元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~

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王都シュキレト ~セフィラとガルーの旅立ち~

第4話 美味しいパンを求めて!

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 王都を飛び出し、障害物のない平野に来ると、ガルーはぐんぐんと走るスピードを上げていった。

「ハハハッ! どうだ、セフィラ! 我の脚力はまったく衰えていないだろう? 戦争が終わりノーレイ大樹海の守護を命じられた後も、我は森の中を駆け回って自らの肉体を鍛えておったのだ!」

「ガルーはすごいですね……! 私はこんなスピード久しぶりだから、ガルーに捕まっているのがやっとで、おしゃべりするのも大変です……! というか、昔より速くなってませんか!?」

「ふむ、そうかもしれんな! フハハハハハハッ!」

 機嫌を良くしたガルーはさらにスピードを上げる。
 背中に乗っているセフィラが感じる風圧は相当なものになっていた。

(こ、このままじゃ吹っ飛ばされちゃうかも……! 何か真面目な話をして、ガルーに走ることより考えることを優先させないと……!)

 セフィラは会話の話題を探し、風の音に負けじと大声でガルーに語りかける。

「あ、あの……! 助けてもらうためにガルーを呼んだ私が言うのもなんですが、勝手にノーレイ大樹海の守護をやめてしまって問題はないんでしょうか……!?」

「おお、そのことか! 無論、問題はない! かつては兵器モンスターであふれていた森だったが、我が時間をかけてそいつらを狩り、その根源たる魔造結晶マゾクリスタルもすべて破壊した。もはや危険度は通常のモンスターが棲息しているそこらの森林と変わらんだろう」

「おおっ、流石はガルーですね! 会えなかった一年間でそれほどのことを!」

 感心すると同時にセフィラは自分の一年を振り返る。

(私はこの一年何をしていただろう……?)

 頭に浮かんでくるのは、体が弱っていっても笑顔を絶やさなかった勇者グラストロの顔。
 その笑顔もどんどんやせ細っていき、最後には……。

「……ごめんなさい、ガルー。勇者様のお葬式に呼ぶことが出来なくって……最期のお別れが出来なくって……。本当に突然のことで、ノーレイ大樹海まで連絡が間に合わなかったんです……。召喚魔法で呼ぼうとも思ったんですけど、その時は上手くいかなくって……」

「召喚魔法は我にも使えない高度な魔法だ。精神が不安定な状態で発動出来ないのは当然のこと。気にするな、セフィラ。グラストロとは戦場で十分に語り合った。それにあいつは案外カッコつけだからな! 死ぬ間際の自分の姿など、我に見せたくなかったかもしれん! ハハハハハッ!」

 ガルーの気遣い、その優しい言葉がセフィラに伝わる。
 それはセフィラにとって大きな救いとなった。

「ありがとう、ガルー。これからはずっと一緒にいましょうね」

 セフィラがガルーの大きな背中をギュッと抱きしめると、ガルーの足取りがスキップのように跳ね始める。

「うむ! 我もその……セフィラと一緒にいられると嬉しい……ぞ! 一年間も会えなかったのだからな……! フッ、フフフフフ……ッ! グラストロのためにも、共に戦った戦士たちのためにも、これからは我がセフィラを守っていく!」

「頼りにしてます! でも、守られるばかりじゃ神獣の契約者の名がすたる! 一緒に戦ったみんなみたいに、私も筋肉をムキムキに鍛えて見たいです!」

「……う~む、そうだな。ムキムキのセフィラか……。我、ちょっと反対かもしれんな」

「え、そうですか?」

「そう……。セフィラは今のままでいいと思うぞ」

 なぜガルーの反応が悪いのか、セフィラにはいまいちわからなかった。

 その後も一年で積もった話をしながら走ること数時間――。
 夕暮れのオレンジが大地を照らし始める頃、フラウ村の周囲に広がる小麦畑に到着した。

「これが王国最大の小麦畑……!」

 目の前に広がる景色のほとんどが黄金色こがねいろの小麦で埋め尽くされている。
 セフィラたちは感動を覚えると同時に、妙な違和感も覚えた。

 すでに収穫してもよさそうなくらい実っている小麦が、収穫もされずに放置されている……。
 中には虫や動物に食われたり、枯れてしまっている小麦まで見かける。

「何だか手入れが行き届いてないように見えませんか?」

「我も同意見だ。収穫を前にして何か大きな問題が起こったとしか思えん。戦時中も国民の胃袋を支え続けた小麦畑が、放置されるほどの問題がな……」

「これは村に急いだ方がよさそうですね!」

 セフィラたちは小麦畑に挟まれた道を駆け抜けてフラウ村へ急ぐ。
 まずは村の住人に話を聞かなければならない。

「……セフィラ。こんな時にあれだが、我は森の守護をしている間に、ある特技を身につけたのだ。村に入いる前にぜひ見てほしい」

「はい? こんな時に新しい特技を……?」

「ああ、こんな時だからこそセフィラには知ってほしいのだ」

 そのガルーの真剣な表情に、セフィラは「きっとすごい特技だ!」と期待を膨らませる。

「わかりました! ぜひ見せてください、ガルーの新しい特技を!」

「フフフ……! この時を待っていた!」

 足を止めたガルーの背中から降り、セフィラはガルーと正面で向き合う。

「覚悟して見るのだぞ、セフィラ。あまりに驚愕きょうがくし、腰を抜かして尻を打ちつけぬようにな!」

「は、はい……!」

 期待を煽るガルーに、セフィラのワクワクは止まらない……!

