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第2章 僕のクラスメイトは托卵女子
2話
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※この作品は「小説家になろう」「note」にも掲載中です
キーンコーンカーンコーン…
「予鈴だ、そろそろ戻らないとだね。」
「ありがとう佐倉さん。お陰で今日の数学の基礎が分かったよ。」
「うん!天野くんは多分参考書とか自分で見た方が覚えやすいと思うから、まずはそこで基礎を固めてみて!」
2人で教科書を閉じる。
なんて、充実した昼休みなのだろう。
佐倉さんはやはり優しい…きっと周りは佐倉さんの良さが分からず誤解をしているだけなのだ。
もしくは、美人が嫌われるのは同性と振られた男と聞くがそこもあるのだろうか。
「どうしたの?まじまじと見て。」
「あ、いや…佐倉さん普段から優しいから学校のみんなもそういうとこを見れればいいのになって思ったんだよ。」
「何それー!」
バンバン、と背中を叩く佐倉さん。
結構力が強いのだが、表情はどこか嬉しそうな表情をしていた。
すると、半歩佐倉さんは前に出て後ろを振り返る。
「私はぼっちでいいよ!だって友達が多いと八方美人でいなきゃ行けないし、疲れるからね。それを都庁で天野くんに気付かされたんだよね。」
「あれ、そうだったっけ?」
確かに彼女はあの日人間関係で悩んでいたみたいだったけど、そこが大幅に改善をしたのだろうか?
どちらにせよ、彼女は何に対しても努力家な所が垣間見えてるそこもいい発見であった。
「そんなことより、午後は体育からでしょ!早く着替えなくて大丈夫?」
「やべ、そうじゃん!急ご!」
俺たちは急いで午後の授業へと向かった。
☆☆
キーンコーンカーンコーン…
授業が終わった。
おかしい、勉強少しはやったつもりだったけど…やはり頭に入ってこない。俺はどうやら先生の授業を集団で聞く授業とやらが根本的に向いてないようだった。
むしろ、教科書を眺める方が理解が早いので佐倉さんの言う通りであった。
今後は少し予習も視野に入れておこう。
あまりにも効率が悪いな…今度模試とかもやって実力をみてみるとするか。
「直輝ー!かえろーぜ!」
すると、バンッと飯田が机の上にカバンを置いてにんまりと笑っていた。
こいつは人懐っこい犬のようだった。
犬種はそう…イケメンだけど少しバカっぽいし、強そうなのでシベリアンハスキーといったところか。
「いいよ、昼間はゴメンな…ちょっと忙しくてさ。」
「良いってことよ!予定が合えばでいいんだ!今日少し散歩でもしに行こうぜ!」
都内の散歩か…確かにインドアの俺にとっては必要な行動かもしれない。俺はあらゆる面で無知である。
他のものに触れるというのは違う価値観に触れるということである。そこが足りてないからこそ、佐倉さんの指摘で少しだけど勉強の改善がされてきたのだ。
「いいよ、行こう…どこにしようか。」
「そうだな…直輝考えてみてよ。」
「え、俺かよ誘っといて。」
取り敢えず山手線を思い浮かべる。
新宿…はこの前行ったし、歌舞伎町なんてものは行けたもんじゃない。
渋谷は怖いから無理。原宿は…ちょっと違う気がするな。
とりあえず、オタクなのでアニメの聖地巡礼も兼ねて秋葉原はどうだろうか?妹が可愛いわけが無い小説とかでも凄そうだったし。
「じゃあ、秋葉原とかどうよ。」
「はは!お前らしい回答ありがとう!賛成だぜ!」
飯田はグーサインをして一緒に教室を出る。
少し腹ごしらえをして、コンビニのフライドチキンを購入してから食べ歩きつつ、俺たちは山手線に乗った。
「よし、まずは新宿で降りるぜ!」
「え、でも秋葉原は山手線で行けるぜ?」
「ちゃうねんて、山手線は円形だからどうしても遠回りになっちまう…だから総武線ので真っ直ぐ行くと早いんだ。」
飯田は地図アプリでルートを教えてくれる。
確かに10分位は自担になっていた。
さすが、天下の陽キャ様は都内の地下鉄も網羅してるという訳ですか。
俺たちはその最短ルートを使って秋葉原を目指す。
少し寝る暇もなかったので…俺は英単語アプリをぼんやりと解いていくことにした。
AIにも勉強の悩みを聞くと…どうやら英単語力がそもそも弱いのでまずはそこからとの事だった。
俺はそれから暇を見つけては英単語をしていた。
「次はー秋葉原ー秋葉原ー。」
「ふむ、benefitは給付って意味なのか…。」
「おい!次だぞ!」
俺はハッとした。いけないいけない…俺は集中すると周りを遮断するくせがあるみたいだった。
飯田と座席を立ち上がり、電車をおりた。
降りるなり飯田はうわははと笑い出す。
どうしたんだろう、気持ち悪いな…発情したのかな?
