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出産の記憶 6
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産後の肥立ち、という言葉はもう古いのでしょうか。昔と違って食材も栄養も豊富。だから、気にせずに栄養のバランスだけ考えて好きなものを食べればいいのでしょうが、母乳だけでやっているだけあって、一応それなりに気を遣います。
どこかで、誰からか「納豆がお乳にいい」と聞いたので、産後は毎食のように納豆を食べてました。今にして思えば、よく飽きずに食べてたものだと思いますわ。
その甲斐あってか体質なのか、母乳はビュービュー出ました。ハチが乳を飲んでいる間、もう片方からも勝手に出る。お風呂で温まれば出てミルク風呂にする。母乳パッドは1日に何回か替える始末。
そんな状態だと、お乳も大きくなるし血管も浮いてきて、まるでマスクメロンです。
旦那には、「メロン牛」というあだ名までもらいました一生忘れねえ。
納豆ばかり食べて、そんな母乳を飲み続けたからでしょうか、ハチはいまだに納豆大好きです。ご飯には必ずと言っていいほど納豆をかける。お前は十数年前の私か。
お乳の話はこれくらいにして、2年後になります。
下の子の妊娠が発覚しました。
本当は2歳差が望ましかったのですが、なかなかタイミングが合わず、3歳差になりました。
これは将来、中学高校の入学が同時、というめっちゃお金が飛んでいくパターンではないか。
でもしょうがないよね、何とかなるなる、頑張って稼いでくれ、旦那。
下の子も男の子です。超音波でお腹の中を見ながら、先生が「性別聞く? どうする……ってこれ完璧に男の子だね」と。
画面を見ると、見事にM字開脚でお股おっ広げな次男の姿がそこに。
ハチの時も超音波検査の最初でわかるほどにタマタマを見せてくれましたが、揃って自己主張が激しいなあと。私に似たな。
次男は予定日が7月6日。また暑い中での出産です。予定日から、「ナムコ」とつけました。私も旦那もゲーム大好きだからちょうどいいや。
そのナムコ、ハチより大きくお腹で伸び伸び育ちます。
妊娠6ヶ月ちょっとくらいから頻繁にあったやりとり
「あら大きなお腹。もうすぐ産まれるの?」
「まだ6ヶ月なんです」
「あらあら。もしかしたら双子?」
「ひとりです……」
もう、何度このやりとりしたか。特に年配の女性に多かったなぁ。バスや電車、保育園の送り迎えの時……。
妊婦って声かけられやすいのかな。
散々、臨月疑惑、双子疑惑をかけられながらも、ナムコもすくすくと育っていきました。
そんな中、ハチにちょっとした疑惑が。
耳の下のリンパのあたりが、ちょっと気になるくらい大きいかな? どうかな? と、かかりつけの耳鼻科の先生。
ただの脂肪の塊の可能性が高いけど、場所が場所だから悪性リンパ腫の可能性もあるので、念のため血液検査とかしたほうがいいかも、と、大きい病院への紹介状を書いてくださいました。
その病院は、血液のがんや小児がんの専門科があるところ。嫌な予感ばかり膨らみます。
いろんな検査の結果、異常はなくて一安心でしたが、この悪性リンパ腫疑惑はひとつの大きな決断をさせてくれました。
ナムコの臍帯血を採っておこう、と。
臍帯血は、臍の緒に含まれている血液で、幹細胞が豊富な血液です。幹細胞はいろんな病気の治療に使えます。特に、悪性リンパ腫のような血液の病気には特に有効とされているようです。
ハチの時は、費用が高いから見送ったのですが、今回のことを思ったらやっぱり採っておこう、と旦那と話し合って決めました。
というわけで頑張って稼いでくれ、旦那。
どこかで、誰からか「納豆がお乳にいい」と聞いたので、産後は毎食のように納豆を食べてました。今にして思えば、よく飽きずに食べてたものだと思いますわ。
その甲斐あってか体質なのか、母乳はビュービュー出ました。ハチが乳を飲んでいる間、もう片方からも勝手に出る。お風呂で温まれば出てミルク風呂にする。母乳パッドは1日に何回か替える始末。
そんな状態だと、お乳も大きくなるし血管も浮いてきて、まるでマスクメロンです。
旦那には、「メロン牛」というあだ名までもらいました一生忘れねえ。
納豆ばかり食べて、そんな母乳を飲み続けたからでしょうか、ハチはいまだに納豆大好きです。ご飯には必ずと言っていいほど納豆をかける。お前は十数年前の私か。
お乳の話はこれくらいにして、2年後になります。
下の子の妊娠が発覚しました。
本当は2歳差が望ましかったのですが、なかなかタイミングが合わず、3歳差になりました。
これは将来、中学高校の入学が同時、というめっちゃお金が飛んでいくパターンではないか。
でもしょうがないよね、何とかなるなる、頑張って稼いでくれ、旦那。
下の子も男の子です。超音波でお腹の中を見ながら、先生が「性別聞く? どうする……ってこれ完璧に男の子だね」と。
画面を見ると、見事にM字開脚でお股おっ広げな次男の姿がそこに。
ハチの時も超音波検査の最初でわかるほどにタマタマを見せてくれましたが、揃って自己主張が激しいなあと。私に似たな。
次男は予定日が7月6日。また暑い中での出産です。予定日から、「ナムコ」とつけました。私も旦那もゲーム大好きだからちょうどいいや。
そのナムコ、ハチより大きくお腹で伸び伸び育ちます。
妊娠6ヶ月ちょっとくらいから頻繁にあったやりとり
「あら大きなお腹。もうすぐ産まれるの?」
「まだ6ヶ月なんです」
「あらあら。もしかしたら双子?」
「ひとりです……」
もう、何度このやりとりしたか。特に年配の女性に多かったなぁ。バスや電車、保育園の送り迎えの時……。
妊婦って声かけられやすいのかな。
散々、臨月疑惑、双子疑惑をかけられながらも、ナムコもすくすくと育っていきました。
そんな中、ハチにちょっとした疑惑が。
耳の下のリンパのあたりが、ちょっと気になるくらい大きいかな? どうかな? と、かかりつけの耳鼻科の先生。
ただの脂肪の塊の可能性が高いけど、場所が場所だから悪性リンパ腫の可能性もあるので、念のため血液検査とかしたほうがいいかも、と、大きい病院への紹介状を書いてくださいました。
その病院は、血液のがんや小児がんの専門科があるところ。嫌な予感ばかり膨らみます。
いろんな検査の結果、異常はなくて一安心でしたが、この悪性リンパ腫疑惑はひとつの大きな決断をさせてくれました。
ナムコの臍帯血を採っておこう、と。
臍帯血は、臍の緒に含まれている血液で、幹細胞が豊富な血液です。幹細胞はいろんな病気の治療に使えます。特に、悪性リンパ腫のような血液の病気には特に有効とされているようです。
ハチの時は、費用が高いから見送ったのですが、今回のことを思ったらやっぱり採っておこう、と旦那と話し合って決めました。
というわけで頑張って稼いでくれ、旦那。
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