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第二章
No.18 初任務
しおりを挟むまだ空も薄暗い早朝。
冷たい風が吹き荒れる中、セルビリア総本部の周りには多勢の騎士達が待機していた。
そしてその中に、五人の姿はあった。
寒さに唇を震わせながらも、ガーディアンの黒いコートに身を包み、しゃんと背筋を伸ばしている。
今日はレイドール国で五国の首領会議が開かれる。選抜された少数の騎士(ブロウィやニーナの姿があった。)、そしてガーディアンの半数がグランスの護衛に当たり、セルビナ国を発つ。
五人にとって、待ちに待った記念すべき初任務の日だ。
本部から、三つの影が姿を現した。
待機している者達は少々油断していた背筋を慌てて伸ばし、その三人が目の前を通る寸前に深々と頭を下げて行った。
グランス、アラン、クラドだ。
グランスは真っ黒のスーツを、アラン、クラドはガーディアンのコートにフード、フルマスクを。
五人も、周りと同じように(ゾーイはかなり軽めに)頭を下げた。
グランスは五人を見て優しく微笑んだが、頭を下げた状態の五人には見えなかった。
三人が真ん中の馬車に乗り込んだ。
それを合図に、他の全員が一斉に動いた。他の馬車に次々と乗り込む。五人は後ろから二番目の馬車に乗り込んだ。
セルビナの国境を越え、レイドールへ。
五人は出発した。
「五人とも、これを。」
声でそれがシャリーデアだと気付いた。
ガーディアンはフードをかぶりフルマスクをつけているせいで誰が誰だかわからないが、五人と一緒の馬車にはカトレナとシャリーデアが乗っていた。
シャリーデアの声に五人が顔を向けると、シャリーデアは手に持った物を一人一つずつ手渡した。
それは取り付け式のフード。そして人の顔を形取った白いフルマスク。
ガーディアンがつけているのと同じ物だ。
「ああ、すっかり忘れてた。お前達もそれをつけろ。ハイネックの所のボタンにフードをつけられる。」
カトレナが自分の首を指差しながら言った。
五人はフルマスクをつけた。
そしてフードを取り付け、深く被る。
「...誰が誰だかわからないですね。」
「それでいいんですよ。ガーディアンはセルビリアの外では顔出し厳禁なんです。この服を着ている時は、セルビナ国内でもね。」
「ガーディアンの存在はセルビナの国民達には知られていないし、同盟国で私達はセルビリアの雇った組織という認識で通る。そうではないという理解の上でな。」
よく覚えておけ。とカトレナ。
頷きながらモゾモゾとマスクを良い位置に持ってこようとする五人に、シャリーデアが優しく笑った。
「すぐに慣れますよ。お互い顔は見えませんが、誰が誰かは気配で見分けて下さい。個々の気配は全て少しずつ違いますから。」
「は、はい...」
そんな無茶な。と心で呟く。
当たり前の事のように言うが、どう頑張ったって背丈くらいでしかわからない。目の色も見つめ合っていないとわからないし、気配なんて皆一緒だ。
シャリーデアは二年前の戦争以前、一般人だったと聞いた。戦争でいきなりナーチャーであると発覚し、セルビリアに入ったと。
二年間でこんなに変わるものなのか。と、五人は密かに思った。
そうこうしている間に、馬車が止まった。
セルビナとレイドールの国境線には、既にレイドール軍の兵士達が待機していた。
黒いマントに深緑の軍服。レイドールの厳格な兵士達は、馬車から出たグランス達セルビリアに深々と頭を下げた。
その中で一番偉いらしい兵士が、グランスと握手をする。グランスは笑っているが、相手の兵士は少しも表情を崩さない。
その重苦しい空気に、五人は戸惑った。
ここからはレイドール国の領域。
五人は見たことの無い、レイドール軍が用意した異様な乗り物に乗り込んだ。
「この乗り物は何ですか?」
「ん?そうか、お前達は知らないんだな。」
馬車とは違う。黒い機械だ。
それは馬車と比べ物にならない程、速い。揺れない。音がしない。
カレンの質問にカトレナが答えた。
「“車”だ。かなり前にレイドール国が開発した。他の国でも車は一般化している。この国は兵士の戦力よりも技術力が凄まじい。ガン・キューブやソード・レックを今の形に改良したのもレイドールだ。なかなか世話になっている。」
「セルビナとは違い、先進国ですからね。セルビナは古き良き町並みの緑の国ですが、レイドールは真逆です。車は何台かうちにもあるんですよ。でも、空気を汚染するガスを出すそうで、グランス様が一般化を止めたのです。」