刮目かつもくせよ、神獣ガルーの新たなる姿を!」

 その瞬間、ガルーの体が一瞬ピカッと光った。
 セフィラは思わず目を閉じ、次に目を開けた瞬間――目の前に黒い柴犬がちょこんとお座りしていた!

「も、もしかして……あなたがガルー!?」

「その通りだ! この愛らしい黒い犬こそ、我が手に入れた新たな姿なのだ! もちろん、元の姿にはいつでも戻れるから心配無用!」

 元のガルーの毛は黒一色だったが、黒柴のガルーは白い毛や薄い黄色の毛も混じっている。
 特に目の上にある黄色い毛は、まんまる眉毛みたいでとても特徴的だ。

 体のサイズも中型犬そのもので、頭までの高さがちょうどセフィラの腰くらいになる。
 顔立ちやしっぽをぶんぶん振り回す癖にガルーの面影があるが、普通の人は絶対に今の姿を見てガルーだと判断出来ないだろう。

(それくらい大きく姿を変えるすごい特技なのはわかりましたけど……。一体、何のためにこの特技を覚えたんんでしょうか?)

 セフィラは意外と現実的で冷静な考え方をする。
 この特技の意義がどうしても気になって、ガルーに直接聞いてみた。

「ガルーはどうしてこの特技を覚えたんですか? 確かにすっごくかわいい姿だと思いますけど……体が小さくなった分、戦う力は弱くなってしまうのでは?」

「フッフッフッ! それが何故だか当ててみるのだ!」

 ガルーはそう言い、小さくなった体でセフィラにじゃれつく。
 この大きさならすりすりされてもセフィラが押し倒される心配がない。
 簡単に全身をくまなく撫でることができるし、軽いから抱っこして持ち上げることも可能だ。

「ハッ……わかりました! 私がガルーをなでなでしたり、遊んだりしやすいように小さな体になる特技を覚えたんですね!」

「その通り……って違う! 確かにこの体ならセフィラと触れ合いやすいし、それもとっても大事なことではあるが……違うのだ! 断じて違うっ! 前々から普通の犬のようにセフィラと遊びたかったのは事実だが……」

「では、この特技を覚えた本当の理由は何ですか? 私、知りたいです!」

 ぶつぶつ言うガルーの話をさえぎるようにセフィラが質問すると、ガルーはホッとした表情で語り始めた。

「本来の我の恵まれた肉体は確かに強く、気高く、美しいが……時にその大きさがあだとなる場面もあった。狭所きょうしょでは戦いにくく、身を隠す場所には困り、何より我をよく知らぬ人々から恐れられた。それもそのはず、元の姿は神獣というより真っ黒な化け犬にしか見えんからな」

「話をすればガルーがいい子だって誰にでもわかると思うのですが、そもそも人の言葉を話せること自体ビックリされますからね……」

「ゆえにこの姿が必要なのだ。見よ! この愛らしいフォルム!」

 ガルーはその場にぺたんとお座りする。
 そして、丸い瞳でセフィラを見つめながら、舌を出してニコッと笑顔を見せつける。

「か、かわいいいいいいいいいいいいっ!! よーしよしよしっ!」

 ガバッとガルーに抱き着き、頭を全力でなでなでするセフィラ。

「普段のガルーはカッコかわいいけど、今のガルーはひたすらかわいいです!」

「フハハー! これならばどこへ行っても恐れられることはない! あまりにも愛らし過ぎて騒がれることはあってもな!」

「ガルーはこれから向かうフラウ村の人たちのことを想って、先にこの姿を見せたかったんですね!」

「うむ、その通りだ! 何か問題を抱えているかもしれぬ村人たちを驚かせては悪いからな。まずはこの姿で様子を見て、状況に応じて元の姿を見せることにする」

「流石ガルーは優しい神獣です……! 私、感動しました! わしゃわしゃわしゃ~!」

 セフィラは仰向けに寝転んだガルーのお腹をわしわし撫でる。
 体をバタバタさせて喜ぶガルーの姿は、まるで本物の犬のようだった。

(犬の演技も完璧なんて、やっぱりガルーはすごいです!)

 そんなことを思いながらしばらく遊んだ後、セフィラはハッと我に返る。

「あっ! そろそろフラウ村に急ぎましょう」

「もう少し撫でて……いや、そうだなっ!」

 セフィラはトランクを自分の手で持ち、黒柴になったガルーと並んで歩く。
 フラウ村はもうすぐそこだ。
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