僕のお母さんは△▽女優

kyonkyon

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第2章 僕のクラスメイトは托卵女子

3話

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※この作品は「小説家になろう」「note」にも掲載中です

ここは俺にとって道の世界。
秋葉原という所である。
アニメでは定番ではあるし、オタクの街とも言われた世界であった。恐らくサブカルにあふれ、グッズが至る所にあり、パソコンを使うものにとってもオールブルーのように全て揃った聖地である。

改札を出ると、アニメの広告が至る所にあり今でもアニメと根付いている土地だと思う。そして、電化製品も溢れるほどある。そう、この土地は過去に治安も良くない地域だったが先人によってここまて発展された土地になったのだ。

それから、萌グッズなども経て日本有数のオタク街へと変貌を遂げていてメイド喫茶も溢れている。

道を歩くと様々なコスプレをしている子も溢れていて一層賑やかにさせていた。

「メイドカフェ&バーいかがですか~!」
「飲み放題ですー!」

このようにある通りだと、そういったキャッチの女の子が…ずらりと並んでいた。

なんだっけ…これ、ポケモンとかで見た事あるんだけどこいつらNPCなんか?とおもうくらいズラっと並んでいた。

「なあ、凄いな飯田…なんというか数がよ。」
「いいか直輝、あいつらとは決して目を合わせるなよ。」
「え、なんで?お前もこの街はじめてだろ?」
「いいから!」

飯田はいつもより表情がすこし敵意むき出しの表情だった。
え、急にどうしたのよ?めちゃくちゃ怖いんやけど?

すると、すかさず女の子が話しかけてきた。

「あのー!私たちメイド喫茶やってるんだけどお兄さんいかがですか?」

女の子は少しギャルな雰囲気をしていて、髪色は栗色をしており少しスカートの丈も短いメイド服を着ていた。
「今なら飲み放題2000円ですよー!」
「2000円ならそこそこ安いんじゃないか?どうする?」
「ああ、別にいいっすわ。」

飯田はこんなに冷たい時あるんだと思うくらい冷淡に突き放していた。
え、酷くない?そんなに冷たくしていいもんなの?

「女の子ドリンクだいたい8000円って所かな?あとは他にも隠れたオプションとかあって3万くらいはかかりそうだな~。」
「ぐっ。」

女の子が嫌な表情を浮かべると後ろのチンピラみたいな男とアイコンタクトを取ったあと2歩下がり…。

「お兄さん!メイドカフェ&バーいかがー!」

別の男に何事も無かったように話しかけてたのだ。
え、何この反応…飯田も怖いし女の子も怖いんだけど。

「飯田…今のは…?助けてくれたんだろ?」
「良いってことよ!この辺の街は最近ぼったくりも増えてきてるんだよ、あの店もぼったくりと有名な店だったもんで少し怖い顔しちまったかな。ああいうのは後ろにキャッチの管理をするチンピラ風な男がいるんだぜ。」

え、そうなの?オタクの街はもうどこ行ったの?

「もう…俺たちの秋葉原は存在しないのか?」
「今のオタクたちはぼったくりたちのカモにされる事も多くなったから無理にここでグッズを集めず…配送がメイン市場だぜ、相棒。」
「うそだァァァァ!」

現実は時として残酷である、もしかしてここに並んでる子達ってみんなぼったくりなのかな…恐ろしや恐ろしや。

「しかしな、直輝よ。ぼったくりな店ほど客が来ねえからキャッチをするもんなんだ。それも給料もいいし、成果報酬だからこそ女の子は人を人として見ないでああいうのが蔓延るんだぜ。」
「お前…高校生だよな?」

目の前にいる男が歴戦のおっさんに見えてきたんですけど。秋葉原が怖い街だと言うことになってるので市場調査は失敗かな。

「逆にな…直輝よ。」

諦めてた俺を尻目に飯田はまだ話を続けていた。
あれ、まだ終わりじゃなかったんだ。

「キャッチをしない店はその分客がリピート化しやすい優良店なんだぜ?普通キャッチは違法行為だからコンプライアンス意識も高い。」
「ってことは、俺たちが行くのは。」
「行くぞ直輝、俺たちが行くのはナンバーワンのメイド喫茶だ。」

俺たちは飯田の指さすメイド喫茶に行くことにした。

☆☆

俺たちはビルに行くとひとつ異様な光景に驚いた。
どの階も…列がならんでいるのだ。
え、メイド喫茶ってそんなに人気が高いものなの?
なんか、ある程度空いているイメージが勝手に着いていた。しかも何故か異様に外国人が多い。

「なあ飯田よ、本当にここで合ってるのか?ちょっと怖いんだけど…。」
「間違いないぞ、レビューも評価もかなりいいとの事だったからな。」
「つか、何階にいく?多すぎて分からへんで。」
「んー、じゃあ五階でいいかな?」

まあ、もうこういうのは天の赴くままに任せよう。
俺たちは五階に並び15分ほどスマホをいじったり他愛もない話をした。
それにしても様々なお客さんが十人十色と言うばかりに沢山いる。例えばメガネのおじさんとか…The・オタクというものは以外に少なく佐倉さんのようなロリータ風ファッションな子だったり、ホスト崩れのような少しビジュアル系に振ってある若い男性…あれ、目の前にいる髪の薄いメガネの男性…あのお笑い芸人の相方じゃないか?

という感じに一度に視野に入れるには情報量が多すぎる列でもあった。

「こりゃあ凄いな、まあでもリピーターがちゃんといるから本当にしっかりしてるんだろうな。」
「どうやら、5000回くらいリピートしてる猛者もいるみたいだぞ。」
「5000!?なにそれ怖いんだけど。」

5000回もメイド喫茶に行くってどんな心境なのだろうか、10年で割っても1日1回以上行く計算になるぞ。

「次でお待ちのご主人様~!」

そんなこんなしてるうちに…次の順番だと若いメイドさんが声をかけていた。
見た目は黒を基調としたフリルをつけていて、耳にはピアスをつけている青いインナーカラーのストレートの女の子…あれ、この子って。

「あ。」
「あ。」

なんと、声をかけてたのは佐倉さんだった。
そういえばバイトしてるって言ってたよな…。
それにしてもすごい偶然である。
しかし、流石はプロと言うべきか…すぐにいつも通りの表情になり店内へと案内する。

「天野君たちも来てたんだ!お待たせしました!店内へご案内致します!」

俺たちは店内に入ると…佐倉さんはすうっと息を吸った。

「ご主人様のご帰宅です!」
「「「お帰りなさいませ!ご主人様!」」」

部屋の中は異様なほどバニラに近いような甘ったるい香りをしていて内装もピンクになっていた。
カオスもありつつ…それでいてコンセプトをとても大事にしているのがわかる。

俺たちは恐る恐る、店内に入ることにした。
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