「...まあセルビナは小さな国だし、このくらいのスピードなら我々ガーディアンと同じ程度だからな。必要ない。」
「そ、そうですか...」
フルマスクで顔は見えないが、声色からして笑える冗談を言ったわけでは無さそうだ。
きっとテスト時はかなり手を抜いていたんだ。それとは比べ物にならない程の強さを本当は持っているのだろう。五人は改めてガーディアンの頼もしさ、無茶苦茶さを実感した。
その後、護衛についての詳しい説明を聞いた。
会議が開かれる建物の中や外で見張りをするのが、今回の五人の役割らしい。一緒に会議室に入り、グランスにつくのはアランとクラドだけだ。
見張りか、楽勝だな。とギルは思ったが、五人ともバラバラの配置だと聞き、少し不安になった。
そのまま数時間が経過した。
「見ろ。都市部だ。」
カトレナの言葉に、五人は外を見た。
セルビナとは真逆。確かにその通りだ。
セルビナの様な木々の緑は無い。灰色で埋め尽くされている。煙が幾つも空に向かっているせいか、晴れているはずの空まで薄暗く感じた。
建物も煉瓦造りでは無く、全て頑丈そうな、ガン・キューブを数発ぶち込んでも平気そうなものだ。
「この国ほどでは無いですが、どの国も今の時代こんなものです。どちらかと言うとセルビナ国が異様なんですよ。」
シャリーデアの言葉に五人は感心の声をあげた。
だが感心はしても、この息苦しく嫌な臭いの立ち込める景色にあまり憧れはしなかった。
レイドール軍の基地に着いた。
目の前に聳え立つ建物は、セルビリアの総本部の五倍はありそうだ。横にも縦にも大きい。
「ようこそグランス様。こちらへ。」
「久し振りだねラグビズ。少し遅れてしまったかな。」
ラグビズと呼ばれたレイドールの兵士が和かにグランスへ近寄り、握手した。きっとかなり偉い人なんだろう、と五人は認識した。
「いえいえ。ナルダ軍とティナンタート軍が先ほど到着したところです。既に首領は会議室へ、兵士は指定位置にて待機しております。」
五人は周りを見た。
レイドールの深緑の軍服以外に、焦げ茶色の軍服、紺色の軍服を着た兵士がいた。
どうやらティナンタート軍が焦げ茶色、ナルダ国が紺色らしい。どの国の兵士も、レイドール軍の兵士と同じく顔も体格も厳つい。
ギルは途端に帰りたくなった。とっても場違いな気がしたし、それはきっと間違いでは無いはずだ。
「...ファルアロン軍は?」
「少々遅れております。先程、迎えの兵士からレイドール国に入ったと連絡がありました。あと一時間程で着くでしょう。」
二人とも難しい顔をしていた。
そのままラグビズと数人のレイドールの兵士、グランスとアラン、クラドが建物の中に入った。
姿が見えなくなる直前で、グランスの後ろにいるアランがこちらに向かって右手をあげた。
合図だ。カトレナが頷いた。
「ではセルビリア、全員配置につけ。」
「はっ!」
頑張ろう。そう五人は頷き合い、バラバラの方向へ走って行った。
建物の前方にシン。シャリーデア。
裏側にブロウィ。
右側にリリィとニーナ。左側にカレンとカトレナ。
そして建物の中、三階にギルとマドズ。
六階にゾーイ。
その他のセルビリアの騎士、ガーディアンもそれぞれその六ケ所に集まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
配置の場所へ向かう途中、ギルは痛いほどの視線を感じていた。
ガーディアンの存在は、同盟国軍には知られている。どの視線も同じく、こんな餓鬼が?といった疑るものだった。
マドズや他のセルビリアと一緒に階段を駆け足で上り(今回ばかりはマドズもちゃんと階段を使った。)、ギルは三階に着いた。
やっと持ち場へ着いたが、そこにもレイドールの兵士が数人いた。どうやらレイドールの兵士はどの場所にも待機しているらしい。ギルはなるべく存在を消すように、マドズに隠れて立った。
が、マドズは斜め前に立つ男を見るなり、嬉しそうに喋りかけた。
「ん?ラジャーンじゃないか。」
マドズの声は通路に響き渡った。
幾つかの視線が集まる。
心底やめてほしい。とギルは心の中で舌打ちした。
「その声...マドズか?」
ラジャーンと呼ばれたスキンヘッドの厳つい男は、マドズの声に反応した。
目を細めるラジャーンに、マドズは少しだけマスクをずらし、顔を見せた。(あれ、顔出しは厳禁じゃなかったっけ、とギルはシャリーデアの言葉を思い出した。)
