魔王討伐のために何度も勇者を召喚した世界ついにその付けを払うときが来ました【戦女神の救世】

クラットス

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異世界観光編

4 悟達が宿屋に来てない！

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太陽が地平線から頭だけでている頃。

ハイネが冒険者ギルドから悟達が宿泊する施設に向かっていた、

｢しまったな、少し遅くなってしまいました。｣

走って予約していた宿屋に着いたハイネは悟達の部屋を聞いた、

｢すみません、ハヤカワサトルで予約していたものですが、部屋はどこですか？｣

入口の人に問いかけたハイネ、

｢ハヤカワサトル様ですね、少しお待ちください｣

すると奥の方に行った従業員、

｢私も、温泉に早く浸かりたいなぁ｣

なんて事を言っていると従業員が戻ってきた、

｢ハヤカワサトル様はまだ来ていないですね｣

悟達はまだ来ていないと言われたハイネ、

｢へっ、来ていない？｣

｢はい｣

ハイネはれを聞いて宿屋をでて、宿屋の近くにあるお店の従業員に聞こうとして、いちばん近くあふ店で聞くことにした、

｢すみません｣
｢おっ、どうしたんだい可愛いお嬢ちゃん｣

ハイネは子供扱いするなと内心思いつつ従業員に要件を話した、

｢宿屋の前に冒険者っぽい服装をした男二人女一人の三人組を見ませんでしたか？｣

それを聞いた従業員は返した、

｢そう言えば宿屋まで来て入らなかったやつらが居たなでもそこには女の子が一人居たような｣

それらしき人物達が小さな女の子が居た聞いたハイネ、

｢それで、どこに行くか聞こえませんでしたか？｣

｢そういえば、西の森に行くって言ってたな｣

店主は女の子に頼まれていた所を見て西の森に行くと言うことを聞いていた、

｢ありがとう、明日あなたの家で何か買わせてもらうわ｣

｢おう、明日待ってるよ！｣

ハイネはそれを聞いて、町を直ぐにでた、

｢三人共何をしに森に向かったんだ？｣

ハイネは西の森に外側の通路に来たものの時は既に太陽が落ちていた、

｢悟！一彩！美希！｣

ハイネは悟達を大声で呼んでいた、当然悟達の反応は無く辺りは暗い、途方に暮れてしまうハイネ、すると、森の中から戦闘音が聞こえた。

戦闘音が聞こえる方向に目をやると幾つもの光源があった、ハイネはそこに向かうように全力で走った。

｢あそこにいるのか三人共｣

そして、着いた先には悟達がいた、しかし周りには20体以上のゴブリン、

｢ゴブリン少し多い｣

ハイネは悟達に自分がいることを示す為に大声で呼んだ、

｢悟！一彩！美希！｣

その声に悟達はハイネの存在に気づいた。

ハイネは悟達の姿を見て沢山のゴブリンを相手するのを慣れて居ないせいか苦戦を強いられていた、ハイネは走りながら剣を出した、

｢私の問いに答えよ我が剣！｣

その瞬間、ハイネが悟達の上空にジャンプした瞬間ゴブリン達を一瞬で8体細切りにされていた。

その姿を見た悟達は唖然としていた、

｢三人共、すぐに逃げるぞ！｣

ハイネはこの場から直ぐに逃げるといった、

｢ハイネさん待ってくれ倒れてる人が居るんだ｣

一彩が抱えてる男を見たハイネ、

｢仕方ない、このままゴブリン達を殲滅するか｣

悟達の中に倒れている人間を見たハイネは直ぐにゴブリン達の殲滅を決めた、ハイネは、ゴブリンを倒す時に発せられる声でゴブリン達が集まる事を知っていた、

｢この数を、断末魔させずに倒すことが私に出来るのか。｣

呟いたはハイネ悟達には視認出来ない速さでゴブリン達の首一つ二つ三つ切り飛ばした。

｢全く見えない、何が起きてるんだ｣

悟がハイネの強さに驚いていくなかハイネはゴブリン共を次々に倒していった、そして、最後の一体になった時突然そのゴブリンが大きな声を上げ首が切り落とされた。

ハイネが事を済ませたあと、

｢直ぐに逃げるぞ今の声はゴブリンの断末魔直ぐに仲間が来るぞ｣

｢そうだったのか、だからこんなに俺達の周りに｣

｢悟が単体だけで倒したあのゴブリンが呼んだのか｣

と一彩が言うとハイネが、

｢この世界の事を何も知らないのに三人だけで森の中に行こうとしないなるべく私を待つことです｣

話しているハイネ達の背後に大きなゴブリンが出てきた。

｢皆、伏せて！｣

その瞬間、ゴブリンによって振り落とされた槌を剣で受け止めたハイネ、

｢オーガ！？｣

大きな体躯をしたゴブリンの正体はオーガであった、

｢まさか、ゴブリン達の上位種が居るなんて、悟達は直ぐに逃げて私はあとから｣

言ってる最中にもオーガの攻撃が一回二回と槌が振り落とされる、ハイネはそのおお振りの攻撃を素早く避けオーガの上から一刀両断をしたと思った、

｢オーガがいない｣

ハイネはオーガを見失っていた、次の瞬間ハイネはぶっ飛ばされていた、

｢後ろに、ガはっ｣

ハイネは口から血をだしながら木に叩きつけられた、その姿を見た美希が急いでハイネの方に回復魔法を掛けた。

｢申し訳ない美希｣

その姿を見た悟と一彩は本能でやばいと感じ取った、

｢あんなのから逃げれるのかよ｣

｢戦わなければ生き残れそうにないな｣

悟と一彩それぞれ呟くと、回復したハイネはこのオーガが少しだけ違うことに気づいた、本来、ゴブリンの中から進化をし続けた個体であるオーガでもハイネクラスの強さになれば単騎でも勝てるはずだった。

ハイネはそう考えると大振りの攻撃をやめオーガに斬りかかった、しかし悠々と避けるオーガ。

ジリ貧を感じたハイネは一つ妙案が浮かんだ。

｢悟が作ったあれを使うか、模倣したものですが上手くいくといいですが｣

ハイネはオーガに斬りかかりながらそれを片手に持った、悠々と避けるオーガに対し近づきながら、案を実行した、ハイネは剣を振ると見せかけてオーガがそれを避けた瞬間ハイネは地面を蹴りオーガに接近した、

｢皆！目と耳を塞いで！｣

ハイネが、そう促した瞬間眩い光と炸裂音がした。

ハイネは悟がヤクタ戦の時に使っていた閃光玉を見て、それを悟に聞き自作していた、それに怯んだ、オーガはハイネの大きな一振を直撃させた。

｢これでもくらいなさい！｣

すると、オーガには剣はくい込みもせず表面に傷を付けるだけだった、

｢まさかこのオーガ！｣

ハイネはこのオーガが魔王の因子を取り込んだ個体であることを。

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