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第1部
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次の週末、いよいよ今日はイーサン様と約束した日、私はイーサン様への恋心を自覚したので、告白しようと決意していた。
今日は海の近くの公園まで遠乗りし、そこでピクニックの予定だ。
「イクラ、今日は見守っていてね」
と愛馬を撫でていると、白シャツに茶のベスト、茶の革のパンツに黒ブーツという装いのイーサン様が鹿毛の愛馬に乗って我が家に向かってきている。
颯爽としてやっぱり素敵だ。
「もう外にいたとは。すまない、待たせてしまったか?」
「い、いえ。少し早く出てしまって」
好意を意識するとなんだかうまく話せない。
「そうなのか?では、出発しようか」
「はい」
私は、ランチとお手製マカロンを入れたバッグもイクラに
「よろしく、ごめんね」
と言いながらくくりつけて出発した。
ランチはイーサン様も自分で用意する、と毎回言うのだが、メリーの作るサンドイッチは美味しいので、2人分お願いして私がいつも持参している。
イーサン様には飲み物をお願いしている。
公園は休憩を挟み片道2時間ほど、ゆっくりと寛げる芝生の広場と、海までの散歩道があり、波止場から遊覧船に乗る事もできる。
まずは到着してから敷物をひいて座り、水の魔鉱石を使った保冷水筒から水を飲む。
乗馬後の汗が心地よい。
それからランチボックス、中身はきゅうりや、チキンのカレー風味、ツナのマヨネーズあえのサンドイッチなど、を開いていく。
「美味しそうだ」
とイーサン様が微笑みながら、
「紅茶とコーヒー、どちらがいい?」
と保温ポットとマグカップを持ってきた。
「では、紅茶をお願いします」
「…はい、どうぞ」
慣れない手つきで紅茶を注ぎ私に渡してくれる。ふふ、可愛い。
私達はお互い過ごしたバカンスの話をしながら、ランチタイムを過ごす。
イーサン様はうちの別荘が素晴らしいと褒めてくれ、少し走らせると小高いちょっとした山があり、オリバー兄様と登山をして山頂でキャンプした話、私は秋の国で泊まったホテルの話などをしていた。
そしてそのタイミングで、
「イーサン様、その…お誕生日、おめでとうございます。
こちら、気に入っていただけるか不安ですが、プレゼントです!」
プレゼントの包みを渡すとイーサン様はびっくりした顔で、
「俺に?…驚いた…。
ありがとう、アイシャ。開けてみても?」
「もちろんです」
イーサン様が包みを開けてシルバーのネックレスを見ると、
「…素敵だな。…俺に似合うだろうか」
と苦笑する。
「似合うと思って買いました!
良かったら、つけてみて下さい」
付け方がわからずワタワタとするイーサン様の後ろに周り、イーサン様、首が逞しい…と思いながらネックレスを止める。
正面に回ると、やっぱり!
凄く似合ってる。
「やっぱり、素敵です、イーサン様」
「!…ありがとう、大事にする」
イーサン様は真っ赤になって、少し微笑んだ。
ランチの後、腹ごなしに少し散歩しようとレンガ道をぶらぶらと歩く。
レンガ道は海まで続いており、潮の匂いのする海風が気持ちいい。
間もなく砂浜と海が見えてきた。
「わぁ…きらきらと凪いで、綺麗ですねぇ、イーサン様」
後ろを歩いていたイーサン様を振り返ると、イーサン様はじっと私を見つめている。
「アイシャの方が綺麗だ」
「えっ?」
「アイシャ、俺は…、その…、貴女の事が好きだ」
「っ!」
「…やっと、言えた。
ずっと言いたくて、勇気が出なくて」
はにかんで笑うイーサン様に、私は
「わ、私も好きです!イーサン様…」
と告白する。
声が震えてしまう。
イーサン様は真っ赤になり、
「…本当に?アイシャ…」
と私の頬をそっと触れる。
「…はい」
イーサン様の手に擦り寄るようにすると、イーサン様の手はそのまま私の顎にゆっくり下がって、私の顔を少し上げる。
それからイーサン様の顔が近づいてきて、彼の暖かい唇と私の唇が触れ合う。
これはキス…!チュッチュッと啄むようなキスが、段々と強く押しつけるようになってきて、半開きの唇に熱いヌルっとしたものが入ってきた。
これって舌?
どうしよう、どうしていいか分からない…!