ようやくラジャーンは嬉しそうに笑った。
「奇遇だな。同じ場所とは。」
「本当にな。どうだ?最近は。」
そのまま喋り始めてしまった。
が、他のレイドールの兵士は困ったような表情を浮かべるだけで、誰も止めに入らない。ラジャーンという男は結構上の位にいるらしい。
マドズとラジャーンは数分間他愛のない話をしていたが、いきなりラジャーンがギルの存在に興味を持った。
「この餓鬼は?餓鬼だよな?」
「惜しい、糞餓鬼だ。最近ガーディアン所属が決まって今日が初任務だ。」
「あ、はじめまして...」
ビクつきながら軽く頭を下げるギルを、ラジャーンは興味深く見つめた。
「へえ、それにしてもナーチャーがいるとは。ようガキンチョ、こんな無茶な奴が上司で大変だな。俺もナーチャー、ディスター所持者だ。よろしくな。」
「今回はデカかったぞ。ナーチャーが五人現れたんだからな。無茶はお前も人の事言えないだろ。」
そう言ってまた笑い合う。
他の兵士達はもう何も聞こえない事にしたらしい。少しもこちらを見ず、ただ前を向いていた。
ギルもそうしたかったが、その前に気になることが一つあった。
「あの...ラジャーンさんは、マドズさんと知り合いなんですか?」
「ああそうだ。俺がレイドール軍に、こいつがセルビリアに入る前はずっと一緒に働いていた。」
ギルは意味がわからず眉を顰めた。
「最初の方に言っただろ。俺とカトレナは違う国の出身だとな。その国の軍で一緒だったんだよ。ラジャーンと、カトレナとな。」
「お、カトレナ!血も涙もない鬼。あいつも来ているのか。」
「へえ、どこの国出身なんですか?」
そのギルの問いに、二人は一瞬止まった。本当に一瞬だけだったので、ギルはその事に気が付かなかった。
ラジャーンは少し曇った笑みを浮かべながら、その質問に答えた。
「レイドールの北側にあった国だ。ハンバニア国ってんだが...今はもう無い。二年前の戦争で崩壊した国だよ。生き残った国民はセルビナ国が受け入れ、兵士もセルビリアとレイドールにわかれた。」
「セルビナ国程ではないが、小さい国だったんでな。そういう国はあの戦争でやられ放題だった。セルビナ国が生き残ったのは本当に運が良かっただけだ。レイドールを通らないといけないって所も理由の一つだろうが、ナーチャーが覚醒したのと、救世主の存在が大きいな。」
「...救世主?」
ギルはまた眉を顰めた。
ラジャーンが目を丸くした。
「何だお前、知らないのか?」
「ああー、そうか。国民はセルビリアのおかげだと思ってるからな。」
ギルはマドズを見た。
フルマスクをつけていても、薄ら笑いを浮かべている事がわかった。
困惑するギルに、マドズは戯けた声で言った。
「我らがガーディアンの誇る超人無敵の怖~いリーダー、アラン。そして、グランスのお世話係の眼鏡をかけたキキっていう良~い女だよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お前に言っておく事がある。」
いきなり喋りかけられ、カレンはカトレナを見た。
フルマスクで目以外見えていなかろうと、目さえ見えていればカトレナの凄みは消せないらしい。
マスクから覗く鋭い目に、カレンは肩を震わせた。
「お前はただの幻覚のナーチャーだ。」
「えっ...」
カトレナの声は小さく、すぐ隣にいるカレンがようやく聞き取れる程だ。
カトレナは驚くカレンに、更に顔を近付けた。
「お前が予言者の娘であることは、同盟国であろうと秘密だ。情報は何処にも回していない。何のナーチャーか聞かれた場合、幻覚の...ミジュラのナーチャーだと答えろ。」
わかったな。とカトレナは言った。
少しの間カレンは何も言わずにカトレナを見ていたが、やがて小さく頷いた。
カトレナはまた前を向いた。
カレンも、暗い顔をして前を向く。
他の兵士達が時々無線で連絡を取り合いながら、怖い顔をしてウロウロしている。
何を考える事もなく、何を見る事もなく、カレンはその動きをジッと見た。
「...お前、何か夢を見たか?」
またカトレナが口を開いた。
カレンはカトレナを見ないまま、その言葉の意味を考えた。が、よくわからなかったので、カトレナの方を見た。が、カトレナは前を向いていたので、目は合わなかった。
「お前の母は夢の中で、または夢を見るような感覚の中で予言を、未来や過去を見たと言う。」
「もしお前が何か変わった夢を見た時は、別に何でもないと思わず全て報告するんだ。眠るような感覚に陥った場合は、抗わず従え。」