「お前、なんか前向きになったよな!」
「そうか?」
「そうだよ、なんか無頓着だった勉強するようになったじゃねえか!最近のお前ほんと好きだわー。」
「やだ、まだ俺は処女でいたいんだけど。」
「いや、そういう事じゃねえよ!」
バシッと飯田はツッコミを入れる。
いや、どういう事やねんと俺は読解力の低さで困惑をする。
「なんか、目標が出来たみたいな目をするようになったな。」
「まあな~母ちゃん学歴コンプレックスだから大学行こうかなとは思ってるんだ。」
「そうか、まあ課題は多いかもしれないけど…巻き返せると思うから頑張れよ!」
「飯田は何したいの?」
「あ~、まあ短大とか行って公務員かなー。でもまだぼんやりしてるからその程度だ。」
2回ほど俺たちは長いエスカレーターを降りた。
いや、秋葉原のホームどんだけ高い位置にあるねん。
そして、駅の改札が見えた。緑色の目に優しそうな窓口や発券機…そして、老若男女が集うにぎやかな改札だった。
さて、未知の街に行ってみるとしますか。
キーンコーンカーンコーン…
「予鈴だ、そろそろ戻らないとだね。」
「ありがとう佐倉さん。お陰で今日の数学の基礎が分かったよ。」
「うん!天野くんは多分参考書とか自分で見た方が覚えやすいと思うから、まずはそこで基礎を固めてみて!」
2人で教科書を閉じる。
なんて、充実した昼休みなのだろう。
佐倉さんはやはり優しい…きっと周りは佐倉さんの良さが分からず誤解をしているだけなのだ。
もしくは、美人が嫌われるのは同性と振られた男と聞くがそこもあるのだろうか。
「どうしたの?まじまじと見て。」
「あ、いや…佐倉さん普段から優しいから学校のみんなもそういうとこを見れればいいのになって思ったんだよ。」
「何それー!」
バンバン、と背中を叩く佐倉さん。
結構力が強いのだが、表情はどこか嬉しそうな表情をしていた。
すると、半歩佐倉さんは前に出て後ろを振り返る。
「私はぼっちでいいよ!だって友達が多いと八方美人でいなきゃ行けないし、疲れるからね。それを都庁で天野くんに気付かされたんだよね。」
「あれ、そうだったっけ?」
確かに彼女はあの日人間関係で悩んでいたみたいだったけど、そこが大幅に改善をしたのだろうか?
