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第6章 あの子のお母さんもAV女優!?
4話
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「ただいま。」
俺は瑞希と一緒に俺の家に行く。
無意識にただいまと言うと自然と落ち着くものだ。
まあ今は客人がいるから完全にオフモードにはならんし、これからこいつに英語を教えなきゃ行けないからなと思いながらいつもの玄関をあるく。
「おかえり~!あら、初めて見る子ね!」
「あ~えっと…この子上原瑞希っていう夏期講習で知り合った子だよ。たまに勉強見てるんだ!」
「えー!めっちゃ可愛い子じゃん!どうも~直輝の母親の遥香っていいます!」
「ど…どうも…よろ…よろしく…。」
それに対して瑞希は凄まじいほどの人見知りモードになっていた。まるでドッグランに入れられて知らない犬に絡まれてるチワワみたいだな。
そうか、きっと学校でもこの人見知りも起因してるのかもしれない。
まあ、あと母ちゃんも第一声でかわいいは確かに引く。
あとで母ちゃんに注意をしておこう。
「ぶる…ぶる…。」
しかし、瑞希は普段とは明らかに挙動不審になっていた。
「最近遅いと思ってたらこの子に勉強教えてたんだね!直輝もたまにはいいとこあんじゃん!」
「たまには、ってなんだよ…いつもいい所しかないじゃん。」
「やだ~言うようになったじゃん。」
少しボケて見るがあまり空気が和まなかった。
どうしたんだろ?
「まあ、いいわ!もう少しでシャルロットケーキ出来るから出来たら呼ぶわね!」
「ん?あれってカスタードをゼラチンで固めてるんでしょ?結構時間かかるんじゃない?」
「えへへ~実はブラストチラーっていう急冷冷蔵庫に特注でしてあるのよ~。」
「いや!どんだけ料理に金かけたんだよ!」
流石は元AV女優の女王と呼ばれた女だ。
持ってる金が桁違い過ぎる。
あ、でも瑞希にはAVの件は内密にしよう。
きっと刺激が強いだろうし、一般的に話す内容でもない。
「まあいいや、とりあえず俺たち部屋にいるな~。」
「はーい!」
「いくぞ~瑞希!」
「う…うん!」
俺たちは自室に場所を変える。
友達5人は入れる部屋だし、あそこなら足を伸ばせられるだろう。
さーて、母ちゃんのスイーツというご褒美もある事だし頑張るか!
「…にしても、上原って…どっかで聞いたような…気のせいね。」
☆☆
「ほれ、これ客人用の座椅子だぞ~。」
フローリングにはローテーブルがあり、座椅子に腰かけてウォーターサーバーから紅茶を淹れる。
個人的にはカモンミールのハーブティーが好きでミントの爽やかさも入っていてリラックスするのだ。
これでも飲んで落ち着いてもらおう。
「…おいしい。」
瑞希はゆっくりとカモンミールティーをすする。
そうだろう、自分の好きな物を喜んでくれるのは共感できた感じがして喜ばしい。
「ちょっと母ちゃん独特だったかな?ゴメンな、いきなりかわいいとか言われたら引くよね。」
「ううん!そこは大丈夫!」
「そっか…それは良かった!」
どうやら俺の見当違いだったようだ。
まあ、これから勉強に集中しよう。
「んじゃあ、英語から始めるか!英語はどれくらいわかんないんだ?」
「問題みてもちんぷんかんぷん。」
「そうか。」
高校2年で基礎ができてない。
これはなかなかに苦しいぞ。
結構頑張らなきゃ行けないんだからな。
「そしたらまずは単語をひたすらやって見るか。
その後に英語のフレーズをまるまる覚えてみよう。その方が効率が良いかもしれない。」
「うん!お願いします!」
まずは単語を分かるところからだ。
こいつはそれが出来てないから混乱してしまう。
ぶっちゃけ英語はある程度レベルを落とせば断片的に英単語がわかるだけで解ける問題があるんだ。
まずは成功体験を積んで英語をすきになるしかない。
「atmosphereは?」
「…雰囲気!」
「やるじゃん!ちょっとずつだけど覚えてきてるな!」
少しづつだが彼女はみるみる英語を覚えていった。
よし、いい感じだ。
友達の教え方をそのまま流用したけどこれは勉強が苦手なやつが確実に基礎力をあげられるぞ。
「…ねえ、直輝君?」
「なんだ?」
「さっきは言いそびれたんだけど…。」
急に雰囲気が変わる。
どうしたのだろうか?さっき?