カレンはまた前を向き、黙った。
そういえば、母はよく魘されていたかも。
母の知らない真実をこうやって教えられる事は、何だか不思議な気分だった。
カレンは笑いが込み上げて来た。
期待されているんだ。予言者の素質を持つ者が現れたと思われている。
同じ血を持つだけであって、そんな事、無いのに。
「...それがただの眠気で、そのまま寝ちゃっても怒らないでくれますか?」
「そうだな。私が言った事だ。私が責任を持って優しく叩き起こす。」
カレンは驚いてカトレナを見た。
カトレナが冗談を言った。
マスクで見えないが、カトレナは少し笑っているように感じられた。
カレンは少し気分が軽くなった。
カトレナの無線が鳴った。
カレンのものも同じく。
他のセルビリア達も同じく。
聞こえたのは、前方にいるシャリーデアの声。
『ファルアロン軍が到着しました。』
「了解した。」
カトレナが言った。
この場所からその姿は見えないが、ファルアロン軍を乗せた車が到着し、首領と兵士が建物の中へ。その他の兵士が自分達と同じく指定された持ち場へと向かっているのだろう。
ようやく主役が揃った。
カレンは背筋を限界まで伸ばした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ファルアロン軍の到着は全ての兵士達に伝わった。
今回の主役、問題の国。
同盟を解約すると言い出している国の軍が同じ場所にいる。何が起こるかわからない。
どの場所にいるどの兵士達も、ファルアロン軍の到着に緊張の面持ちを浮かべていた。
この、ゾーイを除いて。
「おい、お前。」
「はい?」
話し掛けて来たのは、少し離れた場所にいるナルダ軍の兵士だった。
完全にぼーっとしていたゾーイは、何とも気の抜けた声を返した。気の抜けた顔は、マスクのおかげで誰にも見えなかった。
「お前、ガーディアンの新米だな?」
「何のナーチャーだ?」
その横にいるもう一人の兵士が言った。
その兵士もナルダ軍の服を着ている。
「ディスターか?ヒーリスか?」
「あ、僕はどっちでもないです。」
その答えに、二人は顔を見合わせた。
レイドール、ナルダ、セルビナに出現するナーチャーは基本的にこの二種類だ。二人は興味を唆られたらしく、ファルアロン軍がもうじきここを通るというにも関わらず、また話を振った。
「へえ、珍しいな。レイドール国、ナルダ国、セルビナ国はディスターとヒーリス。ティナンタート国はウィンダ、ファルアロン国はミジュラと決まっているのに。」
「新種か、どんな能力だ?」
ゾーイは少し考えた。
そして答えを見つけ、口に出した。
「...怨念です。」
笑顔で(マスクで見えないが)答えたゾーイ。
二人は意味がわからず眉を顰めた。
何かまた聞こうと口を開きかけたが、その時また無線が鳴った。
『ファルアロン軍、ヘルシェア首領。六階を通過。』
「了解。」
六階の、ゾーイの持ち場の奥に首領会議が開かれる部屋がある為、必然的にファルアロン軍はここを通過する。
もう誰も話をしなかった。
真っ直ぐ前を向き、唇をしっかり閉じる。
数人の足音が聞こえた。
次第にそれは大きくなる。
案内役のラグビズ。その横に首領のヘルシェア。九人のファルアロンの兵士が後ろを歩く。
多いな。あるティナンタートの兵士はそう感じた。
レイドール、ナルダ、ティナンタート、セルビリアの首領と共に部屋に入った兵士は二、三人程だ。
ゾーイの視界にヘルシェアが入った。
他の者が敬礼をしたので、ゾーイもそうした。
ヘルシェアは立ち止まった。
ゾーイのした敬礼が左手だったからか、背丈の低い子供がガーディアンのコートを着ていたからか、何を理由にかはわからないが、ヘルシェアは立ち止まってゾーイを見た。
目線が交わる。
ヘルシェアの顔は完全な無表情だったが、ゾーイには瞳の奥に恐れが見えた。
「...ヘルシェア様?」
「おいお前。敬礼は右手だ。」
後ろにいる兵士が厳しい声で言った。
ゾーイはのろのろと左手をおろし、代わりに右手を持って行った。
「すみません、間違えました。」
「...糞餓鬼が。」
ヘルシェアは何事も無かったかの様にまた歩き出し、後ろにいる兵士もゾーイに舌打ちをしてヘルシェアに続いた。
そのまま奥の首領会議室に入るヘルシェア、ファルアロン軍の兵士達の姿を、ゾーイは無表情で見送った。
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