私はパニックになりながら、おずおずと舌をイーサン様のにちょんとくっつける。
するとイーサン様が激しく舌をからめ、角度を変えますますキスが深くなってくる。
私は初めてのキスがこんなに激しくて戸惑い、絡める水音も恥ずかしくてもうどうしていいか分からない。
「んんっ…イ、イーサン様っ…」
何とか口を離すと、
「…どうか、イーサンと…」
と再び強く抱きしめられ口づけられる。
「ふっ…んっ…イ、イーサンっ…」
イーサンは唇を離し今度は髪を寄せて私の首筋に口つける。
「あっ…」
「ずっと…貴女に、触れたかった。
もう、離さない」
そうやって暫く抱き合ってから、ここは砂浜だという事にはっとお互い気付き、周りに人がいなかったのでホッとするのだった。
今日は海の近くの公園まで遠乗りし、そこでピクニックの予定だ。
「イクラ、今日は見守っていてね」
と愛馬を撫でていると、白シャツに茶のベスト、茶の革のパンツに黒ブーツという装いのイーサン様が鹿毛の愛馬に乗って我が家に向かってきている。
颯爽としてやっぱり素敵だ。
「もう外にいたとは。すまない、待たせてしまったか?」
「い、いえ。少し早く出てしまって」
好意を意識するとなんだかうまく話せない。
「そうなのか?では、出発しようか」
「はい」
私は、ランチとお手製マカロンを入れたバッグもイクラに
「よろしく、ごめんね」
と言いながらくくりつけて出発した。
ランチはイーサン様も自分で用意する、と毎回言うのだが、メリーの作るサンドイッチは美味しいので、2人分お願いして私がいつも持参している。
イーサン様には飲み物をお願いしている。
公園は休憩を挟み片道2時間ほど、ゆっくりと寛げる芝生の広場と、海までの散歩道があり、波止場から遊覧船に乗る事もできる。
まずは到着してから敷物をひいて座り、水の魔鉱石を使った保冷水筒から水を飲む。
乗馬後の汗が心地よい。
それからランチボックス、中身はきゅうりや、チキンのカレー風味、ツナのマヨネーズあえのサンドイッチなど、を開いていく。
「美味しそうだ」
とイーサン様が微笑みながら、
「紅茶とコーヒー、どちらがいい?」
と保温ポットとマグカップを持ってきた。
「では、紅茶をお願いします」
「…はい、どうぞ」
慣れない手つきで紅茶を注ぎ私に渡してくれる。ふふ、可愛い。
私達はお互い過ごしたバカンスの話をしながら、ランチタイムを過ごす。
イーサン様はうちの別荘が素晴らしいと褒めてくれ、少し走らせると小高いちょっとした山があり、オリバー兄様と登山をして山頂でキャンプした話、私は秋の国で泊まったホテルの話などをしていた。
そしてそのタイミングで、
「イーサン様、その…お誕生日、おめでとうございます。
こちら、気に入っていただけるか不安ですが、プレゼントです!」
プレゼントの包みを渡すとイーサン様はびっくりした顔で、
「俺に?…驚いた…。
ありがとう、アイシャ。開けてみても?」
「もちろんです」
イーサン様が包みを開けてシルバーのネックレスを見ると、
「…素敵だな。…俺に似合うだろうか」
と苦笑する。
「似合うと思って買いました!
良かったら、つけてみて下さい」
付け方がわからずワタワタとするイーサン様の後ろに周り、イーサン様、首が逞しい…と思いながらネックレスを止める。
正面に回ると、やっぱり!
凄く似合ってる。
「やっぱり、素敵です、イーサン様」
「!…ありがとう、大事にする」
イーサン様は真っ赤になって、少し微笑んだ。
ランチの後、腹ごなしに少し散歩しようとレンガ道をぶらぶらと歩く。
レンガ道は海まで続いており、潮の匂いのする海風が気持ちいい。
間もなく砂浜と海が見えてきた。
「わぁ…きらきらと凪いで、綺麗ですねぇ、イーサン様」
後ろを歩いていたイーサン様を振り返ると、イーサン様はじっと私を見つめている。
「アイシャの方が綺麗だ」
「えっ?」
「アイシャ、俺は…、その…、貴女の事が好きだ」
「っ!」
「…やっと、言えた。
ずっと言いたくて、勇気が出なくて」
はにかんで笑うイーサン様に、私は
「わ、私も好きです!イーサン様…」
と告白する。
声が震えてしまう。
イーサン様は真っ赤になり、
「…本当に?アイシャ…」
と私の頬をそっと触れる。
「…はい」
イーサン様の手に擦り寄るようにすると、イーサン様の手はそのまま私の顎にゆっくり下がって、私の顔を少し上げる。
それからイーサン様の顔が近づいてきて、彼の暖かい唇と私の唇が触れ合う。
これはキス…!チュッチュッと啄むようなキスが、段々と強く押しつけるようになってきて、半開きの唇に熱いヌルっとしたものが入ってきた。
これって舌?
どうしよう、どうしていいか分からない…!
私はパニックになりながら、おずおずと舌をイーサン様のにちょんとくっつける。
するとイーサン様が激しく舌をからめ、角度を変えますますキスが深くなってくる。
私は初めてのキスがこんなに激しくて戸惑い、絡める水音も恥ずかしくてもうどうしていいか分からない。
「んんっ…イ、イーサン様っ…」
何とか口を離すと、
「…どうか、イーサンと…」
と再び強く抱きしめられ口づけられる。
「ふっ…んっ…イ、イーサンっ…」
イーサンは唇を離し今度は髪を寄せて私の首筋に口つける。
「あっ…」
「ずっと…貴女に、触れたかった。
もう、離さない」
そうやって暫く抱き合ってから、ここは砂浜だという事にはっとお互い気付き、周りに人がいなかったのでホッとするのだった。
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