僕のお母さんは△▽女優

kyonkyon

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第3章 私の過去はAV女優

7話

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※この作品は「小説家になろう」「note」にも掲載中です

「え、直輝入院ですか……!」
「そうですね、体が弱い子なのでしばらくは入院が必要ですね……。」

私は頭を抱える、直輝は生まれつき体が弱かったので入院することはしばしばあった。
わたしは、昼間は直輝の面倒を見なきゃ行けないのでパートをするのは困難を極めていた。

となると、私が働けるのは夜の限られた時間のみだ……。

「死にたい……。」

私は……18としてはかなり限界を迎えていて思ってもいないことを口に出してしまったことに気がつく。

「いや、まだ死なない……死ねないもの!やるしかない。」

私は、どうにか交際クラブでお金を稼ぐことにした。
嫌なことはなんでもした。

「はじめまして、はるかで~す!」
「木村だ、よろしく。」

私はとにかく回数をこなした。
何人の男に抱かれたのだろう。
時にはハードすぎるものもあって面食らったこともある。

「ねえ、はるかちゃん後ろはどうだい?」
「え、うしろ?どういうことですか?」
「そのまんまの意味だよ、ほぐれてるみたいだから……一気に行くね。」
「え、いやです!やめてください!」
「お駄賃増やすから♪」
「はい……。」

私はいやいやおしりを差し出すと、男は乱暴に……まるで身体を痛めつけるかのように襲った。

「ああああああああぁぁぁ!痛い!痛いです!」
「大丈夫……!すぐに良くなるから。」
「ひ……ひぎぃ……い……痛い……。」

こうして酷い目にあうこともたくさんあった。
そして、ボロ雑巾のようになった私に沢山のお金が散りばめられる。

私は……ボロボロだった。
朝に帰ってきて、直輝の様子を見る。

直輝は、私の事を本能で理解してくれてるのか比較的大人しい子だった。

朝帰ると夜泣きのあとはなくとても幸せそうに眠っていた。
直輝はとても可愛い、私に似たのかな……でも、落ち着いたところは直人くんそっくりだ。

私には、直輝がいるだけで頑張れる気がした。

☆☆

「え、あみさんが梅毒?」
「そうなんだよ……厳密な審査はしてるんだけどたまにいるんだよ。」

私の働いてる交際クラブは……実は結構出来て間もない所だったので部分的に危険人物や性病を持っている人がいる。
私は、果たしてこの仕事を続けて行けるのだろうか。
私のキャリアは目の前のお金を稼ぐだけでリスクだらけの仕事しかしていない。
それだけじゃない、もし性病になってしまったら直輝の健康を損なってしまう、それが何よりも恐ろしく感じてしまった。

「わたし、この仕事辞めようかと思ってるんですけど……何かほかにいい仕事は無いでしょうか?すみません……とても図々しい質問なのですが。」
「そうだな……はるかちゃんお客さんに人気あるからな~、子どもが何より大事かい?」
「ええ、とても。」
「そしたら、私の会社……AVにも繋がりがあるのだけど……どうだろうか?」
「AV?」
「そう、アダルトビデオだ。体は晒してしまうが性病とかのリスクは少ないし、やってみてもいいんじゃないだろうか?」

とてもリスクのある提案だった。
しかし、私にはどこかそのAVというものに需要や運命を感じて……私の答えはひとつだった。

「分かりました、やります。」

大人になってからわたしは迷ったら行動、それだけだった。

☆☆
「はじめまして、はるかっていいます!」
「おー!いい子が来たね~うちは企画だけど大丈夫か?」
「だ……大丈夫です!」

私はこの時は理解してなかったが、最初は企画女優という区分でメーカーに面接周りに行くのが普通らしい。

「三大NGとかは大丈夫?」
「三大NG?すみません、まったく知識がないもので。」
「ああ、そうなの。じゃあ教えてあげるよ。」
「すみません、お願いします。」

監督はつまらなさそうだが丁寧に教えてくれた。
きっとこういったものは伝えなければ行けないのだろう。

「まず、中出し、アナル、スカトロというものである。この3つは任意でNGかOKか聞く」
「ちなみに全部NGだとどうなるんですか?」
「仕事が振りにくくなるので採用されなくなったりする。実はこのNGこそ需要があるのでね。」

本音のところ私はどれもやりたくない……というか、スカトロってなんだろう。

「すみません、スカトロってなんですか?」
「あ~……ググってみ。」

私は、インターネットで調べたところ、口には表せないおぞましい光景が出てきて……すぐに気分が悪くなった。
そして、少し受け答えを考える。
正直、私は直輝を守るために仕事は担保しなければならない……となると幾つかNGを受け付けなければならないのだ。

「うう……すみません、スカトロ以外はNGなしでお願いします。」
「わかった、そしたら採用だ。」

私は、この日からAV女優になった。
誇らしいというか、屈辱的にさえ感じていたが……私には選択肢はないと思っていたので、エベレストに登るかのような覚悟をして臨むことにした。
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