイがとても遠いところに行ってしまった様な気がしていた。

だがそれは違った。
行ってしまったのではない。ずっと遠いところにいたのだ。

ギルはその事に、ようやく気付いた。
















ーーーーーーーーーーーーーーーー















ブロウィは通路を歩いていた。

足音がいちいち通路全体に大きく響き渡り、とても耳障りだ。

ここは本部の地下。ここに一般のセルビリアが入る事は殆ど無い。ブロウィは次々と部屋を通り過ぎ、奥へと進んでいった。

第一実験所、第二実験所、第一研究所、そして第二研究所。中から明るい光が漏れている。

ブロウィは第二研究所の扉を開けた。


「ブロウィさん、お待ちしておりました。私、ラルファと申します。」


出入り口付近にいた白衣の女が、ブロウィへ近付いて言った。
ブロウィは軽く頭を下げ、ラルファも頭を下げた。


「もう半分以上検査済みです。見られますか?」


「ああ、お願いする。」


ブロウィが言うと、ラルファは後ろを向いて歩き出した。ブロウィもそれに続く。


まだ自分と同じくらいの年であろう彼女の黒い髪に、疎らに白髪が見えた。彼女はセルビリアの研究者チームの一人だ。

セルビリアの地下は基本全て研究者チームが使っている。ブロウィが研究所に足を踏み入れた回数はまだ片手ほどだ。

ブロウィは歩きながら、周りに目をやった。ラルファと同じく、白衣を着た研究者達が、様々な研究に没頭していた。全員、目はらんらんと光っているが、顔色は悪く、何日も洗っていないような髪をしていた。

居心地が悪く、全てが異様な雰囲気だ。



「こちらに。」


ラルファが奥の部屋へ続く扉を開けて言った。中は薄暗かった。

ブロウィが中へ入ると、ラルファは静かに扉を閉めた。
そして近くにいた他の研究者に何か指示を出すと、一番奥のテーブルへと進んだ。



「これが噂の聖水と呼ばれる水か?」


テーブルに置かれた小さな透明の容器を指して、ブロウィが聞いた。

容器の中には水が入っていた。
まるで意思を持っているように波打ち、キラキラと輝いて見える。

ラルファは頷いて、初めて笑顔を見せた。その笑顔はお世辞にも綺麗とは言えず、不気味に歪んだだけだった。


「ええ、そうです。トルタのね。戦争前までは主に占い等に使われていたようですが、本当に勿体無い。これは素晴らしいです。利用価値がある。」


ラルファはさらに顔を歪ませた。


「まあ、戦争でトルタは潰され、この聖水も僅かにしか採取出来ませんでしたが。セルビナ出身の方には悪いですが、私のような他所からの研究者から言わせれば、戦争前までのセルビナは宝の持ち腐れです。戦争でようやく宝の正しい使い道を見つけられた。悪いことばかりじゃないですね。」




「あー失礼、検査の話でしたね。」


大きく咳払いをし、ラルファは言った。後ろには、ラルファが指示を出した研究者が透明の箱を手に待機していた。

ラルファはそれを受け取り、テーブルに置いた。

箱の中には、志願者達の血液が名前別に小さい容器に入っていた。


「他のテーブルで今も検査をしておりますが、今のところ、色が変わった血液は二つです。」


「二つも?誰のものだ?」


「今、お見せしましょう。」



ラルファは血液の入った小さな容器を一つ持つと、聖水の中に数滴こぼした。

すると、透明だった聖水は血液を落とした場所からゆっくりと色を変え、全体が真っ赤な血色に染まった。


「ディスターの色。それも、濃度の高い色です。」


ラルファが嬉しそうに言った。
そして驚くブロウィに、容器に貼り付けられた名前の部分を見せながら続けた。


「名前はシン、出身はセルビナ、年齢は17。志願者達の中でもトップクラスの実力者だったようですね。きっと素晴らしいガーディアンになるでしょう。」


ブロウィはシンと書かれた容器と、血色に染まった聖水を交互に見た。
その様子を、ラルファは嬉しそうに見つめた。


「では、もう一つは?」


その言葉に、ラルファは待ってましたと言わんばかりに限界まで顔をひん曲げた。

シンの容器を元の場所に置き、次の血液入りの容器を手に持つ。名前の書かれた場所に丁度指が重なって見えなかったが、ブロウィはそれがラルファの故意によるものだと確信した。

