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一章:22時10分更新
第6話:終わりと始まり
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その頃、、、
アマトリスはおよそ20メートル先を走っていた。
「俺、中学の時陸上部だったから、足には自信があるぞ!!」
「何秒だったんだよ。」
「12秒3だ!!」
「俺、学校で測ったら12秒5だったぞ。大して変わらないじゃん。」
「常人からしたら小さな差かもしれんけど陸上界では大きな差なんだよ!!」
2人はそう言い争いつつも、本気で走っていた。
2人はほぼ同じ速さ。
しかし
ミクはその速さについて行くことが出来ない。
「わ、私は足が遅いから先行って!?あ、あとで追いかけるから!?」
「分かった。姿だけは見逃さないようにな。」
「う、うん!?」
敬太はそうミクに言うと、速さを上げ、全力でアマトリスを追いかけた。
陽向も負けずと速さを上げる。
2人とアマトリスの差は確実に迫っている。
「あなた達は…。さっきの…!」
アマトリスは自分の後ろに先程の2人がいる、という現状を理解するのに少し時間がかかっていた。
それもそう
アマトリスは『爆走』の異名がつくほど速いのだ。
その、アマトリスに追いつく程の逸材をアマトリスは見た事がなかったのだ。
「追いついたぞ!アマトリス!」
「お前は俺が倒す。」
「それはまだ言わない方がいんじゃないか!?」
「それもそうだな。今のはなかった事で。」
どこまでが本気なのか陽向には理解できない事だ。
それが一番の疑問だったりもする。
「なるわけねぇーだろ!」
一応ツッコミを入れる。
だか、、、
敬太は真顔だ。
本気だったようだ。
「あなた達なにをごちゃごちゃ言ってるのよ。私は止まらないわよ?」
「終わりにしよう。」
「ドラコス!」
敬太は意味のわからない言葉を言う。
しかし
次の瞬間。
「く、く…!うご、かない…!」
アマトリスが止まる。
いや、正確には止められている。
敬太によって、、、。
「お前なにしたんだ!?」
「よくあるだろ。『魔法』ってやつだ」
「この世界に魔法が存在するのか!」
「あぁ、存在する。お前にも後で教えてやる。こいつを片付けてからな。」
「片付けるって言い方悪いな…。まぁ、やるしかないもんな。」
「ロドス!!」
敬太が魔法らしき言葉を唱えた瞬間、アマトリスは苦しがる。
「ぐあああああああ!!」
そして
光の粒となり、空へと消えていった。
「案外すぐ終わるもんなんだな!」
ホッとした顔つきで陽向が話しかけた。
「ああ、難易度★1だからな。」
だか、敬太は至極当然な事、と言わんばかりの顔でこちらを見ている。
「忘れてたよ。」
2人は達成感に満ち溢れ微笑む。
「ふ、2人とも!ぶ、無事!?」
「あぁ、この通り!俺が倒した!」
「ほ、ほんと!?す、凄いじゃん!」
無邪気に喜び、褒める。
しかし
眉間にシワを寄せこちらを見ている男がいた。
「倒したのは俺だ。お前はただ走って来ただけだ。」
敬太だ。
敬太は、自分の手柄を横取りされた事が少し気にくわない様子だった。
「そ、そうだっけ、、、?」
苦笑いでごまかす陽向。
それに対して、ミクは相打ちを打つ。
「陽向じゃ、ないじゃん!も、もぉー!」
平和なひと時だ。
しかし、、、
「ピラランタンタラー♪」
謎のメロデイーと共に、いきなり3人の前に1人、召喚された。
「皆さまクエストお疲れ様でした。では、元の場所に戻ります。3、2、1」
クエストのお姉さんだ。
お姉さんは優しく3人を拠点へとワープさせた。
2人の仲はこのクエストを通し、より深まり、1人の仲間が増えた。
3人の冒険はここから始まる、、、!
アマトリスはおよそ20メートル先を走っていた。
「俺、中学の時陸上部だったから、足には自信があるぞ!!」
「何秒だったんだよ。」
「12秒3だ!!」
「俺、学校で測ったら12秒5だったぞ。大して変わらないじゃん。」
「常人からしたら小さな差かもしれんけど陸上界では大きな差なんだよ!!」
2人はそう言い争いつつも、本気で走っていた。
2人はほぼ同じ速さ。
しかし
ミクはその速さについて行くことが出来ない。
「わ、私は足が遅いから先行って!?あ、あとで追いかけるから!?」
「分かった。姿だけは見逃さないようにな。」
「う、うん!?」
敬太はそうミクに言うと、速さを上げ、全力でアマトリスを追いかけた。
陽向も負けずと速さを上げる。
2人とアマトリスの差は確実に迫っている。
「あなた達は…。さっきの…!」
アマトリスは自分の後ろに先程の2人がいる、という現状を理解するのに少し時間がかかっていた。
それもそう
アマトリスは『爆走』の異名がつくほど速いのだ。
その、アマトリスに追いつく程の逸材をアマトリスは見た事がなかったのだ。
「追いついたぞ!アマトリス!」
「お前は俺が倒す。」
「それはまだ言わない方がいんじゃないか!?」
「それもそうだな。今のはなかった事で。」
どこまでが本気なのか陽向には理解できない事だ。
それが一番の疑問だったりもする。
「なるわけねぇーだろ!」
一応ツッコミを入れる。
だか、、、
敬太は真顔だ。
本気だったようだ。
「あなた達なにをごちゃごちゃ言ってるのよ。私は止まらないわよ?」
「終わりにしよう。」
「ドラコス!」
敬太は意味のわからない言葉を言う。
しかし
次の瞬間。
「く、く…!うご、かない…!」
アマトリスが止まる。
いや、正確には止められている。
敬太によって、、、。
「お前なにしたんだ!?」
「よくあるだろ。『魔法』ってやつだ」
「この世界に魔法が存在するのか!」
「あぁ、存在する。お前にも後で教えてやる。こいつを片付けてからな。」
「片付けるって言い方悪いな…。まぁ、やるしかないもんな。」
「ロドス!!」
敬太が魔法らしき言葉を唱えた瞬間、アマトリスは苦しがる。
「ぐあああああああ!!」
そして
光の粒となり、空へと消えていった。
「案外すぐ終わるもんなんだな!」
ホッとした顔つきで陽向が話しかけた。
「ああ、難易度★1だからな。」
だか、敬太は至極当然な事、と言わんばかりの顔でこちらを見ている。
「忘れてたよ。」
2人は達成感に満ち溢れ微笑む。
「ふ、2人とも!ぶ、無事!?」
「あぁ、この通り!俺が倒した!」
「ほ、ほんと!?す、凄いじゃん!」
無邪気に喜び、褒める。
しかし
眉間にシワを寄せこちらを見ている男がいた。
「倒したのは俺だ。お前はただ走って来ただけだ。」
敬太だ。
敬太は、自分の手柄を横取りされた事が少し気にくわない様子だった。
「そ、そうだっけ、、、?」
苦笑いでごまかす陽向。
それに対して、ミクは相打ちを打つ。
「陽向じゃ、ないじゃん!も、もぉー!」
平和なひと時だ。
しかし、、、
「ピラランタンタラー♪」
謎のメロデイーと共に、いきなり3人の前に1人、召喚された。
「皆さまクエストお疲れ様でした。では、元の場所に戻ります。3、2、1」
クエストのお姉さんだ。
お姉さんは優しく3人を拠点へとワープさせた。
2人の仲はこのクエストを通し、より深まり、1人の仲間が増えた。
3人の冒険はここから始まる、、、!
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