脈絡がない導入なので俺も多少混乱をする。
一先ずカモンミールティーを少し啜ろう。
「もしかして、直輝君のお母さんって…AV女優なの?」
「ぶほっ!」
思わず吹き出してしまった。
こいつ…なんでわかったんだ?
いや、こいつ性欲の概念も分かってなさそうなのにAV女優って分かるか?
いや、母ちゃんは有名だからもしかしたら分かるのかもしれない。最後の作品からあまり容姿は変化してないし。
「…すまん、むせた。どうしたんだ?急に?」
「なんか、直輝君のお母さん…昔有名だったAV女優の人にそっくりなんだよね。苗字は違うけど…遥香って名前は一緒だったし。」
「お前…まさかAVなんて見るのか?ちょっとビックリなんだけど…。」
「みないよ。」
それを聞いて安堵する。
いや、なんで安堵するのかはいまは言語化出来ないほどテンパってるんだけどな。
「まあ、母ちゃん有名だったらしいからな~。俺も最近友達にきいて知ったんだよ。最初びっくりしたよ、母ちゃんが人気AV女優って…なんというか良くも悪くもショックだったよな。」
「わかるよ。」
「え?」
わかるって何?どういうこと?
最近の女子高生って未知な部分が多すぎるな。
オッサンが女子高生を別の生き物と表現するくらい思考回路は最先端を言ってるのかもしれない。
「私もね…一緒なんだ。」
「一緒って…?」
「私は…上原瑞希。現在も人気AV女優である上原亜美の娘なの。つまり…」
彼女は1度呼吸を止めてから告白するように重々しく伝えた。
「私のお母さんも…AV女優なの。」
彼女の言葉を聞いた時、頭が少しフリーズをして、ひぐらしの鳴き声が妙によく聞こえた。
まるで俺の思考回路とシンクロをするようにぐわんぐわんと頭の中を暑さとともに響かせていた。
「ただいま。」
俺は瑞希と一緒に俺の家に行く。
無意識にただいまと言うと自然と落ち着くものだ。
まあ今は客人がいるから完全にオフモードにはならんし、これからこいつに英語を教えなきゃ行けないからなと思いながらいつもの玄関をあるく。
「おかえり~!あら、初めて見る子ね!」
「あ~えっと…この子上原瑞希っていう夏期講習で知り合った子だよ。たまに勉強見てるんだ!」
「えー!めっちゃ可愛い子じゃん!どうも~直輝の母親の遥香っていいます!」
「ど…どうも…よろ…よろしく…。」
それに対して瑞希は凄まじいほどの人見知りモードになっていた。まるでドッグランに入れられて知らない犬に絡まれてるチワワみたいだな。
そうか、きっと学校でもこの人見知りも起因してるのかもしれない。
まあ、あと母ちゃんも第一声でかわいいは確かに引く。
あとで母ちゃんに注意をしておこう。
「ぶる…ぶる…。」
しかし、瑞希は普段とは明らかに挙動不審になっていた。
「最近遅いと思ってたらこの子に勉強教えてたんだね!直輝もたまにはいいとこあんじゃん!」
「たまには、ってなんだよ…いつもいい所しかないじゃん。」
「やだ~言うようになったじゃん。」
少しボケて見るがあまり空気が和まなかった。
どうしたんだろ?
「まあ、いいわ!もう少しでシャルロットケーキ出来るから出来たら呼ぶわね!」
「ん?あれってカスタードをゼラチンで固めてるんでしょ?結構時間かかるんじゃない?」
「えへへ~実はブラストチラーっていう急冷冷蔵庫に特注でしてあるのよ~。」
「いや!どんだけ料理に金かけたんだよ!」
流石は元AV女優の女王と呼ばれた女だ。
持ってる金が桁違い過ぎる。
あ、でも瑞希にはAVの件は内密にしよう。
きっと刺激が強いだろうし、一般的に話す内容でもない。
「まあいいや、とりあえず俺たち部屋にいるな~。」
「はーい!」
「いくぞ~瑞希!」
「う…うん!」
俺たちは自室に場所を変える。
友達5人は入れる部屋だし、あそこなら足を伸ばせられるだろう。
さーて、母ちゃんのスイーツというご褒美もある事だし頑張るか!
