日常を返品してもらえませんか?

夏目きょん

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一章:22時10分更新

第19話:希望はギャンブル

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あたり一面を見渡しても、ミクの姿はなかった。

しかし

誰も諦める者は誰1人いなかった。

「ミク!ミクー!!どこにいるんだ!」

皆がミクを探している間、1人下を向いている者がいた。
陽向だ。
陽向は自分が「洞窟の外で待ってろ。」と言ったばかりにミクが連れ去られたと、1人で責任を背負っていた。

「陽向、お前もしかして1人で責任背負ってないか?」

「俺が。俺が待ってろなんて言わなければミクは無事だった。誘拐なんてせれなかった、、、。」

「それは俺も一緒だ。お前が1人で責任背負ったって現状は何も変わらない。ただ、お前が傷つくだけだ。自分で自分を傷つけるのは止めろ。俺らは仲間だ。こう言う辛い時こそ、協力しなければならない。だから、俺を頼れよ、頼ってくれよ、、、!陽向。」

「敬太、、、。」

敬太が本気で陽向とぶつかった瞬間だった。
陽向は敬太から自分がしていた事が意味のない事、マイナスな事という事を知り、
前へと進む決意をするのであった。

そこに
おじさんがやって来た。

「この血痕は誰のかわかるかのぉ?」

おじさんが指を指していた血痕は最初洞窟に入る時には無かったはずの血痕だった。

「恐らく、ミク。それかミクが抵抗した際に敵が怪我し、血を垂らした者のだろう。それがどうしたんだおじさん。」

「ぬしらは知らぬか、光魔法ライトマジックの真骨頂を、、、!」

「どーゆー事だ。詳しく教えろ。」

光魔法ライトマジックを極めし者は、追跡する魔法マジックを習得する事が出来る」

「そ、それでもしかして、ミクを追跡できるのか!?おじさん!」

「うぬ。可能じゃ、じゃが、2分の1の確率で失敗する。つまり成功確率は50%じゃ。それでもやるか?」

こんなギャンブルの様な方法、失敗すると何が起こるか分からない。そんな方法普通なら選ばない。
だが
今の2人には選択肢は一つ。

「あぁ。」「当たり前だ!」

「ふ、そう言うと思ってたぜ。」

「では、追跡開始する!!」
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