ラルファはゆっくりと、赤く染まった聖水の中に、新しい血液を垂らした。


聖水はまた色を変えた。

血液は聖水に触れた瞬間、濁りのない白色に変化した。そして数秒の後、聖水は全て雪のように真っ白になった。

ブロウィは驚嘆してラルファを見た。


「白だと?これは一体何を意味するんだ?」


ブロウィの言葉に、ラルファは残念ながら、と首を横に振ったが、その顔は嬉しさに満ち溢れていた。


「私は一年半ほど前にセルビナにやって来ましたが、何年も前から研究者をやっています。ですが、こんなものは見たことがありません。全くもって不明です。この結果には、研究チーム全員が驚いていますよ。」


「それで、この血液の主は?」


ようやくラルファは指を退けた。
ブロウィはよく見ようと顔を近付けた。

そして、書かれた名前に、さらに目を見開いた。




「名前はギル。出身はセルビナ、年は16。ブロウィさん、あなたは彼のランクを最下にしてらっしゃる。この結果は大変興味深いのではないでしょうか?」


ブロウィは驚きのあまり、何も答えられなかった。
あの不真面目で、ゾーイとつるんで遊んでばかりいるギルが?

何も言わぬブロウィをラルファは楽しげに見つめ続けていたが、後ろから他の研究者達のどよめきが聞こえ、振り返った。


「ラルファさん、お待たせしました、残りの結果が全て出ました。」


「お疲れ様。色が変わった者はいた?」


答えを聞かずとも、顔を見れば結果は明らかだった。
報告しに来た研究者の目は驚きに満ち溢れ、手は震え、息を切らしていた。

研究者は二人を交互に見て、震える声を出した。



「新たに、二人です。」


「何、二人も?」



ラルファとブロウィは顔を見合わせた。
研究者は二つの血液の入った容器をラルファに渡した。ブロウィは名前を見ようとしたが、また上手い具合にラルファの指が重なって見えなかった。


「では、まず一人目。」


ラルファが右手に持った容器を傾けた。血液が、白色に染まった聖水に数滴落ちた。

聖水は、美しい空色へと変化した。


「あら、ヒーリスの色ですね。」


ラルファが嬉しそうに言った。
ブロウィは容器を見た。視線を感じ取り、ラルファは名前を隠していた指を退けた。



「名前はリリィ、出身はセルビナ、年は17。女性志願者の中ではトップレベル。攻撃に関して弱いところがあるようでしたが、彼女の行くべき道がこれでハッキリしましたね。」


「今のところ全てセルビナ出身者か。」


「ええ、そのようで。ですが、最後は違うようですよ。」


ラルファはもう一つの容器を見た。

次にブロウィを見て、意味有り気に顔を歪ませると、空色に染まった聖水に血液を数滴入れた。


一瞬にして、美しい空色は消え去った。

どす黒い色が素早く聖水を取り込んだ。変化したのではなく、取り込んだのだ。

あの時後ろでどよめきが走った意味が理解できた。この状況に、ラルファもブロウィも固まるしかなかった。


「これは一体...」

「わ、わかりません。」


聖水を取り込んでも尚、漆黒はうねり、次の獲物を探しているようだった。

ブロウィはラルファを見た。
ラルファも何も言わず、震える手でブロウィに容器を差し出した。



「名前はゾーイ。」


ラルファが言った。
ブロウィは、名前を聞いても然程驚かない自分に気が付いた。
ラルファは続けた。


「グランス様の養子、出身は不明、年は16。彼の噂は研究チームにも届いていますよ。呆れた問題児だと。」

「あまり意外そうでは無いですね?」


ブロウィの顔を見て、ラルファが言った。さっきまで驚きに目を見開いていたが、今は面白おかしそうに目を細めていた。

ブロウィはうねる漆黒を見ながら、考えるように言った。


「あいつが何か持っている事は、何と無く気付いていた。まあ、この結果が出たにしろ、謎は深まるばかりだがな。」


「そうですね...まあ、この聖水は身体の奥底にある秘めた力を映し出すだけですから。それをそのままにしておくか、表に出せるかは本人次第です。」


明日の最終テスト、私も楽しみです。と、ラルファはテーブルを片付けながら言った。

これで全ての志願者の検査が終わった。

だが、ブロウィにはまだ気になることがあった。ラルファもそれに気付いているらしく、ブロウィに目を向けた。



「カレン、出身はセルビナ、年は16。トルタの生き残った少女。」


ラルファが淡々と言った。
ブロウィは微かに眉を顰めた。


「カレンは何も?」

「ええ、何も。ですが、油断は出来ませんね。」


「ああ。何せ、カレンは予言者の娘だ。」


ラルファの代わりに、ブロウィが言った。

シン、リリィ、カレン、ギル、そしてゾーイ。

この検査で、仲良くつるんでいたあのグループ全員が、特別な力を秘めている可能性が出た。

これは偶然なのだろうか。

ブロウィがいくら考えても、その答えは一向にわからなかった。











next
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

処理中です...