「…にしても、上原って…どっかで聞いたような…気のせいね。」
☆☆
「ほれ、これ客人用の座椅子だぞ~。」
フローリングにはローテーブルがあり、座椅子に腰かけてウォーターサーバーから紅茶を淹れる。
個人的にはカモンミールのハーブティーが好きでミントの爽やかさも入っていてリラックスするのだ。
これでも飲んで落ち着いてもらおう。
「…おいしい。」
瑞希はゆっくりとカモンミールティーをすする。
そうだろう、自分の好きな物を喜んでくれるのは共感できた感じがして喜ばしい。
「ちょっと母ちゃん独特だったかな?ゴメンな、いきなりかわいいとか言われたら引くよね。」
「ううん!そこは大丈夫!」
「そっか…それは良かった!」
どうやら俺の見当違いだったようだ。
まあ、これから勉強に集中しよう。
「んじゃあ、英語から始めるか!英語はどれくらいわかんないんだ?」
「問題みてもちんぷんかんぷん。」
「そうか。」
高校2年で基礎ができてない。
これはなかなかに苦しいぞ。
結構頑張らなきゃ行けないんだからな。
「そしたらまずは単語をひたすらやって見るか。
その後に英語のフレーズをまるまる覚えてみよう。その方が効率が良いかもしれない。」
「うん!お願いします!」
まずは単語を分かるところからだ。
こいつはそれが出来てないから混乱してしまう。
ぶっちゃけ英語はある程度レベルを落とせば断片的に英単語がわかるだけで解ける問題があるんだ。
まずは成功体験を積んで英語をすきになるしかない。
「atmosphereは?」
「…雰囲気!」
「やるじゃん!ちょっとずつだけど覚えてきてるな!」
少しづつだが彼女はみるみる英語を覚えていった。
よし、いい感じだ。
友達の教え方をそのまま流用したけどこれは勉強が苦手なやつが確実に基礎力をあげられるぞ。
「…ねえ、直輝君?」
「なんだ?」
「さっきは言いそびれたんだけど…。」
急に雰囲気が変わる。
どうしたのだろうか?さっき?
脈絡がない導入なので俺も多少混乱をする。
一先ずカモンミールティーを少し啜ろう。
「もしかして、直輝君のお母さんって…AV女優なの?」
「ぶほっ!」
思わず吹き出してしまった。
こいつ…なんでわかったんだ?
いや、こいつ性欲の概念も分かってなさそうなのにAV女優って分かるか?
いや、母ちゃんは有名だからもしかしたら分かるのかもしれない。最後の作品からあまり容姿は変化してないし。
「…すまん、むせた。どうしたんだ?急に?」
「なんか、直輝君のお母さん…昔有名だったAV女優の人にそっくりなんだよね。苗字は違うけど…遥香って名前は一緒だったし。」
「お前…まさかAVなんて見るのか?ちょっとビックリなんだけど…。」
「みないよ。」
それを聞いて安堵する。
いや、なんで安堵するのかはいまは言語化出来ないほどテンパってるんだけどな。
「まあ、母ちゃん有名だったらしいからな~。俺も最近友達にきいて知ったんだよ。最初びっくりしたよ、母ちゃんが人気AV女優って…なんというか良くも悪くもショックだったよな。」
「わかるよ。」
「え?」
わかるって何?どういうこと?
最近の女子高生って未知な部分が多すぎるな。
オッサンが女子高生を別の生き物と表現するくらい思考回路は最先端を言ってるのかもしれない。
「私もね…一緒なんだ。」
「一緒って…?」
「私は…上原瑞希。現在も人気AV女優である上原亜美の娘なの。つまり…」
彼女は1度呼吸を止めてから告白するように重々しく伝えた。
「私のお母さんも…AV女優なの。」
彼女の言葉を聞いた時、頭が少しフリーズをして、ひぐらしの鳴き声が妙によく聞こえた。
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