どちらにせよ、彼女は何に対しても努力家な所が垣間見えてるそこもいい発見であった。
「そんなことより、午後は体育からでしょ!早く着替えなくて大丈夫?」
「やべ、そうじゃん!急ご!」
俺たちは急いで午後の授業へと向かった。
☆☆
キーンコーンカーンコーン…
授業が終わった。
おかしい、勉強少しはやったつもりだったけど…やはり頭に入ってこない。俺はどうやら先生の授業を集団で聞く授業とやらが根本的に向いてないようだった。
むしろ、教科書を眺める方が理解が早いので佐倉さんの言う通りであった。
今後は少し予習も視野に入れておこう。
あまりにも効率が悪いな…今度模試とかもやって実力をみてみるとするか。
「直輝ー!かえろーぜ!」
すると、バンッと飯田が机の上にカバンを置いてにんまりと笑っていた。
こいつは人懐っこい犬のようだった。
犬種はそう…イケメンだけど少しバカっぽいし、強そうなのでシベリアンハスキーといったところか。
「いいよ、昼間はゴメンな…ちょっと忙しくてさ。」
「良いってことよ!予定が合えばでいいんだ!今日少し散歩でもしに行こうぜ!」
都内の散歩か…確かにインドアの俺にとっては必要な行動かもしれない。俺はあらゆる面で無知である。
他のものに触れるというのは違う価値観に触れるということである。そこが足りてないからこそ、佐倉さんの指摘で少しだけど勉強の改善がされてきたのだ。
「いいよ、行こう…どこにしようか。」
「そうだな…直輝考えてみてよ。」
「え、俺かよ誘っといて。」
取り敢えず山手線を思い浮かべる。
新宿…はこの前行ったし、歌舞伎町なんてものは行けたもんじゃない。
渋谷は怖いから無理。原宿は…ちょっと違う気がするな。
とりあえず、オタクなのでアニメの聖地巡礼も兼ねて秋葉原はどうだろうか?妹が可愛いわけが無い小説とかでも凄そうだったし。
「じゃあ、秋葉原とかどうよ。」
「はは!お前らしい回答ありがとう!賛成だぜ!」
飯田はグーサインをして一緒に教室を出る。
少し腹ごしらえをして、コンビニのフライドチキンを購入してから食べ歩きつつ、俺たちは山手線に乗った。
「よし、まずは新宿で降りるぜ!」
「え、でも秋葉原は山手線で行けるぜ?」
「ちゃうねんて、山手線は円形だからどうしても遠回りになっちまう…だから総武線ので真っ直ぐ行くと早いんだ。」
飯田は地図アプリでルートを教えてくれる。
確かに10分位は自担になっていた。
さすが、天下の陽キャ様は都内の地下鉄も網羅してるという訳ですか。
俺たちはその最短ルートを使って秋葉原を目指す。
少し寝る暇もなかったので…俺は英単語アプリをぼんやりと解いていくことにした。
AIにも勉強の悩みを聞くと…どうやら英単語力がそもそも弱いのでまずはそこからとの事だった。
俺はそれから暇を見つけては英単語をしていた。
「次はー秋葉原ー秋葉原ー。」
「ふむ、benefitは給付って意味なのか…。」
「おい!次だぞ!」
俺はハッとした。いけないいけない…俺は集中すると周りを遮断するくせがあるみたいだった。
飯田と座席を立ち上がり、電車をおりた。
降りるなり飯田はうわははと笑い出す。
どうしたんだろう、気持ち悪いな…発情したのかな?
「お前、なんか前向きになったよな!」
「そうか?」
「そうだよ、なんか無頓着だった勉強するようになったじゃねえか!最近のお前ほんと好きだわー。」
「やだ、まだ俺は処女でいたいんだけど。」
「いや、そういう事じゃねえよ!」
バシッと飯田はツッコミを入れる。
いや、どういう事やねんと俺は読解力の低さで困惑をする。
「なんか、目標が出来たみたいな目をするようになったな。」
「まあな~母ちゃん学歴コンプレックスだから大学行こうかなとは思ってるんだ。」
「そうか、まあ課題は多いかもしれないけど…巻き返せると思うから頑張れよ!」
「飯田は何したいの?」
「あ~、まあ短大とか行って公務員かなー。でもまだぼんやりしてるからその程度だ。」
2回ほど俺たちは長いエスカレーターを降りた。
いや、秋葉原のホームどんだけ高い位置にあるねん。
そして、駅の改札が見えた。緑色の目に優しそうな窓口や発券機…そして、老若男女が集うにぎやかな改札だった。
さて、未知の街に行ってみるとしますか。
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